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そんな穏やかな朝だと言うのに、ことはもう回り始めていた。
「見つけた…漸く我が宿願を果たせる…!」
暗い暗い地下で、呻くような歓喜の声が響く。くつくつと地を這うような笑い声が響く。
「さあ…竜騎士伝説の再来だ…あっははははははははははぁ!!!」
この男の目的が運命を起こし、カイン達やモンスター達を巻き込んで行くなど、誰が思うのだろうか。
誰も知らぬ内に、采は投げられていた。
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