その後のお風呂事情



続き〜

ある日の夕餉後


「ちーづるちゃん。どこ行くの?」

「お湯屋さんです」

「ふーん・・・一人で?」

「いえ、山崎さんが連れて行ってくださります」

「そっか、なら僕が山崎くんと変わってあげる。僕が行く」

「え!でも・・・」

「いいから」

「あっ沖田さん・・・?」



向こうから山崎くんがやって来た。沖田さんと少し離れた所で何か言い合いしている。
ぼそぼそぼそ
「自分が連れて行くはずで・・・」
「僕が行く僕が行く」
「副長に頼まれ・・・」
「いーから」
「またあなたは勝手な・・・」
「斬るよ」


しばらくして・・・


「千鶴ちゃん。山崎くんは用事入っちゃったから僕が一緒に行くことになった。行こ」

「え、そうなのですか?」

「山崎く〜ん行ってくるね〜」

「すみません山崎さん・・・行って来ます!」

「・・・・・・・・・・」



***

湯屋への道中


カランコロンカランコロン
「はぁ〜夏だね〜」

「沖田さんもよくお湯屋さんを利用するんですか?」

「時々ね、ところで千鶴ちゃんはさ、身体洗う時どこから洗う?」

「えっ・・・」

「ね、どこから?」

「えぇ〜私は・・・」

「胸は洗うの?」

「へ!?は、はい、む胸は・・洗います・・・」

「ちょっと持ち上げるの?」

「持ち上げません・・・」

「持ち上げられるだけ胸ないもんね」

「おぉ沖田さん!!」

「あはは」

「お尻は?」

「え」

「お尻洗うよね?立って洗うの?それか座ってちょっと持ち上げるの?」

「・・・・・・・・・」

「千鶴ちゃん顔固まってる」

「・・・・・なんでそんな質問を・・・」

「もの凄く興味があるから。お尻どうやって洗うの?」

「座って・・・ちょっと浮かせます・・・・」
カアァァァァァ

「ふーんそっかそっかぁ〜。」
にこにこにこ

「・・・・・・・・・」

「じゃあさ!」

「・・・まだあるんですか」

「アソコは?」

「あそこ?」

「お股だよ。お・ま・た!洗うでしょう?」

「!!??☆☆¥$%@#※↓◯√〜〜/////」

「あははっ千鶴ちゃん顔真っ赤!」

「ななな何を言ってっっ・・・」

「すごく気になるんだ」

「おぉ教えません!そんな事!!」

「え〜千鶴ちゃんいじわるだなぁ〜」

「沖田さんの質問は破廉恥です!」

「だって千鶴ちゃんどういう風に入るのか気になって・・・あ!じゃあ最後に一個だけ質問!」

「・・・・・・・・?」

「湯船浸かる時髪の毛上げる?下ろす?」

「髪の毛を湯船に入れたくないので・・・結ってます」

「だめ」

「え」

がしっ
「きゃっ、ちょっ、沖田さん顔近いです掴まないで下さい!」

「僕は下ろしてる方が好みなんだから!結っちゃだめ!」

「知りませっ、きゃあ!」

「今後は髪は下ろすこと!守れなかったら覗きに行くからね!」

ぎゅむぎゅむ

「ちょっ沖田しゃっほっぺたつねらないでくらはっ・・・っというか、覗く!?」

「そうそ。抜き打ちでたまに聞くから。ウソついても君分かりやすいからすぐバレるからね。その時はおしおき。楽しみだなぁ〜」

「意味が分かりませっ・・・」
ぶにーーー

「ひゃあああああ!!!」







江戸時代の銭湯って混浴だったとか聞きますよね・・・
ありえない
混浴の所もあるけど男女ちゃんと別れてるとこもあるよね・・・?
もちろん(´`)
千鶴ちゃんには混浴なんて嫌なのでこの世界ではちゃんと女専用で。

以上



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