Garden


悪魔の巣


参加者


GM.千穂
PL.結捺/神坂怜
--------------------

GM:それでは「悪魔の巣」セッション開始しますー!よろしくお願いしまっす!
神坂怜:よろしくおねがいします!
GM:・・・その日はやけに寝苦しかった。
GM:眠りに沈んでいく意識のさなか、声を聞いた気がする。
憎しみで心が歪むような、地の底から響く声。
GM:"血に飢えた者たちよ その憎しみを胸に抱き 悪魔の巣にて目覚めよ"
GM:そして君は目を覚ます。
人々の絶望と後悔の地──悪魔の巣で。
GM:【悪魔の巣】
GM:『苦悶の間』
生贄の狂信者たちが、苦悶にあえいだ姿で捧げられている。
生贄が埋められた黒い壁に、正面、右、左と、
3方向に通り道があり、他の部屋へ続いているようだ。
中央には悪魔の手を模した台座があり、緑色の宝玉が飾られている。
GM:ロールどうぞ!
神坂怜:ん…。とりあえず、周りをきょろりと幻視、聞き耳で観察していきたいです。 状況確認
GM:聞き耳をすると、喉を絞められたような鳴き声がしますね。
不審に思ってあたりを見回すと、なにかがざわめく気配がします。それは影となり、形となり・・・黒く蠢く何かが、こちらに襲いかかろうとします。
GM:1d3
DiceBot : (1D3) → 1
GM:くっ
神坂怜:1かー
GM:では、1体の<不浄なるもの>との戦闘になります!
GM:【不浄なるもの】
神坂怜:短剣さん出番です…
GM:では、敏捷順により<不浄なるもの>の先制になります。
GM:固有スキル発動します。
神坂怜:んお、どうしよ。アイテムダイス…
神坂怜:ん、固有
GM:おっそうだった。先にどうぞ!
神坂怜:申し訳ないです!
神坂怜:1d5 風の都のお守り 敏捷上昇
DiceBot : (1D5) → 1
神坂怜:1d3 記憶スキル 「盗み」使用回数
DiceBot : (1D3) → 3
神坂怜:2d4 防具による魔法受け流し回数
DiceBot : (2D4) → 5[3,2] → 5
神坂怜:もうしわけない OKです!
GM:はーい!
GM:ではエネみーの固有。
GM:【喰らう者】
無数の手を伸ばし、首を絞めて攻撃する。
手は1d3+2の数が伸び、攻撃力の半分で判定する。
通ったダメージをそのまま吸収し、自身のHPに加算する。
GM:1d3+2
DiceBot : (1D3+2) → 1[1]+2 → 3
GM:1d6
DiceBot : (1D6) → 1
GM:1d6
DiceBot : (1D6) → 5
GM:1d6
DiceBot : (1D6) → 5
GM:反応行動どぞ!
神坂怜:んー、全部耐久で受けてみる。とかいう。 初撃は耐久で確定無効かな…?2回ふります
神坂怜:1d25
DiceBot : (1D25) → 2
神坂怜:1d25
DiceBot : (1D25) → 13
神坂怜:探偵調子悪いか
GM:おや!では3のダメージですね。
神坂怜:よいしょ。減らしておきました。
GM:次、怜さんのターンだよ!
神坂怜:これ、物理きき、ます…?
GM:ききますよん
神坂怜:よっしゃー。じゃあ、容赦なくいっとこー
神坂怜:蒼石のイヤーカフを短剣に使用します。 以降このセッションで蒼石のイヤーカフの効果は短剣にしか適用されません。
GM:はい!
神坂怜:剣術使用。イヤーカフ使用して。きりますよー
神坂怜:1d5 連撃回数
DiceBot : (1D5) → 3
神坂怜:1d50+1d6+3
DiceBot : (1D50+1D6+3) → 13[13]+3[3]+3 → 19
神坂怜:1d50+1d6+3
DiceBot : (1D50+1D6+3) → 29[29]+2[2]+3 → 34
神坂怜:1d50+1d6+3
DiceBot : (1D50+1D6+3) → 12[12]+4[4]+3 → 19
神坂怜:んー、あんまり
GM:では回避!
GM:1d100<=30
DiceBot : (1D100<=30) → 63 → 失敗
GM:はい。というかほとんど死亡確定っすね!耐久受けせずにそのまま死にます。不浄なるものは連劇により弾けとびました。
GM:戦闘終了でえぇす
GM:【STOP】
GM:【悪魔の巣】
神坂怜:ふぁぁぁぁぁい
GM:さて、まだまだやつらは湧いて出てくるようです。あなたの血肉を求めて、わらわらと這い出てきます。
GM:1d1000+50
DiceBot : (1D1000+50) → 66[66]+50 → 116
GM:おっと意外に少ないぞ
神坂怜:すげぇ、ってなったけど。意外に少ない
GM:まあ116匹ぐらいだね!
神坂怜:そこそこの量
GM:怜さんが逃げようとするか、身構えようとしたときですね。
GM:「──我が胸に燃える炎よ。その憤怒をもって、全てを焼き尽くせ」
神坂怜:ちょっと身構えかけてたのだけやめたいですけど。多分素直に身構えつつ逃げの体制かな…
GM:・・・という声とともに、不浄なるものの体から赤い炎が燃え上がります。
GM:あたりは火の海になりますね。・・・黒いマントをひるがえして現れたのは、赤髪の魔術師だ。
神坂怜:「!…」 一応前方?の不浄なるものを警戒しつつ。どこかから聞こえた声に反応しますね
赤髪の魔術師:「・・・なんだ、外の者か?ここでなにしてる?」
神坂怜:「すみません。ありがとうございます…。気づいたら、ここにいたようで…。」
赤髪の魔術師:「ふむ」 魔術師は杖をしまって、顎に手をあてます。
「・・・となると、誰かがここへ招いた可能性があるな。
 誰かはわからんが、厄介なことに巻き込まれたな、君は」
赤髪の魔術師:「すまないが、オレは少々忙しくてね。
 ここから帰りたかったら、そうだな・・・女王に直々に頼むか、オレの息子を探してくれ」
赤髪の魔術師:「じゃあ、お別れだ」
そう言うと、魔術師は炎でその身を包み、その場から姿を消します。
神坂怜:「…女王と、息子、ですか…」 あ、行ってしまった
神坂怜:んー……、もっかいあたり見回したい、ですかね。幻視と聞き耳で…。
赤髪の魔術師:はい。幻視をすると、壁に埋められたミイラ化した狂信者たちがグロテスクだなあ、と感じるでしょう。
聞き耳をしても、とくに変わった音は聞こえませんね。
赤髪の魔術師:はい。幻視をすると、壁に埋められたミイラ化した狂信者たちがグロテスクだなあ、と感じるでしょう。
聞き耳をしても、とくに変わった音は聞こえませんね。
神坂怜:んー、じゃあ次は、台座かな…。調べたいです
GM:では、台座の様子。
悪魔の手を模していて、捩り曲がった腕の先の掌に、緑色の宝玉が乗っています。
神坂怜:ふむ…。緑色の宝玉幻視したらなにかあったりします?
GM:そうですね、幻視をすると・・・、どうやら狂信者たちの「苦悶」の魂が込められているのだとわかります。とても禍々しい気配がしますね。
神坂怜:Oh……
神坂怜:んー…どうしよう。あとは、道の先かぁ…
神坂怜:道の先ってなんか聞き耳したらとかなんとかあります? 幻視とかとか
GM:道の先は暗くてよくわかりませんが、同じような部屋が続いてるのかな?ということはわかります。
聞き耳で得られる情報はとくにないですね。
神坂怜:ふーむ。じゃあ、どーれーにーしーよーうーかーなー って感じかなぁ…
神坂怜:なんとなく宝玉に触れてはいけないような気がして触れないでいる探偵。
神坂怜:1d3
DiceBot : (1D3) → 3
神坂怜:左行ってみましょうか。うん。(お部屋どうしよってなっちゃった図
GM:はい。では左の部屋へ。
神坂怜:聞き耳とかで警戒しながらてこてこ
GM:『悲嘆の間』
生贄の狂信者たちが、悲嘆に満ちた表情で捧げられている。
生贄が埋められた黒い壁、天井は開けており、
明けることのない夜の闇に、銀色の月が浮かんでいる。

中央には悪魔の手を模した台座があり、青色の宝玉が飾られている。
GM:聞き耳をすると、どこからか話声が聞こえてくるよ。
GM:姿は見えないが、どうやら下っ端の悪魔たち二人が、
 仕事をサボって会話をしているらしい。
GM:「近頃はよォ、『秩序派』やら『混沌派』やら、騒がしいこったなァ」
「そうさなァ、俺たちは『平和主義者』・・・関係ない話だが、
 『裁判』が終わるまで"宴"は無し、なんざァ、ひどすぎる話だぜ」
「最近ここに出入りしてる魔術師のせいだろう。"蠍火"とかいったか」
「あいつがとりしきってるのおよォ、女王は黙って聞いてていいのかよォ」
「だからみんな言ってるのさ、女王の時代は終わった、『秩序』を捨てて『混沌』へ、ってさ」
「ハァ。まあ、俺たちには関係のない話・・・」
「そうだ、関係のない話さ」
GM:会話は以上ですね。
神坂怜:ふむ……。口元に手をあてつつ、なんか厄介らしい…
神坂怜:周りをきょろっと幻視で確認しつつ。 青い宝玉も幻視で確認しておきたいです。
GM:きょろっと幻視をすると、部屋の構造は前の部屋とほとんど同じだな、ということがわかります。
青い宝玉には狂信者たちの「悲嘆」の魂が込められている様子。やはり禍々しい気配がします。
神坂怜:ふむ、となると。探偵らしく情報を足で探してみる? 一度さっきの部屋に戻って次は右の部屋に行ってみたいです。聞き耳しながらてっこてっこ
GM:はい、では右の部屋へ。
GM:『哀憫の間』
生贄の狂信者たちが、哀憫に満ちた表情で捧げられている。
生贄が埋められた黒い壁、天井は開けており、
明けることのない夜の闇に、銀色の月が浮かんでいる。

中央には悪魔の手を模した台座があり、紫色の宝玉が飾られている。
神坂怜:ふむ、ここは、聞き耳したら何か聞こえたりします?
GM:特に聞こえるものはないですね。
神坂怜:ふむ、じゃあまわりをきょろっと幻視注視観察しても特に何もなさそうかな…。なければ紫色の宝玉も一応幻視観察しておきたいです。
GM:そうですね、まわりを幻視してもとくに変化はないです。
紫色の宝玉には、狂信者の「哀憫」の魂が込められているようですね。こちらも禍々しい気配がします。
神坂怜:ふーむ。んでは聞き耳警戒続けつつ。正面の部屋へてっこてっこ。 一番初めの部屋に戻ってきた時に聞き耳したら声が聞こえる、とかがなければ、正面へそのままれつごーします。
GM:はい。そうですね、声は特に聞こえません。
GM:では正面の部屋へ。
GM:『怨恨の間』
生贄の狂信者たちが、怨恨に満ちた表情で捧げられている。
生贄が埋められた黒い壁、天井は開けており、
明けることのない夜の闇に、銀色の月が浮かんでいる。

中央には悪魔の手を模した台座があり、赤色の宝玉が飾られている。
正面には通路があり、先へ進むことができそうだ。

また、部屋の奥に金髪の幼い少年がいるのが見える。
神坂怜:ふむ、金髪の少年の顔はこちらから見えたりします? 後ろ姿とかかな…
GM:後姿かな。なにやら床になにか書いているようで、顔を床に伏せていますね。
神坂怜:ふむ。とりあえず部屋をきょろっと幻視聞き耳で観察しておきたいです。 あと宝玉幻視したら見えるのは、怨念かなー…
GM:はい。あたりを幻視すると、大きな範囲で床になにか書かれていることがわかります。
聞き耳をすると、カリカリ何かを書く音が聞こえますね。
宝玉を幻視すると、狂信者たちの「怨恨」の魂が封じられていることがわかります。やはり禍々しい気配がします。
神坂怜:床……魔法陣っぽいのとか、そんなんじゃないのかな…
GM:そうですね、魔法陣っぽいものです。
神坂怜:ほむ。んー、素直に少年のところへてこてこ行こう。ひょこっと上からカリカリしてるの覗き込もう
GM:少年の方へ歩いていきます。少年は集中しているようで、こちらに気づく様子はないですね。
神坂怜:「ぁー…少し、いいですか…?」 んー…ってしながら、とりあえず控えめに声かけてみよう。
金髪の少年:「・・・んっと・・・」 耳に入っているのかいないのか、曖昧な返事がかえってきます。
神坂怜:「んー……、今、何を書いているんです…?」 一応話を続けてみよう
金髪の少年:「んと・・・これはね・・・オヤジの手伝い」 顔は伏せたままですが、一応返事は返ってきますね。
神坂怜:「…、となると、息子というのは、あなた、ですかね…。どうやら少し迷い込んでしまったようで、帰るなら息子を探すか、女王に頼んでくれ。と言われて歩いていたのですが…。」 返事帰ってくる。よかった。
金髪の少年:「・・・・ん?」 少年は迷い込んでしまった、という言葉に反応して顔をあげます。
金髪の少年:「・・・んっと、姉ちゃんがオヤジの言ってた迷子さんってこと?」
金髪の少年:「おれね、今、ねえちゃんが元の世界にかえれるように、準備してたんだ」
金髪の少年:「もうちょっとかかるから、またあとできてね」
神坂怜:「ん、わかりました。ありがとうございます…。 んー…どれくらい、かかりそうでしょうか…?」 懐中時計確認しつつ時間聞いておきたい
金髪の少年:「んっと、・・・あと20分くらいだとおもう」 少年は指を折って数えて、怜さんにそう伝えます。
神坂怜:「ふむ、わかりました。ありがとうございます。…この辺りにある部屋は、両隣と一つ後ろの部屋だけなんですか…?」 部屋の数とかも聞いておこう
金髪の少年:「んっとね、あともう一部屋、そこからいけるよ」 少年は先にある道を指差しますよ。
神坂怜:「、どういう部屋か、聞いてもいいでしょうか…?」 質問いっぱいしてごめんね
金髪の少年:「んと、女王の部屋に行くための部屋だよ。生贄の間っていって、他の部屋にある玉を使って扉を開けるんだ」
神坂怜:「あぁ…あの宝玉はその為の物でしたか…。ありがとうございます。」
金髪の少年:「ううん、大丈夫」 少年はにぱっと笑います。
神坂怜:ふ、とやんわり微笑み返しつつ。なんとなく少年に精神分析だけしておきますね。特に理由はなかったりします(癖的
GM:はい!wwでは少年に精神分析を。
警戒心などは見られませんね。人懐っこい子のようで、怜さんに対しても懐っこい感情を向けているようです。
神坂怜:かわいい。
神坂怜:ちょっと中の人漏れかけた
GM:wwww
神坂怜:「ん、そうです。名前を聞いておいてもいいですか…?私は神坂怜といいます、お好きに呼んでくれて構いませんよ。」 
GM:「怜ちゃんな!おれは、レオンハルド。レオンって呼ばれるよ」
神坂怜:「なるほど。レオンさん、では…私はもう少し歩いてみてきますね。よろしくお願いします。」 
レオンハルド:「うん、いってらっしゃい」
神坂怜:手をやんわりふりつつ。よし……宝玉、あつめよ…
GM:はい。前の部屋に回って、宝玉だけとってきたことにしてもよいですよ!
神坂怜:まじですか!じゃあ、そうしたみある。 あ、あのなんか掃除サボってた悪魔さんたち(?)って意思疎通出来たりするんです?
GM:意志疎通。そうですね、試してみてもかまいませんよ。
神坂怜:ほほう。
神坂怜:「ん、んー……すみません。少し、質問してもいいでしょうか…?」 やんわり声かけてみよう…悪魔さんいるかな、というか意思疎通ってできるのかな……。
GM:悪魔二匹は、怜さんをちらりと見たあと、二人で顔を見合わせただけで、問いかけには答えませんね。
神坂怜:ふむ、精神分析使えます?
GM:精神分析ですね、わかりました。
GM:面倒くさい、といった様子がうかがいしれます。また腹を空かせているようで、あまり人間と話したい気分ではないようですね。
神坂怜:あー、なるほど。飯ね、食べ物は持ち歩いてないからなー。
神坂怜:「んー……。気分でないのなら、仕方ありません、かね…。」 仕方ないかー…ってぽやっとしてる。 食べ物ないもんなぁ…
GM:さてどうするかな
神坂怜:んっんー説得したいけど。ロールを、考え、考えなければ……もにゃもにゃ
神坂怜:「、面倒だというのは、理解しているのですが。裁判と、宴に関して教えてくれると、嬉しいのですが…。」 んー、説得したいけどそれっぽいロールが思いつかなかった…
GM:そうだな、じゃあ-20で判定どうぞ!
神坂怜:1d100<=60 ってーい
DiceBot : (1D100<=60) → 54 → 成功
GM:おおっ
神坂怜:うお、成功しよった
GM:では、悪魔たちは面倒そうに頭をあげ、こちらに向き直ります。
GM:「なんだァ、人間。『裁判』の事が聞きたいってか」
神坂怜:「えぇ、少し、気になる言葉でしたので…。何かあったのですか…?」
GM:「近々この巣で行われる『裁判』のことだァ、女王に反逆したファウストって悪魔がかけられる。
 『秩序派』と『混沌派』の争いの場にもなるんだよ、それで今、どいつもその準備で忙しいのさ」
GM:「”宴”っつーのはよォ、人を喰らう儀式のことだ。裁判が終わるまで、それはナシって話さ、俺たちは腹が減って仕方ねえのさ」
神坂怜:「あぁ…なるほど、そういうことでしたか。ファウストさんが、おこした反逆について聞いてみてもいいですか…?」
GM:「あァ・・・そうだなァ。あいつは長い間幽閉されていたんだがよ、魔女がそれを解放したんだ。
 んで、そのまま上界まで上がって、女王の首に手をかけた。それがあいつがしたことさ、まあ、これについてはもう、一度裁判がおこなわれてるんだがな。
 その時は、女王がファウストを哀れに思って、あいつを許したのさ。それで、裁判は中断する形で、あいつは無罪になった。
 んでもよ、上官が納得していないってんで、今回の裁判になったわけだ」
神坂怜:「2度目の裁判というわけですか…。秩序派と混沌派は、それぞれ誰をどう支持しているのでしょうか…。」
GM:「秩序派は、女王をトップとする集まりだ。"秩序期"の続行を支持してる。
 混沌派は、それに対して”混沌期”の訪れを指示している集まりだ。トップは・・・ファウストと、その弁護にあたる"蠍火の魔術師"だな」
神坂怜:「蠍火、ですか…。混沌期が訪れると、どのような変化が起きるとされているのでしょうか?」
GM:「そうさなぁ、まずは女王が眠りにつくわけだ。そして今まで存在していた階級や制度が全て無くなり、力のみが全てを支配する期間、といったところか。
 ここで生き残って力を手にしたやつらが、次の秩序期、女王が目覚めたときの支配者になるってわけさ」
神坂怜:「力による権力のリセット、みたいなもの、と認識してもいいのですかね…。」
GM:「まあ、そんなとこだな」
神坂怜:「…裁判以外の話になりますが。宴の時期にしか、人は食べられないのですか…?
GM:「ああ、そうだ。一応は儀式だからな、決まり事はある。しょっちゅうやるときもあれば、今みたいにやらなくなる時期もあるってことさな」
神坂怜:「他に食べるもの、だとかはないのですか?それか…ある程度は食べなくても生きる事は生きられる、という事なのでしょうか…。」
GM:「まあ、他に物を食うやつがいないわけじゃあねェが、俺たちが食うのは人だけだぜ。そうさな、人間みたいに毎日食わなきゃいけねぇわけじゃあない」
神坂怜:「なるほどです…。ぁ、聞き忘れていたのですが、女王が眠りまた目覚めるということは、女王自体は変わらず、一時その場を離れたような状態になる、という認識。ですかね…。」 聞き忘れだったの…(途中送信しちゃった顔
GM:「まあ、そういうことになるな」
神坂怜:「…そうでしたか。ありがとうございます。いくつもすみません…。」 ふーむ…
GM:それでは「悪魔の巣」続きやっていきます!よろしくお願いしまーす!
神坂怜:よろしくお願いします!
GM:【悪魔の巣】
GM:さて、前回は仕事をさぼっている悪魔たちに話を聞いたところまででした。
それと各部屋にある宝玉ですが、すでに怜さんは集めたことになってますね。
GM:これからどうしましょう?
神坂怜:どうしよ。悪魔さんに秩序派と混沌派と裁判の事ともろもろ聞いたあとかぁ…。 んー、とりあえずもう女王の部屋に行ってみる、かなぁ…
GM:了解です。では女王の部屋へつながる生贄の間へ向かうということでよろしいでしょうか?
神坂怜:はーい。行こう、どの情報をゲットしたらいいかもわからないし先に進んでみよみよ。カツカツ歩いていきます。
GM:【生贄の間】
生贄となった狂信者たちの魂が、
苦悶、哀憫、怨恨、悲嘆に満ちた表情で
壁に埋められており、顔が浮かび上がっている。
生贄が埋められた黒い壁、天井は開けており、
血に染まった赤い空に、月は浮かんでいない。
正面には巨大な両開きの扉があり、固く閉ざされている。
4か所に悪魔の手を模した空の台座があり、
その中央に悪魔が口を広げている台と、黒い短剣がある。
神坂怜:ん、…注視と聞き耳でまずまわりをくるっと確認しておこう…。
GM:では、注視の結果です。
GM:注視をすると、悪魔の口と台座に目がとまりますね。
GM:悪魔の口には、"秩序を望むもの、混沌を望むもの、我に平等に血を捧げよ"
と文字が刻まれているのがわかります。
GM:また、手はそれぞれ形が違い、文字が刻まれているようです。

「抗いの手」 "我が欲すのは抗い得ぬ憎しみの魂"
「慈悲の手」 "我が欲すのは慈悲なる憐みの魂"
「掻き抱く手」"我が欲すのは掻き抱く苦しみの魂"
「嘆きの手」 "我が欲すのは嘆く悲しみの魂"
神坂怜:「、……。」血、ですか。と少し短剣を確認しつつ。 先に台座に宝玉を置こうか、血を捧げる()しちゃうか迷う…
GM:短剣はむき出しのまま置かれていますね。
神坂怜:んー…先に宝玉置くか…。宝玉置いてから血を捧げに来よう
GM:どこにどの宝玉を置くかな?
神坂怜:抗いに「怨念」、慈悲に「哀憫」、掻き抱くに、「苦悶」、嘆きに「悲嘆」をおいていけばいいのかな…
GM:了解です。では、そのように宝玉が置かれます。
GM:変化はありませんね。
神坂怜:ふむ、どっか間違ってたかな、わかんないにゃ。とりあえず血を捧げてから考えようかな。
神坂怜:「、………。」流石に一瞬躊躇うけど、一応置いてある短剣を使って血を捧げましょう、手のひら切ればいいかな…、指切った1滴とかで足りるのかなこれ…
GM:1d3
DiceBot : (1D3) → 1
GM:では、怜さんは1のダメージを受けます。
GM:そして、
GM:指先から新鮮な血が一滴こぼれ、悪魔の口がそれを飲み込みます。
GM:すると、重い音をたてて、目の前の大きな扉が開きました。
・・・先へ進むことができそうです。
神坂怜:なるほど。 あってたらしい。    指は流石にヒーリングで回復しておきたいですー
GM:了解です!ヒーリングのダイス一応どうぞ
神坂怜:1d7 ころころー
DiceBot : (1D7) → 2
神坂怜:アッ うん。1しか減ってないからだいじょうぶだいじょうぶ
GM:では怜さんの指の傷は元通りに回復しましたね。
神坂怜:「、……。」魔法って便利だなぁ…。では短剣は元の場所に戻しておいて先に進みますー。聞き耳で警戒しつつ歩きます。
GM:では、怜さんは扉の先へ。
GM:【浄化される世界】
GM:黒い壁には無数の生贄の腕や足が生え、
遥か高い天井にはおびただしい数の蜘蛛が這っている。
正面には巨大なクモの巣が張られ、その前に背の高い椅子があり、
灰色の肌に銀色の髪、背に蜘蛛の足を生やした女がうたた寝をしている。
GM:探索者が訪れると、女は目を覚ます。
蜘蛛の女王:「なんだ、貴様ら。何しに来た?私はこの悪魔の巣の女王だ。
 全く、私は昼寝中だといったろうに。門番は何をしているのだ」 女王は不機嫌そうに足を組み、そうこぼします。
蜘蛛の女王:「まあ、良いだろう。血を捧げた訪問者よ、貴様の望みはなんだ?」
神坂怜:「ん……、どうやら、迷子になってしまったようで…。帰るには女王に頼んでみるといい、と言われたので、来たのですが……、眠っていたところをすみません…。」起こしてしまったのを見て申し訳なさそうに困り笑いをしている
蜘蛛の女王:「はぁん・・・? 誰だ、そんなことを言ったのは・・・ああ、"蠍火"か。やつめ、私を顎で使うとは、ずいぶん偉くなったものだな」
女王は憤慨するようにふんと鼻息をたて、腕を組みます。
蜘蛛の女王:「で、貴様はここから帰りたい、と?」
神坂怜:「はい、…えぇ、と…だめ、でしょうか?」首をかしげてだめかな?ってしてる
蜘蛛の女王:「・・・くっ」 女王は喉で声をつまらせると、そのまま高笑いを始めます。
「アッハッハッハッハ!!馬鹿をいうんじゃない、迷い込んできた餌をみすみす見逃すものか」
蜘蛛の女王:「さて──宴も久しいじゃないか、なあ皆の者」

女王は高笑いしながら、大仰なしぐさで腕を振りまわす。
すると、闇の中からいくつもの赤い目が浮かび上がり、
狂気に溢れた目を細め、こちらを見てきます。
蜘蛛の女王:「──贄だ。食せ」
蜘蛛の女王:その声とともに、蜘蛛の足を生やした無数の悪魔たちが襲いかかってきます。
神坂怜:「、……。」きょとんとしつつ、ふむ…としてる。 人間は餌だって言ってたもんなぁ…
GM:探索者が身構えたとき。
その周囲に赤い炎が燃え上がり、襲いかかろうとした悪魔数匹が悲鳴を上げる。
GM:女王は不機嫌そうに眉をひそめ、口を開く。
蜘蛛の女王:「何用だ。"蠍火"」
蠍火の魔術師:「宴は『裁判』まで待つと約束したろう」
蜘蛛の女王:「貴様にはこの飢えがわからんのか?仕様がない、半魔の貴様には到底理解──」
蠍火の魔術師:「契約だ、女王」
蜘蛛の女王:「…………」
GM:女王は舌打ちをすると、部下の悪魔たちを下げる。
蠍火の魔術師:「代わりの贄は用意するさ。そう機嫌を悪くするな」
蜘蛛の女王:「フン、好きにしろ。私は昼寝の途中なのだ、早く出て行け」
GM:女王は拗ねたように頬杖をつき、またうたたねを始める。
"蠍火"と呼ばれた赤髪の魔術師は、扉の外へ探索者たちを促すね。
蠍火の魔術師:「外で少し話があるんだ」
神坂怜:「…、すみません。ありがとうございます。」 女王に謝罪を、魔術師さんに感謝を
「…?わかりました。」うん?ってしつつ外に出ようかな。 ちょっとだけ部屋を注視で観察してからでよう
どどんとふ:「蠍火の魔術師」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:変わらず、壁には無数の蜘蛛が這っているね。
GM:【悪魔の巣】
GM:さて、部屋の外に出ると、魔術師が話を始めるよ。
蠍火の魔術師:「さて、すまないね。
 女王に申し出ろといったのはオレだが──まさか本当に行くとは思わなんだ。
 その勇気を見込んで頼みがある。
 ・・・まあ、聞く気がなければ帰ってくれて構わない。
 息子の書いた魔方陣はもう完成しているはずだ、そこから帰れるだろう」
蠍火の魔術師:「どうだろう。聞いてくれるかな?」 魔術師は首をかしげ、怜さんに問います。
神坂怜:「、私に出来ることであれば、お手伝いしますよ。……まぁ、たいした事は出来ないかもしれませんが…。」首をかしげたあとにあはー…って困り笑い
蠍火の魔術師:「ありがとう」 魔術師は礼を言います。
蠍火の魔術師:「さて、自己紹介が遅れたね。オレはレサト。
 蠍火の魔術師と呼ばれている。
 ──君をここへ招いたのは、他でもない、このオレだ。
 
 ・・・どうか怒らないでほしい、これには訳がある。
 まず、オレからその話をしよう」
レサト:「この悪魔の巣は、女王の支配と階級が存在する"秩序期"
 階級が一度なくなり、力のみが全てを支配する"混沌期"
 ・・・という異なる期間を繰り返していてね。
 
 混沌期にはいれば、女王は深い眠りにつく。
 そして秩序期の始まりに目を覚まし、その力で支配を行う」
レサト:「魔界のあるべき姿を保つためには必要な周期なんだ。
 そして、長い長い秩序期を経て、
 今がまさに混沌期の始まりだ、と声が上がっていてね。
 
 秩序派と混沌派の悪魔たちの協議の結果、
 この裁判をもって、
 秩序派と混沌派の決着をつけようということになった」
レサト:「その裁判がおこなわれることについては、誰かから聞いたかな?」
神坂怜:「あぁ、はい…。悪魔、さんでしょうか?その方達がなにか話をしていたのは聞かせてもらいました。」
レサト:「なるほどね」 レサトはうなずきます。
レサト:「今回、裁判にかけられるのは、
 オレの育ての親でもあり、友人でもある、ファウストという悪魔だ。
 女王への反逆罪によって今回罪に問われている。
 それに加担した魔女も、オレの母親に当たる人でね。
 ようは家族の問題が、えらく大きな事件に結びついてしまった・・・といったところでね。
 そしてどうやら、オレの妻と息子の命もかかっている。・・・まだ、それを妻と息子はしらない。 

 すべてオレの手にかかっている──負けられない戦い、といったところさ」 
レサト:「そういうわけで、今回君たちをここに喚んだんだ。
 どうにか、無罪を勝ち取るために協力してほしくてね・・・
 君たちには、陪審員席に立ってもらいたい。 
 ・・・といっても、公正な裁判だ、
 最終的な判断は君たちが自分の意志で決めていい。

 ただ、オレの話した事情を、
 すこしでも気にとめてくれたらうれしいと思うよ」
レサト:「しかし、それをさておいても、悪魔の裁判なんて貴重だろう?
 好奇心のままに楽しむのも、悪くはないはずさ。
 というわけだ、どうだろう?君の返事を聞きたい」
神坂怜:「ん、そうですね…。私で力になれるのであれば、それは構いませんが…。私でいいのですか?」
レサト:「ああ。そこは気にしないでくれ」
レサト:「では、協力してもらえるということかな・・・ありがとう。
 もし、裁判中わからないことがあれば、息子のレオンハルドに聞いてくれ。
 彼から、説明をしてくれるはずだからね」
GM:ということで、とくにしたいことがなければ、このまま裁判パートへ移行します。よろしいでしょうか?
神坂怜:レサトさんの言葉に頷きつつ。 ん、とくには、ないかな。だいじょぶでっす!
GM:了解です!
GM:では裁判パートへ。
GM:【Jadgement】
GM:では、軽いルール説明をします。
GM:*基本的には見てるだけで大丈夫です
*レオンに聞ける情報ワードは『』で囲んであります
*そのほかにきになった情報があれば聞いても大丈夫です
*裁判中気になる描写や、
 レオンに質問をしたいタイミングで、
 「待った!」(NOT PC発言)と発言してください。

*探索者が発言できるタイミングもあります
*裁判の終わりで、探索者は
 有罪か無罪かどちらに票をいれるか決めてください(破棄することも可能)
GM:準備ができたら宣言をお願いします!
神坂怜:うぉぉぅ。 だいじょうぶです!
GM:了解です。では、開廷します!
裁判官:「被告人、証言台に立て」
GM:後ろ手に手首を枷にはめられた黒髪の悪魔が証言台に立つ。
悪魔は爛々と光る赤い目を細め、真っすぐに女王を見つめた。
裁判官:「被告人は、魔界歴5600年、3回目の秩序期、悔恨の月に女王に対し反逆を行った」
被告人・ファウスト:「あァ。間違いネェよ。
 ・・・たっく、なんなンだ?『その用で呼び出されるのは2度目』ダぜ。
 その時は『追放』だナンだと騒いで、
 ほとぼりが冷めたと思ったらまたお呼出しタぁ、テメェらも暇だナ」
裁判官:「口を慎め。下がってよろしい」
GM:被告と呼ばれた悪魔は退屈そうなしぐさを見せると、言われたとおり席へ戻った。
裁判官である上官の悪魔が口を開く。
裁判官:「・・・被告人は、魔界歴5600年、
 3回目の秩序期、悔恨の月に女王に対し反逆を行った。
 被告人は牢獄にとらわれていたが、
 『魔女──"夜闇の魔女"が牢獄に侵入』し、被告人を解放した。
 『牢獄から解放された被告人は、上界へと上がり女王の首に手をかけた』」
裁判官:「 女王は結界で被告人を弾き事なきを得たが、
 重大な反逆行為として上官たちは裁判を行った。
 
 その時弁護に現れたのは魔術師──
 "星宵の魔術師"、夜闇の契約上の夫だった。
 被告人は『裁判に勝利』し、滅刑を免れ、
 『星宵と夜闇に保護』された。
 
 時は少しばかりと経ち、魔界歴5625年。再びこの罪について、
 今一度裁きが必要であると唱える者がいる」
裁判官:「──よってこの裁判はひらかれた。
 『秩序を守らぬ者への戒め』として、
 『混沌を望む者への切符』として、この儀式は行われる」
GM:傍聴席から、悪魔たちの歓声と野次が飛ぶ。
それは狂乱に満ちた、まがまがしい叫び声に聞こえる。
裁判官:「では、被告側の弁護人。証言を」
GM:被告人の悪魔の横に腰かけていたレサトが、
こつ、と靴底を鳴らして立ち上がり、証言をはじめる。
レサト:「さて、今一度言うがね。彼に罪はないよ。
 『"穢れ"』として理不尽な仕打ちを受け、牢獄に幽閉されていたのだよ。
 
 それに、なぜ彼が"穢れ"と呼ばれる身分で上界の──
 それも、女王の首までたどり着けたのか?
 
 それは、彼に力があったからだ。
 おおよそ、"穢れ"と呼ばれるものが持ちえるものではない。
 彼が、その能力にふさわしくない、
 理不尽な仕打ちを受けていたことは明らかだろう」
レサト:「それにね、元をただすようなことをいうなら──
 なぜ魔女の侵入を許した?
 『女王の力が弱っていた』ことを証明してるじゃあないか?
 罪があるとするならば、
 女王の力が弱まってもなお、
 秩序期を続けようとする上官たちの横暴さと、
 "穢れ"という言葉を生んだこの体制だよ。

 混沌の時は今ここに迫っている──そうは思わないかい?」
GM:「混沌派」の席から歓声が上がる。それを聞きながら、レサトは薄く笑む。
GM:『力の無き支配など無意味!』
『この腐った体制を取りはらえ!』
裁判官:裁判官が髑髏を鳴らす。「静粛に、静粛に」
裁判官:「では、被告人。証言を」
GM:被告人と呼ばれた悪魔が枷につけられた鎖を鳴らし、立ちあがる。
被告人・ファウスト:「レサト、『名を呼べ』」
レサト:「ああ。
 我の声を聞きて、絶望と後悔の底から目覚めよ。
 ──"ファウスト"」
GM:レサトがそう口にすると、被告人──ファウストの髪が銀色に染まり、
結界で封じられているはずの枷が外れ、弾けて落ちる。
GM:傍聴席から悲鳴と歓声が上がる。
神坂怜:んー、待った。かな? 今のは?って聞きたい
GM:『馬鹿な!『正当な血にしか許されぬその白銀』!』
『見たか!これこそ、我らが"奪われた者"である証拠!』
『あり得ない、ふざけるな!"穢れ"どもめ、これは侮辱だ!』
『血は穢れたのではない!奪われたのだ!』
GM:では、レオンハルドから解説をします。
レオンハルド:「今のはね、ファウストの"本来の力"を解放したんだ。
 通常、悪魔には"名"というものはなくて、
 契約によって手にするものなんだ。
 それによって力を得たりすることもあるんだね。
 穢れ、というのは力のない、下位の悪魔への蔑称なんだけれどね。
 ファウストは本来であれば、穢れなんて呼ばれるような悪魔ではないはずなんだ。
 オヤジは小さいころからファウストと一緒にいて、お互いに魂の形を理解しているから、
 "本来の状態"にまでファウストの力を引き戻せたんだ。
 野次のいう、"奪われた力”というのは、オヤジとファウストにしか証明できなかったかもしれない」
神坂怜:「…ありがとうございます。」なるほど、としてる。
GM:では、裁判を続けます。
GM:-----
裁判官:裁判官はどん、どんと髑髏を鳴らす。
「静粛に!静粛に! ・・・被告人、証言を続けなさい」
被告人・ファウスト:その様子を目を細めて楽しげに一瞥した後、ファウストは口を開く。
被告人・ファウスト:「あァ。俺達は"穢れ"てなんざいない、先の『戦乱』で力を"奪われた"者だ。
 結局その戦乱じゃ、混沌期の訪れを口にしていたヤツらも、
 女王に戦果を媚びるばかりで
 混沌期への革命にはナりえなかった。

 ロクに意味もねえゴマすりで、力を奪わレた
 俺達の身にもなれってんだ、糞上官ども。

 ・・・もっとも、それが狙いだったやつもいるだろうナ。
 ますます胸糞悪ィぜ、お綺麗に澄まし顔してよ、本当に腐ってヤがる。

 なァ、そう思うだろ、『テメェら』」
GM:混沌派から歓声とともに拳がいくつもふり上がる。
ファウストはそれを見て楽しげに眼を細め、にやりと笑った。
裁判官:「静粛に、静粛に。被告人、傍聴席を煽らないように」
被告人・ファウスト:「・・・ヒヒ。ハイよ、裁判官さん」
GM:裁判官は咳ばらいをすると、次にこう口にする。
裁判官:「・・・では、女王側から・・・弁護人、証言を」
女王側の弁護人:女王の隣に腰かける上官であろう背の低い悪魔が、
うやうやしく礼をして立ち上がる。
女王側の弁護人:「われわれが問うているのは。
 今ここで裁かれんとしているものは、確固たる罪だ。
 女王への反逆という、赦されざる罪。
 "混沌期の訪れ"だ、などとのたまう愚かな者たちよ。
 女王への忠誠を忘れたか。
 この巣の掟を忘れたか。
 絶対的権力による、絶対的支配。
 その頂点に立つ女王の権力が揺らぐようなことがあってはならない。
 我々がこの過ちを、今一度正そうとするのは、
 あるべき秩序をここに取り戻すためだ。
 女王の栄光とともに。
 たとえ女王が罪を赦そうと、我々は赦さぬ。
 それは忠誠のため。
 女王の絶対的な力、それを揺るがぬものとするため。
 今一度罰が必要だ。
 例外として赦されたとしても、
 それは、あってはならぬ例外だったのだから」
GM:『反逆者よ、己を恥じろ!血が穢れていないというのなら、その行いこそが穢れだ!』
GM:秩序派のあげた叫び声に、混沌派がわっと群がり、殴り合いが始まる。
裁判官:「静粛に、静粛に。・・・暴力行為を働いたものは退場とする」

いくらかの悪魔が退場する。
再び裁判官は咳ばらいをひとつして、口を開く。

「さて、女王からなにかお言葉が?」
蜘蛛の女王:女王はその騒ぎにも、混沌派と秩序派の争いにも、さして興味がなさそうにつぶやく。
視線の先にあるのは──・・・。
「特にない。続けろ」
裁判官:裁判官はひとつ礼をすると、髑髏を鳴らす。
裁判官:「では、続ける。──これより女王側から」
女王側の弁護人:「被告人には確固たる反逆の証拠があり、
 それを多くの従者たちが目撃していた。
 一度は無罪となりその身を放たれていようと、
 この罪は重いものである。
 再度それをこの魔界に知らしめるべきとし、
 また、おのれら自身への戒めとし、
 被告人を『有罪』として、力を封じた上で、幽閉期間を設けず『滅刑』とすべし」
裁判官:「では、これに対し被告側から」
レサト:「知らしめる必要はない、君たちの無能さが露呈するだけだろう。
 穢れと忌み嫌い、
 排してきた下等種族に危機一髪の反逆を受ける、なんてね。
 それに魔女の干渉を受けたことも、
 君たちとしては黙っておきたいことじゃあないのかい?

 この事件は起きるべくして起きた、君たちが招いた事態だよ。
 それをこぞって彼に押し付けているだけにすぎない。
 よって彼は『無罪』、責任を取るべきは君たちさ、
 その権力にふさわしい行動をとるならね」
女王側の弁護人:「異議あり。魔女の進入は不可避の事態である。
 そもそも、かの魔女はおのれらの身内のもの、
 あまつさえ『おまえの母親』ではないか。
 それを含めて策略でないとだれが言い切れる。
 魔術師や魔女、力をもったものが
 派閥を組んで企んだ巧妙な反逆だ。
 有罪の判決が決まった暁には、
 貴様の身内家族ともども、牢獄に放り込んでやる」
レサト:「何百年と幽閉されていた彼に共謀が可能だとでも?」
裁判官:「外のものが謀ることはいくらでもできただろう」
女王側の弁護人:「外のものが謀ることはいくらでもできただろう」
レサト:「だとしたら彼は利用されただけにすぎない。彼の罪を問うならば『無罪』だ」
女王側の弁護人:「罪を犯した時点で同罪。被告人は重大な罪を犯した反逆者なり、『有罪』だ」
裁判官:「──陪審員席、何か証言のあるものは立ちなさい」

どよどよと騒がしくなり、いくらかの陪審員が立ちあがる。
GM:「被告人の犯した罪は重大な反逆行為。これを罪となさず何を罪とするのか」

「そもそもこれは過去の事だろう。なぜいまさら問う必要があるのか」

「今こそ女王がその座を引く時だ。この反乱こそが、その証明だ」

・・・さまざまな証言が飛び交います。
GM:さて、ここで探索者も発言が許されます。何かロールがあれば、どうぞ。
神坂怜:あ、ふむ。現段階でとくに多いと感じる証言は無罪、有罪、どちらが多そうですかね?
GM:そうですね、有罪派の優勢といえます。
神坂怜:なるほど。ありがとうございます。
神坂怜:有罪が多いか…。 有罪派の中で一番多く出る単語、または、なぜ有罪とするのかで一番多い理由は何かくらいは聞いておきたいかな…確認行動ばかりだけども。
GM:そうですね、有罪派で多く出る単語というとやはり、「罪は罪だ」 というものが多いかな。
それとうかがい知れることは、現状への革命を見出すものより、現状の自分の地位を維持したい、
体制が変わることに消極的というものが多いことがわかるかもしれない。
神坂怜:ははーん。なるほど、と口元に手をやり瞳を細めている。
GM:では、裁判を続けます。
GM:-----
裁判官:「静粛に、静粛に。では、これより判決を行う」

「陪審員は皿に血を捧げよ。
 無罪と言うものは被告人の皿に、有罪というものは女王の皿に」

探索者はどちらに血を捧げるか、あるいはどちらにも捧げないか、自由にしていい。
神坂怜:まぁ、血は捧げます。無罪に入れておきましょう。
GM:では、無罪の皿が、ぐびぐびと怜さんの血を飲み込みます。
GM:さて、横を見ると。
GM:レオンハルドが、なにかに迷っているように皿の前で黙っています。
神坂怜:「、どうかしましたか?」
レオンハルド:「・・・俺、」 「・・・まだ迷ってるんだ」
神坂怜:「、どうしてか聞いても?」嫌なら大丈夫ですよ、と小さく付け足しながら首をかしげよう
レオンハルド:「有罪になってしまえば、ファウストとオヤジは牢獄行きだ。
 でも、それだけの理由で、俺は無罪の皿に血をささげてもいいのかな。ファウストとオヤジは罪を償うべきだって、俺心のどこかでは思ってるんだ」
神坂怜:「…有罪になった時、ファウストさんやレサトさんだけでなく、あなたにも少なからず何かが起こるかもしれなくとも、でしょうか?」口元は相変わらず穏やかに小さく笑みを浮かべたまま目を合わせて話そう
レオンハルド:「・・・。うん。俺はそのことについては、覚悟はしてるんだ。だけど・・・」 迷っている。 「俺、どうしたらいいんだろう・・・」
神坂怜:「…あなたは、あなたの信じるままに行動をすればいい、とは思うのですが……。、レサトさんが、あなた達を守ろうと動いていた事、その為に何をしていたのかは…あなたも多少は目にしていたのではないでしょうか…?………私は来たばかりなので、確定した言葉は使えませんが。あなたの見てきた事、感じてきた事、それを信じて、あなたの信じる道を進むといいと、私は思いますよ。?」ふ、と瞳を細めて軽く頭をぽすぽす撫でたい。
「なんて…、迷うことの多い私が言えた事ではないのですがね…。迷いやすいからこそ少しでも迷いにくいようにと私が学んだ一つです。もしもこの言葉もまた、あなたの迷いとなるのであれば、夢の中の言葉だとでも思ってくれて構いませんよ。」あなたの信じるものは?と首をかしげよう。えっと、説得なのかなこれ。説得…………………?????(
GM:ありがとうございます!では+15で説得判定どうぞ!
神坂怜:1d100<=95 説得
DiceBot : (1D100<=95) → 12 → 成功
神坂怜:わぁい
GM:わぁい
レオンハルド:「俺の信じるもの、信じるべきもの・・・」 レオンはうなずきます。 「ありがとう。・・・俺、決めたよ」 
GM:レオンはそう言って、自分の血を皿に捧げました。
GM:・・・・そして、判決の時。
GM:血を吸った二つの魂・・・女王と被告人の魂が、天秤にくべられる。
GM:傾いたのは、・・・被告人の、皿だ。
裁判官:「判決──『無罪』」
裁判官:【浄化される世界】
蜘蛛の女王:「さて、やっとのことで、・・・眠りにつく時がきたようだな。
 面白い。いつだか"半魔"と罵ったお前が、
 こんなところまで上り詰めてくるとはね」 
蜘蛛の女王:女王はレサトを見つめると、口元で笑います。
蜘蛛の女王:「・・・私はゆっくりと眠り、
 来るべき新しい時代を迎える準備をするよ。

 さあ、レサト。名を呼べ。忘れかけた名を。我が名は──」
レサト:「"ルシファー"。 ・・・お前は、よくやったよ」
GM:真の名を与えられた女王は、ふっと意識を失くし、瞳を閉じて横たわります。
GM:傍聴席の悪魔たちがわっと乗り出し、狂乱の叫びとともに、混沌が渦巻く。
GM:『女王が眠りについた!』
『来るべき混沌を前に宴を!』
『支配するのは、力のみ! ──貪り食え、食いつくせ!』
GM:蜘蛛たちは互いに互いを食い荒らしてゆく。
力あるものだけが生き残る。女王が眠った今、秩序を口にする者はどこにもいない。
今を持ってして、始まるのだ。──混沌の時代が。
レオンハルド:「──みんな、こっち!」 
レオンハルド:レオンハルドは、怜さんの服の裾をひっぱるよ。
神坂怜:「、…。」頷きながらレオンくんについていこう。 こう、なんだろう、やっぱ、すごいなぁ…って顔で少し見てたかもしれない。
GM:そのままレサトのマントに隠れ、
探索者たちは炎に包まれながら、その場を後にする。
GM:──たどり着いたのは、たんぽぽの綿毛が咲く野原。
むき出しの大きな石に、レオンが魔法陣をかいている。
レサト:「オレがやるよ、といったんだけどね。聞かないんだ」
レオンハルド:「・・・できた!」
GM:レオンがそう言って立ち上がると、
・・・どうやら魔法陣が完成したようだ。

その魔法陣にのってレサトが呪文を唱えれば、
探索者は帰還することができるだろう。
レサト:「息子が世話になったね。急な呼び出しですまなかった、改めて礼を言うよ」
神坂怜:「、いえ、こちらこそ。いい経験になりました、かね。」やんわり微笑んでる。 魔法陣描いてた時に手帳に二人の名前をさっと記しておこう………。髪色と特徴セットで走り書きだけしとこう…。
レオンハルド:「ねーちゃん、俺もいろいろありがとね!気をつけてかえってね」
神坂怜:「こちらこそ、ありがとうございます。」レオンくんにも微笑んでから、そういえばってなる。レサトさんには名乗ってない気がする。(いつも名乗り忘れる
神坂怜:「名乗るのが、遅くなってしまったような気がしますね。私は神坂怜といいます、また、機会があればその時は、ゆっくりお話でも。」少し困り笑い気味に名前だけ名乗っておこう
レサト:「怜、か。覚えておくよ。そうだね、またいつか」 レサトは目を細めて微笑みます
神坂怜:「えぇ、また。いつかお会いしましょう。」ふ、と微笑んで、魔法陣に足を踏み入れようかな。
レサト:魔法陣にのると、レサトが呪文を唱え始める。
消えていく瞬間、黒髪の女性に向かって走っていくレオンと、
隣で浮いているファウスト、その後を追い、女性を抱きしめるレサトが見える。
レサト:──ただいま。
GM:探索者は、胸に「家族」あるいは「希望」──その記憶を残して。
GM:おめでとうございます。シナリオクリアです!!!!
GM:【OP/ED】
神坂怜:わぁい!あったかい。
GM:さて報酬のお時間ですよ
GM:ステータス3pt スキルポイント50pt
「希望」か「家族」の記憶 をお持ち帰りください!そして、裁判に参加したので、以下のアイテムがあります。
GM:★アイテム【混沌の血】 
混沌の力が封じられた悪魔の血。
任意の形のアクセサリーとして装備できる。

セッション中、すべてのステータスを半分にする代わりに、以下の効果を得る。

・戦闘中、1ターンに2回の行動が可能。他スキルとの併用可能
・1d3回の数、判定を自動成功にできる。甘言、説得、信用には適応されない。
・1d3回の数、回数制限のあるスキルの使用回数を各1回づつ増やすことができる。
・混乱、睡眠に陥りやすくなる(判定値などはGM裁量)
GM:ではでは、お疲れ様でした!!!
神坂怜:わぁい!おつかれさまでしたー!!!!
GM:自由解散ですよ、BBSたてしだいお知らせしますね
GM:ではでは、今回のセッションはここで一度締めましょうか。お疲れ様でした!
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -