小説 | ナノ



「にっしのやきゅーん」

「げ」

「この間約束してた漫画持ってきてあげたよーん」

「テメェこの野郎!男子便所にまで入ってくんじゃねえ!」

「西谷くんはカルシウムが足りてないからそんなカリカリしちゃうし身長が伸びないんだよ旭見習えよ旭」

「なんで今ここで旭さん…」

「旭はおおらかでぇ身長高くてぇチンコもでかい」

「…っテメェほんっと女か!!?」

「旭はジュニアも西谷くんとは大違い!あはは!うふふ!」

「苗字コノヤロウ…!」

「あれあれ西谷くん先輩には敬意を持って話しかけなよ」

「お前を先輩だなんて思ってねーかんな!!!!ちょっと早く生まれたからってふんぞり返りやがってこのババァ!!!!」

「うふ、うふふ。いいよ。いいよ。じゃあ西谷くん私のこと名前って呼んでいいよ」

「・・・・・・・・なんでそうなったんスか」

「やっだー西谷くんってば恥ずかしがり屋さん!」

「ちっげええええええよ!!!!」


201207717


菅原さんと苗字さん
「苗字、あんまり西谷のこといじめんなよ」
「じゃあスガちゃんであそぼっかなー」
「それはちょっと困る」