Garden


雨ごい


参加者


GM.ひよにし屋
PL.篠崎/ドレイン・シンクレール
PL.結捺/ユーナ・セイトラ
PL.夕紀乃/ノア
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GM:中は通路が輪になっていて、扉を開いた先はその一角だ。
壁一面には本棚が並んでいで、様々な色をした本が並んでいる。
狭く、精一杯並んだとしても二人分程の幅しかない。
ノア:「あ、うまく行った」がちゃっとな。
ノア:「書庫、みたいな感じかなぁ」
ユーナ:ててて、と本棚に歩いていこう。何があるかな、何があるかな。
ノア:きょろきょろ本棚に注視、それから周囲に嗅ぎ分けと聞き耳。
ユーナ:本棚に幻視していこう。
ドレイン:「本かー…」遅れて入ろう
ドレイン:読めなさそ
GM:本に注視、幻視、
GM:無彩色の街とは関係ない、どこか遠くの地の本が多い。
本に紛れた、一つの日記を発見するだろう。
GM:嗅ぎ分け、
GM:本の匂いがするね
GM:聞き耳してもやっぱり静かだ
ノア:ドレインさん本苦手?
ユーナ:本を手に取ってぱらぱらめくろうかな、大丈夫かな。
ノア:日記 ほう
ドレイン:学校に何歳まで行けてたかという話
ノア:なるほど。サバットの本はノアと一緒に読んだのかな……
ドレイン:あー意味が分からない単語は教わってたと…good job
GM:シークレットダイス
ドレイン:日記は後ろから覗こうかな!
ノア:日記覗く覗く。ひょこっ。
GM:適当な本を見ようとしたら、知っている言語の物があることに気付くだろうね。童話かな。
GM:では日記の内容、
GM:『どうやら、嫌な世界に来てしまったみたい。
誰もが怪訝そうに私を見る。
すぐに出て行きたかったけど、悪夢に見つかってしまうかもしれない。
それに、無理に移動してきたからか、消耗してそれどころじゃなかった。
路地裏で休んでいると、一人の青年と出会った。
貧相な身なりをした彼だけは、私に優しく手を差し出した。』
『一室借りて暮らし始めたけれど、人付き合いは成り立たない。
唯一まともに会話をしてくれる不愛想な彼に、
君は平気なのかと尋ねたら、「色が綺麗だと思ったから」と言ってくれた』
GM:『彼がいじめられているらしい。
いつもの不愛想で「大丈夫だ」と言っていたけど、彼は段々孤立してきている。
私の……私のせい……』
GM:『崖の上で星を見ていた時、突然強い雨が降り注いだ。
風も激しく、雷も
急いで街へ戻ろうとした時、彼が足を滑らせて、』
『あの雨は沢山の被害をもたらしたらしい。
街を追い出された、行き場もない。
この崖に、空に届きそうな塔を生もう。
彼は無事だったけど、色付きの災厄が移るからと、
私とは離れて、街を追い出され……』
GM:『彼はいつか、いつか帰ってくる。
信じたい、けれど、また負担になるのは……
愛してると囁いてくれた、あの声が愛しいと、思ってしまう、』
GM:『空が、泣いている。』
GM:所々が、濡れてよれている。
ノア:「……魔女ちゃんの日記かな」ふむ。
ユーナ:「ですかね…。」
ドレイン:「どうやら、嫌な……来た?…」読めなさそう
ドレイン:「色が綺麗だと思ったから」、「空が泣いている」の文だけは印象にのこったらしい。
ノア:「ん? あぁ、これは……」って感じで朗読。
ドレイン:「…ふんふん、なるほどな。俺らとほとんど変わんねぇか?悪夢ってのはよくわからねぇけどよ」
ノア:「だねぇ……雨が降ったのが本当にこの子の力なのかは分からないけど……」んー。「まぁ、理由が無ければここに留まってはいないよね」
ノア:本棚以外にも注視きょろきょろーしつつ。特には無いかな?
GM:では部屋の中注視、
GM:輪になっている部屋らしい。本棚が並ぶだけの通路は奥まで続いている。
GM:探せば希望の本もあるかもしれない、英語らしきものとかもちょいちょいある。
ドレイン:「…………何となくわかった。とりあえずこいつは寂しいってことだろ?」ドン
ノア:「まぁ、そうとも言えるか」ふむ。「"彼"を待っている、のかなぁ。今でもずっと」
ユーナ:「……さぁ、もしここにいるのがその日記の持ち主なのであれば聞けばいいんじゃないですかね。」本を一冊頂いていこう。なんか、読めるやつ。
ドレイン:「そうだな、聞きに行くか」
ドレイン:あたりを注視してみるかな 気になるものある?
ノア:「魔女ちゃんなら帰る方法知ってるかなぁ」んー、と伸びをしている。
GM:輪になっている部屋らしい。本棚が並ぶだけの通路は奥まで続いている。
GM:気になる点と言えば、通路かな。
ドレイン:「奥に続いてるのか」進んでみよう
ユーナ:本は、なんか、読み応えの、あるやつ………童話集とか、そういう何個か話入ってるやつだと。猫が嬉しいらしい……。
ノア:「これどこまで続いてるんだろ」ドレインさんに続く。
ノア:猫(この卓ではまだなってない)
ユーナ:一冊片手に出来たら、ノアさんの後ろをさらについていこう…。
ユーナ:(まだなってなかった)
GM:では、
GM:通路を進んで反対側まで来ると、
棚がはけた壁に大きな灰色の扉を見付ける。
一面を覆う鎖は、所々が黒ずんで脆く、今にも壊れそうだ。
ノア:ひとまず灰色の扉に注視
ユーナ:扉の先に聞き耳だけしておこうかなぁ。幻視もしておこ
ドレイン:「開けるなって言われてるみたいだよな」うずうず
ドレイン:靴先をトントンと鳴らしています
GM:灰色の扉、
GM:開きかかっていて、鎖を壊すだけでも入れるということがわかるだろう。
GM:聞き耳、
GM:あぶくのような音が微かに聞こえた。
ドレイン:「何かわかったか?」
ユーナ:「……何かの音はしますね。」
ドレイン:「何かのってなんだよ、おーい誰か居んのか」向こう側に話しかけてみる
GM:沈黙が返ってきますね。
ノア:「これ壊しちゃう?」壊す前に普通に外すことはできないか試す<鎖
ユーナ:「……なんでしょう、………泡…?」
ドレイン:「鍵とか持ってねーしな、良いんじゃね」
GM:ちょっとユーナさんが持ってきた本の描写を挟ませてください
GM:【Nightmare and Sleeping beauty】
 少女とナイトメアの運命を綴った童話。
少女は親に捨てられてしまい、ひとりさみしく泣いていた。
そんな中で夢を見る、少女は見知らぬ少年と出会う。
空中に浮いたマジシャンのような少年が、少女に笑いかける。

「初めまして、僕はナイトメアだよ」
「ナイトメア?」
「誰かの夢を叶える存在のこと。君の夢も叶えてあげる」
「本当?じゃあ私、お腹がいっぱいになれる場所に住みたい!」
「お安い御用さ!」

ナイトメアの力で、あっという間に景色が変わる。
宇宙のような空間から、全てが食べ物でできた島へ。

「ありがとうナイトメア!」

けれど、これはあくまでも"夢"だ。
現実では、少女は死んでいた。
通行人がたまたま見つけた時は、少女は笑顔でいたらしい。

その後、少女は島の主としては生き続けている。
ユーナ:「………。」本をパラりと読んで中身を確認した時に、少女の幸せ、夢でのという仮かもしれない幸せは……少し思考したけど、なんとなく幸せというのがふわふわしてはっきりわからなかったのであとでゆっくり読もう…という感じで落ち着いたらしい
ドレイン:ユーナさんが持っている本をチラ見してみたが、内容は分からなかった。だから悲しいということはないが、本が好きなんだなと声をかけて扉に目をやる。軽く蹴ってみよう。蹴り壊せそう?
GM:扉を蹴るなら頑張ればいけるかもしれない、鎖なら一発で壊れそうだ。
ドレイン:んじゃ鎖狙おうかなっ
GM:ちなみに鎖は普通に引っ張っても無理だった。
GM:了解、蹴りどうぞ!
ノア:やっぱ無理か、とドレインさんにまかせよう。
ドレイン:1d14+1d6+4
DiceBot : (1D14+1D6+4) → 13[13]+4[4]+4 → 21
GM:鎖は粉々に砕け散った
GM:扉に鍵はかかっていない。開けますか?
ドレイン:そのままガチャッと開ける男なんですよこいつは。
GM:はい(はい)
GM:では、
GM:【物語の間】
GM:扉を開ければ、
宇宙のような空間が溢れ、場にいた探索者を包む。
呑み込まれると、泡が耳元を囁く。
GM:聴き入った瞬間、意識までもが取り込まれる。
様々な記憶の一片が、次々と流れ。
魂が、偽りが、可能性が、産声を上げるように。
鮮やかに色付いて、悔やむような記憶となっていく
GM:※扉の付近にいた探索者は、後悔の記憶を手に入れられます。
魂に根付く記憶、或いは偽りの記憶、或いは並行世界の記憶となるでしょう。
ノア:──はどうして生まれたんだろう。──はどうしてここにいるんだろう。
そもそも──は"生まれた"と言えるのだろうか。──は存在していると言えるのだろうか。
あぁ、あぁ、また、あふれる、壊れる。怖い、苦しい、寂しい。
「なんだ、またか」
響いた少女の声はどこまでも無感情で。
"僕"は消されるらしい。
どうせなら、逃げてみればよかった。
悔んだところで手遅れだけど。
──××××、「××」×××。
ドレイン:なあ、母さん。
俺をどうして攫ったんだ。
"息子が欲しかっただけなら、捨て子でも良かったんじゃないのか"
"俺の事を誰にも見せないってのは、何もわからずとも異常だと感じたよ"

周りの家族がとても眩しく映った。
目の色が同じで、笑った顔が似ていて、"親子"だと思った。
俺らは、明かりの無い家で輪郭を撫で合う"盲目"と同じだ。

人は本来優しいものだと教えてくれた。
それを暴いたのもアンタだろ。

責めたかったんじゃない。
ただ、「それでも」と言ってほしくて。

あの日の笑顔は、今も目に焼き付いて離れない。

母に浴びせた酷い言葉、そして次の日の死。
"母を自分が殺してしまった"という後悔を思い出す。
ユーナ:
胸にゆっくりと突き刺したソレはやがて光になって消えた。
体を構成する魔力がぶわりと溢れて、淡く光る魔力の欠片達が空へと還っていった。
ふと見た手先は視認する事も出来なくなって、そこにあるのかすらわからなくなってしまった。
痛みもない、苦しくもない、だけど少しだけ…なんとなく、どこか寂しいような気持ちだけが胸にひとつだけ残る。
でも、きっとこれも今だけ、直に意識も空に溶けて消えてしまう。

「私がここまでしたんです。…………少しは、長生きしてくださいよ。」
(本当は、もう少しだけ、生きてみたかった……なんて、今更ですがね。)
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:気付けば、扉も、鎖も、元に戻っている。
あれは悪夢だったのだろうか。
そう思いたいのも山々だが、記憶は確かにこびりつき、消え失せたりしない。
GM:【あまごい】
ノア:その場で崩れおちて息を荒げる。胸のあたりを強く握りしめて、落ち着かない呼吸を繰り返す。黒い瞳はどこも見ていない。
ドレイン:「………」ヒュ、と息が詰まる。口元を抑え、そのまま逃げるように部屋の外に出ます。
ユーナ:「………………。」なんとなく胸元を握り締めてる。 誰にあてた言葉だったのか、どうして私は命を投げてもいいと思えたのか。今の自分では、どこか理解できなくて呆然としている。
ユーナ:「…………、大丈夫ですか。」今はあんまり綺麗な赤していない瞳でノアさん見つつ首かしげてる
ノア:どうみても大丈夫ではない▼
GM:ドレインさんは一人、部屋を出た。
ユーナ:わかるーーーーーー(どうみてもやばい
ドレイン:大丈夫だ、悪い夢だ、ごめんな、ごめんな、と頭の中で何度も唱える。「……ごめん、」最後に口から零れた言葉に落ち着きを取り戻すよ。
ノア:聞こえてない様子で首を振っては何かに怯えているようなしぐさをしているね。過呼吸で倒れそうな勢い。
ユーナ:「………、」しゃがみこんでぽすぽすと背中を撫でよう。 
ノア:一瞬びく、とするけど少しずつ呼吸が落ち着いていくかな。
ユーナ:ゆっくりぽすぽす背中なでてるかなぁ。 おちついてー…ってしてる。    こう、あれ、飼い主の異常を察知した動物っぽい。
ユーナ:行動が
ノア:「…………」目の焦点も合ってくるね。「……ゆー、な……?」ぽすぽすされてるのにようやく意識が向いた模様。
ユーナ:「ん、落ち着きましたか…?」ぽすぽすしたまま首かしげてる
ノア:「……ん、だいじょう、ぶ……たぶん」ふぅ、と息を吐いて、なんとか立ち上がる。「……なんだったんだろう、さっきの……」頭を押さえて扉をちらり。
GM:壊した筈の鎖も、何故か元通りだ。
ノア:「……ここから、離れよ。なんか、嫌だ」ユーナさんにそう言って、部屋を出ようか。ドレインさーん待ってー
ユーナ:「ならいいです。…………さぁ、まだこの世界には分からない事が多いですからね。何か理解をするにはピースが足りないですかね。」
「それもまとめてここの人に聞くのも手かもしれませんね。」
ユーナ:頷いてノアさんとてっこてっこしよー。 出て行く時にきょろきょろっと幻視とかで部屋観察しなおしつつついていくよ。聞き耳をしても、もう音はしないかな
GM:部屋も来た時のまま、本棚が何事もなく並んでる。
扉に耳を澄ませてないのなら、あの音はもう聞こえないだろう。
ドレイン:外で待ってるかな。
ドレイン:二人が来る頃には調子整えてるね〜
ノア:顔色は悪いものの探索できる程度には回復したかな。おまたせ〜
ユーナ:ぺすんって背中叩きながらヒーリングだけかましておこう(フレーバー
ドレイン:「大丈夫か?」けれどまあ隠し事は苦手なんで、寂しげな笑顔で迎えます。
ノア:さびしげな顔を見て、少しだけ泣きそうな顔をしてドレインさんの服をぎゅってします。精神is不安定
ノア:ヒーリングされて顔色も若干ましになった!
ドレイン:なんて声を賭ければいいのかもわからず、ただ優しく撫でてやることしか出来なかったかな。
ノア:撫でられてちょっとほっとした様子。
ドレイン:「…上、見てくるか」じっとしてるとまた思い出してしまいそうなので先を急ごうとします。
ノア:梯子まだあるのよね。登ろうか。
ユーナ:「そうですね……。」口を開きかけたけど言うのいいや…ってして上へ向かおう、一応ユーナさんなりにノアさんとドレインさんは心配(っぽいの)をしつつ最後尾にでも行こうかな。
GM:ハシゴを上りきると、頂点へ辿り着く。
所々に小窓があり、狂うような雨が降り注いでいるのがわかる。
外へ続くと思われる扉には、何か文字のようなものが刻まれているようだ。
ドレイン:読めないだろうけど、見てみますぜ
ノア:頂点か。ひとまず全体に注視と聞き耳、嗅ぎ分けを。
ユーナ:てこてこっと後ろから扉に幻視しつつ、聞き耳だけたてとこ。
GM:扉、あるいは文字、
GM:木製の扉の表面に、傷のような文字が刻まれている。
GM:『赦されない。
色味の無い人達を、哀しみの水に溺れさせることにしました。

罪が償えるまで、罰は平等に与えられる。
人間が赦しても、空が赦さず。
空が赦しても、悪夢が赦さず。
悪夢が赦しても……』
GM:全体、
GM:左程広くないが、三人なら余裕だろう。
中央に上ってきた梯子があり、他は窓と扉以外何もない。
GM:聞き耳、
GM:やはり静かだ、狂うような雨でも音は聞こえない。
GM:嗅ぎ分け、
GM:ドアの方に流れるような、雨の匂いを一瞬感じ取った。
ドレイン:「許され、……?」
ノア:扉に注視で同じ情報をもらった上で、ドレインさんの把握もかねて朗読タイム。
ノア:「これは魔女ちゃんが書いたもの、なのかな……」ううん。
ユーナ:扉はまだ開けないけども、鍵はかかってるのかな。ガチャガチャ
ドレイン:「だろうな…」読んでもらったので内容理解できましたやったね
GM:かかってないね、開いてるみたいだ。
ユーナ:「どうします?行きます?」鍵あいてるよって指さしてる
ドレイン:「ああ。ここで帰ってもしょうがねえ」
ノア:「……行こうか」
ユーナ:「ん、わかりました。」扉ガチャっとあけよう
ノア:がちゃっと
GM:【頂上】
GM:足場を叩こうとした雨粒は、灰色の床に溶け込んでは消えていく。
落ちないよう、砦のように壁が囲っている。
ノア:周囲をきょろきょろ注視と聞き耳かな……魔女ちゃんはいずこ……
ドレイン:持ってた傘をさすかな。んで一歩踏み出す。あたりを見渡します。
GM:屋上は広く、探索者が踏み入っても余裕がある。
一角には、上へ続く小さな階段があった。
ユーナ:周囲、階段の方へきょろっと幻視で観察しておこう。聞き耳と…
ノア:傘をさして、階段の方に注視しつつ進むかな……。
ドレイン:進む〜〜〜〜
GM:聞き耳、
GM:大声を上げるような雨音だ。だが、何とか会話はできそうだ。
GM:階段は石造りだね、左程長くも急でもない。
ユーナ:じゃあ、傘をさしてふたりの方にてこてこついてこ
GM:小さな階段を上った先には、少女が一人立っている。
水色を宿した外見は、所々が黒に侵食されていた。
両手を手錠で繋がれた彼女は、探索者の姿を静かに認める。
少女:「……」
ドレイン:「お前が噂の"魔女"か?」
少女:「……、そうだね。でも、あくまで呼称だよ」
少女:「あなた達は?」
ノア:「色つきの迷子、かな」階段を上って、少女を見つめる。
ユーナ:「通りすがりの猫ですかね。」少女を幻視で観察ぼんやりしよう
ドレイン:「俺はドレイン、…気づいたらここに居てよ。お前もそうなんだろ?」
GM:少女、
GM:傘も差さずに立ち続けている。
その姿は、水滴の一粒も受けていない。
雨は彼女に触れるか触れないかの所で、壁に当たったように跳ねている。
ドレイン:このアホが気づくはずがないので少女に傘をさしに行きますね!!!!!!!!
少女:「私は、……、そうだね、意図せずこの世界に来た」
ユーナ:何も言わないでおきますね!!!!!!!!!!(気づいてるけど
少女:「……?」
少女は不思議そうにしてます。
「私はいらないよ、雨は嫌いじゃないの。
それに、あなたが濡れるよ」
ユーナ:「それ、便利ですね。 どうやってるんです?」少女が雨を弾いてるの見て首かしげてる。
ドレイン:「俺は別に濡れてもそこまで問題ねぇからな ぶぇっくし」
ドレイン:ずび
少女:「説明しろと言われても、私の性質だからとしか」
ノア:「……ばか」ドレインさんを自分の傘にいれようとする。あいあいがさてきな
ドレイン:屈んで入ろ
ノア:「君はどうしてここにつながれてるの?」
少女:「私は罪を犯しているの。あの街を、沈めようとしてるから」
少女:「ねえ、色の無い街を歩いてきたのかな。どう感じた?」
ドレイン:「クソばっか でも、良い奴もいる」
ノア:「色がそんなに嫌いなのかなとは思ったけど……街自体は普通じゃない?」
ユーナ:「まぁ、そんなに歩いて回ったわけではないですけど。別に、気にするほどではないですかね。」
少女:「そう、あなた達は、痛まなかったんだ」
ノア:「痛む……?」
少女:「……、私はね、痛かったの。
街の人は、本当に嫌らしいね。
私が育て上げたものは触らなかったけど、
けがれるからと街の人は塔の近くの草花を抜いて、
塔にまで押しかけて扉を破壊して、
価値観を押し付けようと、迫ってくる。
ただ、離れてしまった彼を待っていたかったけど、
……、もう、限界なの。
心の宿らない、色味の無いものなんて、消えてしまえばいい」
少女:「心が、痛いの」
ドレイン:「………、‥…色が綺麗だと思ったから、だっけか。」日記の内容を思い出して、ふと呟く。
「お前の苦労は、俺が知れることじゃねえから、……何も言えねえな」消えてしまえばいい、という言動には正直首をかしげている。少女の戯言くらいに思っているのかもしれない。
ユーナ:「、では、はじめの雨は別だとしても、今のこれはあなたの意思なのですか?」首こてん
「まぁ、消したいのなら止めはしませんし、止める理由も特にないので好きにすればいいとは思いますが。街が消えた後のあなたはどうするつもりなのか、くらいですかね。興味があるのは。」彼女の意思でどうこうしたいだとかはそこまで興味がないらしく、ふい、と周りの景色に視線を移したりしてる
ノア:「価値観の押しつけは君もなんじゃないかな。色が無いのは彼らにとっての当然で、色があるのが君にとっての当然で。どちらも正しくてどちらかがだけが正しくないわけじゃない。傷つけられて痛いというだけなら分かるよ。それは確かに向こうの押し付けだ。だけど、消えてしまえばいいってのは言いすぎなんじゃない? 君は押しつけてきた人たちと同類になりたいの? それなら僕に、止める理由は無い」
少女:「……、日記、読んだの」
冷めた目をドレインさんに向け、溜息を吐く。
「まあ、もういいや。
私は恋人を待っていたの。
私の傍にいたせいで、呪われていると一方的に追い出された彼を、ずっと。
一緒にいるって言ってくれた、彼を……」
少女:「……、私は当然の報いを与えてると思ってるよ。
私がやらなきゃ、誰があの人達に、
差別をすることの哀しみを、過ちを、……、気付かせることができると思うの。
私が消えても、きっといつかまた色を宿した誰かが来る。
そうして繰り返されるぐらいなら、押し付けて改変を望む価値はあるよ」
少女:「……、考えを改めない限り、罰は与えられ続けるものなんだって。
与える者、与えられる者、どちらの考えも。
私もそう、……、こんなことをしているから、その内罰が下る。
命を消してしまう程の大雨を乞うた。
その代償は、何を犠牲にしても足りなかった。
なら、もう、……後は一つしかない。
私が死んだと知ったら、彼は怒るかな」
ドレイン:「あ、……その、わりーな。……よくわかんねえけど。この雨はお前が降らせてることには間違いは無さそうか…、」
「なんつーかな、やると決めたならやれよ。"誰が怒るか"なんて考えるって事は、お前は多分後悔してんだ」
少女:「……、そうだね、この雨は私が降らせてるの」
少女:「……」
ドレイン:「俺、バカだからさ。偏った考えしかできねえし、見たことしかちゃんと伝えられねえけど。それでも、確かだ。街の子供は、お前に対しての仕打ちに"ごめんなさい"って謝ってたぜ」
少女:「……」
少女:「……それを、直接聞きたかったな……」
ドレイン:「連れてくるか……」
少女:合間に。
後悔、の部分に、何度も口を開こうとしては、閉じていた。
伏せたまつ毛が、切なげに揺れる。
ノア:「僕たちあの子の家知らないよ……?」困った顔。
ドレイン:「そうだった」ピタリと歩を止める
ノア:「……少なくともさ」
ノア:「僕は色がついていて、あの子は色が無かったけど」「案外話せるものだったよ」
ノア:「色が無いだけで同じなんだなって思った」
ノア:「……話し合うってだけなのに、なんで難しいんだろうね」
ユーナ:「なら、直接聞けばいいんじゃないですか?ここで死なんて選ばずに。ま、歩み寄れるかまでは知りませんが。」
少女:「……話し合って、駄目だったら?」
ユーナ:「諦めなければいいんじゃないですかね。子供にはおとぎ話を語るように、女性には夢を語るように、語りかけ方にも色々あるでしょう。試さないとわからないもんですよ。案外。」
ノア:「さぁ」「やってないうちから答えは出ないから」
ドレイン:「駄目だったらなんて考えた事ねえな」
少女:「それでも、髪を、服を、この色を切り付けられたら?
出てけと、突き放されたら?
輪になって、なじられて、認められなくて、
……どこにも、どこにも居場所がないって、知らされたら……」
少女:悔しげに、瞳が揺れる。
涙が頬を伝い、雨と共に流れ落ちる。
少女:「孤独なんて、死ぬより辛い」
ノア:「……」じっとドレインさんとユーナさんを見て目を伏せた。
ノア:「分からない」「独りなことと、生きること」
ノア:「僕には同じところに並べられない」
ドレイン:少女の腕を掴みます。「死ぬより辛いなんてこと、ねえよ。だって死んじまったら誰にも会えなくなるんだ」その言葉は少女に対してなのか、先ほどの記憶と重ねたからなのか。
「お前に選んでほしかったけど、やっぱ駄目だ。俺がきっと後悔する。お前をここで止めなかったら、…だから、泣くなよ。」
ノア:「……あぁ、そうだね」頭に残る、自分のもののようでどこか違和を持つ記憶をたどる。
「消えたら、そう考えることもできなくなるんだ」
ノア:「孤独をつらいと思うこともできなくなる」「何もなくなる」「……全部なくなる」「言葉も」「記憶も」「色も」
ユーナ:「……………、まぁ、私には分からないので、これ以上大した事は言えませんが…。」ひとつだけため息をついて、仕方ないなぁ…という声色で
「孤独の寂しさも辛さも私は知りません。ですが、貴女にも、色々あるでしょう、貴女は彼らの知らない空の青を知っているんじゃないですか?夕日の赤を、夜の月を。認められないのなら嘲笑ってでもやりなさい、勿体無い、知ろうともしない、あんな素敵なものをとでも思っておきなさい。幸い、今まではいませんでしたが、今なら色を知っている私達がいるでしょう。これで一人ではないじゃないですか、足りないのなら、まぁ知りませんが。認めてくれる人が少なからずここにはいる、んじゃないですかね。」あー、もう…とでも言いたげに言葉を並べて押し付けるようにポケットから一粒チョコレートでもあげよう。
GM:自動成功する勢いだけど、全員説得を期待値95で振ってみようか
ドレイン:1d100<=95
DiceBot : (1D100<=95) → 46 → 成功
ユーナ:1d100<=95
DiceBot : (1D100<=95) → 49 → 成功
ノア:1D100<=95
DiceBot : (1D100<=95) → 97 → 失敗
ノア:知ってた
ユーナ:さすが
少女:ドレインさんに引っ張られた少女は、木の葉に宿る雫のように目を丸くして。
「私、私……色が綺麗だと言ってくれた、あの人にもう一度会いたい……」
けれど、と迷う素振りを見せてから、ユーナさんの言葉に、息を呑んだ。
「私を……認めてくれるの……」
ユーナ:「逆に、認めない要素がないでしょう…。と、思いますがね。」なにを、という顔してる。自分の方がよっぽど異常だし
ドレイン:「"もう一度"、その言葉が聞きたかった。……よく頑張ったな」
少女:ユーナさんのチョコレートを受け取ると、鎖が鳴った。
それを食べた彼女は、顔を綻ばせる。
優しい甘さで、哀しみとは違う涙が零れた。
「ありがとう……」
GM:【エンディング】
GM:少女は探索者の言葉を受け入れる。
少女:「ただ、……、ごめんね」
GM:少女の背後で白い稲妻が再び唸り始め、その姿に影を落としていく。
少女は諦めたように瞼を下ろした。
少女:「……、いつ罰を受けるかと思っていたけど、そろそろかもしれない。
私自身の力は弱まっているから、無理に呼び出すしかなかった」
少女:「……、雨は、止めるよ……
あの人が嫌いじゃないと言ってくれた、
この雨を、いつまでも哀しませる訳にはいかないから。
だから、……」
ノア:「……罰かぁ」ぽつりとつぶやき、傘から手を離し、少女を抱きしめる。
少女:戸惑ったようにノアさんを見る。
「離して、君まで巻き込まれる……っ
雷が、私を狙ってるの。この身を空に捧げたら、雨も止む、だから」
ノア:少女の言葉に穏やかに笑う。そして、少女の言葉を聞いてか聞かずか、言葉を紡ぐ。
「これが罰なら、嫌だな」「君はまだ、会いたいんでしょ」「なら、生きないと」「独りで消えるのは、寂しいよ」
ノア:衣服で隠れたタグが、きらりと光ったように見えたかもしれない。
ノア:アイテム「路地裏のクラット」を使用します。
ノア:雷と雨を消せるかな。
GM:雨は無理みたいだ、けれど。
GM:少女を貫こうとした白い稲妻が、路地裏のクラットの効果に阻まれる。
ノア:「……うん、なんとかなった」にこりとほほ笑む。
ノア:するりと離れます。
GM:探索者の肩を雨が叩く。
GM:全身が雨粒の中に入り込んだように、感情が揺らめく。
無意識にこみ上げてくる、自身の『哀しみ』の気持ちと、記憶。
それは空と共に、声を上げ始める。
泣きそうに、奥深くに眠っていたものが、脳裏に過ぎった。
ドレイン:「……ノア!」雷に思わず目を逸らす。音がやみ、顔を上げれば二人とも無事だった。ほっと胸をなでおろします。その後つかつかとノアくんに近づいてデコピンします。
ドレイン:「驚かせんじゃねーーーー、」しゃがむ
ノア:「!」びっくりして目をぱっちり。
ユーナ:ノアさんが落としていった傘を拾い上げて ん、と二人に傘をさそう。 目は合わせてくれないです
ノア:「……いたい」額さすさす。それからしゃがんで、ドレインさんと視線をあわせて、「ごめんなさい」ぽつり。
ノア:目はなんかびっくりしたまま固まってる。
少女:戸惑っていたようだが、皆のやり取りにはっとする。
ドレイン:最後に軽くチョップして「おう」と一言。
少女:「……君は、死ぬつもりで、それとも、……」
ノア:「……ありがと、ユーナ」傘を手にもって自分とドレインさんにさす。
そしてチョップを食らう。「うぐ……、……??」なんでチョップされたんだろうってしてる。
ノア:「……? ……そうだなぁ、」ぽつり、ぽつりと雨のように言葉を紡ぐ。
「賭けてもいいと思えた」にこりと少女に向かって笑う。
少女:「……」
ドレイン:「良いやつだろ、こいつ」指さす
少女:「……、ありがとう。美しい色を持った君達は素敵だね」
少女は手を組む。
「本来在るべき居場所へ、君達を送ろう。
……せめて、君達には、良い夢を見せてあげる。
私を認めてくれた、君達が笑顔でいられますように」
少女:「もう、濡れなくていい。哀しむ必要も、ないね」
ノア:「……ねぇ、君の名前、聞いてもいいかな」
少女:「私の名前……ごめんね」
くす、と笑う。
「雨を乞う時に捧げちゃったの。もう、思い出せないんだ」
ノア:「……そっか」
ノア:「僕はね、ノア・シャディーっていうんだ」
ノア:「君の色に出会えてよかった」
少女:「ノア……」
その頬に手を伸ばす、届くかな。
「良い名前だね、私も出会えてよかった」
ドレイン:「お前の色を綺麗っつってた、"あの人"はお前の名前覚えてるんじゃねーかな」
少女:「そうだね、きっと覚えてる」
GM:少女が微笑んだ瞬間、探索者は少しずつ微睡み始める。
ノア:きっと届く。嬉しそうにほほ笑んだだろう。
ユーナ:「………、私の名も置いておきますよ。ユーナです。次会うときまで、代わりに覚えておいてください。   次はもっとたのしい話を聞かせてくれることを期待していますよ。」微睡み始めた瞳を、ふ、とわずかに細めて
少女:「ユーナ、……、ありがとう」
最後にドレインさんに笑いかけ、皆に礼を紡いだ。
「ありがとう」
GM:意識が落ちる。
その直前、最後に声を聞いただろう。
少女:「……赦されない。
だって私、哀しみを司る悪夢だから」
GM:【停止】
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:君達は夢を見た。
色鮮やかな青空の世界で、鎖に繋がれた水色の少女を、白黒の青年が抱きしめている。
青年の顔は見えないが、目を閉じている少女はどこか笑っているようにも見えた。
GM:青年から零れ落ちた雫が、碧い草を叩いた瞬間、それが誰なのかもわからないまま目を覚ます。
GM:青空と木々を映す水溜まりが、近場に一つ広がっていた。
どうして木陰で眠っていたのかも分からないが、何故か哀しみが引いた後のような感覚がある。
ノア:寝ぼけてドレインさんにもたれてそう。ほんの少し寂しさが残っていたのかもしれない。
ユーナ:くぁ、とあくびをして。気づいたら人型に戻っててきょとんとしてるかな。
まぁ、でもいいや……と寝起きのふわふわした感じを味わって、もう一度だけ瞳を閉じようかなぁ…ってぼんやりしてる。
ドレイン:大きく欠伸をして、傍にいるノアの存在に気づく、何となく満たされた気がした。そのまま空を見上げて、綺麗だなと一言。
GM:各々の日常は、鮮やかに色づいていた。
GM:「あまごい」TP終了です、お疲れさまでした!!!!!!!!!!!ありがとう!!!!!!!!!!!!!
ドレイン:おつおーつw
ノア:お疲れさまでしたーーーーーーーーーー!!!!!
ユーナ:おつかれさまでしたー!!!!!
GM:雨恋エンドでした
GM:報酬いくぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ノア:いえええええええええええい
ドレイン:複数エンド…だと…?
ユーナ:いえええええええええええええええええええええええい
GM:●PL報酬
ステータス成長+3Pt
自身の「罰」に関する記憶の一部分
追加:
自身の「魂に根付いた後悔」に関する記憶(ノア&ドレイン)
自身の「並行世界の後悔」に関する記憶(ユーナ)
自身の「哀しみ」に関する記憶(ノア&ドレイン)
GM:実は複数ある
ドレイン:めっちゃ思い出すやん
ユーナ:めっちゃ記憶
GM:そしてフレーバー
GM:●アイの実(消耗品)
藍色の果実はしっかりと形を保っている。
力を籠めれば潰れてしまいそうだが、皮をむいて食べられる。
甘酸っぱいが、癖は無く、種まで食すことができるだろう。

食べてみると、どことなく心が穏やかな気持ちになる。
混乱、暴走、洗脳、暗闇など、精神的な状態異常を回復する。
ノア:いっぱい思い出す
GM:Nightmare and Sleeping beautyも持って帰っていいよ!
ユーナ:やったー!持って帰るー!!!!!
ノア:本いいなあああ
GM:来たばっかりに優しい(心に優しいとは言ってない)シナリオです
ノア:ノアさんの記憶数がオネェさんに追いついてきてる
GM:言い換えると「いじめられた復讐に殺す」っていう話なんだなあ、これ
ノア:だよにゃあ
ドレイン:構図としては分かりやすいよね。
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