小説 | ナノ


(連休最終日は!潔子のマネジ姿!久々!見れる!相手はどこだったっけ?ね、こま?ねこ?ど、どうしよう。ねこま?に可愛い女子マネがいたら…わっわわ私は潔子一筋だけどねっ潔子が嫉妬するかもしれないいやそれはそれでおいしいじゃん!ぐふふ。よーし今日もバイトがんばろーっ)

「にゃんにゃんにゃにゃーん!にゃんにゃんにゃにゃーん!」

「おい、」
「…クロ言葉使い」
「いやあの、すみません」

「にゃん?」

「槻木澤高校までってどう行けばいいですかね?」

「槻木澤?この辺の人じゃない?んですか?」

「練習試合で東京から来て」

「ああ、それで!このフェンスずっと辿っていくと校門がありますよ」

「……」
「…クロ……」

「…ん?お、あ、ね、こま、はいすくーる?音駒!?音駒か!」

「「!?」」

「あ、いや。なんでもねーですにゃーん。有意義な練習試合していってくださいね」

「あ、ああ。ありがとう、ございます?」

「それじゃあ、また」

((・・・また?))

「にゃんにゃんにゃにゃーん」




20121212

「だからあの人に道聞くのヤダっつたろーが」
「クロが槻木澤までの道わかんなくなっちゃうのがいけないんじゃん」
「はぁーっ?!研磨お前が迷子になったのが云々」


音駒と出会う