Garden


雨ごい


参加者


GM.ひよにし屋
PL.オットリア/トニトルス・シャーロット
PL.雨蛙/椿 恭一郎
PL.衿崎/ルート
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GM:全員が塔に入ったタイミングで、
全身まで震えてしまいそうな音が外の扉近くに落下する。
GM:……稲妻だ。
ルート:「…!!」思わず後ろを振り向きます
恭一郎:「うわっ…。…今のは大きかったねえ…。」ちょっと外を覗いてみる
恭一郎:「近くに落ちたかな?」
GM:どうやら碧い木の一つに落ちたらしい。
美しい葉も、熟れた果実も、涙を枯らしたように黒ずんでいる。
灰色の空に目を向けると、白い稲妻が走って消えた。
シャーロット:「近かったにゃー」ちょっとにこにこしてテンションが上がっている。
恭一郎:ここだ!碧い木を注視!!
GM:ここだ!
GM:「注視」→周囲、木
木が天然の碧さを誇っていて、どれも水に濡れている。
よく見ると、藍色の果実を実らせていた。
恭一郎:「おやぁ…。」ちょっと近づいて青色の果実を3つほどもぎ取ろう
ルート:果実生き残ってます…?
恭一郎:他の樹からいただくまでさ
GM:どうやら稲妻が落ちたのは一つだけのようで、無事なのもあったようだ。
その中から恭一郎さんは果実を持っていけただろう。
ルート:なるほど!!!!
恭一郎:へっへっへ
恭一郎:「なんか美味しそうな実見つけたよ!」塔に戻って二人に1個ずつ渡します。
GM:※善陣営の探索者なら、果樹園にあるものだと気付いてもいい。
シャーロット:「お、おいしそうかにゃあ?」
訝しそうに藍色の果物を幻視します
GM:「注視」→果実
力を籠めれば潰れてしまいそうだが、皮をむいて食べられるらしい。
しっかりと形を保っていて、食べごろだろう。
ルート:「む…この果実みたことがあるな…」果実を受け取ります
シャーロット:「あ、意外と食べられそうなんだ……とりあえずもっとこうかにゃ」としまっときます。
恭一郎:「これでお腹がすいても安心だね。」袖口に入れとく。
ルート:「果樹園で育てているもの似ているな。食べても平気だろう」
GM:一個ずつ手に入れました、やったね。
恭一郎:やったね
シャーロット:「とりあえず塔の中に入っちゃおうにゃ。濡れるのはちょっと嫌にゃ」と先に塔の中に入って周囲を幻視しますね。
恭一郎:同じく注視
ルート:急いでついていって注視します
GM:塔の中の基本情報も一緒に出しますね。
GM:塔の中は静寂が満たし、扉越しでなければ、外の音は水滴すら聞こえない。
外観とはうって変わり、青、灰、藍、紫など、
湿り気を帯びた色合いのレンガが、壁として円状に積み重なっている。
塔の中央には梯子があり、空を求めるように高く伸びていた。
GM:「注視」→周囲
円状の壁は、空に近付くにつれて狭まっている。
狭い足場が一定間隔に壁沿いの輪を描いているのは、壁に扉があるからだ。
梯子を上り続けたら、足場の一つには辿り着けるだろう。
恭一郎:「やけに静かだ。」
シャーロット:「しーんとしてるにゃ」
ルート:「先ほどの雨音が嘘のようだ」
恭一郎:梯子を触って安全か確認する
GM:頑丈そうですね、手足を滑らせない限りは落ちないでしょう。
恭一郎:「うん、登るのに支障は無さそうだ。」
ルート:扉に注視します。扉があるのは一つだけですかね…
シャーロット:「よし、おさき!」
と梯子を上りますね!
恭一郎:「じゃあ僕もっと。」後に続きます。
ルート:「足元には気を付けるんだぞ…」続いて昇っていきます
GM:扉は壁沿いに沢山ありますが、梯子を上らないと届きそうにないですね。
羽でも生えていれば話は別でしょうが。
GM:また、寒色系の扉ばかりです。
恭一郎:羽無かったわー
ルート:「そういえば、ここには寒色ばかりだが色があるな…」思い出したように言います
シャーロット:「あ、そう言えば」
恭一郎:「ほんとだねぇ。」よじよじ
ルート:「色があると言うのに街とは違った哀しさを感じさせるような気もする」恭一郎さんの尻を見つめながら
恭一郎:ルートさんの前に登っといて良かった
GM:長く、長く、梯子を上れば。
やがて、足場の一つに着くことができた。
そこには水色の扉が一つあり、静寂をまといながら探索者達を待っている。
だが、梯子はまだ続いていた。
恭一郎:いやここは残念なのか…?
シャーロット:「どうしよっか、誰か居たらお邪魔してますって声掛けないとにゃ」とりあえず足場で降りて一休み。
恭一郎:コンコン。ノックしてみよう
ルート:「かなり長い梯子だな…ノックしてみよう」とドアをコンコンします
シャーロット:「こんにちはー」声をかけてみる。
GM:ノックしても返事はないですね。また、鍵がかかっている。
シャーロット:「もしかして鍵かかってる?」
恭一郎:「かな?」んー?と首かしげる
ルート:「開かないな…」
ルート:鍵開けします!一番低いけど!
シャーロット:どうぞどうぞ
恭一郎:いっちゃえ!
ルート:1D100<=50 いけえええ
DiceBot : (1D100<=50) → 54 → 失敗
ルート:あああああんんんんn
恭一郎:もうちょっと
ルート:「むぐう…」眉間にしわ寄せ
恭一郎:じゃあ次行こう
GM:手ごたえはあったが、あと少し!という所で開かない。
恭一郎:1d100<=80 鍵開けがちゃがちゃ
DiceBot : (1D100<=80) → 92 → 失敗
恭一郎:なんだと
ルート:ななななななんだってええええ
シャーロット:「うーん、そっかーだめそうかー」
恭一郎:「あれぇ…?」
GM:手を動かしてみたが、コツを掴み損ねてしまった。それは開かない。
恭一郎:シャーロットさんに期待のまなざし
シャーロット:GM、鍵は金属製ですか?
GM:金属ですね
シャーロット:では固有スキルから電源化を使用して磁界を作ろうとしてみます。これで直接鍵を回転させることができたりプラス補正とかあるといいな。
シャーロット:「ちょっとびりびりしてみるにゃ」
伸ばした右掌からぱちぱちと青白い静電気が走ってドアの鍵穴に入っていく。
シャーロット:鍵開け宣言します。
GM:では+10あげます!どうぞ
シャーロット:やったぜ
シャーロット:1d100<=80+10
シャーロット:1d100<=90
DiceBot : (1D100<=90) → 73 → 成功
シャーロット:「がちゃっと、にゃ!」どやあ
GM:鍵は開いた、入れそうだ。
恭一郎:「おぉ〜〜〜!!」ぱちぱちぱち
シャーロット:「おじゃましまー」そおっと中を覗いてみます。
GM:中は通路が輪になっていて、扉を開いた先はその一角だ。
壁一面には本棚が並んでいで、様々な色をした本が並んでいる。
狭く、精一杯並んだとしても二人分程の幅しかない。
ルート:「中には誰かいるのだろうか」同じく除きます
ルート:覗きます
GM:人はいないようだ
シャーロット:「塔を一周してるような通路なのかにゃこれ?」
本棚の本に幻視してみます。なにかめぼしい本はありますか?
恭一郎:「どうどう?」後ろでそわそわしてる
GM:「注視」→本棚、本
無彩色の街とは関係ない、別の土地の本が多い。
探索者が知っている言語のものから、まったく理解できないものまで、様々だ。
その中で、本に紛れ、一つの日記を発見するだろう。
シャーロット:日記手に取ります。内容とか読めますかね?
ルート:「本棚が並んでいる…とても狭い通路だ…」
恭一郎:「へえ…書斎かな?」
GM:読めますね、では内容を開示。
GM:<日記>
『どうやら、嫌な世界に来てしまったみたい。
誰もが怪訝そうに私を見る。
すぐに出て行きたかったけど、あの悪夢に見つかってしまうかもしれない。
それに、無理に移動してきたからか、消耗してそれどころじゃなかった。
路地裏で休んでいると、一人の青年と出会った。
貧相な身なりをした彼だけは、私に優しく手を差し出した。』
『一室借りて暮らし始めたけれど、人付き合いは成り立たない。
唯一まともに会話をしてくれる不愛想な君に、平気なのかと尋ねたら、
「色が綺麗だと思ったから」と言ってくれた。』
GM:『君はいじめられているみたい。
いつもの不愛想で「大丈夫だ」と言っていたけど、君は段々孤立してきている。
私の……私のせい……』
『崖の上で星を見ていた時、突然強い雨が降り注いだ。
風も激しく、雷も
急いで街へ戻ろうとした時、君は足を滑らせて、』
GM:『あの雨は沢山の被害をもたらしたらしい。
街を追い出された、行き場もない。
この崖に、空に届きそうな塔を生もう。
君は無事だったけど、色付きの災厄が移るからと、
私とは離れて、街を追い出され……』
GM:『君はいつか、いつか帰ってくる。
信じたい、けれど、また負担になるのは……
愛してると囁いてくれた、あの声が愛しいと、思ってしまう、』
GM:『空が、泣いている。』
GM:所々が、濡れてよれている。
ルート:横から覗き込むように日記を読みます
シャーロット:読んだ内容をみんなで共有します。
シャーロット:「この塔に住んでいる人の日記……なのかにゃ? 街の人が言うような悪い人じゃない……?」
恭一郎:同じく覗き込む
恭一郎:「……分かってくれる人がいたんだね。今は、いないみたいだけれど。」
シャーロット:「そうだにゃ……死んじゃった……のかにゃ?」
恭一郎:「どうだろう…無事だとは書いてあるけど…。」
ルート:「おそらくまだ帰ってきていないのだろう…待ち続けると言うのは寂しいことだ」
ルート:「…この塔の主を助けてやれるだろうか」
恭一郎:周囲を注視してみる。まだ何かあるかな。
GM:「注視」→中
輪になっている部屋らしい、壁に本棚が並ぶだけの通路は奥まで続いている。
GM:種類豊富、色んな本があるね。日本語のもある。
シャーロット:「塔の主ってさっきの歌声の子なのかにゃ?」
恭一郎:「その可能性は高いけど…まずは会ってみなくちゃね。」
ルート:情報を得るため気になる本を探しています
恭一郎:じゃあ日本語の本を漁ろう
シャーロット:「しかしここ図書館みたいだにゃー。マンガないかにゃマンガ」
シャーロット:ないだろ
恭一郎:和歌集みたいなのないかな
GM:シークレットダイス
GM:漫画あったわ
ルート:何の漫画だろ…
GM:ルートさんは「ナイトメア戦略」「ナイトメア・サバイバル」という本が目に留まる。……おや。
GM:恭一郎さんは「異種和歌集」という人外が綴った和歌を発見し、どれも妖怪など和の人外が歌を綴っているが、「ないとめあ」と記述してあるものも多く見られた。
恭一郎:「おや、面白そうだね。」手に取ってぺらぺら
ルート:「ふむ、興味深いな」軍人精神
シャーロット:「うわ、探してた田河水泡の『のらくろ三等兵』だにゃ! これこっそり、もとい譲ってもらえにゃいか聞いてみよう……」
恭一郎:「僕も聞いてみよう〜」多分断られても持って帰る
ルート:「気に入ってしまった…少しの間拝借しよう」良いものを見つけたのか嬉しそう
GM:のらくろ三等兵にも何故か「ないとめあ」という脇役が出てきましたね。
GM:さて、ルートさん。
ルート:はい
GM:折角複数提示したので、どの本も「ナイトメア」の名がある……あるいはそれが登場している本だと気付いても良いです。
シャーロット:「ないとめあ……そんなハイカラな名前のキャラいたっけな……?」
ルート:「…ずいぶんとナイトメアを推すな…新たな戦略法か…?」
恭一郎:「ないとめあって何だろうね?妖怪?」
シャーロット:「みんなナイトメアなのにゃ? うーんナイトメアってなんだにゃ?」
ルート:「ナイトメアとは恐らく悪夢という意味で間違いないだろう…しかしすべてに記載されているのは妙だな」
シャーロット:「そうだにゃー、もしかしてここの本全部に出てきてたり?」
恭一郎:「悪夢かーもしかしたらこの世界自体悪夢だったりしてね!」
シャーロット:「誰かが見る……夢か」
恭一郎:「さて、この本もらっていいかも聞きたいし、上行ってみるかい?」
ルート:「そうだな、少し夢中になってしまったようだ。急いで行くか」
シャーロット:「じゃあ私一番!」とまたしても先頭で梯子に登っていきますね。
恭一郎:つづく〜
ルート:スカートなので、恭一郎さんが行くのを待ってます
GM:ではルートちゃん最後
ルート:最後に続いていきますー
GM:【頂上】
GM:梯子を上りきると、頂点へ辿り着く。
壁の所々に小窓があり、狂うような雨が降り注いでいるのがわかる。
外へ続扉には、何か文字のようなものが刻まれているようだ。
恭一郎:さすがにスカートの女の子の後ろはいけない
シャーロット:文字に幻視してみます。読めるかな?
GM:「注視」→扉、文字  ※見やる等の動作でも開示可
木製の扉の表面に、文字が傷のように綴られていた。
GM:『赦されない。
色味の無い人達を、哀しみの水に溺れさせることにしました。
哀しみを、味わってもらいたい。

罪が償えるまで、罰は平等に与えられる。
人間が赦しても、空が赦さず。
空が赦しても、"悪夢"が赦さず。
"悪夢"が赦しても……』
ルート:同じく注視で情報を共有します
恭一郎:同じく注視
シャーロット:「……呪い。……めいているにゃ」
GM:皆さんその情報を得られました
恭一郎:「やっぱりここの魔女さんが原因なのかな……。」扉は開きますか?
GM:開きそうですね
恭一郎:そっと開きます。
ルート:「相当恨んでいたのだろうか…」ぞっとする
シャーロット:「この文字を書いた人も、哀しかったのかにゃ? なんかそんな気がするにゃ」
GM:扉を開けた先は、雨の世界のように思えた。
足場を叩こうとした雨粒は、灰色の床に溶けこんだ瞬間に消えていく。
人が落ちないよう、砦のように壁で囲ってあるようだ。
恭一郎:周囲に注視。誰かいるかな。
GM:「注視」→周囲 ※進む等の動作で開示可
屋上は広く、探索者が踏み入っても余裕がある。
一角には、上へ続く小さな階段があった。
ルート:聞き耳を立てます
GM:「聞き耳」→周囲
雨粒に混じり、歌が聞こえる。
哀しい響きはどこの言語か分からないものの、
音楽をたしなむ者なら分かる、まるでラメントのようなメロディーだ。
ルート:外で聞こえた歌と一緒ですかね…?
シャーロット:「そこで歌うのは誰にゃ?」
GM:そうですね、一緒です
GM:シャーロットさんの呼びかけに応えるように、歌が途切れた。
ルート:「さっきの聞こえたのと同じような歌だったな」
恭一郎:「この上…みたいだね。」
恭一郎:いってみよういってみよう
シャーロット:「哀しいうたにゃ」そう言いながら階段のほうに行ってみます。
ルート:「行くしかないな…」
GM:では、三人は階段を上った。
GM:小さな階段を上った先には、少女が一人立っている。
水色を宿した外見は、所々が黒に侵食されていた。
両手を手錠で繋がれた彼女は、口を噤み、静かに探索者の姿を認める。
少女:「……」
恭一郎:「えっと、こんにちは?」
シャーロット:少女に幻視します。特に黒に浸食されたところを中心に
ルート:「君は…この塔の主か?」と聞きます
少女:「……どうも。笑いに来たの?なら、帰ってほしいのだけど」
GM:情報二つあるから両方出しちゃいますね
GM:「注視」→少女
傘も差さずに立ち続けている。その姿は、水滴の一粒も受けていない。
雨は彼女に触れるか触れないかの所で、壁に当たったように跳ねている。
消耗しているのか、疲れたように瞬きをしている。
GM:「注視」→黒
髪に、服に、染み込んでいる。少女を侵食するかのように。
少女:「そうだね、この塔は私が建てた」
シャーロット:「その塔の主がどうして縛められているのにゃ?」
彼女の手錠を指しながら聞きます。
恭一郎:「笑う…?僕たちは、雨のこと知りたくてここまで来たんだ。そしてできたら止められないかなっと思ってね。」
少女:「この手錠は、私を抑えつける為の手錠。……、相応しい罰の証だよ」
「考えを改めない限り、罰は与えられ続けるものなんだって。
与える者、与えられる者、どちらの考えも。
私もそう、……、こんなことをしてしまったから、罰は下ろうとしている」
そう言って、少女は少し空を見上げた。
少女:「この雨は、街の人に哀しみを教えたくて降らせたもの。……、命でも捧げたら、雨乞いは完成するだろうね」
ルート:「どうして哀しみを教えたいんだ?」
少女:「感情を馬鹿にする人達ばかりだったからだよ。
……色の無い街を歩いてきたのなら、どう感じた?」
シャーロット:「あんまり居心地のいい場所じゃなかったにゃ」
ルート:「しかし、そう悪い人間ばかりではなかったようにも思えたぞ」
恭一郎:「彼らも、怖がっているみたいだね。」
少女:「悪くない人間って、何。色付きだと蔑ろにしても、良いことをすれば良い人なの?」
少女:「世間体に囚われて、人を蔑ろにすることしかできない、残念な人間達。
こちらの哀しみを分かろうとしないのなら、
この哀しみを、身をもって味わってもらうしかない。
そう思って、私は雨を乞うたの。
哀しみに溺れたら、彼らも苦しみを分かってくれるかもしれない」
恭一郎:「……」彼女の顔をうかがう
恭一郎:「君も…怖いんだね?」
少女:「……、何が」
恭一郎:「その、哀しみを一人で背負うのが。だから、誰かに分かってもらいたい。」
シャーロット:「同じ色のあるもの同士のよしみ、言いにくいこと、うち明けてみたらどうかにゃ? なにかできるかもしれないにゃ?」
と情報開示するように甘言でも使ってみようかな。
恭一郎:「誰だって、独りは怖いもんさ。」
GM:情報開示か +5甘言でいってみよう!
シャーロット:1d100<=55
DiceBot : (1D100<=55) → 15 → 成功
GM:すげえ
GM:では少女は真っ直ぐに探索者を見る。雫のように丸い瞳は、真剣で、動向を伺っているような視線を向けている。
少女:「……、私の書庫は入ったみたいだね。日記も読んだのかな」
シャーロット:「御明察のとおりにゃ。そのほかにも少し気になることもあってにゃ」
シャーロット:「貴女が雨を降らすのと、悪夢とやらは関係があるのかにゃ?」
話術を使います。
少女:「あの悪夢は勝手に私を追っているだけで、無関係だよ」
「私が雨を利用しただけ。……、私を蔑ろにした以上に、彼を蔑ろにしたことを許せなかった」
恭一郎:「街の人達の罪が差別と君の大事な人を蔑ろにしたことだったとしたら、君の罪は一体何だい?」
少女:「人を殺そうとすること。街を脅かすこと。……、生まれたこと自体間違っていると、言われたこともあった」
恭一郎:「それを償うために、君は何をしようとしている?」鎖に視線を向けながら
少女:「雷を、見たでしょ」つられて鎖に視線を向ける
シャーロット:「本当は町に雷をおとしたくはないのではないかにゃ?」
恭一郎:「……罪を償う方法が、それしかないとは思えないけどな。少なくとも僕には、君がとても寂しそうに見えるよ」説得使ってみよう
少女:「……、青い雷は私からの怒りだよ。
でも、白い雷は私への怒り。もうすぐだろうね。もう一つの雷が私を罰すれば、私は終わる」
「……」さみしそう、と言われて恭一郎さんを見やる。
GM:説得+5でいこう!
恭一郎:「この雨は君の怒りと同時に、君の哀しみなんじゃないかな。」
恭一郎:1d100<=85 説得
DiceBot : (1D100<=85) → 35 → 成功
GM:では、少女は目を閉じる。頬を伝った涙が、雨に紛れて地に落ちた。
恭一郎:「僕、寂しそうな子はほっておけないんだ。」懐っこい笑みを浮かべ、少女に近づく
少女:「……しは……」
少女:「……私は、どうしたらいい……?」
恭一郎:鎖を壊すことはできそうです?
GM:鎖は左右別の所に繋がっている。攻撃すれば壊せそうです!
恭一郎:では左側の鎖をS&Wで攻撃武器でおもむろに壊します。
恭一郎:1d7+3
DiceBot : (1D7+3) → 5[5]+3 → 8
GM:左の鎖は僅かにかけた。しかし、まだ壊れそうにない。
恭一郎:「俺は、色が好きだよ。街の人達は色を怖がってるみたいだけど、それはきっとまだその美しさを知らないんだ。」
少女:「私は、どうすれば良かったんだろ」顔を歪め、少女らしく感情を見せる。雨のように溢れた涙は止まらない。
「……美しさ……」
恭一郎:狙撃銃で更に攻撃
恭一郎:1d7+4
DiceBot : (1D7+4) → 6[6]+4 → 10
GM:半壊した。諦めなければ、いけるかもしれない。
シャーロット:がんばっている恭一郎さんを見ながら一応周囲を幻視してみます。なにかないかな。
恭一郎:「どうにかして見せてあげよう。そうすればきっと、皆君のことを認めてくれる。君も、雨を降らす必要は無くなるよ。」
恭一郎:1d7+4 もう一発
DiceBot : (1D7+4) → 1[1]+4 → 5
恭一郎:頑張れよ!
ルート:「まずは自分自身から動くことが大切だと私は思う。ひきこもっていては何もすることができないだろう」恭一郎さんに加勢します
ルート:射撃の心得を発動し銃で攻撃します
GM:シャーロット様に手錠の注視情報と、雷で欠けたらしい大ぶりの石を見つけたことにしよう。
GM:「注視」→手錠
二つの鎖が、屋上の隅にそれぞれしっかりと繋がっている。
離れないように、頑丈に。
GM:恭一郎さんの三発目を受ける、左の鎖はもう少しで壊れそうだ。ルートさんもどうぞ!
シャーロット:大ぶりの石は折角なので持っていこう
シャーロット:では右手の手錠の彼女の手の方に注目して幻視を。鍵穴とかありませんか?
恭一郎:ええいこうなりゃフランキじゃ
ルート:1d8*1d4 これでできるかな
DiceBot : (1D8*1D4) → 4[4]*4[4] → 16
恭一郎:1d7+5 フランキで攻撃武器
DiceBot : (1D7+5) → 4[4]+5 → 9
GM:鍵穴はなさそうですね。何らかの方法で壊すしかないようです。
GM:ルートさんの攻撃で左の鎖が壊れた!折角なので恭一郎さんの攻撃は右にしましょうか
恭一郎:では壊したの確認して右の鎖へ!
恭一郎:「ルートちゃんさっすがあ!おじさんも頑張るぞ〜」
シャーロット:じゃあ恭一郎さんに続き右の鎖に攻撃素手で。
ルート:「左はやったか…まだまだいくぞ」
シャーロット:1d2
DiceBot : (1D2) → 2
シャーロット:「えいっ」
GM:恭一郎さんとシャーロット様の攻撃で、右の鎖もダメージを負った。もう少しで半壊といったところか。
少女:「……私を、逃がすの?」
ルート:射撃の心得を宣言します(2回目)もっかいいくぞう
GM:GOGO
ルート:1d8*1d4 右の鎖へ銃で攻撃します
DiceBot : (1D8*1D4) → 4[4]*4[4] → 16
GM:ルートさんの鮮やかな射撃は、確実に右の鎖を捕えた。音を立てて壊れ、少女は自由になる。
少女:「……」戸惑ったように皆を見る。
恭一郎:「逃がすんじゃない。これは君の物語だ。君が変えなきゃ。」
少女:「……」
少女:「まるで、夢物語みたいなこと言うんだね」
恭一郎:「主人公が動けないんじゃ、物語は始まらないだろう?」そう笑って銃をしまう
少女:「……聞いてもいいかな、君はどうやったら夢が叶うと思う?」くすり、と笑う
恭一郎:「歩けばいいさ。何も見えなくても、何も聞こえなくても、目的地なんてわからなくても、ただ、歩いていけばいい。
そうするうちに、誰かが背中を押してくれる。誰かが手を引っ張ってくれる。誰かが指をさしてゴールを教えてくれるんだ。
人任せに聞こえるかもしれない。でも最初の一歩を踏み出すのは自分自身さ。歩けば必ず、夢は叶うから。」
少女:少女は黙って、塔の向こうを見つめる。
「……歩いていたら、君にも会えるかな……」
シャーロット:「そうだといい……、きっとそうだにゃ」
ルート:「あなたの大切な人も、あなたの美しい色をきっと待っているはずだ。」
ルート:「哀しみに塗れていないそのあおを」
シャーロット:「そういえば、貴女の名前は? 私はシャーロットにゃ」
少女:くす、と少女が笑う。
「私は弱っていたから、何かを代償にしないと雨を呼びだせなかった。
素敵な名だね、シャーロット。私はもう名を思い出せないんだ、ごめんね」
恭一郎:「僕恭一郎。ぱぱって呼んでもいいんだよ?」
少女:「……」ぱぱ、という言葉に一瞬瞳が揺れた。「ありがとう、恭一郎」
ルート:「私はルートと言う。…ちなみに聞きたいのだが、この果実は一体なんなんだ?」藍色の果実を取り出し言います
少女:「それは作りあげた木の果実。私の、心の実。力を取り戻す為に食べごろを待っていた」
少女:「……、成長しきっていたんだね」欲しい、とは言わない。判断に任せようとしているかのよう。
ルート:「これは、我々が持つべきものではないな。勝手に取ってすまなかった。貴女に返そう」と果実を少女さんに渡します
恭一郎:「そうみたいだね」少女に渡す。むしり取った犯人はコイツです。
シャーロット:「かってにとっちゃったにゃ」とシャーロットも返しましょう。
少女:「一つで良いよ。ここにいた時点で、諦めていたの」後は持って行っても言いという
恭一郎:「そう?」じゃあ持って帰ろう
シャーロット:「そっか、三つも食べられないもんね」とひっこめる。
少女:「……、いいの?」残ったルートさんへと問いかける
ルート:「ああ。偶然だがこの果実を見知っていてな。おいしいぞ」少女の手に果実を乗せます
少女:「ありがとう」
GM:少女は受け取り、皮をむく。雨で輝くそれを味わい、喉奥に通せば。
GM:滲んでいた疲れが引いていき、どこかふらついていた体は芯を取り戻す。
少女:「……戻った……」
少女:空を見上げ、雨に手を伸ばす。
少女:「終わらせなきゃ。哀しみの雨は、もういらない」
少女:「……それでいいんだよね?」
恭一郎:微笑みゆっくり頷きます。
恭一郎:「君が決めたなら」
GM:では。
GM:少女は祈るように手を組む。それを願うだけで、
GM:雨は止まり、空から光が差した。
シャーロット:「んー、まぶしいにゃ」
光に手を翳して言う。
恭一郎:「久々のお天道様だねぇ……」
ルート:「ん…」眩しさに目を細めます
少女:「……色を見せる」
恭一郎:「…できるのかい?」
少女:頷き、皆に見せるように果実の皮を広げる。
「例えば、私は色を失わせたり、宿したりすることができる」少女が願えば、藍色が悲しい灰色に染まった。
恭一郎:「そりゃすごい」覗き込む
ルート:「驚いたな…」目を見開きます
少女:「魔女って、異質さを軽蔑してそう呼んだんだろうけど、……、私は似たようなものなんだ。
心に沿って、願いを叶えられる。
新たに建物を増やすこともできるし、音を遮断することもできる。
自然を生み出すこともできるし、人を殺めるのだって、その気になれば他愛もない」
シャーロット:「ほほー」
少女:皮を両手で包みこみ、再び開いた時にはあの果実の種となる。
恭一郎:「使いどころは難しそうだね。」
シャーロット:「うえればそだつかにゃー?」
ルート:「願いを叶えられる…ならば大切な人にも出会えるのでは…?」
少女:「……幸せを完璧に叶えるのは、いつだって難しいんだ」
少女:育つよと肯定する。
シャーロット:「帰ったら植えてみようかにゃ……」
恭一郎:「完璧じゃなくてもいいじゃない。その気持ちがあれば、きっといつかその人にも会えるよ。」
GM:さて。
GM:雨は晴れたし、このまま少女を見送ることもできるだろう。他に提案があればそれもいい。
恭一郎:「君はこれから、どうするんだい?」
少女:「旅に出ようかなと思っている。街にも行くよ、色は綺麗だって言ってやりたいからね」
ルート:「ふむ、その意気だ」
シャーロット:「そっか、それじゃあ、貴女の旅路にさちあれ、にゃ!」
恭一郎:「それはいい。君は強い子だよ。僕らは君の味方だから。」
恭一郎:「いろんな世界を見るといい。」
少女:「ありがとう、皆」
GM:【エンディング】
少女:「美しい色を持った君達は素敵だね。
出会いが喜びを生んだ、それは無駄じゃないと言い切れる」
礼を言い、再び手を組んだかと思えば、探索者は少しずつ微睡み始める。
少女:「私は行く。だから、君達も本来在るべき居場所へと送ろう。
願わくば、ここから帰っても変わらないよう、祈るよ」
恭一郎:「ありがとう。元気でね。」微笑んでゆっくりとまどろみの中へ
シャーロット:「また、会う時まで、さよならにゃー」
ルート:「あなたの願いが…叶うことを祈って…」目を瞑ります
GM:意識が落ちる直前、最後に声を聞くだろう。
少女:「私は哀しみを司る悪夢の性質を持つ。
私がいる限り、全てを幸せにすることはできない」
GM:【停止】
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:探索者は夢を見る。
水色の少女がモノクロの世界を旅していた。
途中で会った貧しい人々に恵みを与え、笑顔を広げている。
GM:景色が良く見える丘に到達した頃、白黒の青年と目を合わせ、時が止まったように立ち止まり。
GM:何か崩れる音がした瞬間、それが誰なのかもわからないまま、目を覚ます。
GM:青空と木々を映す水溜まりが、近場に一つ広がっていた。
木陰で眠っていた理由も分からないが、何故か気持ちが晴れたように清々しい。
恭一郎:「ん……よく寝たぁ…。」ぐぐっと伸びをして立ち上がる
ルート:「……」ゆっくり体を起こします
シャーロット:「うにゃー、朝かにゃ?」
目をこすりつつ
恭一郎:「……いい天気だなぁ」空を見上げる
恭一郎:「さて、帰ろうか。」
シャーロット:んーと伸びをして帰ろうとして、ふとポケットに果実が入っているのに気付きます。
ルート:「すがすがしい青空だ…耕作日和と言ったところか」
シャーロット:「どこでてにいれたんだっけかにゃ?」
そう思いながら食べながら、拠点に帰ることでしょう。
シャーロット:「これうまい」
GM:甘酸っぱいが、癖は無かった。種まで食べられそうだが、あえてそれを選んだかはまた別の話。
青空の下で、笑顔が溢れる拠点へと帰っていく。
GM:各々の日常は、鮮やかに色付いていた。
GM:「雨ごい」クリアです、お疲れさまでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
恭一郎:お疲れ様でしたー!!!!!!!!
シャーロット:おつかれさまでしたー
ルート:おつかれさまでした!
恭一郎:雰囲気とても好き
GM:いえーーーーーーーーーーーーーーい とりあえず報酬から説明しよう
GM:▼PL報酬
ステータス成長+3Pt
自身の「罰」に関する記憶の一部分

条件を満たせば入手:
自身の「哀しみ」に関する記憶
GM:あと果実な
GM:「アイの実」
消耗品。
藍色の果実はしっかりと形を保っている。
力を籠めれば潰れてしまいそうだが、皮をむいて食べられる。
甘酸っぱいが、癖は無く、種まで食すことができるだろう。

食べてみると、どことなく心が穏やかな気持ちになる。
混乱、暴走、洗脳、暗闇など、精神的な状態異常を回復する。
恭一郎:罰と哀しみ…
ルート:めっちゃどうしよう…
恭一郎:わーい(∩´∀`)∩
シャーロット:罰と哀しみか
GM:シャーロット様種どうした?
シャーロット:種は適当に悪陣営拠点ちかくにぽいーしてるとおもう
シャーロット:生えるかな……
ルート:拠点付近に突如として生えた樹!!!
シャーロット:こわ
GM:主催に相談かな(シナリオ製作者的には良い) 一応種も入手持ち物にしておこう
シャーロット:はーい
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