小説 | ナノ


ねえねえ楓くんは貧乳派?それとも巨乳派?」

「・・・・」

「なんでそんな人を蔑むような視線を送れるの?楓くんってば天才だね」

「バスケはな」

「そんな鼻を長くしてると折られちゃうよ桜木くんとかに」

「・・・・」

「いたいいたいいたい!女の子はもっとソフトに扱わなきゃ」

「女子がどこに居んだどあほう」

「男女の区別もつかないあんぽんたんだったなんて楓君を過大評価しすぎてたごめんねおっぱい触る?」

「・・・・」

「あ、めんどくさくなってきたでしょ。冒頭に戻るけど楓くんは貧乳派?巨乳派?」

「なんでそんなことおめーに、」

「友達?に頼まれた?的な?でも楓くんボールは友達派だよね、オナニーとかしなさそうだもん。バスケ一筋、みたいな。童貞っぽい。ストイック」

「・・・・」

「エロ本とか持ってる?なんだったら一緒に拾いに行こうよ。河川敷とか公園の隅とかにけっこう落ちてるもんだよ」






「流川、苗字、それは授業中しないといけない話なのか」

廊下に立たされました。



20120202

楓くん、って呼びたかったの