D×D Bypar | ナノ




6

--------------------------------------------------------------------------------
さて、ここで少し余談が入るのだがハンターとモンスターのランク分け、狩猟対象判定の基準を紹介しておこう。

モンスターは基本的には個体の大きさ、能力で決まる。彼等にも個々の性格というものが存在しており、例えばティガレックスでも害を与えるような気性の荒いものは狩猟対象となり、人間に対し、興味をもち害を与えない個体ならばそれは対象とならない。
しかし、対象にならないからと言ってランク分けをされないかといえばそうでもなく、気性が荒くても小さいとC、穏やかな性格でも能力が高ければAと振り分けられる。
ハンターの場合は、ランクの高いモンスターを倒すと番付られる。例を挙げると、CのハンターがBのモンスターを数体倒すとBに昇格し、Bのクエストを受注できるようになる。しかし、CがAを狩ってもいきなりBにはなれない。これは、ハンターの数を保つため、行き過ぎた自信を制御するためのために、ギルドが取り決めた法なのだ。(更に余談だが、カインとレンはC、ケビンはAファイは実力なら特Aだが年齢制限によりBである)

そしてモンスターにもDDは存在する。

覇竜や古龍などがその対象だ。他の生き物を凌駕する種として認められる。

しかし、それすらも上回るのが、かの伝説の運命の龍達だ。

伝説を聞く限り、彼等は他の生き物を圧倒する何かがあった。能力もそうだろうが、根本的に何かが違う。それが何かは誰にも解らない。
そして、彼等は畏怖と敬意を込めて「竜を殺す龍達」と呼ばれた。



[ 107/200 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -