嫌いになってもいいよ(鬼不)
「もう既に嫌いだってーの」
「そうか、俺もお前の事が嫌いだ」
そう言って鬼道はぴったりと俺に抱きついてきた
「…嫌いなんだろ 離れろよ」
「嫌いだからだ」
「はっ、意味わかんね 嫌がらせかよ」
「そうだ、これは嫌がらせだ もっと俺を嫌いになれ」
「…ばーか」
(俺の事しか考えられないくらい)
(もっともっと嫌いになって)
それは心がこもってない(ヒロ晴)
「俺って結構イケメンだよね!?」
「…誰かボール持ってこい」
「やめて!アトミックフンギャー反対!!」
「アトミックフレアだ!!」バシュッ
「まもりゅぅうううう!!!!!」ドカッ
「で、用件は?」
「俺をちやほやして下さい」
「わーヒロトかっこいーい(棒読み)」
「……」
(なんか違う)
君の名前を口にする(円ヒロ+風丸)
「守マジ好き好きちゅっちゅぺろぺろくんかくんか」
「…」
(円堂、あれのどこが良いのか30字以内で説明してくれ)
(可愛いじゃん)
(六文字!!)
流れ星に何を願う?(円ヒロ+風丸)
「守と一生セックスできますように」
「…円堂あれ」
「あはは、ヒロトって本当に可愛いよな」
(愚かで)
泣きそうになる(円堂+豪炎寺+鬼不)
「ぶひゃひゃねーよw10年後不動ふさふさすぎだろあひゃwww」
「円堂キャラ崩壊半端ないぞw原作レイプ原作レイプぶぶっwww」
「いやいや豪炎寺も崩壊だろwそんなことよりふさおだよふさおwあれ原作がレイプしてるだろwww」
「不動傷物wwwww」
「俺が慰めてやるよ明王あひゃあひゃwwwww」
(泣け、胸をかしてやる)
(うるせーバーカ!)
支えようって決めた(一土)
「土門の体は細っこくて頼りないからね」
「ふざけんなこら」
バイバイ、またね(吹雪)
さよならアツヤ
次はあの世で
(大往生するつもりだから直ぐに僕って気づかないかもね)
見せかけだけの笑顔で俺を見ないで(吹←豪)
“染岡くん”
この名前は吹雪にとって唯一無二のものだ
どう足掻いても俺はこの名前の人物に勝てる筈がない 勝とうと思うことすらおこがましい
「染岡くん!」
俺には見せない満面の笑みで染岡に駆け寄る吹雪は俺が見てきた吹雪の中で一番幸せそうだ
「吹雪」
「…なに豪炎寺くん」
一瞬見せた嫌そうな顔 そしていつものふんわりした笑顔
その一瞬の顔にゾクッとした
俺は相当重症のようだ
(蔑みでも良いから俺を見て)
泣いても良いんだよ(綱立)
「づっ...つな゙みしゃん おで、グズっ、おでさみ゙しいですズピー」
「おいおい立向居、顔の穴という穴から色んな液体垂れ流れてるぞ」
そう言って綱海さんは俺の顔をわっちゃわっちゃと拭いてくれた
俺の涙と鼻水で汚れてしまった綱海さんのタオル
すみません と謝れば 気にすんな!といつもの綱海さん
この人は俺よりもずっと大人だ
「おで..グズッ、凄くみっともないでずね...ズズ、づなみしゃんみたいにッもっと...強くなりたいでづ..グスン」
「ばーか、みっともなくなんかねーよ 男は泣けば泣くほど強く、優しくなれるんだよ」
「づなみさんも?」
「おう!俺だって夜な夜な立向居を思って枕を濡らすんだよ」
「ぶはっ、何でずかそれ」
「お、笑ったな それで良いんだよ 泣いた後は思いっきり笑え!そしたら一歩成長できるんだ」
ああ、この人は本当に大きな人だな
(涙の数だけ強くなれますように)
(涙の数だけ優しくなれますように)
仲良くなりたいの(鬼不)
そわそわそわそわ
「…おい、不動」
「なんだよ鬼道ちゃん」
「気になるならこっちに来い」
「来てくださいの間違いだろ」
「…無理には言わん」
そう言ってぷいっと作戦ノートに向き合う鬼道ちゃん
ちくしょ、もっと食い下がれよ!
そわそわそわそわそわそわ
「……不動」
「な、なんだよ」
「なんでもない」
(ちくしょー!!!!!)
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