D×D Bypar | ナノ




1

「砥石に回復薬にペイントボール…っと。レン、準備出来た?」
「おう」

荷物を入れたアイテムポーチを腰につけ、カインはハンターシリーズ、レンはチェーンシリーズを身につけた。


今日は、カインとレンの初仕事の日だ。





「お、思ったより早かったな」

そう言い酒場の出入口にもたれて立っていたケビンはモノブロスシリーズを身につけていた。担いでいる武器は、本人いわく今回は突撃槍(ランス)の気分らしい。

「盾がいりゃあ何かと楽だろ?」

ケビンは笑ってそう言ったが、カインもレンもケビンを盾にする気などさらさらない。
誰が盾にするかとぼやいたレンに、そいつは頼もしいとケビンが笑いながら頭を小突いた。

「じゃあ行くか」

ケビンの一言で、三人は酒場へ足を踏み入れた。



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