いっしょに寝ましょう



なんちゃって☆浦島シリーズです!




「おやすみなさい歳三さん」

「あぁおやすみ」

今夜も浦島さんと亀千鶴ちゃんは仲良く同じ布団で寝ます。なんてったって二人は夫婦なのですから。
亀千鶴ちゃんは大きな甲羅を浦島さんに外してもらい床につきました。

「Z〜Z〜Z〜」

「Z〜Z〜Z〜」

二人が深く眠りに付いた頃、それははじまったのです。

「・・・・・・・・・ん〜〜」
ゴロン
むぎゅう!

「う"っ!!」

浦島さんが寝返りを打った為、亀千鶴ちゃんが押し潰されてしまいました。華奢で小柄な亀千鶴ちゃんの上に例え一般男性の平均的な体重の浦島さんでも普通に重いです。

「う"う"・・・・・・」

亀千鶴ちゃんは浦島さんを退かそうとしますが重くて当然ながら退かせません。浦島さんを起こして退いてもらおうとも考えましたが、気持ちよさそうに眠っている旦那様を起こすのは気が知れませんでした。


「あ!ちょっとずつずらせば・・・」

そう、ちょっとずつずらそう作戦です。これならば小柄な亀千鶴ちゃんでも退かせるかもしれません。

ずりずり・・・・
「ふぅ・・・・」

なんとか浦島さんを起こさず上から退かす事が出来ました。やったね!亀千鶴ちゃん!と声をかけてあげたいところですが、この声は届かないので心の中に閉まっておきましょう!


もぞもぞ・・・

亀千鶴ちゃんは気持ちよさそうに熟睡している愛しい愛しい旦那様を見つめ・・・・・

ちゅっ

その頬に軽く口付けしました。

「えへへっ、おやすみなさい歳三さん・・・・・」

そして浦島さんの腕に亀千鶴ちゃんの腕を添えて抱きつき、また深い眠りにつくのでした・・・・・・・・・・・






ちなみに、浦島さんが寝ている間、亀千鶴ちゃんを潰してしまうのは月に一回あるかないかぐらいで、寝相が酷いのは亀千鶴ちゃんの方なのでした。


「ん〜〜・・・・・」
ゴロゴロゴロン

ゲシッ!

「いてっ・・・・またか。」

このように亀千鶴ちゃんが浦島さんを蹴ってしまうのは日常茶飯事なのです。

「ったく・・・」

しかし、浦島さんは愛おしそうにはだけた亀千鶴ちゃんの布団を掛け直し「良い夢みろよ」と言っているかのようにぽふぽふと頭を二回叩き眠りに付くのでした。


「ん・・・むにゃむにゃ・・・歳三さんだぁいすきれす・・・ZZ〜〜」




END

自分で作っときながらこの亀千鶴ちゃんと浦島さん夫婦が大好きです(-^〇^-)
今更ですが、勘違いしてた人のために・・・
当サイトの「浦島歳三」と「なんちゃって☆浦島歳三」シリーズは最初に書いたのが「浦島歳三」で。「なんちゃって☆浦島歳三」は勝手に「浦島歳三」から枝分かれして書いたお話です(・∀・)
浦島さんの性格も「なんちゃって☆」の方は少々?手付きが早く本編(浦島歳三)と比べると亀千鶴ちゃんとのラブラブ度もちがいます。
でも冒頭の浜辺で亀千鶴ちゃんを助けたまでは同じですよ!^^
説明下手WW

つづき私のお友達



戻る

TOP


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -