Garden


序章_Evil


参加者


GM.オットリア/トニトルス・シャーロット
PL.ぴよなか/刹那
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GM:それではGARDENシナリオ「序章_Evil」始めさせていただきたいと思います。宜しくお願いします。
刹那:よろしくお願いします
GM:【星空】
GM:いつもと違う空気を感じて、貴方の意識はゆっくりと覚醒に向かっていく。
GM:背中には硬さを感じ、もし野宿の経験が無ければ、その時点でなにかおかしなことに気が付くだろう。
GM:貴方はゆっくりと目をあける。仰向けのあなたの眼に始めに飛び込んできたのは、星空だった。
刹那:「……なんだ?」顔を顰めて起き上がります。
GM:その場所は一見して刹那さんの知る場所ではないと気が付くでしょう。ここは間違いなく、初めて来る場所です。
刹那:「どこだ、ここ…」辺りを見回しながら、前髪をぐしゃぐしゃ掻いてしかめっ面してます。
GM:昨日はどこで寝たのだったか。そう考える刹那さんは、しかしそのことを思い出せません。それどころか、今まで自分はどうして生きてきたのか、どんな人生を送ってきたのか。それらの記憶の一切が喪われていました。
GM:周囲を見渡した刹那さんは、近くに女性が倒れていることに気が付きます。
刹那:「…あ”?」記憶がないことにイライラしながら、その女性の傍に歩み寄ります。
GM:「……すぅ、すぅ」と、彼女は寝息を立てていますね。
GM:身長は刹那さんよりも更に20p近く高い長身で、刹那さんに似た少し硬めの髪質の金髪をサイドテールにしています。
刹那:ポケットに両手を突っ込んで彼女を見下ろし、片足でだんだん!!と地面を踏みつけて音を立てます。「おい、おい起きろ」
シャーロット:「うにゃにゃー? ここはどこにゃ?」彼女は目をこすりながらゆっくりと起き上がります。
刹那:「ここがどこかなんて俺が知りたい」
シャーロット:「うにゃー? あなたは誰にゃー?」
刹那:「…さ、……」一度開いて噤んで、「…刹那だ。お前こそ誰だ」
シャーロット:「私はシャーロット。トニトルス、シャーロットにゃ。ええっとそれで……あれ、なんだっけ」あれ? と首を傾げます。どうやらなにか異名のようなものがあったようですが、忘れてしまっているようですね。
刹那:「…なんだっけを俺が知るかよ…俺だってなんだっけだよ」苦い顔をしてます。
シャーロット:「あれ、記憶が……ない? もしかして刹那もかにゃ?」
刹那:「ねぇな。昨日何してたか、自分がなんだったかすらねぇな。くっそイライラするぜ」ぎりぎりと歯を食いしばって、ポケットの中に何故かあるジッポライターを弄んでます。
シャーロット:「なんでこんなものもってるのにゃ……わけがわからないにゃ」シャーロットの左手にはえっちな恰好の美少女フィギュア、右手にはゲームコントローラーが握られています。
刹那:「…なんだそれ?」興味ありげに顔を近づけます。ずいずい。
シャーロット:「わたしもよくわからないにゃ。でも大事なものな気がする。一応持っておくにゃ……」言いながらフィギュアを胸ポケットに、コントローラーを無理やりズボンのポケットに入れます。
刹那:「大事なもの、ねぇ…じゃあ、これもか」ポケットの中にあったライターやリボン、腰にさしてある拳銃を取り出して見て。
シャーロット:「にゃにゃっ!? それ人間のやばい武器にゃ。 なんでそんなの持ってるにゃ!? ……って、わからにゃいのか……」
刹那:「やばい?危ねぇのか?」
シャーロット:「うーん、たぶん?」
刹那:「ふぅん…まぁいい。とりあえず、何かねぇのかここは」周囲を注視します。
GM:そうですね、周囲を見渡した刹那さんは、まずここが高い塔の屋上その展望台だということが分かります。周囲にはうっそうと茂る暗い森、展望台の中央には大きな望遠鏡が備え付けられていますね。
GM:また、地面に開閉できそうな青い扉を発見できるでしょう。
刹那:「…なんだこれ?」見たことのない望遠鏡に興味が。近づいてみます。
GM:望遠鏡は位置と方向が固定されていますね。また、望遠鏡の側面に赤いスイッチがついているのが分かります。
刹那:迷いなく押します。
刹那:ぽちっとな。
GM:それでは、赤いボタンを押したところ、その下にあったスリットから、カシャリと音を立てて、カードが飛び出します。
刹那:「?なんだこれ…おい、おいえーと、しゃーろっと?これ何かわかるか?」出てきたカードを眺め見て、シャーロットちゃんに聞いてみます。カードというものすら知らない。
GM:【アイテム入手】
GM:★アイテム入手『PASSCARD』
刹那:おお?
シャーロット:「うーん、パスカードってかいてあるにゃ。あとレベル3とも書いてあるにゃ。何かの機械に通したりするのかにゃ?」
刹那:「…かーど?れべる?」ちんぷんかんぷん
シャーロット:「まだわからにゃいけど、何かの鍵とかになったりするのかにゃ? 刹那、それ大切にもっておくといいかもにゃ」
刹那:「かぎってもっと違う形じゃなかったか…まぁいい、持っとく」ちょうど胸ポケットに入りそうなので、さっきのシャーロットちゃんの真似をして胸ポケットにカードを入れます。
シャーロット:「この望遠鏡、覗いても暗くてみえないにゃー?」
GM:どうやらカードを入れている時だけ使えるようですね。
刹那:「ぼう…?え?なんだそれ」
シャーロット:「んーと、遠くのものを見る装置、かにゃ?」
刹那:「遠くが見えるのか?これで見えるのか?」さっきのカードを取り出して、出てきた所に入れてみます。るんるん
GM:それでは刹那さんはカードを出てきたところに入れてみます。
シャーロット:「おおー、みえるにゃー。刹那もみるかにゃ?」
刹那:「見る、見せろ!何が見えるんだ?」そわそわわくわくしながらシャーロットちゃんと同じように見てみます。
GM:それでは刹那さんは望遠鏡を覗き込みます。
GM:鬱蒼と生い茂る森のはるか向こう、どこか遠くの場所にある大きな樹が見えます。その葉は黄金色をしており、星々の光を受けて幻想的に輝いていますね。
刹那:「…きれい、だな」しかめっ面を緩めてぽかんとしてます。
シャーロット:「どこの樹かにゃー。見たことない樹だにゃー」
刹那:「俺も見たことないな…、見た事はあっても、忘れてそうだ」赤いボタンを押してカードを取り出そう。これ以上見てたら切なくなってきそうです。
GM:【アイテム入手】
GM:それでは再びPASSCARD Lv3 を入手します。
刹那:おお
GM:さて、望遠鏡から離れた刹那さんは次にどうしますか?
刹那:青い扉を開けてみます。ぱかっとな。
刹那:「なんだこれ」
GM:青い扉をぱかりと開けると、そこにはちょうど階下につながるらしい梯子を見つけます。所々錆もありますが、耐久には問題なさそうですね。
シャーロット:「ここから下に降りられそうかにゃ?」刹那さんの背中越しに下を覗きこみます。
刹那:「うぉっ」背後に立たれるとビックリします。
シャーロット:「どっちからいくかにゃ?」
刹那:「…俺から行く。上がれって言ったらすぐ上がれよ」下に何もないとはわからないので、先に特攻します。
シャーロット:「わかったにゃー!」
GM:それでは、刹那さん、シャーロットさんの順番で梯子を下りていきます。
刹那:かんかんかんとな。
GM:梯子は非常に長いですね。なかなか下に着きません。
シャーロット:「あ、先に行けばよかったにゃ」
シャーロット:「上見上げたらパンツ見放題だったのに……」
刹那:「あ?何が見放題だって?」下着というものを知らない
シャーロット:「なんでもないにゃー」
GM:そんな会話をしている内に、大体5階分ほど降りたでしょうか。ようやく下に到着します。
GM:【STOP】
GM:【潜入】
GM:とても長い梯子を降りると、階下に付きました。扉のプレートには「フロア2 資料室」と書かれています。
刹那:「やっとついたと思ったら…なんだここ」
GM:ここは一階分が丸々一部屋として使われている施設のようですね。
GM:扉はロックされており、扉横にはLv2と記載されたカードリーダーがあります。
刹那:「れべる、に?シャーロット、これが使えるのか?れべるさんじゃないからダメか?」ずい、とカードをシャーロットちゃんに押し付けてどうだどうだと聞いてみます。
シャーロット:「さあー、どうかにゃあ。レベルが上の方が強そうな気がするけどにゃ」
刹那:「じゃあこっちのが強いのか?…どう使うんだ?さっきみたいな入れるやつじゃねぇんだけど…」
刹那:機械語を使用します、でいいのかな。
GM:分かりました。
GM:機械語を使用すると、そのカードはカードリーダーのスリットに通して使うものだとわかるでしょう。
刹那:「?こう、か?」レベル3カードを文字通りスリっと通します。
GM:ぴ、という音と共に、カードリーダーに点っていた赤い光が緑に変わり、がちゃっと開錠されたらしい音が響きました。
GM:同時に、カードを使った刹那さんは、カードの使用回数が3回から2回になったことに気が付くでしょう。
刹那:「おお!開いた!開いたぜシャーロット!すごいな!」ちょっと興奮気味。
シャーロット:「すごいハイテクだにゃー」シャーロットも一緒になってはしゃいでいます。
刹那:「でもこれ、使える回数が決まってるみたいだな…あと二回か…」
シャーロット:「あー、じゃあ少し慎重にいかないとにゃー」
刹那:「…めんどくせぇな」カードを胸ポケットに戻して、資料室へ入ります。
GM:それでは刹那さんとシャーロットさんは二人で資料室に入ります。
GM:部屋の中はとても広く、棚が均等的にずらりと並んでいますが、全ての棚が空です。
刹那:「何もねぇじゃねぇか」
GM:その声は何もない資料室に切なく響いていきます。
シャーロット:「紙切れひとつ見当たらないにゃ。はずれかにゃあ」
刹那:「ちっ、他行こうぜ」資料室をでましょう
シャーロット:「何にもないし、それがいいにゃ」
GM:では資料室を出ますね。屋上に戻る梯子と、階下につながるらしい階段があります。
刹那:階段を!おります!
GM:それでは刹那さんとシャーロットさんは階段を降ります。その階段は、どうやらこの塔の外周を回るように設置されているようですね。
刹那:ぐるりと
GM:ではぐるりと回って一階分降りました。下の階に着きましたね。階段は更に階下にも続いているようです。
GM:壁には相変わらずフロア2と書かれています。
刹那:「ふろあ、に」舌っ足らずに言い慣れなく言って何があるのか見てみます
GM:この階にはいくつかの部屋があります。一番手前の部屋のそばには「第一実験室」と書かれたプレート貼り付けられていますね。扉横にはLv3と記載されたカードリーダーがあります。
刹那:「れべるさん…カードと同じだな」入ろうか少し迷う。
GM:ちなみに実験室は第五実験室までありますね
刹那:「…全部は入れないな…」
シャーロット:「全部はむりだにゃー」シャーロットも同じ感想をもったようですね
刹那:「でも中は気になるよな
刹那:」
シャーロット:「それにゃ」
刹那:「じゃあここだけ入ろうぜ」カードスラッシュして第一実験室へ。他の部屋は諦めましょう。
GM:では刹那さんはカードを通します。同じように開錠の音がしますね。刹那さんとシャーロットさんはふたりで第一実験室に入ります。
GM:部屋にひしめき合うように何かの計測器具や、整備器具、調合器具等様々な機械設備が揃っています。
GM:ビーカー、フラスコ、試験管、スパナや固定されたバーナー、アルコールランプ等々、およそ理科の実験で使われそうなさまざまな器具があります。
刹那:「?見たことないものばかりだな…何に使うんだ?何かに使えるのか?」
シャーロット:「うーん、今使えそうなもの、あるかにゃあ……」
刹那:「持って行っても邪魔になりそうなものばかりだな…」
GM:そうですね、特別役に立ちそうに思うものは無いと分かるでしょうね
刹那:「何もねぇのか、ここには」イライラとポケットに手を入れて舌打ちしてます。
シャーロット:「それに、だれもいないにゃ」
刹那:「…お前はいたけどな。他行こうぜ」ぶっきらぼうに言ってちょっと恥ずかしそうに実験室を出ます。
シャーロット:「え、いまのデレ??」一緒に実験室を後にします。
GM:さて、第一実験室を出た刹那さんとシャーロットさんですが、どうしますか?
刹那:「でれ?でれってなんだ?」不思議そうに眉を顰めながら再び階段を下りましょう。どんどん下るぞー
GM:それでは二人は更に一階分下りますね。
GM:一階分降りると、そこにも壁にはフロア2と書かれています。階段は更に階下にも続いていますね
刹那:「ふろあ、フロア2。また実験室か?」
GM:この階は一階分まるまる一部屋として使われているようです。扉のプレートには「制御室」と書かれています。部屋の扉は少し壊れているようで、微かに開いています。扉を押せば難なく部屋内部に入ることができるでしょう。
刹那:「入れそうだな」おりゃっと足で扉を押しましょう。
GM:それでは刹那さんは足癖悪く扉を開けます。難なく開きますね。広い部屋の中は荒れており、機械の残骸やヒビが入った監視モニターのようなものの他に何やら複雑そうな機械があるが、パッと見殆ど壊れてしまっているようです。
刹那:「また訳のわからないものがいっぱいだな…」辺りを見回してため息をつきます。注視で何か見つかるかな
GM:それでは刹那さんは周囲を注視してみます。比較的傷がない『Power supply』と書かれた赤いレバーがあるのが分かります。レバーは下がりきっていますね。また、機器の上に「Lv.3PASSCARD貸出リスト」という書類とLv.1PASSCARDが残されています。
刹那:「お?カードだ…今度はレベル、いち?シャーロット、いちは弱いのか?」カードを取って眺めて、シャーロットちゃんにまたずいずいと
シャーロット:「刹那、数の概念がないのかにゃ? 1は一番弱いにゃ。……たぶん、今まで見てきたところにはつかえないかにゃー」
シャーロット:【アイテム入手】
シャーロット:★アイテム入手『PASSCARD』Lv1使用制限回数:3と記載があるカード。
刹那:「じゃあ、これは上じゃ使えないのか。下に行けば使えるのか?…また三回だけ」
シャーロット:「それも慎重に使わないとだにゃー」
刹那:「めんどくせぇなぁ…」がしがしと髪を掻いて眉を顰めます。カードは胸ポケットへ。
刹那:「次行くか。せめて何か使えそうなものがある場所に」部屋を出て、また階段を下りましょう。時々シャーロットちゃんついてきてるか後ろ振り返りながら。
GM:それでは刹那さんとシャーロットさんは二人で階段を降ります。
GM:更に一階分降りますね。壁には変わらずフロア2と書かれています。階段は更に階下に続いていますね。
GM:階段に一番近い扉のプレートには「医療室」と書かれています。
刹那:「フロア2…ずっとフロア2じゃねぇか」
シャーロット:「そうだにゃー。案外全部フロア2とか、この建物の名前だったりして」
刹那:「あぁ、なるほど」
シャーロット:「冗談だよ!?」
刹那:「あ?なんだ冗談かよ…」
シャーロット:「この階も見ていくかにゃ? 医務室……なにかあるといいにゃあ」
刹那:「探せば何かあるだろ。見て行こうぜ」
GM:ではお二人はこの階の探索を始めますね。
GM:医務室の扉横にはLv1と記載されたカードリーダーがあります。
刹那:「れべる、1。一番弱いやつだな」先程手に入れたレベル1のカードを通してみます。
GM:それでは軽快な音と共に認証されますね。開錠の音が響きます。
GM:医務室に入ると、ベッドが何組かと、この部屋の主のものであろう机、薬品が詰められた棚があるのが見えます。椅子には少し薄汚れた白衣がかかったままになっていますね。
刹那:「服…お前のか?」白衣を椅子から引っペがしてシャーロットちゃんに持っていきます。
GM:「覚えてないけど、違うと思うにゃー。誰のかわかりそうな手がかりとか残ってないかにゃ?」
シャーロット:「覚えてないけど、違うと思うにゃー。誰のかわかりそうな手がかりとか残ってないかにゃ?」
刹那:「手がかり…」表見て裏返して見て、ポケットがさごそします。
GM:白衣のポケットを調べるとLv3と書かれたPASSCARDが出てきました。
GM:【アイテム入手】
GM:★アイテム入手『PASSCARD』Lv3使用制限回数:3と記載があるカード。
刹那:「レベル3カードがあったけど…誰のかわかるような手がかりじゃねぇな」
シャーロット:「うん、でもカードが見つかったにゃ」
刹那:「誰のかは知らねぇが、持っていくか。俺らに見つかったのとここに置いておいたのが悪い」ささっとポケットに。盗人します。
GM:それではささっとポケットに入れました。
刹那:「持ち主が帰ってきたらめんどくせぇな、下降りようぜ」
シャーロット:「わかったにゃー!」刹那さんの背中を追います。
GM:それでは刹那さんとシャーロットさんは更に螺旋階段を降ります。
GM:さて、一階分降りると、ここにもフロア2と書かれていました。階段に一番近い扉のプレートには「食物生成室」と書かれています。
GM:階段は更に下にも続いていますね。
刹那:「食物…?」
シャーロット:「生成室……?」
GM:二人は聞き覚えのない施設名に首をひねりますね。
刹那:興味津々好奇心ばりばり。
刹那:「入ろうぜ。気になる」
シャーロット:「……うん、私もきになるにゃ」
GM:扉横にはLv1と記載されたカードリーダーがあります。
刹那:「レベル1…は、これか」ポケットからカードを取り出しスラッシュ。
GM:それではレベル1のカードをスラッシュします。使用回数が2になりましたね。
GM:ピピッっと音がして扉が開錠される音が響きます。
GM:食物生成室に入ると、部屋内はよく分からない大層な機械でごちゃごちゃしています。一見したところ食べ物らしきものは見当たりませんね。
刹那:「ここも訳のわからないものがいっぱいだな…」きょろきょろ。周囲を注視します。
GM:食物の類は一切見当たらず、何やら水が溜まったカプセルと大量のチューブがつながった大層な機械が据えてあります。また、手形が記された台がその機械から伸びています。機械の下部には取ってが付いた引き出しのようなものがあります。その引き出しの横には平べったく細長い穴が存在します。穴は長く、カードを入れるようなものではないでしょう。
GM:壁には紐で通された紙のようなものがぶら下がっています。また、部屋の扉横には食器棚のようなものが見受けられます。スプーンやフォーク、箸なども引き出しにぎっしり詰まっているでしょう。
刹那:「紙…?」ぶら下がってる紙をみます。注視します。
GM:どうやらそのよくわからない機械の説明書のようです。以下のような内容が書いてあります。『台に手を乗せ、頭でイメージした食物を生成する。食物のイメージが不完全であれば、生成も不完全なものになる。』
刹那:「……食物?シャーロット、食物って知ってるか?」シャーロットちゃんにも紙を見てもらいましょう。
シャーロット:「にゃにゃにゃ?? 刹那、いままでどうやって生きてきたのにゃ? そんなことまで忘れてるにゃ?」
シャーロット:「食物ってごはんのことだにゃ! 食べないと死んじゃうにゃ」
刹那:「ごはん?食べないと死ぬ?…知らねぇな」
シャーロット:「まあ、とりあえずごはんが出る機械みたいだにゃ。おなかが空いても一安心……なのかにゃあ?」
刹那:「…俺には縁のなさそうなものだな」
シャーロット:「そうなのか……それでいいのかにゃ……?」シャーロットは首をひねっています。
シャーロット:「とりあえずなんか出してみようかにゃ?」
シャーロット:そう言って、機械の前に立ちます。「ええっと、ここに掌を乗せればいいのかにゃ?」
シャーロット:そして、想像します。あまーくてとろける美味しいプリンを二つ。
GM:シャーロットさんは念じました。すると
GM:ブーンと音を立てて機械が動き出します。カプセル内の水がごぼりと少し減ります。
GM:さて、ダイスロールです。うまく食べ物が生成されたか、シャーロットさんは1d100=>60で振ります。
シャーロット:1d100=>60 [むにゃー]
DiceBot : (1D100>=60) → 2 → 失敗
刹那:がんばれー
GM:1d100<=60でしたね。成功です。
GM:それでは、チーンと言う音と共に、機械の下にあった引き出しに、ごとん、と何かが落ちたような音がします。
シャーロット:「お、でてきたにゃ!」
刹那:「おぉ?」
GM:引き出しを開けると、お皿には甘くておいしそうなプリンが載っています。
シャーロット:「成功みたいだにゃ! 刹那、食べる?」
刹那:「………たべる」初めて見る食べ物にちょっと警戒しますが、好奇心が勝ちます。
GM:ではスプーンを用意して二人でプリンを食べます。とろけるような滑らかな舌触り、口の中に広がる上品な甘さ、鼻腔に抜けるバニラのあまーい香り。それはシャーロットの想像通りの理想のプリンでした。
シャーロット:「うにゃー、あまいにゃー。刹那、おいしい?」
刹那:「……いや、わかんねぇ」
シャーロット:「そっかー」
刹那:「あまいってなんだ?」
シャーロット:「そこから!?」
GM:さて、お二人がプリンを食べ終わったあたりでいったん切りましょう。
GM:悪序章一日目、ありがとうございました!
刹那:ありがとうございました!!
-----
GM:それでは悪序章2日目始めさせていただきますー。
刹那:よろしくお願いします!
GM:【STOP】
GM:【潜入】
GM:前回二人は美味しいプリンを食べたところでしたね。刹那さんは味はよくわからなかったようです。
刹那:残念です…
GM:ですが、悪いものではないことは分かるでしょうね。
GM:さて、ご自由にロールをどうぞ
刹那:「これがごはん?これを食べないと死ぬのか?」
シャーロット:「生き物はだいたいそうだと思うにゃ。これはどっちかと言えばデザートかにゃ」
刹那:「でざーと?ごはん難しいな…」
シャーロット:「デザートは甘くておいしいのにゃ!」
刹那:「…でざーとはあまい、おいしい」ん、と一つ頷いて覚えます。
シャーロット:「どうするにゃ? 刹那もやってみるかにゃ?」
刹那:「やる」
刹那:興味津々です。
シャーロット:「がんばれー!」
GM:それではイメージしてください。
刹那:はい。
刹那:「たべもの…口にするもの…」目を閉じてうん、と考えます。けれど頭に浮かんだのは薄いピンクの口紅で食べ物ではありませんね…。
GM:それでは1d100<=30でロールをどうぞ
刹那:よし…
刹那:1d100<=30
DiceBot : (1D100<=30) → 32 → 失敗
刹那:惜しい…!!
GM:刹那さんが機械に手を乗せ想像だけで食べ物について念じると機械が動き、カプセル内の水がごぼりと少し減ります。しばらくして、ごとんと何かが引き出しの上に落ちたようなおとがしますね。
刹那:「お、ごはんか?」
GM:引き出しを開けると、白い皿の上になにやら得体のしれない赤色っぽいペースト状のものが載っていますね。
刹那:お皿をずいずいとシャーロットちゃんに押し付けます。「なぁ、これはごはんか?俺が思ったのと形が違う」
シャーロット:「え、なにこれ、食べられるのかにゃこれ……」
刹那:「口紅」
シャーロット:「口紅はたべものじゃないんじゃないかにゃあ……」
シャーロット:恐る恐る口にしてみます。
刹那:「…口にするものなのに違うのか」刹那も指で掬って食べてみます。
GM:シャーロットの口に広がったのは何ともいえない、クレヨンのような味です。有毒ではなさそうですが、好んで食べたいものと思える味でもありませんね。
GM:刹那さんも同様の感想を持つかもしれませんね。
刹那:「さっきのと似てるけど、これは違う気がする…」
シャーロット:「うん、おいしくにゃい」
刹那:「口紅は、おいしくない」
シャーロット:「そもそも食べ物じゃにゃい……」
刹那:「やっぱり違うのか…」ちょっと残念そう。
シャーロット:「まあ、おいおい覚えていけばいいとおもうにゃ。というか刹那、食べ物を知らないってことは食べなくてもいい人にゃの?」
刹那:「食べなくていいというものかどうかは知らねぇけど、食べたことはねぇな…」指についたペースト口紅をペタペタと遊んで、徐ろにシャーロットちゃんの唇に塗ります。
シャーロット:「うーん、にゃらここの施設も刹那にはあんまり収穫なしかにゃあ」「にゃにゃ!?」
シャーロット:思わずのけぞりますね。
刹那:「口にするものだろ?似合うぞ」
シャーロット:「口にするって意味がちょっとちが……うにゃ、恥ずかしいにゃ」
GM:さて、そんな感じでいちゃいちゃしていると機械の中の水がごぼりと音を立てて継ぎ足されました。電源が入っていればどこかから供給されるようですね。
刹那:「増えたな。…でももう口紅はいらねぇし、他行こうぜ」
シャーロット:「うん、次行こうにゃ!」
GM:それでは刹那さんとシャーロットさんは食物生成室を出ます。
刹那:シャーロットちゃんの唇に口紅塗った指舐めて綺麗にしながら階段をおります。
GM:間接キ…………それでは刹那さんとシャーロットさんは階段を下りていきます。
GM:一階分階段を下りると、そこの壁にはフロア1と書かれています。また更に下にも階段は続いていますね。
刹那:「お、ふろあがいちになった」
シャーロット:「おおーきたこれ」
刹那:「きたこれ」
GM:階の扉には「901」等番号が記されています。扉は均等な間隔で並んでおり、その様子は集合住宅やホテルなどを彷彿とさせるかもしれません。
刹那:「…また部屋がいっぱいだな」
シャーロット:「いっぱいあるにゃー」
刹那:カードキーが必要ですか?
GM:そうですね、扉のそばをよく見ると、扉横にはLv1と記載されたカードリーダーがあります。それ以上の情報はスキルなど使用でどうぞ。
刹那:では周囲を注視、聞き耳をします。
GM:そうですね周囲を注視すると
GM:このフロアには番号は「901」〜「909」まで存在することがわかるでしょう。周囲に聞き耳を立てても人の気配はありませんね。外からも動物らしき音は全く聞こえません。
刹那:「ここにも誰もいないみたいだな」
シャーロット:「うーん、そうみたいだにゃー。さみしいにゃ……」
刹那:「お前も俺も一人じゃねぇし、大丈夫だろ」一番手前の部屋だけ見ていきましょう。レベル1のカードをスラッシュ。
GM:それではスラッシュしますね。レベル1カードの使用回数が1回になりました。ぴぴっと軽快な音と共に開錠されたことが分かります。
GM:中に入ると、そこは居住空間になっているのが分かるでしょう。ベッドや机、本棚やクローゼット、シャワールームなど簡易的な設備が整っています。埃が多少積もっている程度で、最近まで人がいた形跡があります。ただ住むには少しの掃除の必要があるでしょう。
刹那:「部屋だな」何かないか部屋を注視します。
GM:部屋を見回しますが、特にめぼしいものはありませんね。どうやら部屋の主は退去したあとと思われました。
刹那:ありゃ。
刹那:「どこもかしこも何もないところだなここは」
シャーロット:「ほんとそうだにゃー。もう少し下にいってみるかにゃ? 何かあるかも?」
刹那:「あぁ、行く」
刹那:階段を降りましょう。てけてけ。
GM:それでは刹那さんとシャーロットさんは部屋を出て階段を下りていきます。一階分降りると、再び同じような場所に出ますね。階段は更に下にも続いています。
GM:この階の壁にもフロア1と書かれています。
刹那:「ん?同じ場所か?」周囲を注視、聞き耳します。
GM:周囲を注視すると、番号は「801」〜「809」までの扉が等間隔に並んでいることが分かります。部屋番号以外の差異は無く、そのプレートが無ければ先ほどと全く同じ場所と思うほどでしょう。
刹那:「…数が違うだけで同じ部屋がいくつもあるのか…?」もう一つ階段を下りましょう。
シャーロット:「へやたくさんあるにゃあ……」
シャーロット:それでは刹那さんとシャーロットさんは部屋を出て階段を下りていきます。一階分降りると、やっぱり同じような場所に出ますね。階段は更に下にも続いています。
シャーロット:ここの壁にもフロア1と書かれています。
刹那:「もしかしてこれずっと続くとかじゃねぇよな」一応周囲の注視と聞き耳をします…。
GM:周囲を注視すると、番号は「701」〜「709」までの扉が等間隔に並んでいることが分かります。部屋番号以外の差異は無く、そのプレートが無ければ先ほどと全く同じ場所と思うほどでしょう。
刹那:わ、わぁ…
刹那:「…ありすぎだろ。部屋」
シャーロット:「ずっと続いてるにゃ……でもでも、塔のてっぺんから降りてきてるわけだし、いつかはほら」
刹那:「…部屋がなくなるまで降りる」
GM:それでは刹那さんとシャーロットさんはお部屋が無くなるまで降りることにしました。
刹那:階ごとに一度は立ち止まってまだある、まだあるて感じですかね。
GM:そうですね、一階降りるごとに、601、501、401となっていくのが分かるでしょう。
刹那:長いみちのり
GM:始めに901号室のあったエリアから9階層分降りたでしょうか、今までフロアが書かれていた壁には、何も書かれていませんでした。
刹那:「お、ふろあがない」立ち止まります。
GM:階段もそこで終わっているようですね。
シャーロット:「お、てことは……」
シャーロット:【STOP】
刹那:「漸く部屋が終わり…」
GM:どうやらそのようですね
刹那:「きたこれ?」
シャーロット:「きたこれ?」
刹那:「きたこれ」きた↑これ↓
刹那:周囲を注視します。
GM:そこはこの塔の一階、ホールでした。塔の外に通じるホールです。広いホールで、ソファやテーブルが何組か置いてあります、休憩することもできそうですね。ガラス扉の外には森が広がっています。
GM:よく見ると、入口の近くに受付のような場所もあり、何か機材のようなものが置いてあります。
刹那:「外…と、またおかしなものが置いてある」外よりも知らないもの。機材に近寄って注視、機械語を使用します。
GM:Lv.3GEST CARD発行と記載してあります。ただ、発行するためにはカードリーダーに別のカードを通す必要があるようです。機械語を使用した刹那さんはLv.3PASSCARDを通さない限り、機材は動かず、Lv.3PASSCARDを通すと、機材が動くことが分かります。
刹那:「げすと、かーど発行」レベル3のカードを通してみます。ぴぴっとな。
GM:ぶううんと起動音が鳴り、その機械の画面に指紋認証が表示されます。
刹那:「?」べしっと画面に手を押し当てます。
GM:ぴぴ、と音が鳴り、確認された旨の表示が出ます。次に、名前を入力する画面が現れますね。
刹那:一瞬げ、と顔をしかめて、ぎこちなく「刹那」と入力します。てしてし。
GM:承認された旨の画面が現れ、少しするとガシャンと音がしてLv.3GEST CARDが発行されました。
GM:【アイテム入手】
刹那:おおお
GM:Lv.3GEST CARD※使用限界はありません。
刹那:おおお!
GM:機材の画面には、まだ操作を続けるか否か、という説明文が表示されています。
刹那:「シャーロット、出た、出たぞ」興奮気味にシャーロットさんを呼んでカードを見せます。
シャーロット:「おおー! すごいにゃ! ゲストカード、ってことは私もだせるのかにゃ??」
刹那:「出せるんじゃねぇか?これ…押せば?」続けるを押します。
GM:続ける、を押すと、再び指紋認証画面が表示されますね。
GM:【エンディング】
GM:【エンディング】
シャーロット:「指紋? こうかにゃ?」刹那さんを真似して、手をぺたりとつけると、名前入力画面に進みました。
シャーロット:「Tonitrus Charlotte、と」
GM:と入力すると、しばらくして、シャーロットの分のguest cardも発行されました。
シャーロット:「やったにゃー! 私の分もでたにゃー」
刹那:「きたこれ?」ちょっと笑顔です。
GM:【エンディング】
GM:『星見の塔へようこそ刹那様、シャーロット様』と文字が表示されます。
シャーロット:「きたにゃー! ……ん、なんか画面に出てるにゃ」
刹那:「ようこそって言われてもな…来た記憶ねぇんだけど…」
シャーロット:「星見の塔、それがここの名前にゃ」
刹那:「星見の塔…本当にフロア2じゃなかったんだな」
シャーロット:「とりあえず、このカードでお部屋にも行けそうだし、よろしくにゃ、刹那」
刹那:「…よろしく、シャーロット」
GM:おめでとうございます。「序章_Evil」クリアになります!
刹那:わぁい!!
刹那:ありがとうございます!!
GM:シナリオ報酬ですが、5Ptのステータス上昇Ptになります!
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