Garden


人魚の泉


参加者


GM.ひぃらり
PL.クロ秋/ローレンス・イーグルクロー
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GM:chapter 「人魚の泉」 セッションを始めさせて頂きます。
よろしくお願い致します!
ローレンス:よろしくお願いします!
GM:【森】
GM:……
GM:やわらかな草の上に、横たわっているかのような感触。
緑の香りがする風が貴方の頬をやさしくなでていく。
閉じた瞼の向こうから、木漏れ日が差し込んでくるのがわかる。
GM:ふいに、その光がなにかに遮られた。
貴方がそれを確かめようと瞳を開けば、…貴方を覗き込む青髪の少女がいる。
少女:「お昼寝もいいけれど、ねえ。……一緒に、人魚の泉へ行かない?」
ローレンス:[んにゃ……?]
むくりと状態を起こし,寝ぼけ眼で少女を見ます。
[…だれ…?にんぎょ?]
目をこすりながらまだ起きていない頭でかんがえます。この少女はだれだろう。知り合いかな?
少女:「そうよ、あたしもう一度人魚が見たいの」
少女はそう返事をすると、貴方の手を引いて道を歩こうとする。
8歳ほどの幼い少女だ。
貴方に見覚えはないだろう。
ローレンス:[まってまって!わかった,行こうぜ。ちゃんとついてくから手を離せ]
知らない子なんだけどなだれだろうと考えを廻らせつつ,立ち上がります。
[お前,名前なんていうの?俺はローレンスだけど,どっかで会った?全然覚えてねーんだけど]
シャウラ:「私は、シャウラ」
青い髪で片目を隠した、痩せた体躯の少女。
まだ幼いが、その声やまなざしには、何処か大人びた憂いを感じる。
「ローレンスさんっていうのね。私は、初めまして、よ」
そう言うと、構わず貴方の手を引いて道の先へと進んでいくでしょう。
GM:【Loreley】
GM:茂みの中を進めば、開けた場所に出る。
そこにあるのは、美しい翠色の泉だ。
水面は、雲が浮かんだように曇り、水底の様子をうかがい知ることはできない。
GM:泉につくと、少女は忠告する。
シャウラ:「泉のそばへよっちゃあだめよ、
人魚が中へ引き摺りこんで、あなたを溺れさせようとするわ」
シャウラ:そして続けて、憧れに満ちた、ほうっとした瞳で語りだす。
シャウラ:「……その人は、愛しい人の不実に失望して、川へ身を投げて、人魚になったんですって」
「すてき、……そう思うのに、理由っていると思う?」
ローレンス:[すっげー!キレー!]
年甲斐もなく大きな声を出し,少し遠目にスマホで泉を撮影します。
[へぇ,生きてればいいことあると思うんだけどな…よっぽど辛かったんだな]
嬉々として語る少女を横目に,泉を注視してみます
GM:[注視]→泉
水面は静寂をまとっていて、
人魚がいるのかすら分からないが、息を潜めているのかもしれない。
GM:ふと、少女の表情が曇る。
待てども待てども、人魚はちっとも姿を現してくれないからだ。
ローレンス:[ほんとに引きずり込まれるの?なんか投げ込んでみたら出てくるかな?ほら,あの金の斧の話みたいにさ]
少女に聞いてみます
シャウラ:「そんなことをしたら、きっと人魚を怒らせてしまうわ」
危ない、と首を横にふります。
「……お願いしたって、きっと聞いてくれないわね。
"嫉妬させればいい"って聞いたことはあるわ、だけど……」
シャウラ:「あたしは、人魚が嫉妬するような美しさはもっていない」
少女はそう言うと、いじけたように膝を抱えて座り込む。
ローレンス:ローレンスは慌てます。
[そ,そんなことないって!可愛いと思うぜ俺は!?!?なんかさ,歌声とか,踊りとか,見た目だけじゃないぜ美しさってよお!!おい人魚!出てこいよ!!いたいけな少女が嘆いてんだぜ!?]

シャウラ:それを聞いて、少し照れくさそうに少女は笑います。
そして少女は思い出したようにこんなことを言う。
「…そうだ、前にここに来たときに一緒にいた人は、歌ったの。それはそれは美しい声でね」
「人魚はその歌に嫉妬して、泉から出てきたのよ」 
もしかしたら、綺麗に歌ってみせれば、人魚は出てきてくれるかもしれない…と、
ローレンス:ローレンスはパンっと手を叩きます。
[よしきた!それだ!歌おう!もう人魚が怒り狂うくらいすげー歌声を披露してやれ!]

シャウラ:「………」
「あたし…あんまり歌は得意じゃないの…しゃがれているし…」
しょんぼりと、顔を曇らせる。
「!」
「…ねえ、貴方が歌って見せて。お願い、試すだけでもいいの」
少女は両の手を組み、憂いを帯びた瞳で貴方を見上げます。
ローレンス:[お!れ!か!よ!!]
ローレンスは慌てます。
[お,俺もそんなに得意じゃないっつーか,嫉妬…するのかな…]
[うっそんな目で見られたら試すしかねーじゃん…いいぜやってやるよこの野郎!耳かっぽじってよく聞いとけ人魚さんよお!!!]
ローレンス:大きく息を吸い込み!!
ローレンス:アメリカ国家を歌おう
ローレンス:1d100<=70 技術_アイドル
DiceBot : (1D100<=70) → 14 → 成功
GM:アメリカ国歌うめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GM:あなたの歌声が泉に響く。
GM:泉を揺らすようなその力強い歌声に、人魚は嫉妬したようだ。
泉から出てくると、岩場に座り、人を惑わすような歌声で自身も歌い出す。
GM:少女は、感激する。
シャウラ:「すごい、人魚だわ……!もう一度、見れるなんて」
ローレンス:(こいつが…人魚…!この歌を歌えるだと…!?)
歌いながら人魚を見ます。
GM:人魚は歌い終わると、ローレンスさんに向かって微笑み、
その恐ろしいとも、美しいともとれぬ表情を貴方の心に焼き付けたまま、泉に帰っていく。
ローレンス:[ひ…っ]
声を失い,帰っていく人魚を見届けてから,少女の方を振り向きます。
[いた!人魚いた!!]
シャウラ:少女は人魚がいなくなっても呆、とした瞳で泉を見つめ続けていた。
「……本当に、…すてき、……そう思うのに、理由っていると思う?」
「しいて言うのなら、"それだけで美しい"から、よ」
少女が頬を染め、喜びを全身であらわすようなほほえみを見せると、
とたんにローレンスさんの体は重たくなり、草むらの中に倒れこんでしまう。
GM:心配する少女の声は遠くなり、
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【海原の月】
GM:気づけば、あなたは拠点のベットに横たわっていた。
翠色の泉の神秘的なまたたきと、
人魚の、美しくも嫉妬に満ちたあの歌声が、あなたの脳裏には残ったままだ。
ローレンス:[…あれ…なんか…泣きそう…もうちょっと寝よう…]
ローレンスは重い頭を枕に投げ出し,目を閉じます。
GM:その思い出は夢のよう。
少し鈍くなった頭の中、
声はいつしか優しく誘うようなものになり、
貴方を眠りに引き込んでいっただろう。
GM:chapter 「人魚の泉」セッションクリアです。
お疲れ様でした!!
ローレンス:わーーーーーい!!!お疲れ様でしたーーー!!
GM:▽クリア報酬
ステータス成長3pt or スキルポイント30pt
自身の「失望、あるいは憧れ」に関する記憶

「Loreley」
小さな手鏡。絵には、美しい人魚と沈む船が描かれている。
対象を鏡の中へうつし、それを一度手でふさぎ、
「技術_アイドル」の判定を行い、使用者が歌を口ずさむことで、
対象に水の中で溺れ死ぬような息苦しさをあたえる。

それは愛しい人への失望の苦しみか、
あるいは沈む船の中で死んでいく者の苦しみか。

戦闘中に使った場合、効果ターンは1d3ターン、対象は行動に制限を受ける。
制限内容はGM裁量とする。
GM:「人魚の泉の思い出」
人魚の泉の世界の一部を切り取り、写しとった写真だ。
人魚がいる、という翠色の美しい泉。
水面は、雲が浮かんだように曇り、
残念ながら水底の様子をうかがい知ることはできない。
人魚も映っておらず、本当にいるのか定かではないが…、
貴方の耳を撫でたあの恐ろしくも美しい歌声は忘れる事が出来ないだろう。
ローレンス:ありがとうございます(↑o↑)
手鏡かっこいいよお。。。
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