p.s.

 冬アニメに決まったノラガミのキャストが発表されて、楽しみなような不安なような不思議な心境です。わりと初期から追いかけている、好きな作品のキャストや製作陣が発表されるときの、この感じはひさしぶりな気がします。NO.6以来だろうか。どちらかと云えば、アニメを見て気になった原作を購入することが多いから。

 で、キャストの話ですよ。夜トは神谷さんとのことで、夜ト電話で聞いた感じだとやっぱりちょっと違うなあという印象。どこがどう、と具体的にいうと夜トはたしかに難しいのだけど、もうすこし低くて厚みのある少年らしい感じを想像してました。
 梶くんの雪音はそう云われればなんとなく想像がつきますが、個人的には女性声優さんの出す高い少年声なイメージでした。ひよりは内田真礼さん自体、超電磁砲のフレンダくらいしかまともに聴いたことがないけど、それよりは落ち着いた声がいいのかなという感じ。
 他の兆麻@福山さん、毘沙門@沢城さんあたりは手堅いというか、とても嵌まり役だと思います。兆麻なんてまんま青エクの雪男くんみたいな感じになるのではないだろうか。大黒@小野さんと小福@豊崎ちゃんもそれなりに想像できます。

 とは云え、とくに大きな不満はなく、こうして上げてみるとほんとうに豪華な声優陣で期待が高まるばかりです。福山さんや梶くんは特に好きな声優さんなので単純にうれしい。制作がボンズというのも作画面なんかはよさそうであるし、1クールなのが勿体なくて悔やまれます。
 勿体ないというか、どこまでをどう纏めてくるのだろうと不安もあるわけです。終盤の展開が早く、まとめ方もいささか残念に思ったNO.6もボンズで1クール(全11話)だったので、どうなるものかな、と。監督や脚本が違えば、また作品の色も違うこともわかってはいるのだけれど。
 ともあれ冬が楽しみです。単行本のほうも三ヶ月連続刊行とかで喜ばしい限り。もうすぐ発売の八巻が待ち遠しい。

 アニメと連動したwebラジオも好きでよく聴くので、ノラガミもラジオやってくれたらいいな、なんて思ってます。神谷さんと梶くんとでラジオ、聴きたいけど、どうかな。
 bsrも4発売に向けてまたwebラジオやってくれるのだろうか。子安さんと関さんの俺様らじお。とか、すごく好きでした。

 さて、「ひとりぼっちの地球侵略」の四巻がきょう発売だったので先ほど買ってきて読んだのですが、かわいくて切なくて面白かったです。こう、宇宙とか壮大な話なのだけど、ノスタルジックな感じがたまらないなあ、と。
 ほかの最近のものでは「終わりのセラフ」とか好きです。一巻が出てわりとすぐの頃から買っていますが、最近出た三巻でようやく物語が動き出して楽しくなってきました。王道ファンタジーで、一言で云えば、憎い吸血鬼を駆逐してやる、みたいな感じになっちゃうのですが、退廃した現代の世界観が美しいです。絵もとても綺麗。

 好んで買うのはファンタジーものが多いですが、すこし前、「悪の華」と「おやすみプンプン」を貸してもらって読みました。たまにはこういうのもいいね。こう、ファンタジー系の鬱とはまったく違う角度から、ぐっさり刺さるものがあるよね。とても落ち込みました。好きです。

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