千鶴ちゃんの水着選び



SSL




「暑くなってきたなぁ〜」

「千鶴ちゃん夏休み一緒に海行こーよ♪」

「あ!いーな。左之さんとかしんぱっつぁんも誘えば来るかも」

「行こー、行こー!」

わいわい

わいわい・・・・・




***

「って、事があってね、土方先生に原田先生、永倉先生、斉藤先輩、沖田先輩、山崎先輩、平助君と夏休み海に行く事になったんだけど、お千ちゃんも良かったら一緒に行かない?」

千鶴宅。千鶴の部屋。今日はお千と千鶴の月1のお菓子作りデー(とにかくお菓子を作って食べるだけ)。のんびりお茶タイムに千鶴からの夏休みのお誘いだった。

「楽しそうね♪もちろん行くわ!!」

「本当?良かったぁ〜、ちょっと私一人女の子だけじゃ不安だったから・・・」

「凄いメンバーね、全員ルックスは悪くないし、頑張ればこの夏休みに千鶴ちゃんの中のフラグが上がって、スチル見放題ね♪」

「お千ちゃん?フラグって何?何の事?」

「ううん!なんでもないの!それより千鶴ちゃん、水着は何着てくの?」

「水着?水着なら中学の時買ったワンピースのピンクのを・・・・」

「だめええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇっっ・・・・・・!!!」

ビクッ
「!?」

「中学の水着なんてダメダメダメぇぇぇ!私達は高校生なんだから!海での青春の1ページをワンピースタイプの色気の無い水着で過ごしちゃダメよ!」

「・・・・で、でも、水着って高いし・・・・」

「私のパパのカードがあるわ!」

「そんな悪っ・・・きゃ」
グイッ!!!!

「そうと決まればいざ、ショッピング!!」



***

わいわいガヤガヤ

ここはなんだかオシャレなビルの中の水着売り場。

「あ、これ可愛い・・・」

「だめ」

ヒョイ ポイッ!

「お千ちゃん!!??」

「今のキャミソールタイプはぜーったいぜったいNG!肌が隠れ過ぎてるわ!」

「だって、ビキニとかは恥ずかしいし・・・」
カアァァァァァァ

「ビキニでもセクシーじゃなくて可愛いタイプのいーっぱいあるんだから!下はスカートみたくフリルが大きめで、あ!ほらこれとかどう?」

「あ、可愛い・・・・」

お千が手に取ったのは白地にピンクの大輪の花柄。胸元はフリルがあしらわれて、スカートのようでスカートではない腰下のフリルが特徴。

「これなら(胸の大きさごまかせるし)可愛い系で奇抜じゃないから千鶴ちゃんも着れられるでしょ?♪」

「うん。ちょっとお腹出すのは恥ずかしいけど・・・高校生だし、これ可愛いし・・・お千ちゃんが一緒なら着れられかな」

「じゃあ、これにするのね!!ふふっ、うれしい♪♪♪」

「私も!夏休み楽しみだなぁ☆」

「ふふふっ」

「うふふっ・・・」





***

当日

『えっ、来れないの!?』

「うん・・・ごめんね・・・なんだか熱っぽくてゴーッホゴッホゴホッ」

『だっ!大丈夫!?』

「う゛ん・・・熱は38.6度あるけどなんとか生きてるわゴーッホゴッホ!!」

『あわわわっ!お千ちゃん今日は安静にしてて!明日お見舞い行くから!』

「!?おおおお見舞いはいいわ!風邪移ったら大変!!あっ、ママがお粥持ってきたからもう切るね!千鶴ちゃん頑張って☆」

プツッ。
ツーツーツー

「なんちゃって☆これも千鶴ちゃんの恋愛成就の為だわ!男性陣のみんなには千鶴ちゃんの水着姿見て誰かとハッピーエンドになることを見守らなきゃ☆頑張って千鶴ちゃん♪」

ケロリ☆
仮病だった。






その日、千鶴は大変だった。とにかくみんなから引っ張りだこだった。なぜかどこからか情報を得た薫と風間(+天霧、不知火)も加わり千鶴の気を引く為常に男子達に囲まれボディータッチも多く真っ赤で気、休まない時間が続いた。イケメン集団と1人の美少女はビーチの注目を浴びるのだった。この日、千鶴の中で一つの恋が芽生えたのに千鶴自身気付くのは夏休み明けの事である。







三万打も書いてないのに書いてすみません・・・
リクエスト集めてもう2ヶ月ぐらいは経ってるでしょうか?(-.-;)
誠に申し訳ありませんm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m汗

夏っぽい話書きたくなり書きやした。私の中でSSLのお千ちゃんは金持ち設定。
ビーチでの千鶴ちゃんのモテようはハンパないです。常に男子達が一緒なのでナンパはされませんが・・・
みんなボディータッチいっぱいしそう・・・
お千ちゃんは親友の恋愛を全力で応援しています(^ ^)

(^p^)/



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