小説 | ナノ



「あ、あれ」

目を覚ますと憧れていた人たちに囲まれていた。

「目が覚めたか」

しかしその人たちは実在してはならない人たちなのだ。これは夢か。頬を抓ってはみるが痛くて涙が出てくるだけだった。

「ほ、本物の、幻影旅団…?」


20120221