Garden


悪魔の巣


参加者


GM.千穂/シド・レスポール
PL.たなか/花表はやて
--------------------

GM:それでは「悪魔の巣」続きやっていきまーす!よろしくっす!
はやて:よろしくおねがいします!!
GM:前回はレオンに悪魔の裁判があるよ!ということを聞いて、それに参加するために女王に会いに行こうか、というところまででしたね。
GM:【悪魔の巣】
GM:現在は『怨恨の間』にいますね。このまま奥の道へすすむかな?
はやて:そういえば赤い宝玉について触れてなかったな!っと思ったのでそれ投g 取ってからいけるかなって!思いました!
GM:おっ了解です。では赤い宝玉を投g ・・・とりあえずはやてくんの手におさまりますね!!
はやて:幻視をしておきます!!
はやて:「そういえばこれ、レオくんに気を取られてて忘れてましたね」 ひょいっと
GM:玉に幻視だね。
GM:赤い宝玉にはどうやら、狂信者たちの「怨恨」の魂がこめられているようだよ。禍々しい気配は、他の宝玉とかわらないね。
はやて:相変わらずのまがまがしさである
はやて:choice[投げました,割りと勢いよく投げました,大きく振りかぶって投げました] 開会式です!!!!!
DiceBot : (CHOICE[投げました,割りと勢いよく投げました,大きく振りかぶって投げました]) → 投げました
はやて:普通に投げましたね。
シド:開会式wwww
シド:「おまっ」
シド:「ぉおおおおおおい!!!」
シド:シドは叫びながらそれをキャッチしましたね。
はやて:「あっすみませんシドさんにパスしようと思ったらあさっての方向n ナイスキャッチデース!」
シド:「どうみても故意だろこら!!!ったくよあぶね
シド:「俺が持っとく」
はやて:「シドさんならオレの手が滑っても受け止めてくれるかなと思って」(宝玉を
はやて:「はぁい」 にこー
シド:「まあな、そこは任せとけ」 謎の自信。 「さて、先いくか」
はやて:「はーい!」 手を挙げて奥に向かいまーす!
はやて:シドさんかわいいwwwwww
GM:では、先へ!
はやて:女王様に謁見だー!
GM:『生贄の間』
生贄となった狂信者たちの魂が、
苦悶、哀憫、怨恨、悲嘆に満ちた表情で壁に埋められており、顔が浮かび上がっている。
生贄が埋められた黒い壁、天井は開けており、血に染まった赤い空に、月は浮かんでいない。
正面には巨大な両開きの扉があり、固く閉ざされている。

4か所に悪魔の手を模した空の台座があり、
その中央に悪魔が口を広げている台と、黒い短剣がある。
はやて:「あれ、月がない?」 首傾げー
シド:「ほんとだ」 空を見上げ。 「しかも真っ赤だしよ」
はやて:「ふふ、真っ赤ですね」 お部屋にある空の台座にそれぞれ幻視してみます
シド:はい。では台座のようす。
シド:手はそれぞれ形が違い、文字が刻まれている。

「抗いの手」 "我が欲すのは抗い得ぬ憎しみの魂"
「慈悲の手」 "我が欲すのは慈悲なる憐みの魂"
「掻き抱く手」"我が欲すのは掻き抱く苦しみの魂"
「嘆きの手」 "我が欲すのは嘆く悲しみの魂"
シド:手はそれぞれ形が違い、文字が刻まれている。

「抗いの手」 "我が欲すのは抗い得ぬ憎しみの魂"
「慈悲の手」 "我が欲すのは慈悲なる憐みの魂"
「掻き抱く手」"我が欲すのは掻き抱く苦しみの魂"
「嘆きの手」 "我が欲すのは嘆く悲しみの魂"
はやて:「シドさんシドさん、さっきのやつ」 多分ここですね。って指差していきます。
抗いの手に赤い宝玉、 慈悲の手に紫の宝玉、 掻き抱く手に緑色の宝玉、 嘆きの手に青い宝玉
はやて:かな
シド:「お、そういうことか」 シドはごそごそと玉をとりだし、その位置に置いていきますね。
GM:・・・変化はないようですね。
はやて:中央の台と黒い短剣にも幻視します!
GM:はい。では中央の台と短剣のようす。
GM:中央の台は悪魔が口を広げている形で、
"知ある者も愚かなる者も、我に平等に血を捧げよ"
と文字が刻まれているね。
GM:短剣はむきだしのままその横に置いてあるよ。
はやて:「……なんだこの剣を口に突っ込むわけじゃないのか……」 って言いながら短剣を手に取りますね。
GM:はい。では探検はぬらりと輝き、はやて君の手におさまります。
はやて:探検
GM:短剣ッッ
GM:探検してるけども!!
はやて:ウマイッ!!ざぶとん3枚持ってきて!!!
はやて:台座の言葉通りでよさそうかなー って思いながら、シャツを腕まくり。
右手で短剣を持って、左腕にぴーっと切り傷を入れます。
はやて:血が出てきたら台の悪魔の口に血が垂れるように腕を持っていきますね
GM:1d3
DiceBot : (1D3) → 1
GM:でははやてくんは1のダメージをうける。
GM:そして、はやてくんの手から血が悪魔の口に滴り落ちるね。
GM:すると。
GM:重い扉がギィィ、と音を立てて開いていくね。 ・・・中へ進むことができそうだ。
GM:重い扉がギィィ、と音を立てて開いていくね。 ・・・中へ進むことができそうだ。
はやて:「おお、開きましたよシドさん」 やったー!
シド:「おお。・・・この先にいるのかな、女王」 
はやて:黒い短剣どうしよっかな。持ったまま進めそうならそのまま持って行きそう……
はやて:「居そうな感じの仕掛けですよね」 楽しそう。そのままてってこ扉の向こうへ行きます!
GM:お、では黒い短剣は持っていきましょうか。
奥の部屋へ、進みます。
GM:【浄化される世界】
GM:
黒い壁には無数の生贄の腕や足が生え、
遥か高い天井にはおびただしい数の蜘蛛が這っている。
正面には巨大なクモの巣が張られ、
その前に背の高い椅子があり、
灰色の肌に銀色の髪、背に蜘蛛の足を生やした女がうたた寝をしている。
GM:・・・探索者が訪れると、女は目を覚ます。
蜘蛛の女王:
「なんだ、貴様ら。何しに来た?私はこの悪魔の巣の女王だ。
 全く、私は昼寝中だといったろうに。門番は何をしているのだ」
蜘蛛の女王:女王は不機嫌そうに足を組み、そうこぼします。
蜘蛛の女王:「・・・まあ、良いだろう。血を捧げた訪問者よ、貴様の望みはなんだ?」
はやて:「お休みのところ申し訳ございません」 と苦笑する。 「……望み、ですか?」
蜘蛛の女王:「全くだ、せっかく静かな時間ができたというに。
 ・・・門番のやつらめ、仕事をしていないのだな?私の眼がありながら・・・いい度胸をしている。
 望み、だ。ここへ来たからには、何か用があってきたのだろう。そうではないのなら、なにをしにきたんだ?貴様ら」
はやて:えーーっと って顔をしている。思い出して
はやて:「……あっ今日、裁判があると聞いたんです。傍聴させて頂きたいなと思いまして!」 にこー
蜘蛛の女王:「ふうん? ・・・それは殊勝な申し出じゃあないか、裁判を見たいか。
 我々の命運を決める重大な裁判だ、それを見届けたいというのなら、そうだな、赦してやってもよい。
 ただし、一つ条件がある」
はやて:首をかしげますね 「?」
蜘蛛の女王:「・・・その魂を、私に捧げると誓え」 
蜘蛛の女王:「貴様らが死を迎えた時、向かうのは死後の世界ではない。私の高潔な魂の一部となり、永劫の時を、この絶望と後悔の地で過ごすのだ」
蜘蛛の女王:「それぐらいの覚悟はできておろう?」
はやて:「僭越ながら」
はやて:「オレの魂は、誰のものにもなりません」
「例え女王陛下、貴女からの命令であっても。この俺の魂は永劫に自由です」
はやて:言い切ったあとに、にっこりと微笑みます
蜘蛛の女王:「ふ」 女王は笑みを浮かべる。 
「・・・ならば、その身を今ここで捧げ、贄となってもらおうか?」 女王は大仰なしぐさで手をやると、周囲の暗闇から赤い目が無数に浮かび上がる。
シド:「・・・!」
蜘蛛の女王:「贄だ」
GM:その声とともに、暗闇から無数の悪魔たちが襲いかかってくる。
はやて:「あは、捧げるものなんてないと言ってるのに」
GM:シドが身構え、それに応戦しようとしたとき。
GM:その周囲に赤い炎が燃え上がり、襲いかかろうとした悪魔数匹が悲鳴を上げる。
GM:女王は不機嫌そうに眉をひそめ、口を開く。
GM:「何用だ。"蠍火"」
GM:赤い髪の魔術師──レサトが、炎を操りながら、そこに現れる。
はやて:「……あっ、レサトさん」 (*'▽'*)
はやて:表情がぱぁっとしますね
レサト:「やあ、またあったね」 レサトははやて君に対して微笑みを見せる。
「宴は『裁判』まで待つと約束したろう、女王。それに、彼の言葉を聞いたろう?その"自由"であることへの意志は、きっと誰であろうとも縛り得るものではないよ」
オレはそう感じたがね・・・と、杖を一振りすると、それを女王に向ける。
「もしそれを縛ろうというのなら、オレがこの身をもって相手をしようじゃないか、女王」
レサト:「オレの客だ、手出しはさせんよ」
蜘蛛の女王:「・・・・」 女王は舌打ちをひとつすると、部下たちを後ろへ下げる。
「フン、私とて、来るべき『裁判』の前に、野暮な騒ぎを起こす気はないさ。好きにしろ」
そう言うと、女王は拗ねたように頬杖をつき、足を扉の方へ向け、出て行け、と促す。 
レサト:「・・・というわけだ、一度外へ出よう。オレからも話があるからね」 レサトは微笑み、二人を外へ促すよ。
はやて:「はぁい」 とレサトさんににこにこお返事をしますね。
女王様に向き直って、丁寧に会釈をしてから出ていきます。 「それでは女王陛下、失礼いたします」
蜘蛛の女王:「構わん、早く出ていけ。私は昼寝の途中なのだ」 フン、とあごで指図すると、またうたたねを始めますね。
GM:【悪魔の巣】
GM:さて、女王の巣から外に出ると、レサトが話を切り出すね。
はやて:「ふふ、可愛らしい方ですね」 ってくすくす笑ってました
レサト:「さて、すまないね。
 実のところ、──君たちをここへ招いたのは、
 他でもない、このオレなんだ。
 
 ・・・どうか怒らないでほしい、これには訳がある。まず、オレからその話をしよう」」
はやて:「えっ」 きょとーん
レサト:「君たちに、頼みがあるんだ。・・・しかし、聞かないというのなら、このまま帰ってもらっても構わない。
 息子の書いている魔法陣はもう完成しているはずだ、そこから帰れるだろう。
 ・・・もし、聞いてもらえるなら、話したいことがいくつかあるんだ」
シド:「・・・内容次第だな」
シド:俺は、と続けて、「裁判に関係することか?」と聞きます。
はやて:「そうですねぇ。ここまできて何もせずに帰るのもなぁ、と思いますし」
レサト:「ああ、そうなる」 レサトは頷きます。
「そうかい?じゃあ、話だけでも少し、聞いてもらおうかな」 
レサト:「この悪魔の巣は、女王の支配と階級が存在する"秩序期"
 階級が一度なくなり、力のみが全てを支配する"混沌期"
 ・・・という異なる期間を繰り返していてな。
 
 混沌期にはいれば、女王は深い眠りにつく。
 そして秩序期の始まりに目を覚まし、その力で支配を行う。
 
 魔界のあるべき姿を保つためには必要な周期なんだ。
 そして、長い長い秩序期を経て、
 今がまさに混沌期の始まりだ、と声が上がっていてね。
 
 ・・・混沌派の悪魔たちは、
 この裁判をその「混沌期の始まり」のきっかけにしようとしているんだ」
レサト:「今回、裁判にかけられるのは、
 オレの育ての親でもあり、友人でもある、ファウストという悪魔だ。
 女王への反逆罪によって今回罪に問われている。
 それに加担した魔女も、オレの母親に当たる人でね。
 ようは家族の問題が、
 えらく大きな事件に結びついてしまった・・・といったところでね。
 そしてどうやらオレの妻と息子の命もかかっている。
 
 ──負けられない戦い、といったところさ」
はやて:ふむふむ、 と黙って聞いていますね
レサト:「そういうわけで、今回君たちをここへ喚んだんだ。
  どうにか、無罪を勝ち取るために、協力してほしい。
  ・・・といっても、公正な裁判だ、
  最終的な判断は君たちが自分の意志で決めていい。
  ただ、オレの話した事情を、
  すこしでも気にとめてくれたらうれしいと思うよ。
  まあ、それをさておいても、悪魔の裁判なんて貴重だろう?
  好奇心のままに楽しむのも、悪くはないはずさ。
  というわけだ、どうだろう?君たちの心を聞きたい」 
シド:「協力・・・か」 シドは少し思案しますね。 「最終的な判断は、俺の意志で決めていいんだな?」 と確認を。
レサト:「ああ。それは構わないよ.」 
レサト:「無理に無罪に投票する必要はない、裁判を聞いて、君たちの判断で答えを出していい」
シド:「ふうん・・・なら、俺は構わないぜ」
はやて:「そうですねぇ、オレも構いませんよ」
レサト:「そうか。ありがとう」 レサトは頭を下げて礼を言うね。
レサト:「もし、裁判中にわからないことがあったら、オレの息子に聞いてくれ。説明してくれるはずだ。
 オレは弁護に立つから、その間息子の世話を少し頼むよ」
GM:では、このまま質問などがなければ、裁判パートへ移行します。よろしいでしょうか!
はやて:ふむ……大丈夫だと思います。たぶんおそらく!
はやて:楽しみすぎる
GM:はい。では、裁判パートへ!
はやて:裁判だ!!
GM:【Jadgement】
GM:裁判の軽いルール説明的なもの

*基本的には見てるだけで大丈夫です
*レオンに聞ける情報ワードは『』で囲んであります
*そのほかにきになった情報があれば聞いても大丈夫です
*裁判中気になる描写や、
 レオンに質問をしたいタイミングで、
 「待った!」(NOT PC発言)と発言してください。

*探索者が発言できるタイミングもあります
*裁判の終わりで、探索者は
 有罪か無罪かどちらに票をいれるか決めてください(破棄することも可能)
GM:裁判中の質問は、PCのロールでお願いします。それに対してレオンが回答する形になります。
GM:では、準備が整いましたら宣言をお願いしますね。
はやて:了解しました!!お願いします!!
GM:はい!では、裁判スタートです!
はやて:開廷!!
GM:----
裁判官:「被告人、証言台に立て」
GM:後ろ手に手首を枷にはめられた黒髪の悪魔が証言台に立つ。
悪魔は爛々と光る赤い目を細め、真っすぐに女王を見つめた。
裁判官:
「被告人は、魔界歴5600年、3回目の秩序期、悔恨の月に女王に対し反逆を行った」
被告人ファウスト:「あァ。間違いネェよ。
 ・・・たっく、なんなンだ?『その用で呼び出されるのは2度目』ダぜ。
 その時は『追放』だナンだと騒いで、
 ほとぼりが冷めたと思ったらまたお呼出しタぁ、テメェらも暇だナ」
裁判官:「口を慎め。下がってよろしい」
はやて:はい!
GM:はいどうぞ!
はやて:「レオンくん、あの人が『呼び出されるのは2度目』なんですか?」
はやて:「……人じゃないな、悪魔さんか」
レオンハルド:「そう。ファウストがここに呼び出されるのは二度目なんだ。
 反逆を行ったこと自体は1回なんだけど、
 その時1度、怒った上官たちによって裁判が行われたんだ。
 結局、その裁判では、女王がファウストを赦したことによって、
 ファウストには無罪判決が下った。
 でも、上官たちは納得していなくて、今また「2度目」の裁判が行われたってわけ」
はやて:「あぁ、控訴審ってことですか」 納得
はやて:「1回目の裁判で上官のみなさんが求めたのが被告人の『追放』ってことですかね」
レオンハルド:「そういうことになるね。いくら女王の赦しであろうと、相応の処置は必要だろう、という話になってね。
 ファウストは、この悪魔の巣から追放されることになったんだ」
はやて:「追放……ふむ、死刑とかよりは軽い判決にも聞こえますけど、ここではそういう訳でもない?」
レオンハルド:「そうだね、本来であれば死刑だったろう。ここでは、"滅刑"と呼ばれるんだけど。
 女王の赦しと「無罪」という判決があるから、そういうことにはならなかった。
 でも、それなりに重い刑は必要だよね、ってことで、追放って処理になったんだね。
 滅刑よりはたしかに、軽い判決になるけれど、重い刑ではあるんだよ」
はやて:終身刑みたいなものか……
レオンハルド:近いかもしれない。悪魔としての権限を奪うものといえばわかりやすいかな・・・?
はやて:(死刑より軽いけど重い刑的な意味で)
レオンハルド:層だね、そんな感じだ。
はやて:ほうほう
はやて:「なるほどなるほど、そういうことなんですねぇ」
はやて:ありがとうございます!進めてもらって大丈夫です!
GM:はい、では裁判を続けます。
GM:----
GM:被告と呼ばれた悪魔は退屈そうなしぐさを見せると、言われたとおり席へ戻った。
裁判官である上官の悪魔が口を開く。
裁判官:「・・・被告人は、魔界歴5600年、3回目の秩序期、悔恨の月に女王に対し反逆を行った。
 被告人は牢獄にとらわれていたが、『魔女──"夜闇の魔女"が牢獄に侵入』し、被告人を解放した。
 『牢獄から解放された被告人は、上界へと上がり女王の首に手をかけた』
 女王は結界で被告人を弾き事なきを得たが、重大な反逆行為として上官たちは裁判を行った。
 その時弁護に現れたのは魔術師──"星宵の魔術師"、夜闇の契約上の夫だった。
 被告人は『裁判に勝利』し、滅刑を免れ、『星宵と夜闇に保護』された。
 時は少しばかりと経ち、魔界歴5625年。再びこの罪について、
 今一度裁きが必要であると唱える者がいる。
 
 ──よってこの裁判はひらかれた。
 『秩序を守らぬ者への戒め』として、『混沌を望む者への切符』として、この儀式は行われる」
GM:傍聴席から、悪魔たちの歓声と野次が飛ぶ。
それは狂乱に満ちた、まがまがしい叫び声に聞こえる。
はやて:「はは、盛り上がってるなぁ・・・」
はやて:はい質問します!
GM:はい、どうぞ!
はやて:「夜闇の魔女……というのは、レサトさんのお母様のことでしょうか」 母親が加担したって言ってたし
レオンハルド:「んっとね、そう。夜闇の魔女は、オヤジの母親だ。
 この世界に存在する魔女のひとりで、
 人々のゆがんだ感情から生まれて、その歪んだ心を喰らい、糧にして生きている。
 多くの魔女は心を喰らうこと以外に興味を示さないけれど、彼女は別だった。
 幽閉されていたファウストを自分のものにしようと、彼を解放したんだ」
はやて:「おや、では牢獄に侵入して解放した、っていうのは事実なんですね」
はやて:「自分のものに、ですか。はぁ、難儀なものですねぇ」
レオンハルド:「うん、事実だね。夜闇の魔女自身が証言していたはずだ」
レオンハルド:「そうだね。彼女は少し・・・そうだな、欲の深い魔女だった」
はやて:「ふふ、少し欲が深いだけで被告人を牢獄から解放するのもすごい話ですねぇ」
はやて:「『牢獄から解放された被告人は、上界へと上がり女王の首に手をかけた』……なぜか、みたいな話は1回目の裁判時に証言されたのでしょうか」
レオンハルド:「上官たちも慌てていたよ。そりゃあ大きな騒ぎになったみたいだ、魔女の侵入だけでも一大事なのに、幽閉されていた者を解放するなんてね!
 まあ、一番胆を冷やしたのは星宵の魔術師その人だろうけれどね」 
「そうだね、それに関しては・・・ファウストが証言していたみたいだ。"正当な理由もなく何百年と幽閉されていたことへの恨み"
 が一番強かったみたいだね。ちなみに幽閉されていた理由だけど、この一連の事件とは別に理由があるんだよ」
はやて:「そうでしょうね。契約上の夫…ということはレサトさんのお父様に当たる方でしょうか。さぞ驚かれたでしょう」
「……?幽閉されていた理由、というのは?」
レオンハルド:「それがね、ちょっと厄介な話というか・・・彼は、"穢れ"と呼ばれて、他の悪魔から差別を受けていたんだ。
 "血が穢れている"という意味だね。それで、上界に上がることは許されず、ずっと幽閉されていたんだ」
はやて:「血が」 「……ですか」 「悪魔の世界にも差別とかあるんですね」
レオンハルド:「そうみたいだ。とりわけ血や魂の質というか、そのあり方みたいなことに関しては、意識が強いみたいだね」
はやて:「その差別に対してファウストさんは納得がいっていなかった訳ですね」
はやて:「だから、魔女に解放された時に女王の首に手をかけた」
レオンハルド:「そういうことになるね」
はやて:「ちなみになぜ1回目の裁判に彼らは勝利したのです?女王が単純に寛大だった?」
レオンハルド:「そうだね、異例の事態ではあったみたい。裁判の途中に突然、女王がファウストに語りかけたんだ。
 "お前は私を怨んでいるのか"と。ファウストは、"ああそうだ、おまえを怨んでいる"と。
 そうして女王が言ったんだ、"哀れだ"と、そうね。
 そもそも、女王は反逆に対して、怒ったりはしていなかったんだね。ただただ、哀れだとそう言っていた。
 怒ったのは上官たちだけで、女王はその上官たちを鎮めたんだ。
 ・・・そして、裁判は中断されるような形で、無罪判決が下った。
 もっとも、ファウストにとっては、自分の怒りが伝わらないこと、それはとても悔しいことだった、と彼は語っていたかな」
はやて:「そうですか」
はやて:「無罪判決が下ったあと、ファウストさんは夜闇の魔女と星宵の魔術師に保護された、という感じですかね」
はやて:「その内容をいままた掘り返してきて、……はは、めんどくさいなぁ。
 有罪で彼を滅刑できれば『秩序を守らぬ者への戒め』となり、再度無罪を勝ち取れば『混沌を望むものへの切符』になるってことか」
はやて:「いい見世物にされてるようにしか見えないなぁ」 にこにこしてる
レオンハルド:「うん。そうだね、"監視をする"、という名目で、保護をする形になった。
 ・・・そういうことになるよ!秩序派と混沌派の争いに、丁度いい案件だったってわけだ」
はやて:「ふふ、レオンくんはこの件に関してすごく詳しいんですね。助かります」
はやて:ありがとうって言ってレオンくんなでつつ続きを聞こうかなって思います(`・ω・´)
レオンハルド:「うんとね、それはね、いろんな悪魔とかにきいたからかな」 あいつらおしゃべりなんだ、と言ってますね
GM:はい!では裁判を続けます。
GM:----
裁判官:「静粛に、静粛に」

「では、被告側の弁護人。証言を」
GM:被告人の悪魔の横に腰かけていたレサトが、
こつ、と靴底を鳴らして立ち上がり、証言をはじめる。
レサト:「さて、今一度言うがね。彼に罪はないよ。
 『"穢れ"』として理不尽な仕打ちを受け、牢獄に幽閉されていたのだ、鬱憤ぐらい貯まるというもの。
 それに、なぜ彼が"穢れ"と呼ばれる身分で上界の──それも、女王の首までたどり着けたのか?
 それは、彼に『力』があったからだ。
 おおよそ、"穢れ"と呼ばれるものが持ちえるものではない。
 彼が、その能力にふさわしくない理不尽な仕打ちを受けていたことは明らかだろう。 
 それにね、元をただすようなことをいうなら──なぜ魔女の侵入を許した?
 『女王の力が弱っていた』ことを証明してるじゃあないか?
 罪があるとするならば、
 女王の力が弱まってもなお、秩序期を続けようとする上官たちの横暴さと、
 "穢れ"という言葉を生んだこの体制だよ。

 混沌の時は今ここに迫っている──そうは思わないかい?」
GM:「混沌派」の席から歓声が上がる。それを聞きながら、レサトは薄く笑む。
GM:『力の無き支配など無意味!』

『この腐った体制を取りはらえ!』
はやて:はい質問します
裁判官:裁判官が髑髏を鳴らす。

「静粛に、静粛に」
GM:はいどうぞ!
はやて:あ、やっぱり今大丈夫です!これって後から気になったときに聞いても大丈夫ですかね!
GM:大丈夫ですよ
はやて:では今はそのまま続けていただいて大丈夫っす!!
GM:はい!では、裁判を続けます。
GM:----
裁判官:「では、被告人。証言を」
GM:被告人と呼ばれた悪魔が枷につけられた鎖を鳴らし、立ちあがる。
被告人ファウスト:「レサト、『名を呼べ』」
レサト:「ああ。
 我の声を聞きて、絶望と後悔の底から目覚めよ。
 ──"ファウスト"」
GM:レサトがそう口にすると、被告人──ファウストの髪が銀色に染まり、
結界で封じられているはずの枷が外れ、弾けて落ちる。
GM:傍聴席から悲鳴と歓声が上がる。
GM:
『馬鹿な!『正当な血にしか許されぬその白銀』!』

『見たか!これこそ、我らが"奪われた者"である証拠!』

『あり得ない、ふざけるな!"穢れ"どもめ、これは侮辱だ!』

『血は穢れたのではない!奪われたのだ!』
裁判官:裁判官はどん、どんと髑髏を鳴らす。

「静粛に!静粛に!」
裁判官:「・・・被告人、証言を続けなさい」
GM:
その様子を目を細めて楽しげに一瞥した後、ファウストは口を開く。
被告人ファウスト:「あァ。俺達は"穢れ"てなんざいない、先の『戦乱』で力を"奪われた"者だ。
 結局その戦乱じゃ、女王に戦果を媚びるばかりで
 『混沌期への革命』にはナりえなかった。 
 いイ加減認めたらどうダ?
 ありゃあ混沌派の連中に媚を売るため演技だっタってよ。
 ロクに意味もねえゴマすりで、力を奪わレた
 俺達の身にもなれってんだ、糞上官ども。
 ・・・もっとも、それが狙いだったやつもいるだろうナ。
 ますます胸糞悪ィぜ、お綺麗に澄まし顔してよ、本当に腐ってヤがる。
 なァ、そう思うだろ、『テメェら』」
GM:混沌派から歓声とともに拳がいくつもふり上がる。
ファウストはそれを見て楽しげに眼を細め、にやりと笑った。
裁判官:「静粛に、静粛に。被告人、傍聴席を煽らないように」
被告人ファウスト:「・・・ヒヒ。ハイよ、裁判官さん」
はやて:ん、質問しよう
GM:はいどうぞ!
はやて:「……先の『戦乱』……っていうのは?」 と訪ねてみます
GM:「んっとね、この裁判より前、ファウストが幽閉されるよりも前かな。
 この悪魔の巣で大きな戦乱が起きたんだ。名目は「混沌期への革命」としてね。
 けれど結局、混沌の再来を口にしていたものたちも、女王に戦果を媚びるばかりで、混沌期の再来にはなり得なかった。
 ファウストが言うように、あれは混沌派の悪魔たちをいいように扱うための"ただのフリ"
 だったって見方が、混沌派の悪魔たちの中では強くなってるね。
 そして、その戦乱で上の立場にいるものたちが、下位の者たちの力を無理やり奪って行使したのさ。
 明るみに出ないよう、騒ぎにまぎれてね。そしてその者たちを"穢れ"と呼ぶように仕向けた、ってのがオヤジとファウストの話だね」
はやて:「…………」
はやて:ありがとうございます!続けていただいても大丈夫です!
GM:「秩序派が仕向けた”ガス抜き”って見方をする悪魔もいるみたいだね」
GM:はい、では続けます!
GM:-----
裁判官:裁判官は咳ばらいをすると、次にこう口にする。
「・・・では、女王側から・・・弁護人、証言を」
女王側の弁護人:「そもそも」
女王側の弁護人:「我々は平等などという言葉を口にした覚えはない。
 『絶対的権力による、絶対的支配』。
 そこで平等などというものを求める姿勢こそ」
女王側の弁護人:「滑稽」
GM:秩序派から笑い声が上がり、混沌派から罵声が飛ぶ。
GM:
『我々が求めているのは"平等"ではない、あるべき"混沌"だ!』

『我々からすれば同じこと。滑稽なのだ、貴様らは』
GM:・・・秩序派と混沌派とがわっと群がり、殴り合いが始まる。
裁判官:「静粛に、静粛に。・・・暴力行為を働いたものは退場とする」
はやて:乱闘だーーーーーー!!?
GM:いくらかの悪魔が退場する。。
再び裁判官は咳ばらいをひとつして、口を開く。
裁判官:「さて、女王からなにかお言葉が?」
GM:女王はその騒ぎにも、混沌派と秩序派の争いにも、さして興味がなさそうにつぶやく。
視線の先にあるのは──・・・。
蜘蛛の女王:「特にない。続けろ」
蜘蛛の女王:裁判官はひとつ礼をすると、髑髏を鳴らす。

「では、続ける。 ──被告側と女王側、それぞれ証言を」
女王側の弁護人:女王の弁護側がまず立ち上がる。
女王側の弁護人:「私が秩序を保とうとするのには理由がある。今の体制は過去からみても・・・そうだ、美しいのだよ。
 過去の秩序期ではなしえなかった、完璧なヒエラルキーのもとに成り立っている。
 下等なもの、それを見下す下のもの、それを使う中のもの、絶対的支配を握る上のもの。
 このまま秩序期が続けば、我々の体制はより完璧になる。わざわざ秩序期と混沌期を繰り返さずとも、
 魔界のあるべき──真の姿へたどりつけるだろう」

「魔力を絶対とすることで、愚かなるもの──生まれ持った力に頭が追い付いていない連中がのさばり、
 意味のない支配が生まれるのだよ。
 この巣の進化とでも言おうか、それを無自覚にとどめようとする連中がね。
 だから魔術師連中にも頭が上がらない奴が増える。望ましいことではない」

「女王の力が弱まっている、というようなことはけしてない、戯言を言ったものだ」
裁判官:「・・・では、対して被告側の弁護人」
レサト:「オレたちが望んでいるのは"解放"さ。これだけ憤る力があるんだ、いまのまま抑え込んでいたら破滅へ簡単に転げ落ちるだろう。
 秩序派の彼が語るのは理想論にすぎない。オレは現実的な案を提示してる。
 この巣の歴史がそう繰り返したように、一度混沌へ導き、
 この巣に渦巻くすべての負の力を浄化し、そしてあるべき、今よりも・・・彼が言う完璧にちかい世界を・・・女王の力が万全な状態で、ね。
 秩序派の彼らの努力は認めるさ、しかしかかった時間が長すぎた。魂の力は限られている。
 このまま老いぼれどもに任せてみろ、いずれ彼の言う力を持て余した連中に、意図しないタイミングで、計画を台無しにされるよ。
 この巣の進化を止める、といったがね。進化を、それを急いではいけない。オレが彼らに提案することは”待つ”こと。
 ・・・いいかい、オレたちはもう、十分、”待った”んだよ」
裁判官:「では、 ──陪審員席。何か証言のあるものは立ちなさい」
GM:どよどよと騒がしくなり、いくらかの陪審員が立ちあがる。
GM:
「被告人の犯した罪は重大な反逆行為。これを罪となさず何を罪とするのか」
「そもそもこれは過去の事だろう。なぜいまさら問う必要があるのか」
「今こそ女王がその座を引く時だ。この反乱こそが、その証明だ」
・・・さまざまな証言が飛び交います。
GM:さて、探索者もここで発言をすることができます。
GM:なにかあればロールをお願いします。
はやて:あっここ陪審員席だったのかって顔してる
GM:そこな。
はやて:立ち上がりはしない。そこで静かに足を組む。騒がしく飛び交う証言が煩わしい。
はやて:きっと同じように退屈しているのであろう女王を一瞥したあと
その退屈そうな顔にうすら笑いだけ貼り付けて、口を開きましょう。
はやて:「ここまで傍聴させて頂きましたけれど」
はやて:「秩序派のみなさんが、いま弁護人が言った通りの思想でもってこの裁判に望んでいるのなら、
 全くもって下らないので潔く彼を無罪にした方がイイんじゃないですかね」
はやて:「何が美しいのか、何が完璧なヒエラルキーなのか。自己陶酔も大概にした方がいいのでは?」
はやて:「完璧などくだらない。完璧なんて最低じゃあないですか」
はやて:「完璧に至ってしまったら、そこから何を目指すというんです。
 “その上”が存在しない世界にあるのは、秩序でも混沌でもない」
はやて:
「ただの退屈だ」
はやて:「聴いてるだけで退屈で死にそうな弁論ですよ」
はやて:
「こんな下らない私欲と体裁を守るための裁判よくやろうと思えましたよね。
 虚勢、虚栄、虚仮威しもいいところ。
 さっさと被告人を無罪にして、
 この退屈な『秩序期』とやらを終わらせたほうがいいのは明白ではありませんか」
はやて:
「オレに言わせれば滑稽なのはあなた方だよ」
はやて:
「……ほら。女王様も眠たそうにしているじゃあ、ありませんか」
蜘蛛の女王:「・・・ああ、眠くてたまらん」 女王はあくびをしているね。
「私が一度赦してやった子をなんでまた呼びだしたんだ?私はそこからまずよくわからんのだ」
はやて:その様子を見てくすくす笑っていますね
GM:どよ、どよ、と場がさわがしくなる中、一部の悪魔は声をあげて大笑いをしているね。
GM:『なあ、俺が思ってたことを堂々と言う奴がいるよ、おかしくてたまらない!』
『秩序期が長引いて体制が腐ったのは明白だ、これ以上人間の前で恥をさらすな』
『おい、呆れるぞ、なんだこのザマは』
はやて:「っていうか『絶対的権力による絶対的な支配』を望んでいるくせに」
「こんな場所に女王陛下を連れてくること自体おかしくはないですか?」
はやて:「これこそ女王への侮辱なんじゃあないですかね」
はやて:おかしそうにケラケラ笑ってる
はやて:「女王の名を騙って自らの小さな力を振りかざしたいだけでしょう」
女王側の弁護人:「女王は寛大なお方だ。しかし、それに甘えることは我々の意志とは反する。
 重罪は重罪なのだ。女王が裁かないのであれば、我々が動くほかあるまい。
 これは女王を守るための秩序なのだ!
 我々の忠誠を示すためのこの儀式。
 ここに女王をお呼びすることが、なんの侮辱になろうか」
レサト:「・・・しかし、思い知ったんじゃないのかい?
 外の者から見たら、いかに君たちが愚かなマネをしているか、をさ」
はやて:「むしろ睡眠妨害で怒られても文句言えないレベルなのでは??」
GM:レサトの言葉通り、秩序派の悪魔たちの中でも、混沌派の言い分が正しいのではないか?というどよめきが広がっているね。
自分の身を守るために秩序派にいるものたちも、そろそろと身の振りを考える算段を立てているようだ。
GM:──混沌派、優勢。
裁判官:「静粛に、静粛に」
裁判官:「・・・では、これより女王側から」
女王側の弁護人:「被告人には確固たる反逆の証拠があり、それを多くの従者たちが目撃していた。
 一度は無罪となりその身を放たれていようと、この罪は重いものである。
 再度それをこの魔界に知らしめるべきとし、
 また、おのれら自身への戒めとし、
 被告人を『有罪』として、力を封じた上で、幽閉期間を設けず『滅刑』とすべし」
裁判官:「では、これに対し被告側の弁護」
レサト:「知らしめる必要はない、この種族の無能さが露呈するだけだろう。
 穢れと忌み嫌い、排してきた下等種族に危機一髪の反逆を受ける、なんてね。
 それに魔女の干渉を受けたことも、君たちとしては黙っておきたいことじゃあないのかい?
 この事件は起きるべくして起きた、君たちが招いた事態だよ。
 それをこぞって彼に押し付けているだけにすぎない。
 よって彼は『無罪』、責任を取るべきは君たちさ、その権力にふさわしい行動をとるならね」
女王側の弁護人:「異議あり。魔女の進入は不可避の事態である。
 そもそも、かの魔女はおのれらの身内、あまつさえ『おまえの母親』ではないか。
 それを含めて策略でないとだれが言い切れる。
 魔術師や魔女、力をもったものが派閥を組んで企んだ巧妙な反逆だ。
 有罪の判決が決まった暁には、貴様の身内家族ともども、牢獄に放り込んでやる」
レサト:「何百年と幽閉されていた彼に共謀が可能だとでも?」
女王側の弁護人:「外のものが謀ることはいくらでもできただろう」
レサト:「だとしたら彼は利用されただけにすぎない。彼の罪を問うならば『無罪』だ」
女王側の弁護人:「罪を犯した時点で同罪。被告人は重大な罪を犯した反逆者なり、『有罪』だ」
裁判官:「静粛に、静粛に。では、これより判決を行う」
裁判官:「陪審員は皿に血を捧げよ。無罪と言うものは被告人の皿に、有罪というものは女王の皿に」
はやて:あくびしてる またかーーーー
GM:探索者はどちらに血を捧げるか、あるいはどちらにも捧げないか、自由にしていい。
はやて:はい、では捧げないです。
GM:了解しました。では、判決がくだされます。
GM:魔の天秤が、血を吸った、女王と被告人、二人の魂をはかりはじめる。
GM:傾いたのは。
GM:「判決」
GM:──被告人の、皿だ。
GM:【浄化される世界】
GM:『無罪』
どどんとふ:「はやて」がログインしました。
蜘蛛の女王:「さて、やっとのことで、・・・眠りにつく時がきたようだな。
 面白い。いつだか"半魔"と罵ったお前が、
 こんなところまで上り詰めてくるとはね」 女王はレサトを見つめると、口元で笑います。
蜘蛛の女王:「・・・私はゆっくりと眠り、来るべき新しい時代を迎える準備をするよ。 さあ、レサト。名を呼べ。忘れかけた名を。我が名は──」
レサト:「"ルシファー"」
レサト:「・・・お前は、よくやったよ」
GM:真の名を与えられた女王は、ふっと意識を失くし、瞳を閉じて横たわる。
GM:傍聴席の悪魔たちがわっと乗り出し、
狂乱の叫びとともに、混沌が渦巻く。
GM:
『女王が眠りについた!』

『来るべき混沌を前に宴を!』

『支配するのは、力のみ! ──貪り食え、食いつくせ!』
GM:蜘蛛たちは互いに互いを食い荒らしてゆく。
力あるものだけが生き残る。女王が眠った今、秩序を口にする者はどこにもいない。
今を持ってして、始まるのだ。──混沌の時代が。
レオンハルド:「──みんな、こっち!」
レオンハルド:探索者の隣にいたレオンが急いで探索者たちをひっぱる。
はやて:「やれやれ、食事のマナーもなっていないんですね」 寝るときくらい静かにしてあげればいいのに
はやて:言いながら引っ張られていきますよ
レサト:「まったくだね」
・・・そのままレサトのマントに隠れ、探索者たちは炎に包まれながら、その場を後にする。
GM:・・・・
GM:・・・
GM:・・・
GM:
──たどり着いたのは、たんぽぽの綿毛が咲く野原。
むき出しの大きな石に、レオンが魔法陣をかいている。
レサト:「オレがやるよ、といったんだけどね。聞かないんだ」

少し時間がかかるけど、許してやってくれ、と、レサトは苦笑する。
はやて:「ええ、大丈夫です。構いませんよ」 笑いながら見守りますね
レオンハルド:「・・・できた!」

レオンがそう言って立ち上がると、
・・・どうやら魔法陣が完成したようだ。
シド:「おー、ちっちぇえの。よくできたな」
はやて:おおって拍手
GM:
その魔法陣にのってレサトが呪文を唱えれば、
探索者は帰還することができるだろう。
レオンハルド:「これで、にーちゃんたちはばっちりかえれるぞ!」 えっへん、と胸を張っているね。 「元気でな!」
はやて:「はい、ありがとうございます」 にこにこ
レオンハルド:「どーいたまして」
はやて:そしたら、てこてこ魔法陣の上乗りますかね
GM:てこてこ!
はやて:「……そういえばシドさんって、結局どちらかに票入れたんですか?」 気になった
シド:「ん。俺は有罪派だったけど、あ、罪は罪だ、って意味でな。でも、結果が明白に見えてな。票はいれなかった」
はやて:「なるほど」
シド:「わざわざ自分の手切るのも嫌だったしな、協力って名目もあったし、手出しはしないことにしたんだよ」 と、シドは言いますね。 
はやて:「そうですよねぇ。わざわざアレの為に手切るのはちょっとだいぶ嫌ですよね
シド:「そういうこと」 言いながら、シドも魔法陣の上に乗ります。
GM:では、魔法陣にのると、レサトが呪文を唱え始める。
GM:すると、体が透けていき、・・・元の世界へ戻れるのだな、という感覚がする。
GM:消えていく瞬間、黒髪の女性に向かって走っていくレオンと、
隣で浮いているファウスト、その後を追い、女性を抱きしめるレサトが見える。
GM:──ただいま。
はやて:お疲れ様でした って手を振ります
GM:探索者は、胸に「家族」あるいは「希望」──その記憶を残して。
GM:・・・・ということでシナリオクリアです!おつかれさまでしたー!!
はやて:やったーーー!!お疲れ様でした!!!(*'▽'*)
GM:報酬のお時間です!!
はやて:やった!
GM:【OP/ED】
GM:えっとですね
GM:ステータス成長3ptと、スキルポイント50ptをお持ち帰りください!!
はやて:ワァアアァァァヤッタァァァァァァァ
GM:のちのちアイテムがつく可能性がありますがまだ未定でございます!!
はやて:おっ おっ 楽しみにしておきます!?
GM:お付き合いありがとうございました!!!うへへへ
はやて:めっちゃ楽しかったです裁判んんnありがとうございましたぁぁぁぁ!!!!
GM:よかったあああwww
GM:はやてくんのろーるみれてしあわせだった
はやて:wwwwwwwwwww
途中までちゃんと聞いてましたけど最後の方質問しなくなったあたりからもう半分眠かったやつですね!!!
GM:なるほどなwwwwwwwwwwwwww
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