Garden


水晶の瞳


参加者


GM.千穂
PL.たなか/花表さなえ
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GM:それではこれよりGARDENシナリオ「水晶の瞳」@シナリオ作成者:佐久間いずみ様 セッションを開始します!よろしくお願いします!
さなえ:よろしくお願い致します!
GM:【水晶の瞳】
GM:……微睡みの中、意識は甘い薔薇の香りに揺れて……
GM:あなたは、何処か見覚えのあるモノクロームの雑踏を掻き分けて歩いています。
目的地はあなた自身にも分かりはせず、何故自分がここにいるのかも、判然としません。
持っているのは、貴方が忘れたはずの薄ぼんやりとした記憶。
鮮明ではないにしろ、今は貴方の中にある……。
GM:聞き覚えのある言語ながら、他愛のない会話が耳を掠めて、
人混みの中を歩く貴方の目に入ったのは……
胸に一輪の白薔薇を挿した人物でした。
フードを被った、彼とも彼女ともつかぬその人物は貴方を手招きます。
さなえ:「……、…あ」 ぼんやりと浮かんでくる記憶に、思考が揺らぐ。
そうだ、あの公演はどうなったんだっけ、初日は1週間後だったはず、
彼女はどうしているんだっけ、ああ、あの子が、また紅茶を入れて、待っている、のに、
私は、…………?なぜ、と考えたところで、フードの人物にふと気が付く。
一人で考え歩くのはいささか、不安だったのでしょう、ふらりと吸い寄せられるようにその人のもとへ。
GM:その人物を貴方が認識すると、ふっと色の無い雑踏からさあっと音が失せます。
静止した世界で、女とも男とも判別し難い声が、ひどくこの空間に響き渡るようでした。
GM:「……こころを、覗いてみませんか」
さなえ:「……こころ、」 見当が付かないのか、わずかに首を傾げる
GM:「ここは貴方の心のなかに築かれた迷宮です。……覗き込めばおのずと道は見えましょう」
GM:「あなたの無意識へ、触れるたびに出ましょう」
GM:「占い、そう……そう、捉えてくださって結構ですから」
さなえ:「占い、か、……そうだね、…………」 暫し考えるように視線を横へ投げてから、フードの人物へ戻し
「……うん、やって、みようかな」 と苦笑をもらす
GM:女性とも男性ともつかぬ、その白薔薇を差した人物は・・・、その返事を聞くと、かすかに頷きます。
GM:そしてあなたに、カードに触れてみるよう、促します。
GM:*1~22の数字を選んでください。
さなえ:1d22 困ったときのダイスロール
DiceBot : (1D22) → 18
さなえ:「…?」 これでいいのかな、と不安げにしつつ、適当なカードを選んで触れてみせる
GM:ありがとうございます。
GM:「これはヘキサグラム。簡易であっても、貴方の帰り路を示すには十分でしょう」
選ばれた18番を、するりとローブから出た腕が、テーブルに伏せる。
・・・それを中心に、6枚のカード、計7枚のカードが置かれます。
さなえ:フードの人の手の動きを目で追いながら、どんな結果が出るのかと待っていますね
GM:一枚目のカード、【力】- 逆位置

「貴方の過去を意味するカードです。
 ……あなたは、自分に自信がなく、自分の限界を感じ、自信を失くしてしまっていた。
 あるいは、努力や忍耐が続かず、途中で投げ出してしまったことが、あったかもしれません……、その結果」
GM:二枚目のカード【太陽】-逆位置
GM:「貴方の現在を意味するカードです。気持ちが長続きせず、途中で物事を放棄してしまったり……、
 自分のことしか見えなくなり、回りから孤立してしまう。……そんな悩みを、かかえてはいませんか」
さなえ:「…………」 ちくりと、心臓の辺りを針で刺されたような感覚を覚えた。
僅かに表情が、歪んでしまったかもしれない。…………。だから、なるべく綺麗に、笑顔を貼り付け直した。
「……はは、すごいね。占いって言うのは。……どきっと、してしまうよ」
GM:[]
GM:三枚目のカード【節制】 - 正位置
GM:「しかし、あなたの痛みは、じきに和らいでいくのでしょう……、これは、あなたの近い未来を表すカードです。
 状況を適切にとらえ、落ち着いた対処をとれるようになる暗示です。安定した状況により、発展や可能性は、次第に大きくなることでしょう」
さなえ:「……そう、だといいね。そうなることを望むよ」 眉を下げて苦笑する
GM:四枚目のカード【正義】- 逆位置
GM:「あなたが望む未来を手に入れるための、手段を示すカード。……どうやら、あなたが心の平穏を手に入れるためには、
 なにかしらからの別離、別れ、……そういったものが必要なよう。辛くとも、覚悟をする一瞬が、あなたには必要なのかもしれません」
さなえ:過ぎったのは、同じ顔をした愚かで愛しい弟の顔。
占いにまでそう言われるのだから、よほどあの子は私の平穏からは程遠いのだろう。
“離れられるものなら、とうの昔にやっている” とは口に出さなかった。黙って、フードの人物の次の言葉を待つ。
GM:五枚目のカード 【死神】 - 正位置
GM:「あなたの今置かれている状況を示すカードです。
 事態の急変、何かへの終止符。突然訪れたそれに、あなたは困惑している状況ではありませんか?
 しかし、これは"新たな始まり"でもあるのです……、今まで目を向けなかった物事にも、興味や関心をもつこともあることでしょう……」
さなえ:「……なるほど、?」 「…………今まで目を向けなかった物事、か……」 少し考えるそぶりをしてみる。
確かにあの塔に来てからは、……少し何かが、変わったようにも思える。それのことだろうか
GM:六枚目のカード 【愚者】 - 逆位置
GM:「あなた自身を、表すカードです。……あなたは、悲観的になり、自分に自信を失くしがちです。
 変化を恐れ、行動することができずに、タイミングを逃してしまい、状況の悪化を招いてしまったり……、
 ……しかし、それは恐らく、あなた"本来"の姿ではありません」
GM:七枚目のカード 【月】 - 逆位置
GM:「貴方自身の終着点、このまま変わらなければ行き着くであろう先を表すカードです。……この迷宮の、出口です」
GM:「混乱した状況には、終止符がうたれます。気持ちや考えがまとまり、"本来"のあなたを取り戻す暗示。
 諦めかけていたものが、再び目の前に現れたり……、安堵や成功に、たどり着くことができます。
 あなた自身が、目的地をしっかりと見据え、気持ちを整理することができれば、……きっと」
さなえ:「…………心強い言葉だね」 いつか、そのうち、きっと、 「そうなればいいと、思うよ」
GM:「……カードを一枚、持っていくといいでしょう。貴方への導きになりますから」
GM:ふわり、ふわり、七枚のカードが貴方の目の前で揺れている。
さなえ:「…………良いのかい?」 きょとんとする。それから、カードに幻視してみようかな
GM:では、カードに幻視。
GM:【節制】と【力】が淡い光をはなっています。
他のカードは、ろうそくのような光をともしていますね。
さなえ:「…………、」 光の強さの違いに首を傾げるも、惹かれたのは、やはり。
さなえ:「このカードに、するよ」 そう言って、【正義】のカードに手を伸ばす。
どうしても、どうやっても、きっと私は別離することが出来ないのだと予感していた。
まぁ、先のことは分からないけれど。
…………私は、きっと自らあの子を置いていくことなど出来やしないのだ。しなければならないのは、
さなえ:“置いていかれた時のための覚悟”、だろう
GM:「そのカードを選ぶのですね」
さなえ:「……えぇ、」 はにかむように、笑う
GM:フードをかぶった人物が、ふと笑むような気配をあなたは感じ取る。
そして、するりとフードを音をたてて下ろす。セピア色の世界の中でひどく鮮やかに色づくのは、貴方が見慣れた色。貴方自身の色。
GM:「その笑顔が、見れてよかったよ」
さなえ:「………、!」 君は、と紡ごうとした声は、喉につっかえてしまった。
GM:・・・そうしてあなたは眼を覚ます。手元には、白薔薇と長い髪の女性が描かれたカード、<別離>に関する記憶を胸に。
まぶたの裏に焼き付いた、自分自身のどこか安心したような微笑みも、次第に薄れていってしまうのだろう‥‥。
GM:・・・ということでシナリオクリアです、お疲れ様でした!!
さなえ:お疲れ様でした!!!!!!!!!
さなえ:楽しかった!!!!!!!!!!!!!!!
GM:報酬はスキルポイント50pと、こちらのアイテムでっす。

[ROSE:White Symphony]
消耗品。7回のみ使用可能。
タロットのようなカード。
美しい長髪の女性と白薔薇の園が描かれている。

セッション開始時に宣言する事。
自身が水晶の瞳の中で引いたカード7枚からchoiceダイスを振る。
選ばれたカードの効果をシナリオ中1回だけ使用する事が出来る。
GM:よかった;;;;めっちゃ緊張した;;;;;
さなえ:やった!!!
GM:柾くんえらんでたら確実に死んでいた(確信)
さなえ:そこは間違いないですね
GM:間違いねぇ・・・間違いねぇ・・・
GM:さなえさんロールかわいかったな・・・
さなえ:柾が3行も4行も心情について描写するわけが無かった
GM:柾くんwwwwwwwwwwwwwwww
さなえ:へへへさなえさんのロール楽しいです嬉しい
GM:かわかったでず!!!!!!!!!!なんかこう胸にウッとくるかんじが・・・
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