Jun 30雑記


 企画、三十四個めを更新しました。伊達さんと相合い傘するお話です。挙動不審な後輩の女の子と、ぶっきらぼうな先輩伊達さん。ちゃんと「片想い」ではなく「両片想い」な雰囲気になっていたらいいなと思います。
 このお話を書いたあとに知ったのですが、「虹」って漢字に虫篇が入っているのは竜や蛇を象徴するからだそうですね。だからどうというわけではないけれど、雨が降らなきゃ虹は見られない、とはよく云ったもので、そういう特別さが伊達さんに似合うな、なんて思いました。今度はそういうお話も書いてみたいです。
 というわけで、楽しく書かせていただきました、ありがとうございました。

 以下、ものすごく偏見に満ちあふれた現パロにおけるbsrキャラの持ち傘について。

伊達:シックな濃紺色の傘。それも、なにかのブランドものとか、素材にこだわったものとか、ちょっと高級なやつ。

片倉:黒か茶色のおとなの渋い傘。伊達さんと同じでやっぱり高級。

真田:よく壊すのでいつも三百円くらいのまっ赤な傘。見かねたお館様がしっかりしたのを買ってくれたが使えないでいる。

猿飛:ビニール傘。コンビニや駅で買ったやつ。頓着しない。雨が上がれば邪魔になるのでそのへんに置いてきたりする。

前田:骨が二十四本ある大きな傘。色は赤で、桜かなにかの模様が入った和風なもの。お気に入り。

徳川:まっ黄色か、色つきのビニール傘。晴れ男なのであまり使う機会がない。たまに降ったときは本多が飛んで持ってきてくれたりする。

石田:十六本骨の傘。淡い藤色、骨は黒塗り。傘なんて本当はなんでもいいけど、大谷さんが買ってくれたので大事にしている。嫌いなひと(おもに徳川)には突き付けたりする。

毛利:落ち着いた深緑の渋い傘、と思わせて内側が眩しい青空な傘。雨の日でもどうにかして日輪を拝みたい。あるいはレインコートも似合う気がする。

長曾我部:滅多に傘はささない。多少の雨なら上着を頭から羽織ったりする。どうしようもないときはビニール傘。でも家にはちゃんと赤紫色の大きな傘がある。

風魔:黒い折り畳み傘。いつでもどこでも持ち歩いている。北条おじいちゃんのために二本常備。

かすが:持ち手の細長い、綺麗な薄い水色の傘。日傘にも使える優れもの。けんしんさまを想って自分で選んだ。

鶴姫:ピンクか白でフリルのついた傘。少女趣味。リボンとか小鳥とかの模様が入っている。風魔との相合い傘を試みるがいつも失敗してしまう。

 勝手なイメージですが、私のなかではこんな感じだったりします。
 傘って雨の日にしか使いませんが、だからこそちょっとした性格が出るような気がします。こだわったり、楽しんだり、大して気にしなかったり、ころころ変えたり、同じものをずっと使っていたり、いろいろ。
 現パロは私物とか部屋とか、そういう部分を考えるのも楽しいです。


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