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そんなエースをしり目にマリオはぱん、と手を叩く。自分に注目した視線を浴びながら声高らかに言い放った。
「じゃあみんな、いただきます!!」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「いただきます!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
そういうや否や、緑色の爬虫類とピンク玉の前から食事が消えた。
0組は当然ぎょっとする.なんだありゃあと呟いたサイスに仮面をつけた蒼玉が呟いた。
「ヨッシーとカービィは大食漢なんだ」
「大食漢ってレベルじゃないだろ!てか吸い込んで丸のみしたぞ!!?」
「・・・それは否定しない」
そう言って蒼玉仮面はもくもくと食事を再開する。サイスもそれに習うことにした。
「あ・・・このポトフすごくおいしいです」
「まあ、よかった。お口に合ったみたいで」
「ふぇ?あ・・・もしかして」
「ええ、恐縮ながらわたしが作らせていただきました」
デュースは耳の長い女性を見上げながらもふもふと口を動かしていた。程よく火の通ったジャガイモは甘みが強くておいしい。
「とてもおいしいです。えっと・・・」
「ゼルダです。ハイラル王国という国の女王を務めさせていただいてます」
「えぇっ!?じょ、女王様!?」
「ふふ、でもここではただのゼルダ。身分も権力も関係ないんです。だから気軽にゼルダとお呼びください。そちらのがうれしいです」
「は、はいっ・・・えと、デュースです。よろしくお願いします、ゼルダさん」
「ええ、こちらこそ」
ゼルダとデュースが柔らかく笑い合っているそばでエイトは居心地悪そうにしていた。
両サイドを大男に囲まれていたからだ。纏っている雰囲気がまるで逆の、片や何処かの魔王かと思うほど禍々しい雰囲気を持ち、片や気さくな空気を醸している。
気さくな方の大男かエイトに話しかけた。
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