Garden


Re:birth


参加者


GM.こしゃち
PL.草餅/琥葉
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GM:お待たせしました!それでは「Re:birth」はじめたいと思います!
GM:よろしくお願いします〜
琥葉:よろしくお願いいたします!
GM:…君は、心地よい浮遊感に身を任せている。
GM:なにもかもから解放されたような、感覚。
GM:耳元にはさざ波の音。
GM:その音に手を引かれるように、君の意識は浮上する…
GM:…
GM:【波】
琥葉:「…?」むくりと起き上がる
GM:むくりと起き上がると、琥葉さんは小舟に乗って海をさまよっている。
GM:波の音とともによみがえるのは、あなたの失くした記憶たちだ。
琥葉:「…あ」
琥葉:「思い出した…全部」少しだけ顔を覆う
琥葉:「人らしく、気絶してしまったのかな…馬鹿げた事を、僕は」嘲笑する、辺りを幻視しましょう。
GM:周囲を確認すると、遠くに島が見えます。
GM:船は少しずつですが島へ近づいているようです。…そして島の様子も少しずつ分かってきます。
琥葉:「…?」さらに島を幻視
GM:島は、緑の木々が生い茂り、極彩の鳥たちが飛ぶ島だ。それらが羽ばたく音と、奇妙な鳴き声が聞こえます。
GM:よく観察すると、島の浜辺から、手を振り君を呼ぶ人物がいる。
GM:…あなたは、誰を思い浮かべますか?君の心に浮かぶまま、その光景を想像してみてほしい。
琥葉:「…あ」開眼してその光景を見ていますね。
琥葉:「…ある、じ」
琥葉:「主、何でそんな所に」目の前には彼の主がいる事でしょう、長身で黒髪長髪の、青い眼の無愛想な表情の。
琥葉:「主、土御門、様、土御門様」こちらも手を振り返す、きっとあっちも仏頂面で無愛想な表情を僅かに緩ませて手を振り返しているはず。
琥葉:「どうして、そんな所に…?」声をかけつつ手をまだ振るだろう。
GM:琥葉さんが手を振っていると、やがて、その浜辺に美しい虎が一匹、やってくる。
GM:君が思い浮かべた人物と、その美しい虎は、どうするだろう?…君の心に浮かぶまま、その光景を想像してみてほしい。
琥葉:「…まったく、またですか主…また物の怪を連れて来たのですか…手負いがいると必ず連れ帰るんですから…」
琥葉:その虎を触診するようにその主は美しい虎を触り頭を撫でたりしている。
琥葉:「…お人好し過ぎるでしょう…僕も、言えないけれど、ね」クスクスと苦笑している事でしょう。
琥葉:そして手を振るのもやめる。
琥葉:「相変わらずで、安心しました」少しばかり泣きそう。
GM:やがて、小舟は島に流れつく。……先ほど眺めていた、君が思い描いた人物と虎の姿はない。
GM:生い茂る木々の中をくぐっていけば、極彩の花々、濃い蜜の香りがするそれに、色鮮やかな蝶たちがひらひらと舞い飛んでいる。
GM:蝶の数は次第に多くなり、さらにその奥に進めば、蝶が群がり、大きな塊となっている場所を見つける。
琥葉:「…わあ」ぽかーんとしている
GM:君がそれに触れようとすれば、蝶ははばたき、燐粉をちらしながら、君の視界を覆う。
GM:【ささやき】
GM:蝶はささやくだろう。一匹一匹が違う言葉を、君の耳へ。
GM:白の蝶は囁く。それは「夢」
GM:赤の蝶は囁く。それは「出会い」
GM:黒の蝶は囁く。それは「別れ」
GM:黄の蝶は囁く。それは「目覚め」
GM:青の蝶は囁く。それは「物語の終わり」
GM:…君はどれを選びとった?その言葉は、どのようなものだったろう?君の手のゆくまま、心にとどめたものを、つかんでみてほしい。
琥葉:「…え」
琥葉:その蝶達を見つめる、少しばかり迷っているようだ
琥葉:「夢…ですかね」眼を細める。「主の夢を叶えてあげたい…そのためには…呪いを解かないといけない…」
GM:「夢」を囁いた白い蝶は、君の額に口づけると、光に溶けて消えていく。
GM:…蝶たちは飛び去る。君は、再び視界を取り戻す。
GM:そこにあるのは、ひとつの宝箱だ。
GM:その中にあるものは、君が求めていたもの、または、ずっと見ないふりをしていたもの、
GM:…あるいは、見たことがないようなものかもしれない。
GM:そこには、何が入っていただろう?君が思い描くまま、そこに「ある」と思うものを想像してほしい。
琥葉:「…」勇気を出してガチャリと宝箱をあける。
琥葉:あけると、ホログラムのようにその光景は映しだされる。
琥葉:先程の主が美しい女を連れて数人の子を抱きかかえてあの帝都の桜道を歩く光景。
琥葉:退治の打ち合わせ、主の愚痴や優しい言葉をもらったあの桜道はとても賑わっている。
琥葉:その光景には後ろで生まれたばかりの子を抱きかかえる琥葉もいるだろう。
琥葉:「…ごめん、なさい」
琥葉:がくり、とへたり込む「僕は、夢を、可能性を奪ってしまった、ごめんなさい、ごめんなさい」
琥葉:「ごめん、なさい、あるじ、、あるじ」顔を覆う、そのうち嗚咽も聞こえ始める。
琥葉:映しだされた光景は止まる事なく、他愛無い家族の会話が聞こえる、今日はこの子は頑張った、学校へ行った、苦手な物が食べれた、術が使えるようになった。
琥葉:そんな家族の会話がずっとずっと流れ彼は嫌でも聞いてしまうだろう。
琥葉:そして顔を上げれば、あの光景
琥葉:血溜まりの中倒れる主、買い物籠を落とし取り乱す彼。見殺し!!!!と叫ぶ周囲からの罵声が少しだけ流れる。
琥葉:「ごめん、な、さい…役にたたないどうぐ、で、ごめ、なさ」うわああああああと泣き叫ぶ。
琥葉:散々泣いて少しばかり落ち着く。
琥葉:「でも、僕、は叶えたい、貴方、の夢を」
琥葉:「出来損ないでも、役立たずでも、いつか、きっと」ぐしぐしと顔を腕で擦り半泣きで笑う。
琥葉:笑ってはいるが、自分の無力さで、拳はきっと固く握りしめている。
GM:……
GM:眩しい光の中、突然目が覚める。
GM:窓から注ぐ光は、生まれて初めて浴びたように眩しくて、心はある光景を呼び起こす。
GM:「きみがうまれたとき」それはどんなものだったろうか?
GM:自分はいつ、「生まれた」と感覚したのだろうか?君の思うまま、最後に残してみてほしい。
琥葉:すんすん嗚咽がおさまり涙をふく。
琥葉:「僕、は…数百年、壊れた硝子、だった」
琥葉:「だから人の姿、になれ、なくて、ずっとそのままで物置にいて」
琥葉:「修理に出してくれた、主の、おかげ、、でっっぐすっ、、」
琥葉:「ガラスペンとして、僕は生まれ変わって…」
琥葉:「物置で…僕は「生まれた」付喪神、として…」ごしごしとまた眼を擦る。声色も落ち着く。
琥葉:そして、強い眼差しを窓へ向け
琥葉:「彼に…返しきれない恩と…頂いた名前と、与えられた役目を、果たす為に「生まれた」…それが僕の「生まれた」でしょうかね」
GM:「はじめまして、また会えたね」
GM:…よく知った君自身の声が、そう響いた。
GM:『Re:birth』──君の裏側、君の誕生。君が、もう一度生まれた日。
GM:…
GM:ということで、『Re:birth』クリアとなります!
GM:おめでとうございます!!!いえーい!!!!
琥葉:お疲れ様でしたあああああああ!!!!!
GM:ということで報酬のお時間です
琥葉:はい
GM:▽クリア報酬ステータス成長3pt or スキルポイント30pt
GM:「夢」に関する記憶
GM:となります!!!!!
琥葉:イエエエエエエエエイ
GM:イエエエエエエエエイ!
GM:あ、それと、
琥葉:ステを全て攻撃にかな(イエエエエエイ)
GM:探索者の任意で、「この夢の中で一番印象に残った場面」の絵画を持ち帰れます!
GM:了解ですううう!
琥葉:印象…
GM:フレーバーアイテムですね!
琥葉:桜道を歩く幸せな家族連れかな(顔覆い)
GM:宝箱の中の絵ですかね!(場面的には
琥葉:ですね!!!
GM:了解です〜!絵画のフレーバーは一緒にbbsで報告します…!
GM:メイン〆ちゃおう。お疲れさまでした!
GM:ありがとうございました…!
琥葉:お疲れ様です!!!!!ありがとうござました!!!
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