Garden


向日葵をまだ憶えている


参加者


GM.水島新
PL.みずゆき/迷
PL.りん/ジュリア=ハンニバル
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ジュリア:ジュリアは迷さんに「食欲」の感情スキルを持ちます。
迷:迷はジュリアさんに「興味」の感情スキルを持ちます〜
GM:はい!ではジュリアさん、1d5、1d3振ってくださいな!
ジュリア:1d5
DiceBot : (1D5) → 4
ジュリア:1d3
DiceBot : (1D3) → 2
GM:ではジュリアさんは迷さんと行動しているときのみ+4攻撃値が上昇します。
また、ジュリアさん以外が迷さんに攻撃した場合、そのダメージは2下げられますね。
GM:迷さんはジュリアさんに対して注視と信用をSP消費なく使用することが出来ますよ
GM:さて、では早速、「向日葵をまだ憶えている」を開始したいと思います!よろしくお願いします!
ジュリア:よろしくお願いします!
迷:よろしくおねがいします〜!
GM:ある日の夜のことでした。ジュリアさんと迷さんはいつも通り眠ろうと、自室のベッドへ潜り込みます。
そして眠る前に、少し不思議に思いました。特に何か労働をしたというわけでもないのに、横になって数分で睡魔が忍び寄ってきたからです。
何だか今日は、いい夢が見られそう、そんな気がしながら、
GM:うとうと、うとうと、うとうと…………
GM:………
……

GM:……閉じたままの瞼を、強い光が透かしました。どうも人工的なそれであるようには思われません。
おまけに爽やかな香りのする風がふわりとお二人の頬を撫ぜてきます。室内であれば、こんな風を感じることはまずないでしょう。
GM:……嗚呼、どうしてこんな光や風を感じるのだろう。きっとお二人は不思議に思うことでしょう。そして、まるでそれに釣られるように、意識が段々と明瞭になっていきます。
そしてとうとう目を開けてみると、目に突き刺さってくるように鮮やかな、生命力溢れる黄冠の花が視界に飛び込んできます。
GM:――いつの間にやら、お二人は向日葵畑に立っていたようですね。
さあ、ジュリアさんと迷さんはどうしますか?
ジュリア:「……?ここは、……何で僕、ここに」とあたりを見回して迷さんを見つけます、迷さんを見た時、本能が、ぞくり、としてよだれがくちいっぱいにこみ上げてきました。「あの、迷、さん。僕がいるから、大丈夫」と名を呼んで、ぎゅ、と服の端を掴みました。不思議と、恐怖はありません。
迷:「向日葵、だ。」他に何か、と見回し、ジュリアさんを見つけます。
大丈夫と言う彼女を不思議そうに見つめています。
ジュリア:「……う、う」とあたりを静かに唸って見回します。どうしてこんなに食べたいと思ってしまうのか、解りません。ただ、危害を与えるわけにはいきませんでした。 向日葵畑を幻視します。
GM:向日葵畑を幻視ですね。
……特におかしなものはないようです。ただ、ご自身の背丈との差から、向日葵は大体2mを超す大きさであることが判るでしょう。真っ直ぐに太陽を仰ぎ、花びらを広げています。立派な向日葵畑ですね。
GM:そしてジュリアさんは辺りを見回したときに気が付きました。お二人がいる空間だけ、向日葵が刈り取られているように円形上の草原になっています。
近くには人が座れる程度の岩もあります。
そして先のほうに、道らしきものが見つかりますね。どうしますか?
ジュリア:「……別に、怖いものとか、そういうものはない、みたい。……あっちに、岩があって、それから、道もあるよ。どうしよう……順番に…あぅ、ごめん僕、迷さん、決めていいよ」
迷:「ううん……岩と、道だよね。休みたい?」
ジュリア:「……ううん、今は、いいかも。道、進もうと思って」と指示を聞きます。もしかしたら危ない事もあるかもしれません。迷さんのことを特別大事に考えている自分に、何故だかすこし距離を感じました。
迷:「なら、進もうか」道を進むことにしたようです。
GM:了解です。
GM:その道は、人が踏みしめて出来たような細い道です。
何度も何度も踏みつけられたようで、以前は緑色だっただろう葉も、土の色と同化してしまっています。
GM:周りは向日葵たちが聳え、まるで壁のようになっていました。
ジュリア:「……向日葵が、邪魔、だ……ええ、と、うーん……」と二本の刀を抜きます。 向日葵の壁を切り開こうとしているようです。
GM:切り開いてみても、そのうちジュリアさんはキリがないと感じるでしょうね。それくらい、向日葵はたくさん咲いています。
GM:さて、お二人がてくてく道を歩いて行くと、最果てに辿り着きます。
背後には、今まで歩いてきた道が。正面には川が在りました。
GM:川と向日葵畑の間には10m程度の草原があり、川岸を歩くことが出来るようになっています。
ちなみに川の向こう側にはこちらと同じように向日葵畑の鮮やかな色が見えました。ですが、何分大きな川なので、あちらに渡ることは難しいでしょうね。川は左が川上、右が川下になっています。
GM:お二人はどうしますか?
ジュリア:「……川、渡れないみたい」としゅん、としています。「行き止まり、なのかな」と首を傾げます。
迷:「どこかから回れると、いいんだけど」川上、川下を注視します。
GM:川上の方向には、大きな入道雲が見えます。山などは見えませんね。特に気になることはないでしょう。
紙に絵の具をのっぺりと乗せて描いたような、そんな現実味のなさを感じます。まるで絵画のようだと。
GM:川下の方向へ目を凝らすと、遠くに人影があるのが見えます。
あまりに遠くてそれ以上のことは判りませんが、人であるのは間違いないようですね。
迷:「……あっちだ」独り言のような、そうではないような。「人がいる」
ジュリア:「……人?」とつられて同じ方向を見ます。「話、きける、かな」と人がいるであろう方向に歩みを進めました。
GM:ジュリアさんは川下へ行くということで大丈夫ですか?迷さんはどうしましょ。
ジュリア:大丈夫です!
迷:「ひとまず行ってみようか」 川下にゆきます〜
GM:はあい、了解ですの!
GM:お二人が川下のほうへ暫く行くと、ぽつんとそこに在るベンチに腰掛けた、一人の少年の姿が見えました。
彼はどうやらジュリアさんと迷さんには気が付いていないようです。手に持った本を、熱心に読んでいます。
ジュリア:「あの」と少年に声をかけて、様子を伺います。
小林弥一:「…………?」声を掛けられて、不思議そうに本から視線を上げますね。それからお二人の姿を確認すると、「……こんにちは」と挨拶をしてくれます。
ジュリア:「ぁ、えっ、と……こんにちは。僕は、ジュリア。ジュリア=ハンニバル。あなたは?」と最近できるようになった笑顔で聞きます。
迷:「こんにちは。迷、という者です」こちらも、少年ににこりと笑いかけ。
小林弥一:「僕?……僕は小林弥一」「……君たちは、どうしたの?迷い込んできちゃったのかな」
ゆったりとした口調ながら、悪い人ではなさそうですね。
ジュリア:「…気が付いたら、僕ら……ここにいて。ええ、と、たぶん、そうだと思う、な。ここは、どこかな」と聞きます
小林弥一:「ここ?ここは……よく判らない。ただ、ここには時々、人が迷い込んでくるんだよ」言いつつ向こう岸の向日葵へと視線を移します。
ジュリア:「……え、と……判らない、って、……あなたは、ここの人では、ないの?」と首を傾げます。
迷:「君も、迷い込んできたということかな」
小林弥一:軽く首を傾げますね。どうやら少し違うみたいです。
「僕はここで人を待っているんだ。……一人で本を読んだり向日葵を見たりしながら、ずっと」
ジュリア:「人を待って、いるの。…なんだか、寂しい。……ずっと、
ジュリア:一人、なんて」
小林弥一:「……そうでもないよ。向日葵は……ここから見る向日葵が、一番綺麗に見えるんだ」
ほんの少しだけ、口元に微笑みを浮かべます。
ジュリア:「……。向日葵」くる、と向日葵を見つめます。そういわれてみれば、そうかもしれない、と感じて「綺麗だね」と言いました。どこか、切なさも感じて。
小林弥一:「うん。とても、綺麗だ」
そしてふと手元にあった本へと視線を戻しますね。
「……嗚呼、また読み直さなくちゃ。何度も読んでいるはずなのに、どうもたくさんのことを憶えることが出来なくて……忘れないように、また読まないと」
ジュリア:「どんな本なの?」と本を幻視します。
小林弥一:幻視ですね。
GM:本からは、特におかしなものが見つかることはないでしょう。ごく普通の、ありふれた本に見えます。
GM:タイトルは『向日葵をまだ憶えている』ですね。
小林弥一:「他愛もない二人の話。ただ、この夏を終わらせたくなかった
小林弥一:彼の話し口は淡々としていますが、お二人にはどこか彼自身の話のように聞こえるかもしれません。
ジュリア:「……」まるで、あなたみたいだよ、とは言えないで。「切ない、ね」とひとつ言葉を呟いて。輝く向日葵を横目に。
迷:「……ねえ、」湛えた笑みを少し深くして。「もう少し、内容を詳しく聞きたいな」
迷:話術使用します〜
「終わらせたくなかったのは、どうして?」
GM:話術了解です〜
小林弥一:「……この話のこと?」
本を軽く持ち上げてから呟くように、「……二人でいると、何だって綺麗に見えたから、かな」と。
迷:「そっか」満足そうに。「ありがとう」
小林弥一:「どういたしまして」
小林弥一:立ち上がってお二人を見て、「……君たちは、これからどうするの」と訊ねますよ。
ジュリア:「……ここから、帰らないと」としゅんとして俯きました。「僕らには、みんながいるから」とも付け加えます
小林弥一:「そう。……君たちにも、君たちを待っている人がいるんだね」「……ここから出る方法は、僕には判らないけど…………。ここには、夜がないんだ。だから、ここにいても、ずっと同じ時間を繰り返すだけだよ」
それから少しだけ間を置いて、「……僕はとりあえず僕の家に帰るけど、一緒に来る?」と。
ジュリア:「……僕は、ずっとここにいるのは嫌だから……うん、ついて行っていい、かな?」と迷さんをちらり、と見ました。
迷:「そうだね、お邪魔しようかな」またにこりと。悪気はまったくありません。
小林弥一:「……うん。じゃあ、付いてきて」
そう言うと弥一はふらりと立ち上がり、ふらふらと先を歩いていきます。
GM:弥一の案内の元歩いていくと、古い一戸建ての小さい家が見えてきますね。見たところ人気はなく、彼がひとりで生活しているだろうということが知れます。
GM:中に入ってみると、机、本棚、棚くらいしか家具が見当たりません。飾りのようなものも一切なく、随分と殺風景な家です。
小林弥一:「……いらっしゃい」
迷:「お邪魔します」
ジュリア:「お邪魔、します」
GM:弥一は特に案内をするというわけでもなく、ただぼうっとしていますよ。お二人はどうしますか?
ジュリア:本棚を幻視します
GM:本棚を幻視ですね。
紐で閉じられた、酷く古臭い本たちが並んでいますね。といっても、そこにあるのはたった五冊程度です。そしてその中に在る一冊のアルバムに目を奪われることでしょう。
アルバムも背表紙が色褪せていて、随分と昔のものであることが判ります。ですがきっと、ジュリアさんはつい手を伸ばしてしまうことでしょう。
ジュリア:「……」ごくり、息をのんでその背表紙の褪せたアルバムに目を通します
迷:迷は机を注視します〜
GM:まずアルバムのほうを処理しますね
GM:アルバムの中の写真で、特に目を惹かれるのは四枚の写真です。
GM:「校庭で二人、向日葵を育てている写真」「海に足をつけて彼女が笑っている写真」「木陰のバス停で傘をさしている写真」「雨の日に家で本を読んでいる写真」……
それぞれ長い時を経ていることが判るほど古びてはいましたが、そのどれもが誰が撮ったのだろうと思えるほどに綺麗な写真でした。
まるで、美しい写真をそのまま具現化したかのように。
GM:ですが、貴方はふと違和感を覚えます。
GM:二人で写っている写真は、最初の四枚だけなのです。それからはページをめくってもめくっても、写っているのは少年一人。
誰かと笑い合っているような構図の写真さえ、その『誰か』がいるべき空間にはぽっかりと穴が空いたように誰もいません。
GM:さて、では机への注視処理を
GM:机の上には、書きかけの便箋と鉛筆がありますね。どうやら手紙を書いていた途中のようです。
GM:他には特に、めぼしいものは見当たりません。
迷:「手紙を、書いていたの」書きかけの便箋をちらりと見て。
小林弥一:「……手紙?……嗚呼……そうだ、待ち人に手紙を書いていたんだ」
机のほうを見てから頷き、鉛筆を取り上げて書き途中の便箋に何かを書き始めますね。そして書き上げたそれを封筒に入れ、迷さんへ差し出します。
小林弥一:「もし会えたら、渡してくれないかな」
封筒の表側には『鈴原公子』と書かれていますね。手紙は紐で閉じられています。
迷:「僕が預かってもいいのかい?」 宛名を見て、その名前の人物が彼の待ち人であろうと推察します。
小林弥一:「うん。……君たちなら、きっと彼女に届けてくれる気がするんだ」
小林弥一:そしてアルバムを見ていたジュリアさんに近寄りますね。一緒になってアルバムを覗き込み、写っていた少女を指差します。
「この子だよ。……僕がずっと、待っている人」
ジュリア:「……この、ひと」と紡ぎます。写真の違和感は後で迷さんに伝えることにして、今は話をあわせるようでした。「覚えたよ、きれいなひと」
小林弥一:綺麗な人、と言われて、どこか恥ずかしそうに、どこか嬉しそうに微笑みますよ。
ジュリア:「僕たち、とどけるよ。大丈夫だよ」とにこやかに笑みます。 そしてアルバムを閉じて、元の場所に戻しました。
GM:「……ありがとう。よろしくね」
GM:そしてお二人は、ふと、吸い込まれるような、強い睡魔に襲われます。まるでここに来たときみたいだ、と思うかもしれません。
瞼が重くなり、次第に持ち上げられなくなっていきます。抗うことは出来ません。
GM:うとうと、うとうと、うとうと…………
GM:………
……

どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「ジュリア」がログインしました。
GM:眠ってしまっていたジュリアさんと迷さんは目を覚ましました。
起き抜けでぼやけた視界に映るのは、見慣れない木造建築の天井です。
GM:あれ?不思議に思ったお二人は、思わず身体を起こします。
するとすぐ傍で、幼い少年の声が響きました。
子供:「あっ!起きたんだー!良かった!」
ちょっと、びっくりするような大声ですね。きん、と頭に響くかもしれません。
子供:「お前たち家の前で倒れててさ、丸二日も寝てたんだぜ!目が覚めて良かったなー!!」
子供:にかっと白い歯を見せて笑うと、少年は「母さん呼んでくる!」と忙しなくばたばたと部屋を出て行ってしまいました。
GM:さて、お二人はどうしますか?
ジュリア:「……」ぽかん、としています。何が起こったのやらさっぱり。きんきんと子供の声が頭に響いていて、呆気にとられていましたが、まず迷さんの無事を確認してほっとしました。
ジュリア:そしてそのまま、部屋を幻視します
GM:幻視ですね。
GM:……特におかしな点は見つかりませんね。昔懐かしといった感じのお家です。
ですが、お二人とも幻視でアルバムの情報を共有していらっしゃるので、「雨の日に家で本を読んでいる写真」に映っている家と雰囲気が似ているなと思うことでしょう。
ジュリア:「……見た事、あるかも」と呟いて、迷さんを見つめました。確認のようです。
迷:「そうだね。似てる」ジュリアさんのほうをちらと見て、笑みます。同意ですね。
ジュリア:「……だよね」と微笑んでくれたことに安堵すると同時に、自分の食欲が首を擡げたことに少し恐怖し、羽を委縮させます。「あの子、待った方がいいかな」と子供が出て行った場所を見ました
GM:
では、そんなこんなでお部屋の中を見ていると、またばたばたと忙しない足音が聞こえます。
その後ろから、その足音を追い掛けるようにして、また足音が聞こえてきますね。
GM:そしてまた少年が一人の女性を連れて現れました。優しそうな女性です。母さんを呼んでくると言って引っ込んでいったので、少年のお母さんなのでしょう。
女性:「良かった、目が覚めたんですねぇ。お体の調子はいかがですか?」
お二人が起きているところを見てほっとした様子で問い掛けてきますね。
ジュリア:「…えっと、僕は、大丈夫」と取り敢えず頷きました。「あの、あなたは?」と聞きます
女性:「あ……すみません、初めまして。私は明子と言います。この子の母です」
そう言って、少年の肩にぽんと手を置きます。
子供:「俺は太一!」
そして、少年もにかっと笑って元気に名乗りますね。
ジュリア:「僕は、ジュリア=ハンニバル。……明子さんと、太一さん。ありがとう、助けてくれて」とまずはお礼を言います。
女性:「いえいえ、最近暑いですからねぇ……。外で倒れているお二人を見たときには肝が冷えましたけど、回復されたようで何よりです」「何もないところですけど、体調が万全に治るまで、どうぞゆっくりしていってくださいね」
女性:とても丁寧な対応ですよ。お二人を受け入れているというふうに微笑んでいます。
どどんとふ:「ジュリア」がログインしました。
ジュリア:「はい」と表向き微笑みますが、とりあえず無害かどうか、明子さんを幻視します。
女性:……幻視してみても、特に怪しいと感じることはないでしょう。どこにでもいそうなふつうの女性ですね。善い人っぽいなあという感じです。
ジュリア:「……ここは、どこなんだろう。僕たち、向日葵畑に……いたん、だっけ」と明子さんに言いますが、あまり良い頭ではないので記憶違いかも、と思い迷さんに尋ねるように言います、無害と安心して羽が少し広がりました。
迷:「そのはずだよ。……不思議だねえ」警戒などは現時点でとくにはしていないようです。
女性:「ここは日下(ひけ)町という田舎ですよ」とだけ答えます
GM:あーっ描写忘れが!!すみませんちょっと今更ですがお部屋描写挟みます!!!
GM:お二人が寝かされていたのは、どうやら客間のようですね。
といっても何かこれというようなものは見つからず、置いてある家具はテレビ、タンス、カレンダーくらいなものですよ。
ちなみにテレビは点けてみると普通に点きそうです。タンスの中に入っている衣服は冬物ですね。
特にめぼしいものは見当たりませんが、ただ一つ、日めくりらしいカレンダーのページが異様に薄いことに気が付きます。
めくってみると、何故でしょう、7月11日より先の日付が見当たりませんね。
迷:「……12日より先がないね」
ジュリア:「……ほんとだ」と一緒に見ます「何かあったのかな」
太一:「え?そんなの当たり前じゃん、明後日で世界は終わるんだからさー」
ジュリア:「え」と素っ頓狂な声を上げます
明子:「そうねえ」
二人とも至って当たり前のように言いますよ。世界が終わることに然して疑問はないみたいです。
ジュリア:「ま、待って、世界が、終わる!?」とひどく動揺します
ジュリア:「ど、どうし、よう、迷さん」と泣きそうな瞳です。死んでしまう事は怖いようです。死体のくせに。
太一:「……?うん、終わるよ!」
迷:「……そっか、それなら、終わるまでにやらなくちゃいけないね」 さして動揺していません。「大丈夫だよ」とジュリアさんに言います。
ジュリア:「う、うん」と大丈夫だよ、の言葉に安心します。 世界が終わるまで に あなたを 食 べ な け れ ば い け な い とどこかで恐ろしい自分が脳裏を走るのでした。 
GM:ちなみに本日の日付は昭和34年7月9日ですよ(また言い忘れてた)
ジュリア:「そ、そうだ、やらなくちゃいけない、えっと」と二人を見ます。「すいません、訪ねてる、人が、…いて」と迷さんの服の端を引っ張りました。
明子:「あらまあ。どなたかお探しですか?もし私たちで良ければお手伝いしますよ」
迷:「この手紙を、宛名のひとに渡したいのだけど。ええと……鈴原、公子さん」
太一:「公子?なーんか聞いたことある名前だなあ」
明子:「……あらあら、まあ。何の偶然でしょうか」
驚いたのか目を見開いて口元に手を当てますね。
「私の叔母の名前ですよ。……随分と前に、亡くなってしまった人ですけれど……」
ジュリア:「叔母……亡く、なった、?え、っと、どうしよう……僕たち、これを届けてくれ、って小林弥一ってひとにお願いされたのになぁ」と困ったように首を傾げます。
明子:「その方は存じませんけれど……。叔母のことなら、私の母のほうが詳しいですよ。そういえば、お二人を家に置きなさいと言ったのも母でしたね。何か懐かしいから、と」「何を言っているのだろうと思いましたけど……もしかしたら、偶然ではないのかもしれませんね」
迷:「そう……、会うことはできるかな」
明子:「ええ、勿論」にっこりと微笑んで頷きます。
「母は下の階にいますよ。是非挨拶してあげてくださいな、話すのが好きな人ですから」
太一:「俺!俺案内する!」ぴょんぴょん跳ねて太一はアピールしてますよ
ジュリア:「ありがとう、行こう、迷さん。……どうも、おかしいよ」と何か腑におちないのです。人々が世界が終るのをゆるしていることも、自分たちが時間を越えていることも。「案内して、太一さん」とにこりと笑いました
太一:「太一でいーよ!行こーぜ!」
太一:先頭を切ってどたぱた部屋を出ていこうとしてますね。やんちゃな子らしく階段を二段飛ばしで駆け下りたりしてます。
明子:「もう、太一ったら……」お母さんは苦笑い気味。
迷:「元気だねえ」
ジュリア:「あ、まって、まって太一!」と必死でついていきました
太一:さて。そんなふうにどたばたと向かうと、目当ての部屋の前に着きました。
襖を前にして、「ここ!じゃあ俺は外で遊んでくるー!!」なんて太一は飛び出して行ってしまいます
GM:そして襖を開ける前に、中から「公子さん……?」という声が聞こえました。
ジュリア:「ぁ、えと、違います、助けてもらった、ものです」と訂正して、入っていいのか伺っているようです。
おばあちゃん:「ああ……お入んなさいな」
ジュリア:「し、つれい、します」とおずおず扉を開けます。
迷:「失礼します」ジュリアさんに続いて声をかけ
おばあちゃん:「はいはい」
横になっていた身体を起こし、柔和な笑顔をお二人に向けてくれます
おばあちゃん:とても優しそうなおばあちゃんですね
ジュリア:「…あの、助けてくれて、ありがとう」とまず、ぺこりと頭を下げます。「あの、あのね、おばあちゃん。僕たち人を探してるの」
おばあちゃん:「いいえ、困ったときはお互い様だからねぇ」「人を、かい?」
ジュリア:「でも、もう死んじゃってるって、お手紙、預かってて、その」とイマイチあたまがこんがらがっているようです。
おばあちゃん:「まあまあ、少し落ち着きなさいな」朗らかに笑ってますね。
迷:「ジュリア、落ち着いて」宥めるように言います。
「鈴原公子というひとについて、話を聞きたいのです。とある人から、彼女に渡してほしいと手紙を預かっていて。
けれど、先ほど明子さんから聞いた話では、もう亡くなっていると」
おばあちゃん:「嗚呼、公子さんねぇ……。公子さん、いいえ、私の姉はね、確かにもう亡くなっていて……そうだね、五十年は経つかしらねぇ……」
おばあちゃん:「それにしても、そう、姉にお手紙……。だからかしらねぇ、二人から懐かしい向日葵の香りがしたのは。だからつい、あら、公子さんかしらと思ってしまったのよねぇ」
ジュリア:「ごじゅう、ねん……そう、向日葵、向日葵畑から、来たんだ、僕たち!そこで、小林弥一さんから手紙を預かってるの!」
おばあちゃん:「そう……。姉は向日葵の好きな人だったから。それに、弥一……聞いたことのある名前だ……」
迷:「やっぱり、この手紙はお姉さんに向けてのものなのかな」 
おばあちゃん:「そうだねぇ、私もそんな気がするよ……」
ジュリア:「だと思う」と頷きます。
おばあちゃん:そう言うと、おばあちゃんはよっこらせと重い腰を上げました。そして押入れから、何か箱を取り出しますね。
おばあちゃん:「幾つかはね、お葬式のとき一緒にお棺へ入れたんだけど……」
箱を開けると、小さな鍵、それから古い本が何冊か入っています。
ジュリア:「それは…?」と古い本と鍵を幻視します。
おばあちゃん:「姉さんの遺品だよ。なんだか、これが必要な気がしてねぇ。気のせいかしら」
GM:幻視ですね。
GM:……古い本の中に、「公子の日記」が見つかります。また、もう一冊、未完成らしき手書きの本に意識が向かいますね。
鍵には金色の粉が僅かに付着していると判ります。
迷:「日記と、……これは……?」ふたつの本を眺めながら。
GM:綺麗な字で綴られた手書きの本ですね。タイトルは『雨音子』。
どうも未完成のようですが、所々霞んでしまっているため読むことは出来ません。また、まるで雨の中にでもいたように、雫の跡も残っています。
これでは内容は判りませんが、最後の一文だけ妙に印象に残ります。
GM:「――キラキラとした黄色の中に見たものは、   。」
迷:「? ……キラキラとした、黄色の、中に……」周りには聞こえない程度の声量で、復唱します。
GM:最後の一文を完成させれば、この本は完成するみたいですね。
迷:「なんだろう、抜けているのかな」
ジュリア:「……」よくわかっていない頭を携えた死体はあまり役立てそうにありません。「日記、どんなことが書いてあるんだろう」と首を傾げました。「見ても、いい?」と尋ねます。
おばあちゃん:「ええ、どうぞ」
ジュリア:日記を幻視します。
GM:幻視、しても特に得られる情報はありませんね。開いてみた中身を描写(?)します
GM:「私たちは「ひまわり係」だった。
ひまわりの花を育てる。ただそれだけの仕事。
いつからか、早起きが好きになっていた。
そう、弥一さんと話すことが楽しみで。
彼が向日葵に微笑んでいる。
あの頃、私たち何もなくて、でも全てがあった。
私はただこの夏を、終わらせたくなかった。」
――――――――――
弥一さんは喘息だった。
薬がなくて、せき込む彼の背中を撫でることしかできなかった。
辛そうに、でも優しく「ありがとう」と微笑む彼が好きになった。
その日に「私、何があっても傍に居るわ」そう約束した。
――――――――――
陽が沈む海は、とても綺麗で。
二人で見れば、何だって美しく見えた。
「星の砂は、見えないものを見せる力があるんだって。」
そうして大切なものを三っつめへ埋めた。
――――――――――
酷い雨の日、彼は死んだ。
夏が来る直前、梅雨の日だった。
雨が強くて、お医者さんが来るのが遅れたのだ。
私は、その場にいなかった。傍に居ると、約束したのに。
ただ全てが終わっていた。
――――――――――
ひまわり係は一人になった。
「次の夏が来たら、話したいことがあるんだ。」
流れる川に裸足をつけて、「冷たいね」と笑う優しい声をまだ覚えている
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ジュリア:「……」なんとも言えないまま、日記を見ている。死とは、これほどまでに切なくて、これほどまでに悲しいもので、これほどまでに、眼が、潤むもので、「ずっと前に、死んだんだ、弥一さん」とこぼした。
迷:「彼も、……そうか、亡くなっているんだ、もう」預かった手紙に視線を落とし
おばあちゃん:おばあちゃんはお二人のことを黙って見ていますよ
ジュリア:「どうしたら、いいんだろう、…世界が終わるっていうし、死んじゃってるし、…こんなの、寂しい、よ」とぽろぽろ泣き始めました。
おばあちゃん:「おやまあ、泣かないで頂戴な……」
ジュリア:「そうだ、どうして、世界は終わるの?」と涙を手のひらで拭って聞きます。
おばあちゃん:「さあ、どうしてだろうねぇ。決まっていることだから、不思議に思ったこともなかったよ」
ジュリア:「……そっか」ととても寂しそうな顔をするのは、自分が死んだ身であるからでしょうか。どうして死んだのかはわかりませんが、死体と言われる自分が動き回ることをゆるす世界が、急に自分の死を宣告したのです。死体すらも、殺すというのに。 やはり謎を解かねば死んでも死に切れません、熟考してみることにしました。
ジュリア:天啓を使用します。
おばあちゃん:はい。では、1d100<=80を振ってくださいな
ジュリア:1d100<=80
DiceBot : (1D100<=80) → 48 → 成功
GM:成功ですね。ううん、うぅ……ん、そうだなあ……
GM:……そうですね。
この世界はやはり、あの向日葵畑で見た夢なのではないか。また、二日後に世界が終わるということは、この夢を見られるのは、あと二回までなのだろうとジュリアさんは思います。
そして、日記の中の『二人で見れば、何だって美しく見えた。』という一文が気になりますね。ふと、ベンチから向こう岸の向日葵を見る、弥一の姿が浮かぶでしょう。
GM:(これは情報与えすぎてないかな平気かなって顔)
ジュリア:「……迷さん」と、情報を共有します。 これは夢であること、この夢はあと二回しか見れない事、日記のあの一文を、弥一も言っていたことを。
GM:メタ的に言うと、シナリオの中に時間制限があるよって感じです。頑張って!
迷:「思ったよりも、ずっと時間は少ないのかもしれない」
おばあちゃん:「……結局、その手紙はどうするんだい?」ちらり、と手紙に視線を遣ってからお二人に問い掛けますよ
ジュリア:「届ける、よ」と頷くのでした
迷:「そうだね、持って帰るわけにもいかないなあ。……あ、公子さんが亡くなっているのなら、お墓は」
おばあちゃん:「嗚呼、……姉さんのお墓ならね、坂を下って二番目の道を行けば小さな墓地があるんだけどねぇ、そこにあるよ。道が不安なら、太一に案内してもらいなさい。あの子、どうせ近くで遊んでいるんだろう」
ジュリア:「うん、じゃあ行こう」と立ち上がって、太一さんに案内をしてもらうことにしました。
おばあちゃん:「ありがとう。優しい子たちだねぇ……」目をしょぼしょぼさせて笑います。
「もしあんたたちに帰る宛てがないなら、またうちに帰ってきなさいねぇ。うちには古い本くらいしかないけどね、いつまでだっていてくれていいからねぇ」
ジュリア:「……うん、ありがとう、おばあちゃん」とにこやかに笑うことが出来ました。
GM:では、お二人ともおばあちゃんの部屋を出るということで大丈夫ですか?何かしておきたいこととかないですか?
ジュリア:鍵を幻視したはず…!!(描写がなかったような)
GM:お、鍵の幻視なら……しましたが微妙に言葉足らずでしたね!再度描写します
ジュリア:ワァーーーすいません
GM:鍵はごく普通の古い小さな鍵です。前述した通り金色の粉……砂らしきものが付着しています。また、「三」と書かれた小さい紙が結ばれていますよ。
ジュリア:「あ、そうだ、おばあちゃん、これ、鍵……三、ってなんだろう」と紙に触れました。
おばあちゃん:「それかい?はて……私にもそれはよく判らなくてねぇ……。姉さんが大切にしていたものだから、遺品として取っておいたんだけれども、そういえば何なんだろうねぇ」
ジュリア:「見ても、いいかな」と紙をほどいてもいいか聞きます
おばあちゃん:「ええ、どうぞ」
ジュリア:紙をほどいて、幻視します。
GM:紙を解いてみても「三」と書いてある以外特には何も見当たりませんよ。
ジュリア:「三、かぁ」と繰り返します。何の三だろう…と疑問に思って、また丁寧に結びました。
GM:(ここは天啓の出番かな?)
迷:回します〜
GM:はい、ではお二人とも天啓振ってくださいな。そしてさっきの天啓間違ってました1d100<=50でお願いしますすみません
迷:1d100<=50
DiceBot : (1D100<=50) → 32 → 成功
ジュリア:1d100<=50
DiceBot : (1D100<=50) → 22 → 成功
GM:(ちなみに先ほどの天啓も48だったので成功してましたし問題ない)
ジュリア:(セフセフ)
GM:はい、では数値の低かったジュリアさんから。
GM:鍵に付着していた金色の「砂」が気になりますね。日記の中の一文、「星の砂は、見えないものを見せる力があるんだって。」というものを思い出すでしょう。
GM:次に迷さん。
GM:紙の「三」という数字を見て、ふと、つい先ほど、日記でそんな数字を見たような、と思います。この三は、もしかしてそれと関係があるのではと思い至るでしょう。
ジュリア:「……砂……」鍵をちゃり、と手の中で鳴らして。砂を幻視します
GM:幻視ですね。
GM:……鍵に付着している砂は見かけは普通の砂のようですね。金色できらきらしていて綺麗です。ただ、日記に書いてあるように、見えないものを見せる力があります。ですが、鍵に付着しているだけの量では足らないようですね。
ジュリア:「……変わった砂みたい」と迷さんにも情報を共有します。
迷:「綺麗な色の砂だね」もらうぞー!共有!
迷:「砂と、三、……ああ」迷は、先ほど読んだ日記の一節を思い出したようです。「“そうして”、」
「“大切なものを三つめに埋めた”。これのことかな」
ジュリア:「あ、なるほど。……どこかに、埋めたんだ。この鍵はきっと、それの鍵かな」と首を傾げました
迷:「関係はありそうだね」
ジュリア:「……どこに埋まってるんだろう……」と思いながら、手を口元にやりました
おばあちゃん:「三つめ……さて、どこだろうねぇ……」
迷:「少し調べてみないとわからないなあ……」
ジュリア:「とりあえず、ここじゃわからないかも。外に出てみよう、なにかわかるかな」と提案します
おばあちゃん:「じゃあ、行くのかい?」
ジュリア:「僕は行こうかな。迷さんは、どうする?」
迷:「動かないと何もわからないからね。僕も行くよ」
おばあちゃん:「そうかい。じゃあ、気を付けて行ってらっしゃいね」
ジュリア:てくてくと太一を捜します。
太一:太一は虫取り網や虫かごを持ってそこらを駆けまわってますよ。
ジュリア:「あっ、太一!」と声をかけます。「あのね、僕たち、行きたいところがあるんだけど」と経緯を説明しました。
太一:「んー?」
説明したら元気いっぱいに頷いてくれますよ。
「判った、連れて行ってあげるな!」
ジュリア:「ありがとう」と頷いてにこり、と笑いました。
GM:では、お二人は太一に連れられて、小さな墓地へとやってきます。そこは本当にこじんまりとした場所で、一周もすれば鈴原公子さんのお墓は見つかることでしょう。
GM:お墓には今摘んできたばかりといった感じで向日葵が供えられていますね。誰かがお墓詣りにでも来たのでしょうか。
ジュリア:「……誰か、来たのかな」とお墓の前で考えています。
迷:「そうみたいだね」供えられた向日葵を見て。「公子さん、小林弥一さんから、手紙を預かってきました。直接渡せたら、よかったのだけど」と、墓石に話しかけます
ジュリア:「……」と一緒に墓石を見ます。そっと手を合わせました。
太一:太一はお二人の後ろで自分の虫かごの中を覗いたり、ジュリアさんと一緒に合掌したりしていますよ。
迷:迷はそっと手紙をお墓に供えます。
GM:……迷さんがお墓に手紙を供えると、どこからか強い風が吹き上がります。手紙は空へと舞い上がり、やがて見えなくなりました。
そして風に紛れ、どこからか小さく「ありがとう」と女性の声が聞こえますね。きっと、公子さんに手紙が届いたのでしょう。
ジュリア:「……どういたしまして」とぽつり、呟きました。誰にも聞こえなかったかもしれないし、迷さんには聞こえたかもしれません
迷:「……」届いたのかな、と口の中だけで呟きます。
太一:「すっげー!!」太一は空を仰いで目をきらきら。
GM:さて。無事公子さんにお手紙を届けられたわけですが、もうだいぶ日が暮れていて、空は茜色に染まっています。あとほんの少しで夕から夜に移り変わるでしょうね。
お二人はどうしますか?
ジュリア:「……どうしようか、日が暮れていくね」と迷さんを見つめます。
迷:「そうだね……、慣れないところだし、道がわかるうちに戻ったほうがいいかな」
ジュリア:「わかった、戻ろうか」と言ってお墓をあとにしようと思います。
太一:「俺いるんだから道判るよ!ってか俺腹減ったー!!」お腹を押さえたとき、丁度ぐうと腹の虫が鳴いてます。
ジュリア:「……そうかも、僕もお腹すいちゃったなぁ」とお腹を撫でます。ちらり、と迷さんを見つめますが、ぶるぶると首を左右に振って邪念を消しました。
太一:「たぶん母さんがご飯作って待ってるよ!!早く帰ろうぜ!」
迷:「あはは、そうだった。でも、暗くなると危ないから。ね」二人を見て。
「……?どうかした?」とジュリアさんに笑みかけます。
ジュリア:「……な、なんでもない!」と迷さんに微笑みかけました。お腹が空いているのは、死活問題です。死体だけに。
迷:(死体だけに)
太一:「めーし、めーし!!」太一はご機嫌で先に歩き始めてますよ。途中振り返って「はーやーくー!!」とお二人を急かしたり。
迷:「ふふ、行こうか」
ジュリア:「うん、行く!」と迷さんの服の端を握って歩きました
GM:ではおうちに帰るということでよろしいですか?
ジュリア:最後に天啓使っておきます!
GM:はい!では1d100<=50どうぞ!
ジュリア:1d100<=50
DiceBot : (1D100<=50) → 89 → 失敗
ジュリア:うわーここにきて
迷:では私も〜
GM:はーい、どうぞ!
迷:1d100<=50
DiceBot : (1D100<=50) → 29 → 成功
迷:やった!
ジュリア:やった!
GM:お、迷さん成功ですね!
GM:では迷さんは、おばあちゃんの「うちには古い本しかないけどね」という言葉を思い出すでしょう。書庫か何かがあるのかな、と思います。
GM:ジュリアさんは、お腹減ったなあと食欲で頭が占められているのでしょうね!
ジュリア:>>食欲<<
GM:ぎゅるるる、って腹の虫が鳴いちゃってるんです。きっと。
迷:書庫ー!
迷:ジュリアチャン マヨイ オイシソウダネ
GM:書庫ー!
ジュリア:オイシソウ
迷:「……本しかない、って言ってたけど、少し調べ物、できるかな」 ひとりごとのように。
ジュリア:「……ふぇ?本」と一緒に考えます。 本、か、本、と頭の中で繰り返します。
太一:「本ならうちいっぱいあるぜ!全部古いけど!どーせ誰も読まないしなー」
迷:「そう、あとで読んでもいいかな?」
ジュリア:「私も、読みたいな」
ジュリア:ごめんなさい僕です
太一:「いいと思う!何なら持って帰ってもいいんじゃないかなー」
迷:「えっ」思ってもいなかった言葉に珍しく驚きます「……貰ってもいいのかい?」
太一:「だって誰も読まねーもん!」こくこくと激しく頷いていますよ。
それからちょっと考えて「……母さんかばあちゃんに一応聞いてな!」と。
ジュリア:「それはそうかも、解った」と頷くのでした。
迷:「うん、あとで聞いてみるね」と太一くんに笑みかけます
太一:「おう!」にかっと笑いますよ
迷:ギャワイイ
迷:おうち戻りましょう〜
ジュリア:戻ります!
GM:ではそんな話をしつつ一行がおうちに戻ると、何やらいい匂いが鼻を擽ります。どうやらお母さんが夕飯の支度をしているようですね。
ジュリア:「ご飯、だ……!」と嬉しそうに眼を輝かせます
太一:「たっだいまー!今日の晩飯何ー!?」いち早くおうちの中に転がり込んだ太一は大声を上げながら靴を履き捨てました。玄関には彼の履き散らかした靴が転がります。
ジュリア:太一の靴を並べなおしてあげて、お邪魔するのでした。
迷:ジュリアちゃんが直してくれた。あとに続きます。
明子:「おかえりなさい!ごはんはもう少しで出来ますから待っててくださいね。手を洗ってきてくださいな」
ジュリア:「はぁい」と笑います。どこか、切ない気持ちも。
太一:太一はさっさと手を洗って、お母さんのお手伝いをしに行きましたね。お皿とお箸並べるぞ!
ジュリア:「僕、まともなご飯にありつけたの久々だよ」と言いながらわくわくしているようです
太一:「そうなんだ。うちの母さん料理上手いから美味しいの食べれるぜ!!」
ジュリア:「すごく、心が、潤ってる……」とにこにこしていました
明子:「まあ。大したものはお出し出来ませんけど、たくさん食べていってくださいな」にこにこ
迷:迷も手を洗って、「僕も何か手伝えるかな」と。
明子:「そうですね……おばあちゃんを呼んできてくれますか?お料理はもう出来てしまうので」
ジュリア:「わかった、呼んでくるよ」と迷さんを引っ張って「行こう!」と言うのです、早くありつきたい!
迷:短く了解の返事をして。「わあ、転んじゃうよ」などと言いながらひっぱられてゆきます。
太一:太一はお母さんのお手伝いしてます。よろしくなー!なんて言ってますよ。
どどんとふ:「太一」がログインしました。
おばあちゃん:お二人が迎えに来たら、おばあちゃんは微笑んで「おかえりなさい」と言ってくれますよ
ジュリア:「えっ、と、ただいま」と照れくさそうに言います。「あ、そうだ、ご飯が出来るから、って」と要件を伝えに来ました。
おばあちゃん:「はいはい。いい匂いがするねぇ。今日はお魚かねぇ」
よっこいしょ、と立ち上がり、ジュリアさんと迷さんを見て、「手紙は届いたかい?」と。
ジュリア:「!……届いた、大丈夫」と頷きます、笑顔でした。
迷:「ちゃんと、届けられました」
おばあちゃん:「そう。……あっちの世界で、姉さんも喜んでいるだろうね。ありがとう」
ジュリア:「どういたしまして。…あ、そうだ、あとごはん食べた後でいい、のだけど、僕たち、書庫に行きたいんだ。ある、かな」
おばあちゃん:「書庫かい?あるよ。……と言っても、あんたたちみたいに若い子が楽しめる本があるかはね、ちょっと判らないけどねぇ……。何せうちの本は古いから……」
迷:「構いません」
ジュリア:「そっか、ありがとう。大丈夫だよ」
おばあちゃん:「じゃあ好きなだけ見て行って頂戴な。……悪いけど、肩を貸してくれるかい?歳を取るとねぇ、膝がしくしく痛むのが厄介だよ……」
ジュリア:「わかった、僕の肩につかまって」と肩を差し出します。
おばあちゃん:「ありがとうね」言いながら手を伸ばしてジュリアさんの肩に掴まります。よいしょ、よいしょとゆったり歩き始めますよ。
ジュリア:それに合わせてよいしょと歩き進めます。役に立てるのが少し嬉しいみたいです。
おばあちゃん:よいしょ、よいしょと歩きますよ。部屋に着くと、ご飯が卓袱台に並んでいます。
明子:「あ、ありがとうございます。ほら、私に掴まって。お二人はどうぞ、好きなところへ座ってくださいな」
お母さんがおばあちゃんに肩を貸して席に連れていきます。太一はもう待ちきれないというような顔で座ってお箸持って待機してますよ。
ジュリア:ひょい、と席に座ります。目の前の家庭感あふれるご馳走にわくわくとして、太一くんと同じく待ちきれない顔をしていました
迷:続けて、迷も席につきます。おいしそうだなあ、なんて思っているようです
GM:今日のメニューは鯖の味噌煮に里芋の煮っ転がし、わかめとお豆腐の味噌汁、それに箸休めでお新香が数種類お皿に盛りつけられていますね。
素朴ながら、とても美味しそうなご飯です。
GM:ちなみに、夕飯のあとには冷えた西瓜を切ってくれるそうです。
ジュリア:西瓜いいですな…!ジュリアは嬉しそうに笑って手を合わせて号令を待っていました
太一:「腹減ったー!食おうぜー!」ぱちん、と手を合わせて「いただきまーす!」
太一の声に合わせ、おばあちゃんやお母さんたちも手を合わせていますよ。どうぞ召し上がれ!
ジュリア:「いただき、ます!」と空腹のお腹にご飯をいれていきます、久々の美味しいご飯を堪能します。
迷:「いただきます」ゆっくりと食べ始めます。スピード? ええ遅いです。
明子:「お口に合うといいんですが」なんて微笑んでお二人や太一が食べているのを見つつ、ゆっくりもぐもぐ
ジュリア:「おいしいっ、美味しい、です」と口いっぱいに頬張ってもぐもぐしていました、眼は輝いています
明子:「まあ、それは良かったです。おかわりもありますから、遠慮せずにたくさん食べてくださいね」
迷:「ほっとするというか、……そんな味が、する」
太一:「へっへーん!だろだろ!母さんの料理すっげー旨いだろ!?」太一はお二人が気に入ってくれたので嬉しそう
ジュリア:ジュリアはぱたぱたと羽をゆるく動かしてにこにことして頷きます。
太一:「そういえばなー、俺今日こーんなにでっかいカブトムシ捕まえたんだぜー!」
満足げにもぐもぐしながら自慢!
ジュリア:「ぇ、カブトムシ」とキラキラさせます、そのまま、自慢話を聞き入っていました。
太一:「姉ちゃんカブトムシ好き!?あのな、こーんな、こーんなでっかいやつ!!この辺カブトムシとかクワガタいっぱいいるんだぜ!あと近くの川に蛍もいるな!!」
ジュリア:「虫は好き。かっこいいから」と頷いて「蛍もいるんだ…」と聞き入っています。…でも、この世界はあと二日で終わってしまうことを思い出して、はかなさを感じるのでした。
迷:「蛍」少し箸を止めて。「光るんだっけ」と少し興味を示しています
太一:「虫好き!?へー!俺と姉ちゃん気合うなー!!」
太一:「うん!光るぜ!こう、ぼやーって!それが真っ暗の中でぽわぽわ動くの!すっげーきれー!!」
おばあちゃん:「そうだねぇ、今は丁度螢の季節だ。いっぱい見られるだろうねぇ」
迷:「へえ……、見てみたいな」
太一:「行く!?俺案内するよ!!」
がたっと興奮のあまり立ち上がり、お母さんに軽く叱られ座りなおします。
ジュリア:「うん、後で行きたい」って笑います。蛍に興味があるようです。
太一:「よし!!じゃあ飯食ったら行こう!!」がーっとご飯を掻き込む
明子:「じゃあその間にお風呂の準備しちゃいましょうね」
ジュリア:「蛍見てから、書庫かな」と迷さんに承諾を求めます。
迷:「そうだね」ジュリアさんを見て。
明子:みんながそろそろ食べ終えたなという頃合いにお母さんが西瓜を切ってきてくれますよ。よく冷えて、甘い西瓜です。
明子:「塩もありますから、振り掛けたい方はどうぞ」
ジュリア:甘い西瓜を頬張って納涼です。西瓜なんてどれくらい久々に食べたのやら。
迷:「塩、かけたほうがおいしいのかな?」これは、彼は西瓜を食した経験がなさそうです。
太一:「塩掛けるとなー、んと、しょっぱさがな、なんか、こう……」口の周りをべとべとにしながら説明しようともにゃもにゃ
おばあちゃん:「お塩はねぇ、しょっぱいでしょう。だからね、西瓜にかけると、対比で甘さが強く感じられるんだよぉ。あまり甘くない西瓜には塩をかけて食べるのがいいって言われていたねぇ」
おばあちゃん:おばあちゃんが太一のあとを引き継いで説明してくれます
ジュリア:「へぇ、そうなんだ……塩…」と聞いてかけることにしてみたようです。「ん!おいしい……!」と顔を輝かせていました
迷:「なるほど」ぱらぱらと塩を振り。「……うん、確かに」しゃくしゃくと食べ進めます
おばあちゃん:そんなお二人を見て「気に入ったなら良かったねぇ」と種をぷっと自分のお皿に吐き出してますね。ほのぼの。
ジュリア:西瓜は種ごと食べないと理解したジュリアです。ほのぼの。食べ終わると蛍を見に行くことにしました。
太一:食べ終えたら太一が「じゃあ螢行こうぜ!」って立ち上がりますよ。
ジュリア:「うん、行く!」と嬉しそうに立ち上がります
太一:「螢捕まえるか!?」ってわっくわくですよ
ジュリア:「捕まえたら可哀想かな、見てるのがいい」って苦笑い。太一と迷さんと蛍を見に行くことにしました。
太一:「ん……そうだよな!螢夏の間しか生きられないもんな!判った!」
迷:「え……捕まえられるの?」 話を聞いてください。
太一:「ん〜……虫取り網あるし、螢あんまり飛ぶの早くねーからなー。捕まえようと思えば捕まえられると思う!」
迷:「僕」
迷:ミスッタ
迷:「僕、捕まえてみたいな」
ジュリア:「迷さん、蛍が好き、なの?」
迷:「わからない」曖昧に答え。「見たことがないんだと、思う。話を聞いたことはあるけれど」
太一:「じゃあ……捕まえる?そぅっとな、捕まえるの、そぅっと!!」
ジュリアさんに可哀想と言われて確かに、と思ったらしい太一はやたら「そぅっと」を強調しますよ
ジュリア:「うん、そーっと」と言って頷きます。そーっと、そーっと。
迷:「……聞いたことがある? 誰にだったかな……」 自分の発言を不思議に思いながら。
「うん、そぅっと、ね」
太一:「じゃあ、行くぞ!」立ち上がってたったか駆け出していきますよ!
ジュリア:「待って、待ってよ太一」とそのあとをついていきます、たったか!
迷:太一くん、虫取り網持ったかな
太一:急いで駆け出して行ったので忘れたかもしれませんね。言えばお母さんが出してくれるかも。
迷:「あ、持ってない……すみません、虫取り網、貸してもらえますか」と、お母さんに。
明子:「あらあら。もう、ごめんなさいねぇ太一ったら。少し待ってくださいね、取ってきます」
そういって虫取り網を取りに行きました。あまり待つことなく持ってきて渡してくれますよ。
迷:「ありがとうございます」
虫取り網 を 手に入れた ▼
GM:では、三人は外へ出ました。するとすぐに、坂の下からちらちら見える、淡い光に気が付くでしょう。
ジュリア:「…!蛍だ」と呟きます
迷:念のため光を注視します〜
GM:注視ですね。
GM:ゆらゆら揺れる、幻想的な光です。嗚呼、綺麗だなと貴方は思うことでしょう。特に変なところもなく、螢だなあって感じです。
GM:さて。ではその光に誘われるようにして、三人は坂を下っていきました。するとすぐに、綺麗な川が見えてきます。
お二人はあの向日葵畑での川を思い出すかもしれませんが、全くの別物だなあという感想を抱くでしょう。辺りが暗いながらも、魚の泳ぐ影を視認することが出来ます。螢が住むというだけあって、綺麗な水ですね。
GM:螢たちは辺りを自由に飛び交っており、ぽわぽわ淡い光を点滅させています。とても美しい光景ですよ。
太一:「うっわー……!」太一はここに住んでいるので見慣れているとはいえ、やはりその景色に心を奪われているようですね。
太一:螢に気を遣っているのか、普段よりは幾分抑えた声を発します。
ジュリア:「……すごい……」といつもより小さな声で眺めます。幻想的で美しい光景に、思わずため息が出ました。
迷:「とても、綺麗だ」おそらく初めて見るであろう光景に、ただそれだけの言葉を発します。
太一:「だろ?すっごいよなー……」
太一:「あれ?兄ちゃん、ちゃんと虫取り網持ってきたんだ?俺忘れたからどうしようかと思ってたー……!」
迷:「確かめる前に行ってしまったから。お母さんに言って、貸してもらったよ」にこり。
太一:「そっかー……!じゃあこれで捕れるな……!」
GM:はい。ではここで螢との敏捷値対決となります。
ジュリア:敏捷対決wwww
GM:ダイスボットをクトゥルフのものにして、res(自分の敏捷値-6)のダイス振ってくださいなー。
今回は虫取り網を持っているので、結果的に+20の補正がありますよ!
迷:マイナスになるんですがそれは もしかして
ジュリア:res(5-6)+20 かな?
Cthulhu : (1d100<=45) → 24 → 成功
迷:いいのか 振るぞ〜
迷:res(5-6)+20
Cthulhu : (1d100<=45) → 62 → 失敗
迷:そしてしくる
ジュリア:くっwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GM:あちゃ…………
GM:では、ジュリアさんは螢を無事捕まえることが出来ましたよ。虫取り網からそぅっと出してやると、手の中でぼんやりと光っています。不思議と仄かに温もりを感じますね。
GM:迷さんはたぶん螢さんが本気出して逃げ惑ったのでしょう……。
迷:あやしいもんなこの男(結論)
ジュリア:「……あったかい」とにこ、と笑って蛍を見ます、ほら、と二人に見せてぼんやりと光るそれを満足げに見ていました。
GM:ジュリアさんが二人に螢を見せると、途端、螢は光を失うようにして手の中から消えてしまいます。不思議ですね。
ジュリア:※この蛍は特殊な訓練を受けています※
GM:くっwwwwwwwww
迷:くっwwwwwwwwwwwww
GM:……さて。ジュリアさんが螢を捕まえたり、周りを飛んでいる螢を全員で眺めて楽しんだりしているうちに、夜は更けていきました。
辺りの螢も徐々に数が減っていき、そのうち飛んでいる螢がいなくなってしまいます。
太一:「いなくなっちゃったかー。な、そろそろ帰ろうぜ。あんまり遅くなると母さんたち心配するし!」
ジュリア:「うん、戻ろうか」と堪能したようです。
迷:「そうだねえ、戻ったほうがよさそうだね」「……つかまえたかったな」
太一:「んー、でもいっぱいきれーな螢見れたじゃん!な!!」迷さんの背中をばんばん
迷:「う、ん、そうだけど」少し痛そうにしています
太一:「まあまあ!じゃあ帰ろうぜ!!」
GM:では、螢を堪能した三人は、おうちに戻ることにしますね。夜道はかなり暗いですが、家から近いこと、また太一がいることで、不安を感じることはないでしょう。
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