可愛い娘にはお仕置きを 1/2


※微裏…です。苦手な方はバック!











ここは薄桜学園の理科室。


グツグツグツグツグツグツグツグツグツゴボボッ…

何やら赤い液体のとなりで作られているのは山南先生の新開発の謎の薬。


「ひまつぶしに作ってみた薬ですが効能がいまいちよく明確に記されていませんね、この本は…ここは周りにいる手頃なマウスで実験してみますか」


暗い部屋、丸いメガネを光らせながら、二つのマグカップにコーヒーを注ぎ、作ったばかりの液体を入れ山南先生は職員室へ向かいました。




●1年A組

「え〜今日の授業は土方先生と原田先生が突然腹痛を訴えたため!古典と保健体育の授業は違う先生が行う事になりました!ちなみに!古典は源さんで保健体育は数学教師だけど運動神経抜群の永倉新八大先生様が授業するからな!喜べみんな!!」

「永倉大先生〜なんで二人そろって腹痛なの?」

平助が訪ねる。

「なんかな〜食あたりらしいんだがよく理由はわかってないらしい」

「へ〜しんぱっつぁんじゃあるまいしな〜」

「なんか言ったか平助?」

「なんも?」

「あの…永倉先生!二人は今どこにいるんですか?」

「ん?保健室で休んでるよ。千鶴ちゃんお見舞いでも行ってくれんのか?」

「はい!心配ですし…」

「優しいな!千鶴ちゃんは!俺も千鶴ちゃんに見舞いに来てほしいな〜」

「しんぱっつぁんは絶対風邪引かねーよ!」

「まぁ俺は強いしな!」

なんとかは風邪を引かない…




**********
放課後(保健室)

「あ〜クッソ…なんでこんなことに…」

「おい土方さんとっとと家帰ろうぜ…限界」

「んなこと言ったってこんな状態じゃ運転なんて出来ねーだろ」

「まあな…しかし昼休みにコーヒー飲んでからなんだよ…」

「あぁ、俺もだ」


「「ムラムラする…」」


「こんな事他人に言えるかってんだ!」

「腹痛って事でごまかしたけどな…」

「まぁ幸いここ男子校だし?周りは野郎ばっかだし?このまま大人しく家帰って時間経てば治まるだろうが」

「いや、男子校じゃねーだろ今年から共学だろ」

ガラッ!

「失礼します!!あの…雪村です。土方先生と原田先生はいらっしゃいますか?」

「「!?」」

げええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!


「あ!あの…お二人共体調がすぐれないと聞いたので、私看病に来たんです!今日は山南先生も見当たらなくて、山崎先輩もお休みで、なので先程ここに来る途中近藤校長先生に看病してやってくれって頼まれたんです!」

近藤さん…

「あっ!これお見舞いのプリンです!」と、妙に張り切っている千鶴とは正反対に、この二人の教師は落ち着かない。
忘れていた…薄桜学園唯一の女生徒のこの少女を。

千鶴は可愛い…それは生徒からはあたりまえだが大人から見ても可愛いと思える。そこらに居る最近の軽い女子高生なんかと違って、中身が純粋でスレていなく、居るだけで華がある。
そんな千鶴にこの大人二人も前から心惹かれていた。

そして今二人にとっては緊急事態だ。そんな愛しい娘がこんな10代の下半身事情のような時に来てしまったのだから…


ヒソヒソ……
「おいおい土方さん俺やべーよ!こんなんで耐えられねーよただでさえムラムラしてんのに千鶴が来ちまったらおさえらんねぇ!」

「馬鹿か!おさえろ!耐えろ!俺だって色々限界来てんだよ!ったく千鶴のやろうタイミング最悪すぎだろう…」

ヒソヒソヒソと二人が千鶴に聞こえないよう相談していると

「少し息抜きに窓を開けますね。寒かったら言って下さい」

ガラリ

千鶴が窓を開けた瞬間…

ビュウーッ

「きゃあ!?」

ふわりと勢いよく制服のスカートが風で捲れ、ばっちりと白いフリルのついた可愛らしいパンツが見えた。

「あっ!あのあのあの…いま…」

千鶴が慌ててスカートを抑え窓を閉める。
その瞬間目の前の二人の様子が変わった。


「原田!ドアの鍵閉めろ」

「もちろんだ」

土方がスクッと立ち上がり原田に指示する。原田は保健室のドアの鍵を閉め、土方は窓の鍵、カーテンをすべて閉め切る。
そして千鶴の手首を掴みベッドへ座らせた。

「あっあの…先生?」

「千鶴…」

土方の手が千鶴の頬をなぞり、二人の教師の声が重なる。

「「可愛い娘にはお仕置きだ……」」


「へ…?」







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