つい暇でやった、今は愛している。

つい暇でやった、今は愛している。 | ナノ

 湿ったシーツの上、俺は苦しくて堪らなかった。
 
「はぁっ、…はぁ…うぅ」

 いたい。つらい。かえりたい。
 熱に魘されたときの子供みたいに、次々と弱音が口から零れた。その殆どが無意識だ。

「うう…やら、もう……ゃ」

 けれども、いくら苦痛を訴えたところで、誰がなにをしてくれるわけじゃない。
 そんなことは俺も、経験則から理解している。
 しかし、痛みに呻く声を飲み込むのにも気力と体力が必要だし、耐えるような余力と余裕も、既に残されていなかった。

「ぃた、いたいって! ……無理、もうゆるしてぇ」

 これまでされてきたことも充分苦しくて辛かった。が、この腹を襲う圧迫感だけは、どうにも我慢が利く類ではないようだ。生理的ともいえる欲求に、矜持や意地だとかは全く意味を為さない。
 まさに今、自分を苛んでいる最低の加害者に、思わず「助けて」と手を伸ばしてしまう程、決して弱くないはずだった俺の精神は磨耗していた。……いったい何を許してもらいたいというのか、自分でもよくわかっていない。第一、悪いことなんかなにもしてなかった。
 
 なのに何故。こんな仕打ちを受けるのか。

 酷い理不尽と不条理だけど、それを詰るだけの自尊心は崩壊した後だ。
 このとんでもないモノを腹にぶち込まれた瞬間、プライドなんてのは綺麗に折れたんだと思う。俺の人格を保護してくれる砦は、もうない。
 散々、泣き喚いて暴れて発狂したのを、強烈な記憶として覚えている。きっと、死ぬまで忘れない。……忘れたくてもだ。
 現在を含め、最悪の失態で汚点。

 けれど、縋る手はどうにも下ろせなかった。 

「……おねが、い…ねぇ」

 弱弱しく、だけども必死に縋って伸ばした腕は、骨ばった大きな両掌に包み込まれた。
 ひやり、と冷たい体温が侵食してくる。身体が震えた。

「かわいそう…。苦しいねぇ、でも頑張って。大丈夫だよ。ちゃーんと見ててあげるから、さ」

「そ、っな……ぅ」

 ひどい。なんの意味もないのに、こんな―。

「あは。お嫁さんの出産にずっと付き添ってあげてるなんて、俺って優しい旦那さんだよね。こういうのをイクメンっていうのかな。ねぇ?」

 酷薄な男は薄っぺらい笑みを顔に貼り付けて、励ましのような言葉を連ねる。

 優しい響きを伴って紡がれる男の声は、聞く者が自分でさえなかったら、耳に心地良いものだったかもしれない。俺にしてみれば、恐怖を喚起させる呪詛でしかないのだけれど―。
 自分でそうしておいて「かわいそう」とは、白々しいを通り越して狂気すら感じた。

 ぼっこりと不自然に膨らんだ腹。

 断続的に襲う、尋常じゃない痛みと圧迫感。
 苛烈な神経の信号さえなければ、自分と繋がった胴体とは信じないところだ。

 異物がそのままの形に浮き彫りとなっている腹部に、妊婦特有の美しさはどこにもない。それ専用の器官がなく、直腸で代用されている俺に、滑らかな曲線を描く女性の丸みはまるで期待できなかった。
 しかし、こんな歪な異型の膨らみでも、男は俺を“お嫁さん”と、腹に潜んでいる無機を“赤ちゃん”と呼んだ。執拗に。

「もしかして、もう陣痛きてる? うわ、気付かなくてゴメンね!」

「うぐぇっ!?」

 張り出した腹を容赦なく押される。
 反動で蛙のような鳴き声が飛び出た。滑稽、惨め極まりない。

 もしかしたら、軽く撫で上げただけのつもりなのかも知れないが、僅かな刺激にも過敏に反応する今の俺には、どんな接触だろうと辛かった。内から外からと、圧迫された肉が千切れて突き破れるような錯覚があった。油汗が滲む。
 そういえば、暫くシャワーを浴びてない。途端に、自分の体臭が気になり始めた。
 でも、それも今更だ。

「ならさぁ、ちゃんと言ってくれなきゃダメじゃない。旦那さんはお嫁さんの辛さなんて、全然わかんないんだからさぁ…」

 俺は、ずっと苦しいと、辛いと訴えていたはずなのに、なにを言うのか。
 そんなものは、男の考える“陣痛”に値しなかったということなのか―。
 妊娠したことなんかないし、摂理上、することも叶わない俺には出産の苦痛なんて想像もできないけれど、自分の感じていた痛みが“取るに足らない軽いもの”と認識されていた事実が悔しかった。

 早速、自称する“優しい旦那さん”とやらの形状も崩れている。それで、取り繕ってるつもりか。
 男の綻びがなんだか可笑しくて、ほんの少しだけ気分が浮上した。束の間だった。

「さて、じゃあ早く“赤ちゃん”出しちゃおっか。…うん、大丈夫。俺も手伝うから」

 よーし、と腕まくりをする男。肌を晒した腕が、また俺へと伸びた。

 今度は確りと、確かな力の篭った掌に責められる。
 異物を押し出す要領で、排出の手助けをしようという腹積もりらしい。

「ぐあぁっ! やめ…」

 受け身への配慮が全くない強行に、汚い悲鳴が喉を出る。
 あくまで客観に徹していた男が、いよいよ本腰を入れて手を出してきた。状況の変遷に思考がついていかない。いったい、俺はどうされてしまうのか。もうこれ以上、苦しいことなんかあるのか。

 自らの腹には、硬く熱を持たないニンギョウがぎちぎちに詰められている。

 ぶち込まれる前に目視させられたそれは、ほのぼのとした可愛らしい人形などではなく、寒気がするくらい精巧に造られた、リアルなアンティークドールだった。 

 今から、10時間ほど前のことである。


◆ ◆ ◆


 まず、男は俺を犯すことから始めた。

 言うまでもない。四肢を拘束された上での、最低な強姦だった。
 何度も何度も男の精液を尻奥に叩きつけられ、死にたくなった。でも、死ねない。絶命を望んでいるのに、舌も噛み切れない自分に失望した。やっぱり、命は惜しかった。

 小慣れた頃になると、もっと悲惨だった。

「お嫁さんの卵子はどの辺にあるのかな?」

 腕を奥までずぶりと刺し、なにかを探るように縦横無尽と引っ掻き回す荒業まで、平然とやってのけられた。信じられなかった。あまりのショックに、訳がわからなくなっていた。
 男にされたこと、なにもかもが初体験だった。

 正確な回数なんて覚えていないが、とにかく夥しい量の白濁を注ぎ込まれ、そして栓をされた。「確実に孕めるように」と為されたそれは、随分と長い時間、そのままだった。
 腹が不穏な水音を奏でても、栓が外されることはなかった。男が満足するまでだ。

『男の精液が俺の直腸で吸収される』

『男の精液が俺の中で腐っていく』

 そんな想像をしたら酷い吐き気に襲われて、嘔吐した。
 すると、男はこれを悪阻と解釈したようで―。

「やっと孕んでくれたの? ありがと、嬉しいよ。頑張って俺の子供産んでね!」

 嬉しそうに笑う男。そのときは、気が狂っているとしか思えなかった。
 ……本当に狂人だったなら、どれだけ良かったろう。

 よくやった。でかした。月並みの台詞を一通り吐いて、ようやく栓が抜かれた。
 逆流した大量の白濁でシーツが濡れる。元々湿っていたし、汚れてもいたからか、男は別段気にする様子もない。交換だとか、そういう気も利かせなかった。

「……ぁー、大事なもの忘れてた」
 
 やっと部屋から消えたと思ったら、裸体のニンギョウを大事そうに抱えて戻って来た。
 最初は男の意図が掴めなくて、只ぼんやりとそれを眺めていた。

 綺麗な硝子の目玉を嵌め込んだ、洋風のニンギョウ―。
 もとは華美なドレスを纏っていただろうに、美しく着飾られていたときの面影はない。髪が雑に刈られた姿はあまりに無残で、只管に薄気味悪かった。こんなニンギョウを持っていて、呪われないのか、気持ち悪くないのか、男の神経に理解が及ばなかった。

 程なく、男はそのニンギョウを、赤子の代用品にしようとしているらしいと悟った。

「―なにっ、やだ! やめろよぉ、やだいやだいやだっ!! 入らない、入らない……、ふぅっ!?」
  
 実際の赤子よりは小さいといえ、とても尻に入るものではない。
 挿入の恐怖に、冷えていた身体が更に凍えた。血の気が失せるのが、自分でもわかる。

 初めて性器を銜え込まされたときよりも、初めて腕を突っ込まれたときよりも、狼狽した。抵抗した。泣いた。懇願した。

 けれど、無情にもニンギョウは俺の中へと侵入してきてしまった。
 度重なる陵辱で、ゆるゆるに開けて潤った入り口が、助けになった。自分の身体に、裏切られた気分だった。

 呼吸が止まる。

「………っ!! いだっ、いだぁぁぁぁぁ」

 当然ながら、難なくするりとはいかない。
 どうしようもなく圧倒的な腕力で、無理に為されたその行為は、俺にも酷いダメージを与えた。

 めりめり。みしみし。

 ニンギョウが容赦なく押し入ってきたとき、そんな擬音が頭の中で響いた。確実に、俺の内臓を傷つけながらの侵入だった。
 中の圧力でニンギョウが潰れてくれないかと期待したが、思ったよりも頑丈な素材で出来ているようで、人形(ひとがた)を変えることはなかった。短く刈られた髪が内側を擦る度、むず痒いような痛いようなカンジがして、必死に腰を捩った。暴れるなと言われた。

 頭の丸い部分をなんとかやり過ごしてからは、絶叫しかしてない。
 「うわぁ」とか「ぎゃあ」とか、とにかくずっと叫んでいた。発狂に近い状態だったかもしれない。腕なんかとは、比べものにならなかった。

 足の先っぽが完全に隠れるまで、無理に肉壁を押し開くような激痛は続いた。
 挿入中は、怖くてとても自分の腹が見れなかった。ぎゅっと固く目蓋を閉ざしていた。
 
「ね、見て。もうこんなにお腹おっきくなったよ」

 自分でやっといてなに言ってるんだ。
 本当に、頭おかしいんじゃないのか。

 涙に濡れた両目で男を睨んだ。

 殴られた。


◆ ◆ ◆


 俺は時計を信用していない。
 
 部屋にひとつしかないそれが、正しい間隔で時を刻んでいると証明できる材料がないからだ。
 陽の光りが届かない此処では午前か午後かの判断も難しい。男が用意したというより、元からそこにあった様子の置時計はかなり埃が降り積もっている。電池に余力は無さそうだった。
 …本来より、ずっとゆっくり進んでいるかもしれない。疑い始めたら、そうとしか思えなくなった。現に、俺の体感時間と時計の刻限は著しい相違がある。
 
 10時間、らしかった。 

 この責め苦が始まって、まだそのくらいらしい。絶対、もっともっと経っているような気がするのに、……だから信じられないのだ。裏切られ騙される。最初から当てにしない方がマシ。けど、それでもやっぱり依存してしまう。狂っていようがなんだろうが、ある程度の規則性を持つそれを頼らなければ、此方の頭が可笑しくなってしまう。
 レートが違うだけで、この置時計こそが、この空間での絶対時間だ。男の来訪を予想するに当たり、充分な目安となった時点で、俺は時計に傾倒していた。暇さえあれば針だけを見つめる生活、といっても、まだ4日くらいか。男が寝に4度部屋を出たから、そんな認識でいた。
 
 10時間、か……。まさか、10月とかけているつもりだろうか。だとしたら変なところが律儀で阿呆なんだな、と胸で嘲ったが、こと経過時間に対しては信用を置いていないので、深くは考えなかった。辛すぎる現実に、すぐ忘却した。

「お嫁さん、頑張って。ひぃひぃふぅってするんだよ、ホラ」

 男は自力でこのニンギョウを排出させようと促すが、無理な話だった。

 いくら息張ろうとも、既に“喰い込んでいる”といった感覚にも近いそれを、とても外に出せる気がしない。
 規格外の大きさを内に孕んだことで肛門は閉じ切らず、外気に晒され、ずっと冷たい空気が出入りしていた。あらゆる水気は疾うに失われ乾燥している。どころか、かぴかぴに乾き張り付いて、男の意図の足を引っ張った。
 凹凸がなくなだらかならまだしも、四肢が内側のひだに引っかかって、ニンギョウは完全に俺の中に留まる構図だった。きっと、自然の力では出て行かない。呼吸法の問題ではない。

 けれど言うコトをきいておかないと、後でどんな目に合わされるか知れない。それが今かもわからない。

 そうは思っても、俺は必死に男の呼吸を模倣した。
 だからといって、苦しみが紛れるわけでも、なんでもなかったのだが。…単なるパフォーマンスだ。矜持なんかとっくにない俺には、それほど苦なことでもない。こんなんで男の気分が保たれるなら、安いものだった。

「うーん、やっぱり逆子だから難産なのかなぁ?」

「そっ、れはおまえが…ぁ」

 なかなか出てこないね、と残念そうに漏らす男。
 流石に怒りが湧き上がってきた。悔しさに視界が歪む。

 入れ易い頭から突っ込んだのだから、所謂“逆子”の状態なのは至極自然で当然だ。挿入時よりも排出が困難なことくらい、ちょっと考えれば予想できることだ。
 とぼけるのも、いい加減にしてもらいたい。こんな馬鹿なロール、早く辞めてほしい。

 …何処までが本気なのか、わからなくなる。
 全部態とだと俺は決め付けているけど、今更ながら、この得体の知れない男が気持ち悪くてどうしようもなかった。一刻も早い解放を望む。

 男は俺の膨らんだ腹の上で、くるくると指を滑らせる。
 なにか思考を巡らせているみたいに、どこか上の空な虚ろさだ。視線は俺を射止めているようでいて、違うものを見ている。

 “出産に立ち会う優しい旦那”のする行動ではない。

「…………………飽きてきたかも」

 ぼそっと、男が白けた表情で呟いてからは速かった。

「ひやあぁっ!!?」

 ひくひくと口を開く尻穴に手を伸ばされ、ニンギョウの足首を捉えたと思ったら、一気に抜き取られた。内臓がそっくり外側に出てしまったかと本気で思うほど、凄まじい衝撃だった。
 ぱたぱたと音をたて、血が飛沫となって飛び散る。裂肛だ。

「いっ……! つっ…ぅぁぁ」

 身を硬くして最初の波をなんとかやり過ごすと、じんじんと痛みが後を引いた。腹を圧迫する苦しみからは解放されたものの、これはこれで辛い。
 脱臼したようにみっともなく開脚したまま、足が引き攣って動かない。びくびく爪先を痙攣させ、だらんと湿ったシーツに投げ出されている。その下半身の間で、肛門が血を流しながら開閉を繰り返す。男の視線が、情け容赦なく恥部に注いだ。カッと顔が熱くなる。
 男に痴態を晒すのを、俺はそこまで諦めていない。 

 男はニンギョウを逆さにぶらさげていたが、すぐに興味を失くしたらしく、碌に目標を確認しないまま、円筒状の黒い塵籠に投げ入れた。
 ガコンという音が響き、籠が激しく揺れ、やがてまた低位置に落ち着いた。

 散々“俺の赤ちゃん”だと可愛がる素振りを見せていたのに、これだ。いったいなんだというのか、男の起伏がわからない。自分の子供をゴミ扱いする親が、この世界の何処に居る。……否、居るには居るのかもしれない。想像したら、胸くそ悪くなった。

「お嫁さんごっこ、楽しかったね…」

 男が覆いかぶさってくる。 

 右と左で過剰に長さの違うアシンメトリーの髪と、短い側の耳に貫通したピアスが、重力に従って俺の方に垂れた。普段は前髪で見えない綺麗な顔が、惜しげもなく降ってくる。唇と唇が重なるアレだ。男の髪が目に突き刺さりそうだったので、慌てて目蓋を下ろした。

 逆十時をあしらったゴテゴテの装飾は、趣味が良いと思わない。
 微妙に青みがかった髪色も、人工的なカンジがあからさまで好きじゃない。
 態と切れ目を入れてボロボロに見せている服も、それ以上にボロ布にされ棄てられた俺の服を思えば嫌味でしかなく、吐き気がした。勝負服だったのに、今はニンギョウと仲良く塵籠の中だ。
 化粧でもしてるみたいに長い睫毛とか、優美な曲線をなぞる眉毛とか、細い顎だとか、気に入らないところは枚挙に遑がない。しかし俺が最も嫌うのは、コイツの眼だ。

 普通では生まれようのない色に染まった双眸に射抜かれる。
 そうすると、俺は動けなくなるのだ。

「なあ、次はなにして遊ぶよ?」

 突然、男の口調が変わった。纏う雰囲気も、鋭い剣呑なものへと化ける。

 ああ、遊びは終わったんだな…。
 そこでようやく俺は悟ったわけで。

 “お嫁さんごっこ”はもう終わり。というより、コイツも言ったいた通り“飽きた”んだ。 
 だから、優しい旦那の役を演じる意味もなくなった、わけ。
 ……話し言葉だけでも優男だったさっきまでの方が、幾らかマシかもしれない。言葉でも身体でも乱暴されてはかなわない。でも、先ほどの男は苦手だった。歪な狂気を秘めているようで、なんだか怖かった。常時、小ばかにされているような気もあった。
 結局、どちらのコイツだって嫌いなことに変わりはない。そこに大した差はなかった。

 コイツは、別に狂っているんじゃない。
 男の中に精液をいくら注いだところで、命を孕めないことなんか当然、了解していた。
 ただふざけていただけだ。ああして、俺を弄んで、暇を潰しているだけ。この、寒くて暗くて湿った部屋に閉じ込めて、一方的に嬲って遊ぶ。  
 とどのつまり、ただの性格破綻者。それがコイツ。

「今度は犬か奴隷か…あー、あとなんかあるか? たまにはオマエに決めさせてやってもいいかなって、思ってんだけど?」

 俺は…。

 ふと思った。希望を述べたところで、果たして本当に聞き入れるつもりがあるのか。
 歪んだこいつのことだ。どう裏切られるかわからない。
 …わからないけど、とにかく少しでも俺が傷つかない遊びを提案しようと思い至って、口を開いた。だって、犬も奴隷もゴメンだ。どちらも最低な仕打ちをされる予感がある。隷属しなければならないようなロールは絶対に避けたい。絶対に、でも、最低の覚悟だけはしておこう。

「―――が、いい」

 どうか、次のごっこ遊びでコイツの余暇時間が費えますように。




[ 1/25 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -