Garden


Re:birth


参加者


GM.結捺
PL.高花めぐみ/花木鈴香
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GM:では、「Re:birth」 始めていこうと思います。よろしくお願いします!!
花木鈴香:よろしくおねがいします!!!
GM:【---】
GM:君は、心地よい浮遊感に身を任せている。
なにもかもから解放されたような感覚。
耳元にはさざ波の音。
寄せては返す、水の音。
その音に手を引かれるように、君の意識は浮上する。
GM:君は、小舟に乗って海をさまよっている。
波の音とともによみがえるのは、
あなたの失くした記憶たちだ。
花木鈴香:目を覚ました鈴香は、何も言葉に出せず泣いてしまっている。
GM:涙で霞んだ先。遠くには、島が見える。
緑の木々が生い茂り、極彩の鳥たちが飛ぶ島だ。
それらが羽ばたく音と、奇妙な鳴き声が聞こえる。
GM:島の浜辺に…手を振りあなたを呼ぶ誰かがいる。
GM:…君は、誰を思い浮かべる……?
花木鈴香:同じ制服を着たショートカットの少女、香子
花木鈴香:「香子、香子!…ごめんね、会いたかった、…!」船から身を乗り出すように声を上げる
花木鈴香:「ごめんね、ごめんね、助けれなくて、守ってあげれなくて、ごめんね…」涙があふれる
GM:小舟は君の動きに合わせてギィと軋む音をあげながら、静かに揺れる。
水面に波紋を揺らしながらもゆるやかな水の流れのまま静かに、そしてとてもゆっくりと動いている。
島までは…………まだ、距離があるようだ。
GM:…やがて、その浜辺に美しい虎が一匹、やってくる。
君が思い浮かべた人物と、その美しい虎は、どうするだろう?
君の心に浮かぶまま、その光景を想像してみてほしい。
花木鈴香:虎は少女に近づくと擦り寄るように少女の腰に顔を当てた。
花木鈴香:ゆっくりと少女に当てる額を動かし何かを促す、少女は小さく悲しげな笑みを浮かべながら浜辺に腰を落とした。
花木鈴香:虎は甘えるように少女に擦り寄る。
花木鈴香:鈴香はぼんやりそれを見つめている。
GM:やがて、小舟は島に流れつく。
……先ほど眺めていた、君が思い描いた人物と虎の姿はない。
花木鈴香:「香子…」浜辺に下りて周りを見渡す
GM:辺りを見回しても、もうそこに人物がいたのかさえもわからない。
花木鈴香:「やっぱり、会っちゃだめなの…?私のこと、恨んでるの…?」
花木鈴香:浜辺から動けず座り込んでしまう
花木鈴香:まだ涙がとまらない
GM:返事はどこからも返ってこない。 やがて、視界にまだ道が続いているのを見つけることができるだろう。
花木鈴香:「この道、を進むのかな…?」涙を拭いて立ち上がる。
花木鈴香:砂を払いもう一度周りを見渡した。
花木鈴香:「あれは、幻なのかな、」
花木鈴香:そう言うと歩き始めた
GM:生い茂る木々の中をくぐっていけば、
極彩の花々、濃い蜜の香りがするそれに、
色鮮やかな蝶たちがひらひらと舞い飛んでいる。
花木鈴香:「んー?すごーい…!」
GM:蝶の数は次第に多くなり、
さらにその奥に進めば、蝶が群がり、
大きな塊となっている場所を見つける。
花木鈴香:鱗粉すごそう
GM:鱗粉
花木鈴香:「なにかあるのかな?」掻き分けながら近づく
GM:君がそれに触れようとすれば、蝶ははばたき、
燐粉をちらしながら、君の視界を覆う。
花木鈴香:エックション!
花木鈴香:目が痒い!
GM:ンッwwwwwwwww
花木鈴香:「ぅえ?!…なにこれ!んっひっくしゅ!んー…!!!」目が開けれないよー!
GM:蝶はささやくだろう。
一匹一匹が違う言葉を、君の耳へ。
GM:白の蝶は囁く。それは「夢」
赤の蝶は囁く。それは「出会い」
黒の蝶は囁く。それは「別れ」
黄の蝶は囁く。それは「目覚め」
青の蝶は囁く。それは「物語の終わり」
GM:君はどれを選びとった?
その言葉は、どのようなものだったろう?
君の手のゆくまま、心にとどめたものを、つかんでみてほしい。
花木鈴香:「ぅあ?!しゃべった?!なによもぉおおおお!」ぱたぱた
花木鈴香:「なによ、なによ!わたしは!あの時、選択肢はなかったの!香子を、あの子を私の手で…!」
花木鈴香:「私はあんな別れを望んだわけじゃない!!!」
花木鈴香:「うるさいうるさい!何であんな幻を見せるのよ…!なんで、近くにいけないの…」ぐずぐずしてる
花木鈴香:鈴香はどうやら「黒い蝶」の囁きに耐え切れなかったようだ。
GM:「別れ」を囁いた蝶は、君の叫びを聞きながらもこちらへふわりと羽を揺らし近づく
そして、君の額に口づけると、淡い光となって溶けて消えていった。
GM:それが合図だったかのように蝶たちは一斉に飛び去っていく。
たくさんの色に囲まれていた君は、再び視界を取り戻す。
蝶が居た場所、そこにあったのは、ひとつの宝箱だ。
GM:その中にあるものは、君が求めていたもの、
または、ずっと見ないふりをしていたもの、
あるいは、見たことがないようなものかもしれない。
GM:そこには、何が入っていただろう?
君が思い描くまま、そこに「ある」と思うものを想像してほしい。
花木鈴香:「ここは、いったいなんなの。」少しため息をつきながら宝箱を開ける。
花木鈴香:箱を開けると声がする。少女の声、香子の声だ。
花木鈴香:「大好き、」「愛してる」「ちがう」「わたしはあの子のために」
花木鈴香:「私を愛して」「大好き」「愛してる」「みせちゃだめ」
花木鈴香:ひゅっ、と息を詰まらせるように声を絞る。箱の中に入っているのは毛髪、艶のある濡烏いろの長い髪の束だ。
GM:君は箱の中身を見たまま、その動きを止めてしまう。
動けないでいると、やがてその箱はゆっくりと淡く光だし。少しずつその光を強めていく。
そして視界が光でいっぱいになったその時。
GM:…眩しい光の中、突然目が覚める。
GM:窓から注ぐ光は、生まれて初めて浴びたように眩しくて、心はある光景を呼び起こす。
GM:「きみがうまれたとき」
GM:それはどんなものだったろうか?
自分はいつ、「生まれた」と感覚したのだろうか?
君の思うまま、最後に残してみてほしい。
花木鈴香:「そうだ、私、何であの時死ねなかったんだろ…あの時、生き返った、…ううん生まれ変わった。」
花木鈴香:「目の前で香子が跳ね飛ばされて何もできなかった。胸を貫かれたあの感覚だって、」
花木鈴香:「死んだはずだった、なのに、私はもう一回生まれたの。」
花木鈴香:「あの繭の中にいる間はね、水に浮かんでるみたいなの。」
花木鈴香:「最初のとき、繭の中で言われたの、おめでとうって、きっとあれはもう一度私が生まれることに対してのおめでとうだったんだ…」
花木鈴香:「能力者として生まれる私に、おめでとうって…」
花木鈴香:はぁ、と鈴香は息を吐き、体を丸めるように座り込む
GM:「はじめまして、また会えたね」
GM:…よく知った君自身の声が、そう響いた。
花木鈴香:「矛盾してない?会えてよかったのかな、」少しだけ笑みを浮かべる
GM:『Re:birth』──君の裏側、君の誕生。君が、もう一度生まれた日。
GM:・・・
GM:おめでとうございます!シナリオクリアです!!!!
GM:【誕生日抵抗日】
花木鈴香:ありがとうございましたああああああああああああああ
花木鈴香:つらい
GM:つらい
GM:クリア報酬ーーーーーー
ステータス成長3pt or スキルポイント30pt
選んだ蝶の記憶 黒=「別れ」 をゲットです
花木鈴香:すずかさんちぇっく
GM:さんちぇっく
花木鈴香:別れの記憶…
GM:あとあと 「この夢の中で一番印象に残った場面」の絵画とかも持って帰れるけど。なにか印象に残ったシーン絵画にして持っておきたいってなったら頑張ります
GM:(GM裁量)
花木鈴香:えっと、麟粉?(うそです) 癇癪起こした鈴香に蝶がキスするとこかな…?光に溶けるやつ
GM:おっけー がんばる…がんばる
花木鈴香:お、おねがいします
GM:さて、これ心理テストシナリオなわけですが。何を意味していたのか見る?
花木鈴香:みたい!です!
GM:
問題と答えとそれに対して結果
人物と虎→『君の望んだ光景』
蝶の選択→『最期の希望』
宝箱→『君の"救えなかった"もの、または"救いたかった"もの』
GM:(にっこり)
花木鈴香:ヤヴァイ
GM:やばい
花木鈴香:どうしよ
GM:どこをどうとってもやヴぁい
花木鈴香:ちょっと待って宝箱
花木鈴香:手言うか全部
GM:うん
花木鈴香:救いたかった救えなかったものがあれって…
GM:とてもやばい
花木鈴香:虎に噛ませなくてよかった…
GM:ほんとな
花木鈴香:最後の希望はほんとにあの、あの、鈴香絶望の記憶でっせ…
花木鈴香:ヤヴァイ…暗い…宝箱から出てきたものヤヴァイ…
GM:やばい…
GM:さて、とりあえずこちらはしめましょか。おつでした!!!!
花木鈴香:おつかれさまでしたあああああああああああ
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