まぶしい朝日
あ、総司さんだ。
笑ってる。
ってあれ?なんか黒い笑い方ってきゃああああ!総司さん芋虫持ってる!やだ!
ぽいっ
きゃああああああああああ総司さんひどいっ!ぐすっ・・・
むぎゅーーー
あっちょっ・・・・総司さん重いです!のしかかったらっ・・・
どてーん!
きゃあ!
あーあ、倒れちゃった。
もうっ総司さんってばふざけすぎです!今日のおやつは抜きです!
きゃああっっほっぺたぐにぐにしないで下さいい!
・・・もう、赤くなっちゃったじゃないですかぁ・・・
ちゅ、
え?おいしそう?もうっ!
?総司さん何してるんですか?
あ!桜の花っ!
ありがとう御座います!!
ふふ、似合いますか?
ザザアアアア
・・・・・・・・・・風が気持ち良いですね。
ふふふっ
ふふ
「夢?」
頬には涙の跡がついていた。
かつて一緒に寝ていた毛布にくるまりながら彼の気配を探すように抱き締めた。
ただただ朝日は眩しかった。