佐助と政宗と慶次と女の子

「佐助ってどんな女の子が好みなの?」
「俺の好みは、姉さんみたいな人」
「え、佐助お姉さんいたんだ」
「そうなんですよ」
「コイツの姉ちゃんめっちゃ美人だぞ」
「へえ!」
「俺も見てみたい!」
「ダメダメ。見たら好きになっちゃうから」
「佐助がそんなこと言うとは!」
「猿はかなりのシスコンだからな」
「そうなの?」
「俺様マジで姉さん大好きなんだよね」
「へえ〜」
「この間姉さんといるときに伊達の旦那に会ったからさ、うわ最悪って思ったもん」
「なんでだよ」
「絶対に姉さんに惚れやがったと思って」
「惚れてねえよ。いくら美人でもアンタの姉貴って時点で論外だ」
「は? なに姉さん侮辱する気?」
「お前を侮辱したんだよ!」
「アンタには女兄弟がいないからこの気持ちがわかんないだよ。あーあー可哀想に」
「ほんと腹立つなアンタ」
「いたら絶対すごい大事になるよ。彼氏とかムカつくっていうかもう俺様が彼氏になりたい」
「ヤバくねえかそれ……」
「佐助ほんとにお姉さん大好きなんだねえ」
「仲良いのはいいことだね!」
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -