*201号室

天「円堂さん、こんにちは!」
円「おう天馬!サッカーやってるか?」
天「はい!今朝も河川敷で特訓してきました!」
円「そうか!じゃあ俺もちょっくら特訓してくるか!またな天馬!サッカーやろうぜ!!」
天「頑張ってきてください!サッカーやりましょう!!」

天「………はっ、また円堂さんのペースに流されてしまった…あの人と話してるとサッカー以外のことが考えられなくなっちゃうんだよなー…なんでだろ?まぁ、気を取り直して次だ!」



*202号室

天「あ、緑川さんこんにちはー」
緑「天馬、どうしたの?」
天「今日は住人の皆さんにこのアパートについての意見を聞いて回る日なんです」
緑「へぇ、偉いね天馬」
天「えへへ…、緑川さんは何か困ってる事とかありませんか?」
緑「あー…、困ってるって言うか情けない話なんだけど……」
天「どうぞ遠慮なく言ってください!」
緑「……うちの馬鹿が穴開けちゃったんだ。…壁に」
天「えっ…ええええ〜っ!!?」
緑「ホントごめん!後日業者に頼んで直してもらうからさ」
天「そ、それなら…じゃなくて!何ゆえ穴を!?」
緑「…隣に円堂くん住んでるだろ?」
天「は、はい…」
緑「まぁ、円堂教の狂信者って言ったとこかな。うちの馬鹿は」
天「なるほど…」
緑「そろそろやめてほしいんだけどねー……と、そんな感じ。天馬、時間は大丈夫?」
天「あっ、じゃあそろそろ次の部屋に行きますね!ありがとうございました!」
緑「ふふ、元気だなぁ。…さて、こっちも業者の方手配するか」



*203号室

天「吹雪さーん、いますか?」
雪「…先輩は今いない」
天「あっ、雪村さん!吹雪さん外出中ですか?」
雪「あぁ」
天「ちなみに何処へ?」
雪「…ハローワーク」
天「………あー…」
雪「やめろそういう反応」
天「すみません、ところで雪村さん何か困ってる事とか物申したい事とかありませんか?」
雪「先輩の職について」
天「…アパートに関しては?」
雪「特に無い」
天「そうですか…では失礼します」
雪「何しに来たんだ?」
天「吹雪さんにもよろしく」
雪「スルーすんなよ」



*204号室

天「佐久間さ…」
佐「うがああああ皇帝ペンギン1号ぉおおおおおおお!!!!」
不「ちょ、やめ…ぎゃああああああ!!!」
雅「あーあ、また始まったよ…俺今晩の買い出し行ってきますよー…って、あ…」
天「あ…どうも」
雅「………」
パタン
天「……いやいやいや!えっ!?俺今何かした!?」
カチャッ
天「ちょ、鍵までかけないでください!」
佐「雅野!分身フェイントで皇帝ペンギン2号だ!!」
雅「無理です」
不「もうやめろぉ!!」
天「……まぁ、ここの部屋は何も無さそうだな。…あまり関わりたくないし…」






…これで大家のお仕事は終わりです。ね、大変な仕事でしょ?
さーて、部屋に帰って剣城とイチャイチャしよっと!















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