妄 想 の 産 物 薄桜鬼 沖田と千鶴。 「もしも僕が今此処で死のうとしたらどうする?」 「私は沖田さんについて行きますよ」 「…千鶴ちゃんって可愛い顔してたまに怖いよね。……ねえ、抱きしめていい?」 「どうぞ」 14.02.28 05:37 2月22日!沖田と千鶴。 「沖田さんって猫みたいですよね」 「…にゃあ、千鶴ちゃん僕を可愛がって?」 「……え?」 「ほら、早くしてニャ。じゃないといたずらしちゃうよ?」 「え?って、ひゃあ!ど、どこ触ってるんですか!」 「えー?僕猫だからわかんないなあ」 「お、沖田さんずるいです!」 2月22日は猫の日ということで。 14.02.22 22:10 薄桜鬼沖田と千鶴。 「ねえ、千鶴。僕を独りにしないでね」 「総司さんは私を一人遺していくのに、狡い人です」 「うん、ごめんね」 「総司さん、私も連れて行ってください」 「やだよ。君は生きて」 14.02.16 22:47 2月14日!龍之介と小鈴。 「なんでバレンタインなんてあるんだろうな。雪村からチョコ貰って沖田はニヤニヤしてるし、俺にドヤ顔を向けてくるし本当にあいつは人を苛つかせる天才だな…」 「龍之介さん!」 「おー、小鈴か。どうしたんだ?」 「はい、ハッピーバレンタインです!」 「…前言撤回。バレンタイン最高!!」 龍鈴可愛いよ。 14.02.14 23:50 薄桜鬼沖田と千鶴。 「千鶴ちゃんって、きらきらしてるよね」 「きらきら、ですか」 「うん、だからね、僕には少し眩しすぎる。眩しすぎて、辛いんだ」 そう言った沖田さんの苦しそうな顔は、私が初めて見る彼の表情だった。 ああ、貴方は私が貴方を抱きしめることさえ許してくれないのですか。 14.02.05 20:15 2月3日…千鶴と千姫と風間。 「今日は私達鬼が人間から阻害される日ね」 「初っ端からそんな暗いこと言わないでよ、お千ちゃん」 「ふん、人間から阻害されようがどうでもいい。千鶴、俺と共に来い」 「いえ、丁重にお断りします」 「何故だ」 「ちょっと風間!私の千鶴ちゃんに気安く触らないで!鬼は外!」 「む、貴様も鬼だろうが!」 「私も鬼ですけどね」 一日遅れだけど節分に関わって。 14.02.04 20:44 薄桜鬼沖田と千鶴。 もう嫌だ。私を助けてください。どうか、殺して。 散々泣き喚いて息も絶え絶えにそう訴えた彼女の華奢な肩を僕は強く強く抱き締めた。 「君は独りじゃないんだよ」 ねえ、千鶴ちゃん。君がそう言う度に僕がどんな思いをしているか知っているの? 僕は君と生きたい。 救われない千鶴と救えない沖田。 14.01.04 22:23 1月1日!斎藤と平助。 「はじめ君、誕生日おめでとう!」 「ああ、ありがとう」 「誕生日が正月なんてめでたいよなー」 「………旧暦だがな」 「うん、はじめ君それ言っちゃだめ」 斎藤さん誕生日おめでとう! 正月に誕生日ってめでたい。旧暦だけど。 14.01.01 11:07 薄桜鬼千鶴。 あのね、総司さん。私は貴方に嘘を吐いてしまいました。貴方がいなくなった後も笑って生きると約束したのに、私はその約束を守るつもりなんて最初から無かったのです。ごめんなさい、総司さん。私も今すぐ貴方のもとへ逝きます。 13.12.24 21:18 薄桜鬼沖田と千鶴。 「沖田さん、沖田さん」 「ん?なあに、千鶴ちゃん」 「ぎゅってしてください」 「…………」 「沖田さん?…っひゃあ!」 「可愛すぎる君が悪いんだよ!」 この後通りすがりの斎藤さんが声をかけるまで、二人はイチャイチャしてました。 13.12.21 19:36 薄桜鬼沖田と千鶴。 「殺したいくらいに君が愛おしい」 「…沖田さんになら殺されても良いですけど、私はもう少し沖田さんと一緒に生きたいです」 「……君には叶わないなあ、千鶴ちゃん」 「沖田さん、大好き」 13.12.15 12:18 薄桜鬼沖田と千鶴。 「僕がいなくなっても泣かないでね」 「……無理です」 「死んだら千鶴のことを抱きしめてあげられないからさ、今のうちにいっぱい泣いていいよ。だから、おいで?」 「……総司さん、置いていかないでください」 「ごめんね、千鶴」 13.12.14 14:18 薄桜鬼千鶴と薫。 「兄さんはおまえのことを愛しているんだ」 「え…」 「ちょ、なんだよその顔は!何ちょっと引いてるんだよ!傷付くだろ!」 ごめんなさい、ふざけました。 13.12.14 12:41 薄桜鬼沖千と薫。 「千鶴ちゃん、クリスマスは空いてる?」 「クリスマス、ですか?」 「空いてるわけないだろ。千鶴は俺達家族とクリスマスを共にするんだ」 「うーわー、シスコン気持ち悪い」 「黙れ、変態鬼畜男」 シスコンでヤンデレな薫が好きです。 13.12.11 19:47 薄桜鬼沖田と千鶴。 鋭い牙が突き刺さって、もう何も考えられない。 彼が血液を啜り、その度に頭が麻痺して、甘い甘い快楽が駆け巡る。 「君の血は、甘いね」 血の色よりも鮮やかな赤に染まった双眼が愛おしげに私を見つめている。 ああ、目の前のこの孤独な吸血鬼が私は何よりも愛おしいのです。 いつか書きたい吸血鬼ネタ。 13.12.10 21:56 薄桜鬼沖田と千鶴。 「…沖田さんの手って冷たいですね」 「うん。千鶴ちゃんの手は温かいね」 「そうですか?」 「そうなんですよ。ずっと、こうして手を繋いでいたいな」 「…このまま、手がくっついたままだったら一生離れないでいられるのに」 「奇遇だね、千鶴ちゃん。僕も全く同じことを思ったよ、今」 13.11.30 07:40 薄桜鬼沖田と千鶴。 「千鶴ちゃん、ちゅーしよ?」 「……えーと、どうしたんですか?沖田さん」 「僕は今猛烈に千鶴ちゃんにちゅーしたい」 「ちょ、ちょっと近いです!」 「だって千鶴ちゃんが逃げるから。大人しく僕にちゅーされなさい」 沖千は一生イチャイチャしてればいい。 13.11.19 16:39 薄桜鬼沖田と千鶴。 あ。 小さいな、彼女の掌は。 想像以上に小さい掌をぎゅっと強く握る。 僕は、この小さな掌を、小さな存在を守りたい。だからね、一生大切にするからね、千鶴ちゃん。 13.11.16 22:16 薄桜鬼沖田と千鶴。 「千鶴ちゃんなんか嫌いだ」 「私は大好きですよ、沖田さんのこと」 「……嘘。大好きだよ」 「はい、知っています。大好きです、沖田さん」 「…千鶴ちゃんはずるい」 どんな僕だって君は好きでいてくれる。 ひねくれて性格もあまり自慢できるものじゃないけど、こんな僕を君は好きでいてくれる。 ごめんね、素直になれなくて。君が、大好きだよ。 13.11.14 23:37 薄桜鬼平助と千鶴。 オレは怖いんだ。 人を殺すことも、戦うことも、死ぬことも、本当は怖くてたまらない。 そう早口でまくし立てたオレを千鶴が抱き締めて、言った。 「そんなこと、みんな同じだよ。だって私達生きてるんだもん」 13.11.10 12:29 薄桜鬼沖田と千鶴。 「僕はね、いつもいつ死んでも良いとおもってるんだ」 「そうですか。でも、私は沖田さんが死んだら悲しいです」 「…どうして?」 「だって私はいつも一秒だって長く沖田さんと一緒にいたいって思ってますから」 「…………」 「だから、そんなこと言わないでください」 13.11.07 23:26 薄桜鬼沖田と千鶴。 君にありがとうを伝えたい。 出会ってくれてありがとう。 傍にいてくれてありがとう。 愛してくれてありがとう。 最期まで一緒にいてくれてありがとう。 13.11.06 16:44 薄桜鬼千鶴と沖田。 「もしも僕が明日死んだらどうする?」 「…そんなの起こってみなきゃ分かりません」 少し怒ったような顔で、目も合わさずに君は言った。 ねえ、千鶴ちゃん。 君のその一言がどれだけ僕を嬉しくさせているか君にもどうかわかってもらいたい。 RADWIMPS.ラストバージンから。 13.11.03 19:46 |