もしも千鶴ちゃんが魔法使いだったら〜2



(拍手御礼文)
魔女っ子千鶴ちゃん続編






私の名前は雪村千鶴☆
魔法ランドにいる父様に言われ人間界に修行に来たんですが・・・・・・・



「魔法使いってほんとうにいたんだね〜どうせ人間界に修行しに来たとかサリーちゃん的なベタな予定何でしょう?住む所ないなら僕の家に住みなよ。僕以外誰もいないし。」

「あの・・・・・・」

「僕毎日つまんない人生を送っててね、大学の成績もいいし家も見ての通り大富豪なんてもんじゃないけどそれなりにお金持ってるし容姿もいいから女の子にも不自由ない刺激のない生活を送ってたんだけどさ〜つまらなくって、女の子なんてみんなおんなじだし。」

「ちょっと・・・」

「君に出会って楽しそうな未来が待ち構えてる予感がしてね。」

「沖田さん・・・・」

「あ、もう僕の名前覚えてくれたんだ。うれしいな・・・」

「あの・・・ここベッドの上ですよね?」

「うん。そうだね。僕が今君を食べちゃったからね☆ごちそうさまおいしかったよ。またしようね♪」

なんだか色々甘い展開になり人間界修行初日、私の"はじめて"があっさり消えました。

「最後のほう記憶が・・・・」

「よしよし。可愛いかったよ。はじめてだなんて嬉しいなぁ・・・君をお嫁さんにしたいな。お父さん厳しい人?」

「え」

「魔女っ子かぁ〜結婚したら奥様は魔女だね。あと魔女っ子って響きいいよね。あとでまた魔法見してね。とりあえず君は今この瞬間から僕の恋人。」

「えっ・・・ここ恋人!?」

「うん・・・好きになっちゃったんだ千鶴ちゃん。御返事聞かして?」

綺麗な翡翠色の甘い瞳で鎖骨が覗く白い毛布にベッドの上のシチュエーションは私には刺激が強すぎて・・・・

「ブフッ!」

「えっ、うそ鼻血!?千鶴ちゃん大丈夫!」

魔法ランドにいる父様、天国にいる母様、千鶴は今日大人になりました。人間界の修行は早くも挫折しましたがいつかきっと千鶴は立派な魔法使いになってみせます!

「千鶴ちゃんずーっと一緒だよ」






おわり



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