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ソリアは走る、ソリアは走る 逃げて僕たちから離れるために♪
ゆらゆらと近づいてくる者達から逃げようとソリアは必死でもがくが、やはり異様に大きな手からは逃げられず、それでもソリアは暴れた。
ソリアは逃げる、ソリアは逃げる 怖くて怖くて走って逃げる♪
どんどんん近づいてくる。もう手を伸ばせばソリアに届くというのにその者たちは手w尾伸ばさずどんどんソリアに近づいてくる。
ソリアは絶望してきれいな涙を流すのさ 僕らがたくさんたくさん食べたから♪
一mもない所で漸くそのものたちはとまり、手を伸ばす。来ていたシャツを髪でも破るように引き裂いた。白い肌が露になる。
ソリアは希望、ソリアは絶望 ソリアは僕らの光、ソリアはニンゲンの闇なのさ♪
「っやだ!やめて触らないでよ!!」
ソリアの悲鳴さえ無視し、その者たちはソリアの体に群がる。肌の上にいびつな指が這う。
気持ち悪くて吐き気さえするのにそれさえ許されない。
ソリアは生きて、みんな死ぬ 僕らは生きて、ヒトは死ぬ♪
そのうちのひとつの手が、ソリアの心臓の上に置かれる。乳房を左右に開かれるようにつかまれて、その間に大きくいびつな手が、指が食い込む位の強さで押し付けられる。
「いった・・・や、やだぁ!」
ソリアは堕ちる、ソリアは・・・
ソリアは僕らの 借り腹さ♪
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