いい夫婦の日



沖千の場合***

「いい夫婦って言ってもね〜何すればいいの?」

「総司さん。いい夫婦の日とはちょっと贅沢して美味しいものを食べたり、愛を誓いあったりする日なのだと思うのです」

「愛か〜、千鶴は僕の愛感じてる?」

「はい!それはもうヒシヒシと!」

「ヒシヒシ?なんか嫌な擬音だね。僕は千鶴の愛が感じれないな・・・・」

「ええっと・・・ヒシヒシではなくこう・・・ゴゴゴゴって?感じです」

「ゴゴゴゴ?なにそれ。なんか僕の愛重たいね。怖いね。僕ってそんな感じ?」

「ふふっ、重たくて怖くて、甘くて優しい愛しいのが総司さんの愛なんですよ」

「うん、僕の感じる千鶴からの愛も怖くて甘くて優しくて愛しいよ」

「では私達の愛はおそろいなんですね」

「そうだね僕達おそろい♪」

「ふふふっ」

「愛を誓って美味しいものを食べる日ならさっそく千鶴を食べなきゃ。あ〜忙しい忙しい!」

ガバッ

「えっ総司さん!?」

「いい夫婦の日。サイコーの口実だね♪」

「ああああああああっっっーーーーーーーー!!!!!!!」



土千の場合***

「千鶴。世間一般では今日はいい夫婦の日みてーだな。」

「いい夫婦の日ですか・・・なにかお祝い事をしなければなりませんかね・・・・」

「そうだな。ナニかでお祝い事をするか。」

「・・・・・・歳三さん。字が違いますよ゛何か゛です」

「ああ、ナニかな。」

ジリジリ

「としぞーさん?」

「・・・・・・・・・・・」

「あの・・・そんなに見つめられると緊張します・・・」

「困った顔も可愛いな・・・」

「あ・・・」

ちゅっ

「んっ・・・」

「いい夫婦の日っつったらヤルことぁ一つだろ」

「?」

「作ったやつは確信犯だな」

「ま、まだお昼ですっっ」

「知るか」



おわり


間に合わなかった!



戻る

TOP


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -