※10/14記念
豪鬼詰め合わせ
 
 
 
ささやく告白
「鬼道」
耳元で名前を呼ぶと過剰なまでにビクッと肩を強張らせる鬼道
少し怯えたような、だけど何かを期待している表情にぞくぞくする
俺はいつももより低めに、彼が期待しているであろう言葉を口にした


「サッカー やろうぜ」



(マンネリ防止の為にアダルトっぽく言ってみた)
(…普通に誘え)







あの日から

“あいつに背中を任せる気はないか”

豪炎寺のこの言葉がなければ雷門へ転校なんてとんでもないことを、妙なところで真面目な俺の脳みそが思い付く筈もなかった

円堂に背中を…
そして俺が豪炎寺にボールを託す…

任せられたのだ
俺が炎のエースストライカーにボールを繋ぐ役割を
そう考えると少しドキドキした



(サッカー的な意味で)







小さな誇り
「お前の髪の毛はいつも立ってるんだな」
「俺のトレードマークですから」
「…」


(お前のワックス全部駄目にしてやろうか)
(すまん それは完璧してくれ)







大切なひと(+円堂)
「夕香のことか」
「春奈のことだな」


(…お前らなんで付き合ってんの?)
(さあ?)
(なんとなく?)

(大切なひとは一人とは限らない)







気づかなかった(+デモーニオ)
「なあ鬼道、今日の俺のどう思う?」
「え?あの…」
「凄く調子が良く思うんだ」
「おい豪炎g「お前の心をイグニッション」
「…」
「…おい豪炎寺、それは俺じゃない デモーニオだ」
「あー、気付かなかったすまんすまん」
「物凄く棒読みだぞ」


(えぐえぐ)
(泣くなデモーニオ 新入りをからかうな馬鹿豪炎寺)







星になる
「え、俺らに死ねと?」
「グズが、もっとロマンチックに考えろ」


(鬼道がロマンチックとかwww自分のビジュアル考えろよwwwww)
(ぶん殴るぞ)






(c)ひよこ屋


「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -