※染岡のみ女の子
〜×染子詰め合わせ
微妙に繋がってる
 
 
 
無差別ハート泥棒(円堂←染子)

私の初恋は円堂だ
まだ雷門サッカー部が弱小の頃、弱いのはエースストライカーが女だからだ って良く噂されていた
いくらサッカーが好きでも、ろくにグラウンドで練習もさせてもらえず自分のせいで弱いって言われたら相当堪える
本気で退部を考えていた
だがそんな時に円堂は満面の笑みで言ったんだ

「染岡って迫力有る良いシュート打つよな!俺好きだな染岡のシュート!!」


(惚れるしかないだろ!この天然すけこまし!!)






私は上手く笑えてた?(円堂←染子)

「円堂君の事が好きなの」

頬を紅く染め、微笑みながらそう言う秋は同性の私から見ても凄く可愛くて思わずときめいた
恋する女の子はこんなにも可愛いんだな…
私はというと、お世辞にも可愛くないし、目つきは悪いし、肌は焼けて黒いし、体はデカいしゴツいし、髪はベリーショートで猿みたいだ

「そうなんだ…応援するよ!」
「有難う竜子ちゃん」

安心したように笑う秋があまりにも可愛くて思わず抱き締めた


(竜子ちゃん?)
(秋、頑張れよ!秋の可愛さならアホの円堂だって楽勝だって!!)
(ふふ、そうだったら嬉しいな)






そして絶望を繰り返す(円堂←染子)

「染岡ぁー!さっきのシュート良かったぞ!!」
「当然だ、私のシュートだからな!」
「やっぱり好きだな、染岡のシュート!」



ズキン





(お願いだから私に好きって言わないで)
(淡い期待を抱いてしまう)






心臓をドラゴンクラッシュ(豪炎寺→染子)

初めて彼女を認識したのは帝国との練習試合
「女子の割には良いシュートを打つんだな」
と少し興味を持ったが、サッカーに関わるつもりはなかったのでその時はそれで終わった

二回目に彼女を見た時には心を奪われた
ずっと練習していた必殺技が完成したらしい
凄く迫力のあるシュートだった
だがその後の彼女の笑顔の方が破壊力抜群だった
興奮からか頬を紅く染め、キツめの顔をへにょっと緩ませる彼女は物凄く可愛い
ギャップ萌えとはこの事か…!

自覚したが最後
足は自然と彼女へと向かっていた



(お前のシュートに惚れた。付き合ってくれないか)
(は、はぁあ!!?)
(というわけで、円堂。俺サッカーやるよ)
(? なんかよくわからないけど、宜しくな豪炎寺!)






私の心をイグニッション(豪炎寺→←染岡)

豪炎寺に告白された
豪炎寺程のイケメンならこんな可愛気ない私なんかじゃなくて直ぐに可愛い彼女が出来るだろうに 馬鹿だろコイツ

…そうだよ、イケメンなんだよ
あの意外と黒目が大きいスッとした目に見つめられると自然と顔に熱が集まる
イケメン+クール+全国レベルのエースストライカーだなんて完璧じゃないか…!
なんで私なんかに告白してんだよ馬鹿
だって私はまだ円堂の事が…


「染岡、まだ返事はくれないのか?」
「あ?なんの話しだよ」
「…俺待つから。お前が落ち着くまで」
「……勝手にしろよ」





破廉恥厳禁(豪染)

「い、いやだ…っ」
「大人しくしろ染岡」
「無理無理っぁ…あっ、あっ、やめっ!…ごうえんじ…ぃ///」
「ぐちゃぐちゃのドロドロじゃないか」
「ごめ、…ごめんなさい もう許し、痛っ!痛い痛い痛いやだやだ止めて痛い痛い痛い痛い」



(…何やってんだ?)
(染岡が転んで擦りむいたんだ。消毒してやろうと思ったんだが本人が嘗めとけば治るって言うからな)
(だからって豪炎寺が嘗めることないだろ。染岡マジ泣きじゃねーか)
(すまん、興奮した)
(死ね)






ロマンの追求(豪染)

「染岡。胸を触らせてくれないか?」
「は、ばっ馬鹿かお前は!変態かよ!!///」
「俺らは付き合ってるんだから胸を触る位は普通なんだぞ」
「いや、無理まだ無理!!!」
「…そうか」


(“まだ”か…)






白いTシャツと君(豪染)

「染岡!」

ツカツカと豪炎寺が私に詰め寄ってくる
え、なんか怒ってる?
心当たりが無く不安に思う私

豪炎寺は無言で私の後ろに立つといきなり背中から抱き締めてきた
しかも手はしっかりと胸を掴んでいる

何やってんだコイツ…!?

「ゴルァ!何やってんだよこの変態!!///」
「変態はお前だ染岡。黒いブラジャーが透けてるじゃないか!俺が手ブラで隠してやるから安心しろ!」


全力でぶん殴りました


(濃い色の下着を付けるのが悪い。白い下着を付けてくれ)
(うるせー!私に淡い色は似合わないんだよ馬鹿!!)



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