Garden


ブラッド/ブライド


参加者


GM.オットリア
PL.ぴよなか/永遠
PL.どりーむぼうる/港 令子
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どりーむぼうる:【感情スキル】永遠さんに「哀憫」で取得します
永遠:【感情スキル】を令子さんに「同士」で取得します。
GM:それでは令子さんは永遠さんに哀憫を取得、永遠さんは令子さんに同士を取得しました。
GM:続いて「化粧」についてです。永遠さんは好意もしくは嫌悪を抱かれたい性別、年齢、種族等を指定してスキルを使用してください。
永遠:「化粧」スキルを使用し、「女性、20代、人間」に好意を抱かれたい(令子さんちらっちらっ
GM:了解しました。セッション中、永遠さんは「女性、20代、人間」から好意を抱かれやすくなります。
永遠:わかりましたー
GM:それではシナリオ「ブラッド/ブライド」を始めさせていただきたいと思います。
GM:よろしくお願い致します。
永遠:よろしくお願いいたします!
GM:【拍手】
令子:よろしくお願いいたします
GM:【拠点近く】
GM:それではまず導入の順番を決めます。お二人1d10を振ってください。
永遠:1d10
DiceBot : (1D10) → 5
令子:1d10
DiceBot : (1D10) → 7
GM:では令子さんから始めさせていただきたいと思います。
令子:分かりました
GM:令子さんは拠点である星見の塔の近くを歩いています。時刻はちょうどお昼を回ったころでしょうか、暖かな陽気に誘われて、少し眠たくなってきます。
GM:少し歩くと、森の中で少し開けた場所を見つけます。丁度いいことに一人が寝そべることができそうなベンチもありますね。
令子:「ここにも少しずつ慣れてきたところだけれど、なんというか、平和よね」歩きながら
令子:「……私の感覚が変なだけかしら」
令子:と、ここでベンチを見かけて一つあくびをします。
令子:「ガラじゃないけど、たまにはこういうところでひと眠りするのもいいかもしれないわ」ベンチに寄りかかり、目を閉じましょう
GM:それでは目を閉じた令子さんはゆっくりと眠りに落ちていきます。おやすみなさい。
令子:「…………」吸い込まれるようにすぅすぅと寝息を立てておきましょう
GM:それでは続いて永遠さんのシーンに移ります。
永遠:はい
GM:大樹の星からほど近い森の中、永遠さんもてくてくと歩いていました。暖かく、ぽかぽかしていて気持ちがいいですね。
GM:さて、歩いていた永遠さんの目の前に、突然大きな両開きの扉が現れました。
永遠:「暖かいですわねぇ…あ」
永遠:ぽえぽえしてたのでぶつかりそうになりましたが、足を止めます。
永遠:「とび…ら?扉?どこかに繋がっているのかしら?」
永遠:扉を幻視します。
GM:それでは永遠さんは扉を幻視します。扉は黒い金属でできており、二人の女性を象ったレリーフが埋め込まれているのが分かるでしょう。そのレリーフに描かれた二人の女性はウェディングドレス姿をしているようです。
永遠:「まぁ…綺麗ですわね…」うっとりと眺めます。
GM:永遠さんが言うように、その装飾はとても美しいですね。
永遠:「何かがあるのかしら?もし?もし?」
永遠:こんこん、とノックをしてみます
GM:永遠さんは扉に話しかけますが、返答はありませんね。
永遠:「お返事もなし…寂しいですわ」
永遠:では、扉に手を掛けてそろーっと開きます。
永遠:「失礼致します、どなたがいらっしゃいませんか…?」
GM:それでは永遠さんは扉を開けます。
GM:すると、永遠さんは急に抗いがたい眠気に襲われます。
GM:眠い。それはとても我慢ができるものではない。足の力が抜け、永遠さんは扉の向こう側に倒れてしまいました。
GM:意識が沈んでいきます。おやすみなさい。
GM:【STOP】
GM:【庭園】
GM:そこは、大きな庭園でした。周囲には幾何学的に整えられた花壇があり、庭園の真ん中に広い道があります。令子さんと永遠さんはいつの間にか、そこに立っていました。
GM:不思議なことに、眠気はもう感じません。
令子:「……どこよ、ここ……」あっけにとられながら辺りを見渡します
GM:令子さんがきょろきょろと辺りを見回すと、まず自分の隣に人が立っていることに気が付きます。
永遠:「…あら、私いつの間にここに…」首を傾げてのほほんとしてます。
GM:赤い瞳と黒髪を持った少女のような、少年のような、中性的な人物です。
令子:「あら、貴方は……いつの間に私の隣に?」
GM:そうですね、令子さんはその人物を見たときに、妙に魅力的であると思うかもしれません。
永遠:「あらぁ…初めましてかしら?御機嫌よう」にっこり
永遠:スカートの端をすこし持ち上げ、ご丁寧にご挨拶を
令子:「妙に丁寧な化粧をしているわね。そう言う事には疎いのだけれど、似合っているわ」ふふ、と笑みを作って言います
永遠:「うふふ、ありがとうございます。お姉様もお化粧、してさしあげましょうか?もっと可愛く、もっと綺麗にしてあげますわよ…」
令子:「あぁ、遠慮しておくわ。あまり化粧とかしないから」
永遠:「勿体無いですわね…お綺麗ですのに…」
永遠:ちょっとしょんぼりします。
令子:「必要になったら頼むかもしれないわ。人を欺くには有効なのよ」嘆息しながらそう言いますね
永遠:「欺く…?よくはわかりませんが、必要とあらばいつでもお助けいたしますわ」
令子:「まぁ、いいわ。私は港 令子。貴方の名前を教えてくれるかしら?」
永遠:「あらあら…名前も名乗らず私ったら……申し遅れました、私桜宮永遠。永遠と申しますわ、令子さん」
永遠:「ところで令子さん…ここがどこだかご存知ですか?私、心当たりがありませんの」
永遠:周囲をぐるりと幻視します。
令子:「とわ、ね。覚えておくわ。……いいえ、私も見覚えがないわ。眠っていたらいつの間にかってところね」
GM:永遠さんが周囲をぐるりと見回すと、道の左右にはベンチやガス灯が等間隔に並んでいるのが分かりますね。
令子:では、こちらは「聞き耳」で情報収集を
GM:令子さんが聞き耳を行うと、周囲から鳩の鳴き声が聞こえます。声がする方をみると、少し離れた所で十羽ほどの白い鳩が庭園の地面を啄んでいるのが見えるでしょう。
令子:「私たち以外に人はいなさそうね。少し、歩きましょうか」
永遠:「何も、ありません…わね?」
永遠:くるりと振り返って。
GM:そうですね、道はお二人の前に続いています。また、
GM:後ろには柵で出来た大きな門がありますね。
永遠:「あら…?入り口?いえ、こちらから見れば出口?」
永遠:こてりこてりと首を傾げます。
令子:「そう、ね」扉に「幻視」を
GM:幻視をしようとしても特別な情報は得られませんね。
令子:「危険はなさそうね。ここに居ても何も得られないでしょうし、外へ出ましょう。大丈夫かしら?」
永遠:「またどこかに繋がっているのかしら?うふふ、ワクワクしますわね」
永遠:門へ向かってみます。
GM:門の前に来ました開けますか?
永遠:鍵などはかかっていますか?
令子:「気楽な子ね。何があるかわからないというのに」
令子:門を開けるなら私が開けますよ
永遠:「うふふ、楽しくありません?知らないもの、知らない人、もしかしたら出会う機会すらなかったものにすら、出会えてる気がするんですもの」
GM:それでは永遠さんは鍵がかかっていないか確かめようとします。柵の取っ手を掴むと、「それは止めた方がいい」と第六感が騒いだのを感じるでしょう。
永遠:「………………あ、ら?」
令子:「離れなさい、永遠」
令子:「おかしな感覚を感じたのなら、私がやるわ」
永遠:「わかりましたわ…令子さんもお気をつけて…」
永遠:永遠は一歩離れましょう
令子:とりあえず令子も一度門に触れましょう
GM:令子さんは門に触れました。「それはやめた方がいい」と第六感が騒ぐのを感じるでしょう。
令子:ふむ、と一息ついて手を放しましょうか
GM:その感覚は無くなりますね。
令子:「何か、この先に行って欲しくない誰かが何かの術式をかけている可能性は……」ぶつぶつとつぶやきます
永遠:「?じゅつ…?」
永遠:令子さんのいうこと、永遠わかんない
令子:「とりあえず、行った先に何かはあるだろうけれど、リスクも高いという事よ。わかるかしら?」
永遠:「つまり…また見知らぬ何かがあるかもしれないのですねっ?」
永遠:きらきら
令子:「本当に、危険性というものを感じないのかしら、この子は……」
令子:「……他に出られそうなところはないのかしら」「幻視」を使いつつ庭園をもう一度探索出来ますか?
GM:幻視を使い庭園を見ると、門から続く道が見えるでしょう。道は先まで続いていますね。『出られそうなところ』を探すとなると、見える範囲にはありません。
永遠:永遠は興味津々に門をじっと見ています。
令子:「道が続いているか。向こう側へ……って無理そうね。ここで待っていてくれるかしら」
永遠:「?どこへ行かれるんですの?」服の裾をちょいちょいと摘みます
令子:「この道の向こう側よ。もしかしたら普通に開けられる門があるかもしれないわ」すっと丁寧に裾をつかんでいる手を放させます
永遠:「普通に?ここじゃダメなんですの?」
永遠:門に触れてもう一度感覚が来ないか試します。
令子:「この門は少し危険を感じるわ。だからそこを開けるのは最終手段」
GM:門に触れるとそれは止めた方がいい
GM:と感じます
令子:「いいから、一度向こうへ行くわよ」半ば強引に手を取って道を引き返します
永遠:「あら、あらあらあら…」引きずられるぅ
令子:そのまま道の先に何かが見えるまで進んでいくつもりで
GM:では永遠さんは抵抗しました。
GM:お二人は1d耐久で振ってください。
永遠:1d7
DiceBot : (1D7) → 5
令子:1d6
DiceBot : (1D6) → 4
GM:意外と永遠さんの力が強かったようですね。引きずって無理に連れて行くのは無理そうですね。
永遠:好奇心強い
令子:「はぁ、いいわ。勝手になさい。私は向こうへ行くから」面倒くさそうに言います
永遠:では永遠は門を開けてみましょう。どきどきわくわく
GM:では永遠さんから処理していきますね。
GM:永遠さんは第六感の警告を無視して門を開けました。
GM:【STOP】
GM:【未開放】
【エラーコード008 未開放領域への侵入】:『ぴぴ』
永遠:「え…え?」
【エラーコード008 未開放領域への侵入】:『この領域への進入は許可されていません』
令子:「!!」すかさず永遠さんの方へ走ります
GM:【エラーコード008 未開放領域への侵入】が現れました。
永遠:「行ってはダメということですか…?」それに丁寧に返します
GM:【STOP】
GM:【庭園】
GM:【未開放】
令子:「永遠!早くこっちへ来なさい!死にたいの!?」
GM:令子さんの位置からは見えないので、まだ事態を認識していません
令子:見えてないのか……
永遠:「この先へは行ってはなりませんの…?貴方は門を守る人?」
【エラーコード008 未開放領域への侵入】:『この領域への侵入は許可されていません。これ以上の侵入を行うと予期せぬトラブルの原因になります』『この領域への侵入は許可されていません。これ以上の侵入を行うと予期せぬトラブルの原因になります』
【エラーコード008 未開放領域への侵入】:『この領域への侵入は許可されていません。これ以上の侵入を行うと予期せぬトラブルの原因になります』『この領域への侵入は許可されていません。これ以上の侵入を行うと予期せぬトラブルの原因になります』
永遠:逃げたい
永遠:(滝汗)
令子:早く逃げよ??
永遠:この場から逃げれます!?
GM:【エラーコード008 未開放領域への侵入】との戦闘になります。
GM:逃げられます。
永遠:逃げます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GM:それでは、永遠さんは脱兎のごとく逃げ出します。
永遠:「れ、令子さぁん…!!」
永遠:てててててーと子供が親元に行くように走って逃げます。
GM:永遠さんが逃げ出ると門はひとりでに閉まりました。
GM:【STOP】
GM:【庭園】
永遠:「令子さぁん…」令子さんのところまで走って逃げて飛びつきます。
令子:「はぁ、どうせ何か変なのが出てきたのでしょう?」
GM:【エラーコード008 未開放領域への侵入】は見えなくなりました。いえ、見えなくなるという表現は正しいのでしょうか。永遠さんは初めからその姿ははっきりと見えていませんでした。今のは何だったのでしょうか?
永遠:「何かいましたわっ!見たことのない何かっ!!何かがいたんですのよっ!!!」
永遠:お目目きらきら
令子:「はいはい。逃げてきたところを見ると安全なものではないのでしょう?行くわよ」
永遠:「うー…はぁい」
GM:それでは半泣きの永遠さんと令子さんは道を進みますね。
永遠:怖いのでお手手繋いでいきます
令子:「まったく。危機感のない奴は困るわ。手元が鈍る」何度目かのため息をつきながら手つなぎを許容します
永遠:「うふふ…令子さん優しいですわぁ」
GM:道を進むと噴水が見えてきます。また、その向こうに小高い丘に建つ大きな建物が見えます。それは真っ白でとても大きな十字架でした。
永遠:周囲を幻視します。
令子:「十字架か。石碑?それとも墓かしら」
永遠:「まぁまぁ…あの建物は何かしら…」
GM:目の前には噴水がありますね。周囲は幾何学的な形の花壇が続いています。
令子:「……建物だから墓はあり得ないかしらね」「聞き耳」を
永遠:十字架の周りをぐるりぐるりと。「神様?」
GM:周囲に聞き耳をしても特別変わりのあるもの聴こえませんね。
GM:十字架までにはまだもう少し距離がありますね。十字架まで行きますか?
令子:行きましょうか
永遠:行きましょう
GM:それではお二人は十字架のそばまでやってきます。十字架はとても大きく、青空とのコントラストでより白さが際立っています。十字架に嫌悪する者でなければその美しさに息を呑むほどでしょう。
永遠:「綺麗ですわねぇ…」うっとり
令子:では十字架に「幻視」を
令子:「そうね、恐ろしいほど真っ白だわ」
GM:十字架の外観は真っ白で染みひとつなく、継ぎ目も見えない。
GM:です。
永遠:綺麗ですわ、綺麗ですわと十字架を一周します。
永遠:くるくるきゃっきゃうふふ。
令子:「やはり、石碑かなにかなのかしら。いったいどれほど大きな材料を使えばこんなものが作れるのかしら」ぶつぶつと
GM:とても大きいので一周するのも少し大変なくらいですね。
永遠:周囲を幻視します。
GM:周囲を幻視すると、やはり幾何学的な花壇が続いているのがわかりますね。また、十字架の後ろにも道が続いていることが分かるでしょう。
永遠:「令子さん、道、まだ続いてますわ」
永遠:続く道を指さして
令子:「そう、なら進みましょうか。得られるものがないならここにとどまる理由もないわね」
永遠:「令子さんはてきぱきしてますのね、しっかりものですわ」
永遠:にぱー
GM:それではお二人は十字架の後ろの道を進みますか?
永遠:はーい
令子:「貴方が危機感なさすぎ名だけよ」進み、ましょう
永遠:「そうなのかしら…?」
GM:永遠さんと令子さんは十字架の後ろを進みます。白い十字架の後ろは少し日陰になっていて薄暗いですね、じめじめとした空気が流れているように感じるかもしれません。
GM:裏の庭園には木の枝を組んだだけの小さな十字架があります。また、その十字架のそばには一人の女性が立っていますね。
令子:「……誰かしら」といいつつ十字架の方へ「幻視」を
永遠:「この辺りの方かしら…?」周囲へ幻視を使用します。
GM:小さな十字架とその周囲に幻視を行うと、比較的新しく。木の枝を組んで中央が紐で縛られているだけの簡素なものだとわかるでしょう。またその十字架の根元の土が少し盛り上がっていることにも気づくかもしれません。
GM:女性は真っ黒な喪服を着ていますね。
令子:「墓……?」小さくつぶやきましょう
GM:周囲に幻視を行うと近くに児童向けのシャベルが落ちているのが分かります。
永遠:「もし?貴方はこの辺りに住んでいるお方ですか?」
永遠:女性に近寄りましょう。
令子:こちらは女性に近づかず遠目で二人を見守っておきます
喪服の女性:「……そうですね。さほど近くも無いけれど、遠くでもないですね」
永遠:女性を幻視します。
喪服の女性:永遠さんは女性を幻視しました。身長は150センチ台。永遠さんより5pほどは小さいでしょうか? 黒髪黒瞳の麗人で、落ち着いた雰囲気で大人びて見えるが童顔でもあり、年齢は分かりません。全身黒い服を着ており、小さな十字架を眺め、永遠さんの方はまだ見ていません。手には緩やかに膨らんだ大きな白い袋を持っています。
永遠:「貴方はここで何をしてらっしゃるんですの?」白い袋に幻視を。
喪服の女性:「……死を、悼んでいます」女性は短くそう答えます。
喪服の女性:【STOP】
永遠:「し?」首を傾げます
GM:それでは永遠さんは白い袋に幻視をしました。
GM:【不穏】
GM:まずい、あれはまずい。あの袋の中身はいけない。幻視して分かった。永遠さんは袋からとてつもなくおぞましい気配が漂っているのが分かるでしょう。
永遠:「……何を、持ってらっしゃるんですの?」
喪服の女性:「……これのことを言っているのですか?」そう言って、白い袋を掲げます。
令子:「…………」黙って永遠さんの近くに寄ります
永遠:「えぇ、黒を纏う貴方にとても映える白だったもので…綺麗ですわね」女性も袋も見てうっとりと言います。
喪服の女性:【STOP】
GM:【庭園】
喪服の女性:「……あら、ありがとうございます。……こんなのどこにでもある紙袋なんですけどね」
令子:「……連れが失礼したわね」と頭を下げます
永遠:「あぁ…申し遅れましたわ、私桜宮永遠と申しますの。お姉様のお名前は?」
喪服の女性:「……別に、失礼は無いわ。……私の名前は雅城禮湖(みやぎ れいこ)。……そちらのお姉様は?」
令子:「私は港 令子。……同じれいこという名前なのね」
禮湖:「……あら、奇遇ですね。……よろしく」
永遠:「まぁ、まぁまぁまぁ、なんて偶然、なんて素晴らしいめぐり合わせなんでしょうっ」
永遠:「私の方も、よろしくお願いいたしますわ禮湖さん」
令子:「まぁ、同じ名前など結構見かけるわ。そんなに珍しい名前でもないしね。ともかく、こちらこそよろしく」
禮湖:「……そうね。……割と、よくある名前ね。……あなたたちも今日の結婚式に参列されるのですか?」
永遠:「けっこんしき…?」
令子:「結婚式?……いいえ、少し道に迷っていて。どこか近くに街などがないか探しているのだけれど」
禮湖:「ここは郊外から少し離れた式場ですよ。……近くに町はないですね」
永遠:「禮湖さんは、そのけっこんしきに?」
禮湖:「……ええ、私なんかの元にも招待状は届いていますよ」
永遠:「ご拝借しても?」
令子:「では、招待状があれば式に参列できるというわけね」
令子:「永遠、あまり人の持ち物を散策するべきではないわ」小声で指摘
禮湖:「……これですね」そう言って、禮湖さんは招待状を見せます。
禮湖:招待状には雅城禮湖の名前が入っていますね。それだけ見せると再びしまいました。
令子:「そう、名前があるということは個人用なのね」
永遠:「令子さん、けっこんしきとはなんでしょうか?」とこそこそ
令子:「……そうね、男女が愛し合い誓い合う儀式よ」小声で
永遠:「まぁっ…!それは素晴らしい事ですわね」小声でこそこそ。内緒話をしているようでこそばゆい。
永遠:「どちら様の結婚式ですの?」
禮湖:「…………今日開かれるのは、焔杖寺雅道(えんじょうじまさみち)と、槃堂美澪(ばんどうみれい)の結婚式です」
令子:「興味があるのはわかるけれど、ほどほどにしておきなさいよ」
永遠:「わかってますわよ…」門のこともあってちょっと聞き分け良く。
令子:「どちらにしろ、招待状もないし知り合いでもない私たちが行くのは場違いなのだから」
禮湖:「……興味があるなら新郎新婦のところに行ってみれば用意してもらえるかもしれませんよ。……私の元に届いたくらいです」
永遠:「招待状が来るのは、お知り合い?禮湖さんは、そのお二人とお知り合いなのですわね?」
禮湖:「……ええ、新婦の方とはそれほど面識はありませんが」
永遠:「もう片方の方と?」
禮湖:「……そうですね」
令子:「……この近くに街はないというのなら、式場くらいしか行ける場所はないのかしら。でも……」
禮湖:禮湖さんは再び十字架に向かい黙祷をしていますね。
永遠:「…お知り合いの結婚式があるのに、禮湖さんはここで誰の死を悼んでいるのですか…?」
禮湖:【STOP】
禮湖:【哀悼】
令子:「永遠、これ以上の詮索は失礼よ。行きましょう」
禮湖:「……ここはお墓……私の娘のお墓です」
永遠:「娘、さん…?」
令子:「そう。……それは、ご愁傷様ね」静かに言いましょう
禮湖:その言葉に、静かに礼をします。
永遠:「私も、祈ってよろしいですか…?」
永遠:そっと禮湖さんの傍に寄り添います。
令子:「……」目を瞑って静かに黙祷します
禮湖:「……私以外に祈る者が居るなんて、娘も驚いているでしょうね」そう言って禮湖さんも目をつぶりますね
永遠:「誰かの大事な方ですもの…無関係とはいえ、無碍すること等できませんわ…」永遠も目をつぶります。
令子:(黙祷が終わったら、先に進むわよ)と永遠さんにアイコンタクト
禮湖:「……娘は誰からも祝福されずに生まれ、死んだ。……だから、私以外にもその死を悼んでくれる人がいることは……きっと」
禮湖:そう言って少し目を伏せますね。
永遠:「大丈夫…大丈夫ですわよ…、その子は貴方に、愛されましたもの…」
令子:「生も死も、誰も避けることができない平等な運命よ。望まれていなくても、生きていたことに意味はあるわ。……少なくとも、貴方の心には残ったでしょう?そして、私たちもその存在を知った。それじゃあ、いけないかしら?」
禮湖:「……」禮湖はこの先を話すべきか迷っているようですね。
永遠:「…何かお困り事がありますか?私がお力添えできる事はありますか…?」
GM:禮湖さんとここまでお話して楽しんだお二人には信用を振る権利をやろう
永遠:わ、わぁい
令子:「言いたくなければ言わなくていいわ。通りかかっただけだからね。でも、話して心が安らぐなら話して御覧なさい」
GM:タイミングは任意です。
令子:まって、信用無振り
永遠:補正を!くれたりは…
GM:そうですね、現在信用が
令子:「……大丈夫、他言はしないわ」と付け加え
GM:そうですね現在信用70ですが、同士効果で80になっています。また、永遠さんの化粧効果の対象が禮湖さんと完全に一致しているので、+15を差し上げます。1d100<=95でどうぞ
令子:たっか
永遠:1d100<=95
DiceBot : (1D100<=95) → 5 → 成功
令子:1d100<=95
DiceBot : (1D100<=95) → 26 → 成功
GM:それでは禮湖さんは二人を深く信用しました。
GM:これより先の沼へご招待します。
禮湖:「……私の娘は生を受けても生きていたことがない。……生まれる前に死んだ。……だから、あの子は本当に、誰の愛も受ける間もなく死んだの」
令子:「でも、貴方の中に彼女は確かに存在していた。そうでしょう?」
禮湖:「……ええ、それだけは事実ですね」
永遠:「何故…死ななければならなかったのですか…?だって、子供は可愛くて、綺麗で…愛されているものでしょう…?」
禮湖:「……本当に、どうして死ななければならなかったのでしょうね? 気が付いたら」
禮湖:「……私の中の命は居なくなっていた。……邪魔だったから、消されてしまっていた」
令子:「生死は残酷よ。……理由はわからないけれど、私の中でそう囁く誰かがいる。思い出したくもない何かを」
永遠:「…邪魔、ですって…?」すこし声に怒りが混じります。
令子:「邪魔、ね……」憐れんだような、諦めたような、そんな表情で
禮湖:「……彼女は私と、元婚約者との子」
禮湖:「……元婚約者の名前は、焔杖寺、雅道です」
永遠:「え、じゃあ…今日結婚式を上げる方との…」
令子:「やはり、ねぇ……」ぼそりと
令子:「失礼なことを聞くけれど、貴方はその元婚約者のことを憎んでいるかしら?」
禮湖:「……よくわからない。……これが憎しみなのかはわかりませんが」
禮湖:「……彼が幸せになるのは、我慢できない」
永遠:「どう、してですの…?」
令子:「そう、でしょうね。……それなら、貴方は彼の幸せそうな姿を見るべきではないかもしれないわ。もっとも、その結婚が幸せなものかは分からないけれど」
禮湖:「……どうして? 彼は私と婚約し、私は娘を身籠った。……だけれど、嘘だった。……初めからそんな『婚約』はなかった。……あの日、気が付くと、私は闇医者の所にいた。……きっと薬でも盛られたのでしょうね。そこから先は覚えていないわ。……あまりにもショッキングだったから、私の心が覚えることを拒否したのでしょう」
禮湖:「……私は雨の中、亡骸の入った木箱を掻き抱いて立っていたわ。……その時、私の中にあった命はもうなかった」
禮湖:「……一つ、お願いがあるのですが、よろしいでしょうか」
令子:「何かしら。私ができる事なら受けてもいいわ」
GM:と、お願いが入ったところですが、いったん休憩をはさみましょう。
永遠:「お願い…ですの?」
永遠:はーい
令子:わかりました
GM:【STOP】
永遠:禮湖が黙祷していた墓。禮湖の娘の墓。小さな十字架とその周囲に幻視を行うと、比較的新しく。木の枝を組んで中央が紐で縛られているだけの簡素なもの。十字架の根本の土が盛り上がっている→何か埋まってる?近くに落ちていたシャベル→掘り起こせる?
永遠:ア、ミスった!!
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