9月拍手文…イベリア夫婦




※シャイライで学パロ。焔部のいうなの化学部。シャイたん先輩、ライラ後輩。シャイたんの言葉は平仮名にしてます!
ライラがシャイターンに片想い設定

「ライラ、そっちはどうだ?」

「順調ですよー!見てください!」

シャイターンは炎の炎色反応の実験をしてるライラの隣に行く。

「うん、いい赤だ。これは何の元素で反応するかわかるか?」

「…………」

「ライラ?」

「………あの、今二人っきりだから聞いちゃいますけど………一週間前の告白の返事、聞いていいですか……っ」

ライラは炎の赤と同じように顔を真っ赤にしてシャイターンを見る。

「……この、タイミングで聞くか…」

「だ、だって、炎見てたらシャイたん先輩見たいな赤だなって考えちゃって……答え聞きたいなって……」

待てないから早く言ってください!と目を少し潤めシャイターンの制服の裾を掴む。

「…………赤の炎色反応を示す元素が答えられたら返事しよう」

「え!そ、そういうのですか…………赤は……んー……えー……」

「わからないのか?昨日教えたはずだ「ああ!わか
った!リチウムです!」

「正解だ」

「……あの、返事………」


シャイターンはわかったと新しい炎を作り、ストロンチウムの元素を近付ける。
「あ、紅………」

「これが私の答えだ」

「え?どういう意味ですか…?」

紅になった炎を見てライラは首を傾げる。

「君の私への思いはこれだろう?」

紅の炎の隣にある赤の炎を指差しライラは頷く。

「私が君への思いはこっちだ」

シャイターンは紅の炎を指差す。ライラはあ……と手に口を押さえ顔を真っ赤にする。

「……きっと私の君への思いは赤ほど強くはないが、紅ぐらいなら……好きな気持ちはある」

シャイターンは赤色以上の赤面をする。ライラはシャイターンを強く抱きしめる。

「わ、私……振られると思って、ましたぁ……っ!」

ライラは泣きながら話し、シャイターンはライラを抱き返す。

「振られると思って告白したのか?」

「だって、好きすぎて伝えたくなったんです」

「……………」

可愛いことを言うんじゃないとシャイターンは視線を反らし、ライラは可愛いらしく首をかしげシャイターンの頬にキスをした。
「な、なななな!ラ、ライラ、ラララライラ……!?!?」

「シャイたん先輩だーいすきっ!」

ライラはシャイターンに最高の笑みを見せ、シャイターンは私もだとライラの耳元で囁いた。





3ヶ月後、シャイターンがライラ病になるのはまだ二人は知らない………



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