20:02 汗ばむ空気に冷蔵庫へと逃げ込んだ

怒濤 生き急ぐ 息急ぐ
制服を脱いでから数ヶ月、流れるように過ぎました。ただ漠然としていたやりたいことが少しずつ色味を帯びて現れてきた。それは手にあふれるほどのものですが、少しずつ消化していけばできるのではないかという。無きにしも非ず。中に籠る。嫌いは溢れていて、それでも綺麗も溢れている。どんどんどんどん孤立していく。女の子をどんどんどんどん苦手になっていっている。手を伸ばし過ぎたのだと思う、拒みたい手を拒めなくなった。明確にかつ的確に。大人になりたくない。大人になりたい。大人にならないと。
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