Garden


苺味のアッシュ


参加者


GM.千穂
PL.夕紀乃/クラーマレ
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GM:苺味のアッシュ

【】でくくられた言葉は探索者に提示される「設定」。
『』でくくられた言葉は探索者が提示する「設定」。
「設定」は全て「偽り」のものです。
GM:-----
GM:ではではこれより、「苺味のアッシュ」 @シナリオ作成者ひぃらり様 のセッションを開始します!よろしくお願いしますー。
クラーマレ:よろしくお願いします!
GM:【嘘だらけの真実】
GM:探索者は気が付くと大きな屋敷の前に一人立っています。
周囲は暗い森に囲まれ、空は黒深く小さな星が瞬いている。
GM:【現在時刻は深夜に近い】
【自分はこの屋敷に所用があって訪ねてきた】
【それはこの屋敷に住む一人の親愛なる少女に関することである】
【まずは少女に会わなければ】
クラーマレ:「……いくら用事があるからって、こんな時間に来て大丈夫なものなのかしら」屋敷を見上げます。鍵は開いているのかな。インターホン的なものはあるかしら。
GM:呼び鈴があるよ!
クラーマレ:ではそれを鳴らします。
GM:では、呼び鈴を鳴らすと。
GM:キィ、と小さく扉が開き、隙間からは金の髪に赤い瞳の少女が顔を覗かせる。
エイミー:「こんばんは、良い夜ね」
GM:【彼女を自分は知っている】
【彼女の名前はエイミー・アッシュベリー】
【エイミーは10歳の少女】
【エイミーと自分はとても親しい】
【エイミーは本が大好き】
【自分の用とはエイミーに寝物語を聞かせてあげることだ】
クラーマレ:「こんばんは、エイミー。そうね、星がきれいで静かな夜だわ」ふわりとほほ笑みます。
クラーマレ:「中に入っても?」くす、と笑ってエイミーを見つめます。
エイミー:「クラーマレ、あなたもそう思う?よかった。どうぞ、寒いでしょう。中へ入って」 そう言うと、エイミーはクラーマレさんを中へ促します。
クラーマレ:「ええ、このまま外にいたら凍えちゃいそうだわ」くすくすと笑ってなかに入ります。
エイミー:「今日、あなたに本を読んでもらうのが、ずっと楽しみだったの」 エイミーもくすくす笑いながら、館を案内します。
GM:屋敷内は明かりも点けておらず、暗いまま。
明かりはエイミーが持っている火が灯った燭台のみである。
クラーマレ:静かについていきます。てこてこ。
クラーマレ:「ふふ、そんなに期待されると何を読もうか迷っちゃうわね」
GM:では、クラーマレさんはエイミーの案内のままに、二階の奥の部屋・・・エイミーの部屋へ向かいます。
GM:赤い絨毯がしかれた部屋に、本棚、小さなテーブルセット、ふかふかなベットなどが置かれていますね。ろうそくが部屋を照らしています。
エイミーはベットに腰かけると、本をいくつか広げて見せます。
クラーマレ:同じくベッドに腰掛けて、広げられた本を見ます。
GM:シークレットダイス
GM:エイミーが差し出した本は、5冊。
GM:「勇ある者の本」
「魔足る者の本」
「陽に憧れる本」
「震えぬ木偶の本」
「眠るる肉の本」
エイミー:「この中で気に入った本があったら、それを読んでほしいわ。もし、気に入ったものがなければ・・・、地下室にまだ本があるから、そこを見てもいいわ」
どどんとふ:「クラーマレ」がログインしました。
クラーマレ:「あなたが選んだものなら、その中から選ぶわ」くすくす。
クラーマレ:「そうねぇ……」んー、と少し迷う。
クラーマレ:「これ、面白そうね」魔の文字を見て魔法に関するお話かなーと思ったそうです。思いました。このオネェはそう思いました。
クラーマレ:魔足る者の本を選びます。
エイミー:「わかったわ、じゃあ、お話を聞かせてね・・・」 そう言うとエイミーは、あなたの語りだすのを待ちますね。
GM:・・・・
GM:・・・
GM:・・
GM:【王の都】
GM:”魔足る者の本”
GM:【あなたは魔族を統べる魔王である】
【あなたは絶大的な力を有している】
【自分の国の周囲にはか弱き人間族が住む国がある】
【人間族は魔族を恐れている】
【あなたは最近退屈で仕方がない】
クラーマレ:くっwwwwwwwwwwwwww
GM:だから言ったじゃろうて
クラーマレ:魔王wwwwwwオネェさんが魔王wwwwwwwwww
GM:黒オネエさんの入場ですどうぞ
クラーマレ:『ここは魔王が住まうお城の中』
クラーマレ:「………………退屈だなぁ」ゆたーりと玉座に座っています。『魔王の身にある獅子の尻尾』がゆら、としています。
クラーマレ:「人間たちを支配……はありきたりすぎてつまらないし、『何代も前にそんなのはやりつくしてる』し……」玉座でくてーとしています。
GM:退屈をしているあなたの元に、家来のものがやってきて、跪きます。
GM:「閣下、お知らせがございます」
クラーマレ:「何だ、僕は今眠ることに忙しいんだ、手短に話せ」
クラーマレ:完全に寝ようとしてたぞこの魔王。
GM:「は」 家来は頭を垂れるね。 「ご退屈のところと存じます。・・・私めどもはなんとか閣下のお気に召すような、催し事などを考えておりまして」
「つきましては、今宵の祝宴における、贄を選んでいただきとうございます。候補は、すでにいくらか東の塔に捕えております。
 ・・・もし、お気に召す贄がいなければ、新たに捕えに行くこともよいでしょう、お連れの軍は私めが用意します。さて、いかがでしょうか、閣下」
クラーマレ:『自身についた獅子の耳』をぴくんと動かして耳を傾けます。
クラーマレ:「贄か……」ふむ、と少し興味が出てきた様子。
クラーマレ:『贄とは生贄、つまりその人間の命を持って魔族の力を高める儀式とされる』。……本来ならば。
クラーマレ:「(しかし僕の力に贄など必要ない。まあ、確かに『贄は儀式のためならず祝宴と称してよく用いられる』が……)」
クラーマレ:「……ふふ、」
クラーマレ:くす、くすと魔王は笑う。面白いことを思いついたといわんばかりに。まるでちょうどいいいたずらを思いついたかのように。
クラーマレ:「面白そうだ。まずは貴様らが用意したというのを見に行こうじゃないか」す、っと立ちあがって、適当な家来に命じて東の塔を見に行きます。
GM:では家来は東の塔まであなたを案内しますね。
GM:そこに用意されていた生贄は、次の通り。
GM:1、黒髪の美しい、淑やかな美女。村の女であり、隣国の王子と恋におちたが、周りの女の嫉妬で突き落とされ、魔族に献上されたという。
GM:2、金髪のまぶしい、幼い少年。 同じく金色の眩しい目をしており、人々をひきつけたが、それは魔性と呼ばれ、森に捨てられたという。
GM:3、とび色の髪をした、壮年の男。盲目であるが、その心眼は千里を
GM:見通す力を持ち、良い弓手として働いた。国を滅ぼされたとき、一人生き残ったところをとらえられたという。
GM:4、醜く太った、まるまるとした男。彼はかつて小国の王であり、艶やかな赤髪は美女であった母親譲りだが、息子である彼は金と権力に目がくらみ、その身を欲とともに太らせ、ついには国を売ったという。
GM:5、深くローブをかぶった、瘠せた身体の者。性別はわからず、その顔を覗こうとすれば何も見れぬ。これは何かの呪いか、生まれ持っての何かか。彼(彼女)がここにいること自体、幻なのかもしれない。
GM:・・・以上ですね。
クラーマレ:「ふむ、なかなか面白い品ぞろえだな。貴様にしてはよくやった」ほほう、としてる。家来褒めちゃう。
GM:「ありがたきお言葉です」 家来、嬉しそうである。
クラーマレ:「下がっていいぞ」と家来さんに。ゆっくり話してみたいらしい。
GM:「は」 一礼すると、その場を去りますね。
クラーマレ:「……さて、」5人をぐるっと見ます。
クラーマレ:じー……っ。
GM:5人は憔悴しきっているもの、未だ脅えを見せるもの、諦めたように地を見つめるもの、・・・各々のしぐさをしていますね。
クラーマレ:では、まずは1の女性の前に。
クラーマレ:じー……(※めつきはよくない
GM:女性はびくり、と一瞬おびえるようなしぐさを見せますが、息をひとつつくと、深く一礼し、黒髪を耳にかけ、その美しい翡翠の色の瞳であなたをじっと見据えます。
クラーマレ:「ほう、なるほど嫉妬をその身に受けるだけはある。人としての美しさを兼ね備えているな」すっと女性の頬に触れる。
GM:女性はまたびくりと、体を震わせますが、瞳を細め、長い睫を揺らし、あなたへ敬愛の意を示します。
クラーマレ:「女、貴様はここから出たいと願うか? 愛した男のもとへ帰りたいと願うか?」じーっと見つめる。
GM:「閣下、それは、・・・叶わぬ言葉。私は、あの人以外に、体を許してしまった。汚れてしまったのです、だから、もう・・・あの人のもとへは、帰れない」
クラーマレ:「その程度で貴様を捨てるような男ならその程度だな」ふん、としてる。
クラーマレ:なんか拗ねた。
GM:女性は悲しそうな顔をしたあと、でも少しだけ笑って、「可愛いお人」 と花のような声で言いました。 すぐに口を手で覆ってしまったけれど。
クラーマレ:「……他の魔族の前では言うな。貴様が死ぬぞ」魔王を馬鹿にするなーで殺されそうだよなっていう。つーんとした。
GM:「ええ、わかっています。ご心配、ありがとう、なんて・・・これも失礼かしらね」 ごめんなさい、とまた深く礼をすると、瞳を閉じて、顔を伏せ、また静かに、佇みます。
クラーマレ:「……ふん」つーん、としました。
クラーマレ:女性の前から離れる
クラーマレ:2の少年の前に行きます。じー……っ。
クラーマレ:(めっちゃ見てる。
GM:少年はびくりと身を震わせ、がたがたと震えながら目をそらします。ひどく怯えている様子ですね。
クラーマレ:「なぜおびえる。僕が怖いか?」じぃっ。くつくつ笑って問います。
GM:「う、う・・・魔王様。ぼくを、・・・ぼくのめを、みないで」 
クラーマレ:「なぜだ?」じーっ。一応目は合わせないでおこう。
GM:「ぼくのめは・・・みんなを、みんなを狂わせてしまう。怖かったんだ、みんな、僕の眼をみると、人が変ってしまって、みんな、大切なものを捨てて、ぼくを、ぼくを追ってくるんだ」
クラーマレ:「ほう?」少年の頭を乱暴につかんで自分の方を向けさせます。目と目を合わせる。
「見くびるな。『僕がその程度のもので狂うならとっくに人間など滅んでいる』」
クラーマレ:『魔王に効果はないようだ▼』
GM:「あ、う・・・う・・・」 少年は泣きながら、おびえながら、あなたと目を合わせます。 「魔王様、魔王様。ぼくをゆるして。お願いだよ」
GM:「あ・・・あ・・・あ・・・うう!うう! 魔王様は、ぼくのめをみてくれる!」
GM:「ああ・・・ああ。ごめんなさい。ぼくは、ぼくは・・・」 少年はそのままなきじゃくります。
クラーマレ:「……泣くことでもないだろう。人間というのは泣き虫なものが多いのか?」する、と髪をすくように軽くなでる。
GM:「う、うう」 鼻をすすって、涙をこらえようとします。 「わからない・・・こんなに泣くのは、きっと僕だけかもしれない」
クラーマレ:「ふん、人間というのは面白いな」ちょっと乱暴にわしわし。しつつ、魔王マジックでぽんっと不思議なベールを作って出して見せよう。
GM:「魔王様、それは、それは、なんですか?」
クラーマレ:「『これをつけておけば貴様の目に気づくものもいないだろう』。私の魔力を込めたものだ、そんなに目が気になるならつけておけ」ぽいっと渡す。
GM:「魔王様、ありがとう。きっと、僕、泣かないですむようになる」 少年は笑顔を見せますね。
クラーマレ:「……ふむ、笑った方が貴様はきれいだな」さらり。
GM:「!」 驚いている。 「魔王様、ぼくはお花とは違うんだよ、」 きれい、という言葉には恐怖があったろうに、幸せそうにそういいます
クラーマレ:「知っているさ」ふっとほほ笑んだ。
クラーマレ:ちょっと上機嫌な感じで3の人の前に行こう
クラーマレ:じーっと見る。
GM:男は静かに佇んでいる。盲目のその眼は黒い帯で隠されているが、気配を察したのであろう、こちらへ体を向けると、頭をたれ、礼をする。
クラーマレ:「貴様は心眼が優れているそうだな。貴様の心眼には今、何が移る?」
GM:「魔の王よ、私の眼が映すのは、もはや闇の行く末のみ。この地もいずれ衰える。消えゆく運命に、なぜ、抗う者がいるのだろうか」 男は淡々と、そう言葉を口にします。
クラーマレ:「ふむ、貴様は我が国が衰えるというのか」ほう?っと興味深そうに。
GM:「この地は長く栄えたが、いずれに見えるのは闇だ、深い、闇だ」 男は繰り返すようにそう言う。
クラーマレ:「……はは、」思わず、と言わんばかりに笑いをこぼす。「確かに僕は人間支配などに興味がない。こんなことを繰り返していれば国としてはだめだろうな」くつくつ笑う。
GM:「・・・・・」男は沈黙する。 「遠い故郷をこの眼に見たい。しかし、かなったことは一度とない。本当に見たいものを、見せてはくれぬ、今映すのは、闇、それだけだ」
クラーマレ:「……人間とは故郷を偲ぶものか?」ほー……っとしている。新鮮なものを見ている気分のようだ。
GM:「必ずしも、そう、とは。しかし、多くのものがそうだろう」 
GM:男は遠くを、届かぬ故郷を思って、言う。
クラーマレ:「そうか、そうか。なるほど、人間というのはやはり聞きかじっただけでは分からないものだな」ふむ、としている。
「故郷に帰りたいのであれば返しても構わないのだが……先ほどの話では貴様の故郷は滅んでしまったそうだな」ちょっと拗ねた。むす。
GM:「私の故郷は、かの国ではないよ。はるか、それより前のこと。旅人たちが集まり作った、泉のほとりの村さ、私の心はそう言っている、しかし眼は見せてはくれぬ」
GM:「王よ、人を、赦すな。彼らは、彼らは奢りすぎた、貪りすぎた。いつ、どのような時も強欲であらねばならぬ、そういう生き物だ。人を、赦してはいけない」
クラーマレ:「ほう、そうなのか」機嫌が戻った。
「人を赦すか。くくっ、面白いことを言う」くつくつと笑う。
「僕がこうしているのもただの気まぐれだ。しかしまあ、人間というものはときに魔族よりも凶暴だというのは確かなようだ」くすくすと楽しそう。
クラーマレ:「だから、これも気まぐれだ」
クラーマレ:とん、と男の額に触れて、望む場所の景色をその脳裏に映します。魔王マジック。
GM:「・・・!」 男は言葉を失う。そして、涙を一筋。 「ああ、我が、焦がれた故郷よ、ここに・・・」 男は手を伸ばし、その腕をそっとおろすと、噛みしめるようにうつむき、泣いた。
クラーマレ:くつくつ笑ってご機嫌。「うまく行ったようだな。貴様が望むならその場所に導くことも考えてやろう。ゆっくり考えるがいい。僕の気が変わらないうちにな」
GM:男は、また沈黙し、静かに佇む。 その眼に、胸に、なにを宿したのかは、彼にしかわからないだろう。
クラーマレ:その様子を見て満足げに男性の前から離れます。ご機嫌。
クラーマレ:4の人をじーっ。「(よく転がっていきそうだな……)」
GM:「ひ、ひぃ」 男は怯えて声を上げる。 「よしてくれ、よしてくれ。俺を食うのは、よしてくれ!」
クラーマレ:「誰が貴様のようなまずそうなものを食うか」ぎろっと睨む。
GM:「ひ、ひい、うう、怖い、怖い、恐ろしい。こんなところ、早く出ていきたいよ、ああ、助けてくれ!」 太った男は騒ぎ出します。
クラーマレ:「あまり喚くな、鰐のえさにされたいか」じっ。魔王様はほんのりお耳がよいと思うよ。機嫌が悪くなったよ。
GM:「ひい、ひい」 男は泣きだします。 「静かにする、命だけは、どうか、頼む、ああ・・・」
クラーマレ:「ふん」つまらない、という顔をします。「貴様、国を売ったらしいな。その話を詳しく聞かせろ。それが面白ければ鰐のえさはとりやめてやらんこともない」にぃ、と笑って。
GM:「は、は、簡単なことさ、そんなことは、簡単なことさ。秘密の手紙をばらまいたり、あいつの裏をばらしたり・・・そりゃあ、そりゃあそりゃあ高い金と引き換えにさ、そうしたのさ」

GM:ではでは、「苺味のアッシュ」続きやっていきまーす!よろしくおねがいします!
GM:【王の都】
クラーマレ:よろしくお願いします
GM:前回は、生贄のひとりである、「国を売った」という丸々太った王に話しかけたところまででしたね。
GM:男は魔王の様子にひどく怯えている。
クラーマレ:「ふん……ありきたりな話だな」尻尾たしたし……(面白くなかったらしい)
GM:「そんなものさ、ひ、ひひ!」 男はひきつったように笑います
クラーマレ:「……やはり鰐のえさにするか」ふん、としながら少し考え中。
GM:「わ、わ、鰐のえさ!?い、いやだ!ぼくはそんなものには、ひい、ひいい!!」
GM:男はおびえながら、甲高い声をだします。
クラーマレ:「ああ、ああ、うるさいな、少し黙れ」お口チャックしよ(せんちひ的なあれ。
クラーマレ:ぴーん。「ああ、面白いことを思いついた。貴様、殺すのはやめてやろう。ただし生きるには自力でどうにかするんだな」くっくっと喉を震わせて、家来を呼んで男を引き渡す。
「これを北の辺境にでも捨ててこい。あの【食料も満足にない地】に放っておけば少しは痩せるだろ」蹴り。
クラーマレ:「こんなのをえさにしたら鰐の調子が崩れそうだしな」ふん。
GM:「・・・・!!!!・・・・!!!!!!!!!!」 男は呪文でくちをふさがれ、もだえます。 
GM:そして、手下たちが現れると、恐怖におびえながらもだえるその男を、塔の外へ運び出していきました。
クラーマレ:魔王は満足げであったそうな……。
「うるさいのが減ったな」うむ。魔王城から離れただろうあたりで呪文の効果は切っといてあげよう。がんばって生きてね……。
GM:男はドナドナされていきますね・・・。
クラーマレ:>ドナドナ<
GM:さて、少し静かになったようだ。
クラーマレ:すっきりした魔王は最後の人の前に行きます。顔を改めて覗こうしてみるけどやっぱり見えないのかな。好奇心魔王。
クラーマレ:じーっ。
GM:顔は見えず、性別もわからない。年齢は少女か少年のようにみえるが、そもそも人間なのだろうか・・・いや、人の姿はしているようにみえるが・・・
どうも、魔王にもその正体はつかめませんね。謎に満ちている。
クラーマレ:「ふむ……貴様はいったいどのような存在なんだ?」わくわくしてるようだ。見たことがないものなのだろう。
GM:「・・・・」 人物はかたらない。言葉をしらないのだろうか、それとも。
クラーマレ:『この人物は黙り込んだまま、言葉を話そうとしないが、言葉は話せる』。なぜ語らないのだろうか。
魔王は少し不機嫌そうに、その人物に触れようとしてみた……が、
クラーマレ:『この人物には触れることができない』。まるで空気がローブをまとっているかのように、触れようとするとその部分だけが歪み、驚いて手を戻せば、再びローブは人の形に沿うようにそこにある。
クラーマレ:「……」ぱちくり。ちょっとびっくりしたのか尻尾がぶわってしてる。少しだけ。
GM:「・・・・」 人物は黙っている。ゆら、ゆら、歪みの向こうで。
クラーマレ:「……透明になるだけの魔法ならいくらでも見たことはあるが、これは僕も見たことが無いな」尻尾がゆらゆら。
クラーマレ:『この人物にかかっているのは遥か遠い地の"存在を虚ろにする"呪い。だから本人にも語るべき過去が無い。自分が誰なのか、本人にも分からないのだ。記憶の喪失、性別も名前も、自身の中には存在しない。そして、魔王にとっても初めて見る呪いであった。』
クラーマレ:『呪いの特徴として、誰かに触れることも触れられることもできなくなる。実態のない透明人間のようなものだ。そしてその声音も、老若男女はっきりしない、中性的なものになってしまう。』
クラーマレ:「言葉は話せないのか? それは呪いか?」見えるわけもないローブの中をじっと見ようとしている。反応が無いのが少し寂しく思っている。尻尾がゆらゆら。
GM:「・・・・」 呪、という言葉に、人物はかすかに頷いたように見えます。
GM:「なにも、ないのです」
クラーマレ:「何も?」こて、と首をかしげる。反応があってほんの少し嬉しそう。
GM:「・・・・・」 人物は頷きます。こくり、と。
クラーマレ:「……記憶がない、のか?」尻尾ゆらーゆらー。なんだか寂しそうな顔。
GM:「・・・・」 人物はまた静かに頷きます。
GM:「なにも、ない」
クラーマレ:「……そうか」む、として何度か呪いが解けないか試そうとしてみます、が、存じない領域の呪いだからか効果はないようだ▼
「…………」むぅ。尻尾てしてしてし……。不機嫌。
GM:「・・・なにも、ないのです」
GM:「望みも」
GM:「諦めも」
GM:「・・・決めるのは、貴方」
クラーマレ:「…………」じっと正面から見つめる。
「貴様、行き先が無いなら僕の城に居ろ。……その呪い、解けずに置くなど僕が僕を許さん」呪い解くまでこの城にいてくれだそうです。悔しいようだ▼
GM:「・・・・」 ゆらり、ゆらり。その奥にある真意は、読めない。
クラーマレ:「……異論を唱えないなら同意とみなすぞ」じと。
GM:「なにも、ありません」 人物はそう答えます。 「わたくしめには、なにも。すべて、あなたの御心のままに」
クラーマレ:「……わかった」尻尾てしてし。
クラーマレ:家来を呼びます。「この4人が住む部屋を用意しろ」不機嫌なような、ちょっとご機嫌なような様子。最初は贄名目だったの覚えてますか魔王さん。住まわせる気満々。
GM:「・・・ですが、閣下。この者たちは生贄のために用意したものです」
GM:部下は少々戸惑っているようだ。
クラーマレ:「僕の言うことが聞けないのか」じろ。「僕は面白ければなんでもいい。退屈しなければなんでもいい。せっかく楽しそうなことがありそうなのにわざわざ贄になどするものか」
「大体贄など古臭い。飽きた」魔王さん、そっちのが本音なのでは。
GM:「・・・承知しました、申し訳ありません」 部下は頭を下げます。
GM:「では、そのように」
GM:部下、古臭い言われてちょっとへこんだっぽい。
クラーマレ:wwwwwwwwwwwwwww
GM:さて、部屋はじきに用意され、部下たちの手によって、生贄たちはそれぞれの部屋へ住まわせます。
クラーマレ:『その後、魔王は呪いを解く研究をしながら、4人の贄として連れてこられた者たちのそれぞれの終わりまで、退屈せずに過ごすことになるのでしょう。』
GM:そうして、物語は綴じられる。
GM:クラーマレさんの優しい声色で、物語は語り終わられました。
GM:【嘘だらけの真実】
エイミー:「・・・ありがとう、クラーマレ。素敵なお話だったわ。・・・魔王は、そのあと”退屈”をしないですんだのかしら」
クラーマレ:ぱたむと本を閉じる。
クラーマレ:「ええ、きっと……魔王はもう、寂しくなくなっただろうから」くす、とほほ笑む。
エイミー:「よかった。私も安心して眠れそうよ」 エイミーはくすくす笑います。
クラーマレ:「そう、よかった。……ゆっくりおやすみ、エイミー」ふわりと穏やかに笑う。
エイミー:「ええ、おやすみなさい・・・」 エイミーはベットにはいり、ゆっくりと瞼を閉じます。
エイミー:「また、明日」
GM:その言葉を聞いた瞬間、あなたは夢から覚めたように、拠点のベットで目を覚まします。
クラーマレ:「……??」ぱちくり。
GM:残っているのは、「遊戯」についての偽りの記憶・・・、あなたは、それを本物の記憶のように、感じます。
GM:・・・ということで、シナリオクリアです!おつかれさまでした!
クラーマレ:お疲れさまでした!!!魔王マレ楽しかった。
GM:魔王マレさんかわいかった
クラーマレ:てしてしてし。
GM:報酬は、「遊戯」に関する偽りの記憶です!
GM:なにになるかな
クラーマレ:猫って不機嫌だと尻尾振るよね。(獅子だけど)
クラーマレ:なににしよう
クラーマレ:ハムスターに勝てる気がしない……(そこ)
GM:勝たなくていいんだwwww
GM:適当に自由解散ですよん!BBSはのちほど・・・
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