花が散る世界パロディ ―シャイライ― +α







今日もとめどなく雨が降る…………







「……………シャイターン……………」

シャイターンがライラの元から消えて3日。ライラは常に彼を待ち続けた。この3日間雨は振り止まない。
「…………本当に、だめ、な…の、かなっ……!」

雨に比例し、ライラの涙も止まない。ライラはこの3日間、雨に打たれ涙を流している。


「傍に、いたいよ…!シャイターン…!」

微笑んだ君はいない…………








「ライラ、人間ハ何時カ死ヌカラ美シイノダ」

「ライラハ永遠ニコノママ、我ハソノヨウナ人間ヲ美シイト思エナクナッタ」

「スマナイガ、モウ……」





  君ヲ愛セナイ






シャイターンがライラにいきなり告げた言葉。この言葉はシャイターンしか希望がないライラにはとても残酷な言葉だった。

「人間は死ぬから美しいって………本当にそう、思えるの……………?」

ライラはもう二度と帰ってない愛しい人へ問い掛ける。

「人間が死なない世界があったら、そのほうが良いと、思わない……?ねぇ……シャイターン……」

ライラは夜の空を見上げる。そして愛しい人を思い出す。






「ライラハコノ星空ノ何倍モ美シイ!」

「我達ハ本当ノ永遠ダ」

「ライラ、愛シテイル」






「戯れ言、よね…………戯れ言だわ…………」


いっそ、笑って……笑って……………少し、疲れているの……


ライラは目を閉じ、愛しい人の顔を思い浮かべる。

「はにかんだ、あなたはいない…………………もう、いない………」






今日もとめどなく雨が降る…………













「ウワアアアアライラアアアア!(ライラに力強く抱きつく)」

「きゃっ!シャイたん!今濡れてるよ」

「濡レテテモナンデモイイ!ウワアアアアライラアアアア!!愛シテルウウウウウウ!」

「はいはい、わかってるよ」

「何ナンダアノ脚本ハ!?我ガライラヲ見放スワケナイダロウ!永遠ニ一緒ニイルホウガ幸セニ決マッテイル!ライラ、ライラライラ!(ライラをさらに強く抱き締める)」

「シャイたん、痛い…」

「ライラァアア!ライラァアア!」

「憂いを帯びてる私はどうだった?」

「綺麗ダッタ!ソレハモウ素晴ラシク!」

「よかった!レアな私見れてよかったじゃない」

「新シイライラヲ見レタガ、ヤハリアノ脚本ハ嫌ダ。作者ヲ燃ヤシテクル」

「まぁいいじゃない。私達はああいう事絶対ないからさ!」

「そうね、あなたたちはないわね」

「わっ!エリーザベトちゃん!」

「花が散る世界みんなメルベトって言うの、確かに、そうよね………傍にいたくても、会えない。はにかんだ君もいない。女は老いがあるからいいってお兄様は言ったわ。だから早く嫁ぎなさいと………ええ、疲れてるわ、少しじゃなく、す「エリーザベトちゃんごめんねなんかわからないけどごめんね」

「あら、別に大丈夫よ。メルが君は僕の希望を、ベトは僕の希望さって歌ってくれたのが幸せだったから…」

「よかったじゃない!作者曰くあれをエレミシャにしたらただウザイだけって言ってた!」

「エレフハ病気ダカラナ、最後トカハ自意識過剰ニナル」

「私達ならいい感じよね!ライラはシャイたんの希望さー♪」


「ウワアアアアライラアアアアライラアアアアアライラアアアアア!!!」





Ende



――――――――――
カオスでごめんツリー!シャイライでシリアスとかないよな、てか私シリアス下手くそね(・ω・`)
まだやりたいパロもありますがひとまずこれをば
花が散る世界大好き…… 一番は十字砲火だけど…!← パロ希望の曲とCPあったらご連絡くださーい(*^^*)

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