千景さんの苦悩
(風間さん家夫婦)
「もう!千影さん!お布団返して下さい!」
「いいかげんにしろ・・・・いつになったら子づくりができる。」
「うっ・・・////だって・・・」
「お前がこの家に来てもう半年だ。"心の準備゙とやらはいつできる。」
「だって、だって・・・・まだ恥ずかしいんです!」
「なにが恥ずかしい?愛しあうだけだ。可愛いがってやるぞ」
「う!ですから・・・愛しあう行為が、その・・・シタ事ないし・・・」
「お前が生娘でなければ俺は相手の男を殺してる。したことないのは問題ではない。」
「あ、う・・・・」
「千鶴・・・来い。」
「だって・・・」
「まだ何かあるか?」
「・・・・・・・・・・・・怖い」
「怖くなどない」
「・・・・・・・・・・・痛くしないですか?」
「するもんか」
「本当に?」
「本当だ」
「やっぱり明日に・・・・」
「いかん!」
「うぅ〜・・・・」
「この俺に抱かれるなどこれほど至福な事はないぞ」
「そういう発言嫌いです!」
「なんだ!どこがだ?」
「気付かないとこも嫌です!」
「クッ…訳が分からんっ…」
「・・・・・・・・・・」
(ちょっと可愛気なかったかな・・・)
「・・・・・ならば、抱き締めさせろ」
「えっ、あっ千影さ・・・」
ぎゅううううううう〜〜
「俺が子を欲しいと思うのは子孫繁栄の為だけではない、お前を愛しいと思っているからこそ」
「それは分かってます!わかってるんです・・・ちゃんと・・・」
あなたのものになりたい
それは恋したときからそう思っている
無理やり抱かないあなたに感謝し、安心して甘えてしまっているのも
だけどやっぱり¨恐怖¨というものが出てきちゃう―――
「・・・・・では・・・口付けしてもらってもいいですか?」
「!」
「千景さんに口付けしてもらったら安心できると思うんです・・・・」
「我妻のご所望ならば逆らう権利はない」
「あっ・・・」
そう言った千景さんの口付けは触れるだけの優しい優しい口付けだった―――
「子供は100人作るぞ」
「怒りますよ」
END
ツンデレ千鶴ちゃん…(´`)
正式に妻になるまでは手を出さない風間さんがかっこいい。
遊戯録の「子供は100人」の会話に萌えました