Garden


玩具屋「恢籠」


参加者


GM.ひぃらり
PL.黒天使/神風 迅雷
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GM:それでは、「玩具屋「恢籠」」セッションを始めさせていただきます。
よろしくお願いいたします!
神風:よろしくおねがいしますー!
GM:【Abyss】
GM:……鈍く響く機械音、振動にあなたは目を開けます。
目を開いた先にあるのは、固く閉ざされた無機質な扉。
どうやらここは、エレベーターの中のようです。
階に止まるボタン等はなく、ただあなたは運ばれるまま、下へ下へと降りてゆく。
行動したいことがあれば、ロールをどうぞ!
神風:「…どこだここ」
神風:「…ってぇ…床で寝てたから体がいてぇぞ…おじさん年だから外以外で床にねたくねえんだけど…」腰とかをさすりながら
神風:下に降りるまで暇なのでストレッチしておきます。おじさん年なんで…
GM:どこまで降りていくのか、電工板には回数すら表示されていません。
また、あなたの他に人もおらず。
静かな機械音だけが響いています。
GM:【STOP】
GM:…しばらくそうしていれば振動音がやみ、軽い浮遊感。
どうやら目的地へと着いたようで、扉がゆっくりと開く。
開いた先には真っ赤な絨毯が敷かれた踊り場と、一つの豪華な扉があります。
神風:「…えらい豪華なとこにでたな…」警戒しながら踊り場に出ます
神風:そして幻視します
GM:周囲に人影は見当たりませんね
神風:「…まあ開けてみるのも手か」恐る恐る開きます
GM:神風さんが、少し重たい扉を開くと、ふわりと優しい花の香りが流れ出してくる。そして、
GM:「「「いらっしゃいませ」」」
GM:【Welcome】
GM:怪しく、淫靡な雰囲気を漂わせる広い空間。
並べられた『玩具』や洋服、装飾品の数々。
通路の左右に並ぶのは、あなたに向けて頭をたれている6人の少年少女達。
通路中央にはゴシック調の服を纏った少年が真っ直ぐあなたを見つめ、出迎える。
まるで人形のように整った容姿のその少年は、カーティスさんを見てふ、と笑みをこぼし口を開いた。
GM:こぴぺまちがい
神風:wwwwwwwwwww
神風:「…は?」
店主:「玩具屋『恢籠』へようこそ、客人よ」
少年は長い睫毛を少し伏せて、そう口にする。
神風:「…玩具屋?」
神風:「ここ、玩具屋なのか」
店主:「そう、玩具屋だ。開いたばかりで、品はまだ少ないけれどね。
君は…下見かい?結構なことだ。咎めはしないよ、好きに見ていってくれ」
神風:「お、おう」
神風:「…ここって何があるんだ?玩具屋っていうが」
店主:「選り取りみどりの「玩具」を」 周囲を見渡してごらん
神風:いわれるがまま幻視します
GM:店に並んでいるのは、それこそ子供用の玩具から所謂大人な『玩具』まで。様々なものが揃っています。
サイズが比較的小さめのドレスや男性ものの衣装、装飾品などもあるようですね。
しかし、不思議なことに「人形」は一体も見つかりません。
神風:「…人形はないんだな」
神風:「玩具屋っていえば、人形とかは置いてあるイメージだが」
神風:「(つうかなんちゅう玩具までおいてあるんだ…)」
店主:「ああ、それらがこの店の『人形』だよ」
店主は通路脇に大人しく立ち並んでいる少年少女達を一瞥して、告げる。
「…もし、気になる人形がいるのであれば、商品の説明も」
そう言って、くすりと笑います。
神風:「…人形?これが?」
店主:「そうだよ」
神風:「…どうみても、人間にしか」店主を訝しむような眼で見ます
神風:「……一応、説明は聞きたいが」
店主:「君がそう思いたいのなら、そうかもしれないね。在りようなんて人それぞれだ」
店主は意味ありげに肩をすくめます。
店主:それでは、少女人形から。
神風:「(…人身売買みたいなものか?)」
店主:Annabelle アナベル
緩くウェーブがかった金の髪に
マンダリン・ガーネットをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
どこか眠そうに細められた眼が印象的である。
年齢は10歳程の少女。
店主:Cäcilia ツェツィーリア
珊瑚のような美しい桃色の髪に
パープル・サファイアをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
憂いを帯びた、追憶の表情が印象的である。
年齢は14歳程の少女。
店主:7  なな
新緑が芽生える黄緑色の髪に、
ピンク・フルオーライトをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
ベリーショートの髪型と猫目が印象的である。
年齢は18歳程の少女。
店主:そして、少年人形。
店主:Christhard クリストハルト
藤の花のような淡い紫色の髪に
キャッツ・アイをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
くすりとも笑みを浮かべない顔が印象的である。
年齢は10歳程の少年。
店主:Georges ジョルジュ
色素の薄い茶の髪に
パープル・ジルコンをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
強く癖がかかった髪に、意思の強そうな色を持った瞳が印象的である。
年齢は14歳程の少年。
店主:Barthélémy バルテレミー
澄み渡った空のような青の髪に
イエロー・アパタイトをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
左右非対称に整えられた髪に、細い目元が印象的である。
年齢は18歳程の少年。
店主:以上、六体が現在展示されているようですね。
神風:「…」
神風:少年…とくにバルテレミーくんを見つめます
GM:じーーーっ。
見つめると視線に気づいたのか、バルテレミーもにこっと笑いかけてきます。
神風:「っ……」
神風:「……なあ、話すことって、できるのか?」
神風:イエローアパタイトカラーの瞳を見つめ続けながら言います
店主:「ああ、もちろん。気になる人形がいたのなら、奥へ連れてお行き。立ち話もなんだろう」
店主はそういって、店の奥の二人掛けのテーブルを指差します。
「紅茶と珈琲だったら、どっちがお好みかな。それと、味の好みも」
神風:「…あー、コーヒーで。あんこみたいな甘さのほうが好きかな」
店主:「あんこ……」 とは
神風:「(……あんまり嫌がってる様子もなさそうだし、一種の養子引き取りみたいなものか)」
店主:「あの黒い豆かな」
神風:「…あ、そうか。あんこ食べるのは日本だけだからな。あー、なんて説明したら…」
神風:「…どっちかっていうと赤紫の豆だな。小豆からできる」
店主:「ああ、いいよ。うんと甘くすればいいんだね」
店主はあんこみたいな甘さ……と口の中で反復しながら店の奥へと消えていきました。
GM:あんこ…………(不安げな顔
神風:「…おいそこまで甘いのじゃないぞ。あっさりした奴だぞー!!」おじさんもちょっと不安げな顔してますね
神風:「……えーっと、坊主。バルテレミー…だっけか」
神風:「…おじさんと話しをしてくれないか?」
バルテレミー:「…俺ですか?俺でいいのなら」
バルテレミーはその金色の瞳を細めて、口元を緩めます。
神風:「お、おう。…奥に行くか。あの坊主もいってたし」
神風:坊主(店主)
バルテレミー:「ふふ、そんな風に呼ぶとセナが怒ってしまいますよ。
彼は外見そのままの扱いをされるのが苦手なようで」
神風さんと共に奥のテーブルへ。
長い足を折りたたみ、彼はゆるりと椅子へと腰掛けます。
神風:「セナ?あいつ、セナっていうのか」
神風:「おじさん大人でも年下にみえたらとりあえず坊主っていうからな…」おそるおそる反対側のいすにすわります
バルテレミー:「本当の年齢が気になるのなら聞いてみるといいですよ。
彼の偽りは中々に上手いものですから、わからないのも無理ないでしょう」
神風:「お、おう」
神風:「…えらく賢いしゃべり方する坊主だな…バルテ坊」
バルテレミー:「こういう喋り方はお嫌いですか?」
神風:「いや、丁寧で大人っぽいなって思ったよ」
神風:「おじさんよりか大人なんじゃねえか?」
バルテレミー:「年の功には敵いませんよ」
ふふ、と笑みをこぼしています。
神風:「…はは、そうだな」
神風:「…なあ、バルテ坊、よかったらおじさんにお前について教えてくれや」
バルテレミー:「俺についてですか? …とりとめのない人生ですが、何をお話すれば?」
神風:「うーんそうだなぁ…。なんでもいいが、バルテ坊の趣味とか好きなものでいいぞ」
神風:「(…息子が生きてたらたわいない話ができたのかねぇ…)」しみじみ
バルテレミー:「趣味は……読書ですかね?絵本とか、好きですよ。銀河鉄道なんかも割と」
「他に好きなものというと、珈琲を飲むことでしょうか。
セナの淹れてくれる紅茶の方が味は美味しいんですけれどね。
どうも飲んでいると眠くなってしまうようで」
神風:「読書か?いいねぇ」
神風:「おじさん医学書しか読まねえからあれだが、絵本とかはみててすげぇとは思うよ」
神風:「なんだっけ、飛び出るやつとかあるんだっけか」
バルテレミー:「ああ、仕掛け絵本のことでしょうか。どうやって作るんでしょうね、アレ」
神風:「。豆によって味も違ってくるしな」
神風:ミスですすみません
神風:「なー。不思議だわ。おじさんああいう絵本あるのかーって思わず感心しちまったわ」
神風:「珈琲はおじさんも好きだぞ。豆によって風味や味が変わるし、挽き方で味も変わるらしいしな」
バルテレミー:味にはあまり詳しくないのですが、と前置きをして神風さんの話を面白そうに聞いていますね。
神風:「あー、あとなー。おじさん紅茶はあんまり飲まないんだが、緑茶が好きなんだ。緑茶ってわかるか?」
バルテレミー:「緑茶……は聞いたことがありませんね。どのようなものなんでしょうか」
神風:「えっとな。紅茶みたいな葉から抽出するんだがな、紅茶と違って緑色してんだ」
バルテレミー:「へぇ…」 興味深そうに聞いている!
神風:「んでほろ苦いんだ。だけどこれが甘いものと相性良くてな。特に栗やらあんことかにはぴったり」
神風:「チョコとかみたいな甘さのお菓子とはあんまりだけどな」
店主:…と、会話を交わしていると店主が珈琲と紅茶をトレーに乗せて運んできてくれます。
神風さんのカップ皿の方にはミルクと大量の白い砂糖菓子型の鳥が置かれていますね。
「どうも、あんこの加減がわからなくてね」
店主は少々苦笑いしています。
紅茶はバルテレミーへ。
店主:「…そういえば、『値段』のことを君は聞かなかったね」
「もしその人形が欲しくなったのであれば、金銭でも、物でも何でもいい、
人形が望んでいる何かを、その子にくれてやるといいよ。
くれてやったものがそのまま、その人形の『価値』になるから」
神風:「…おう」
神風:「…すっげぇことになってなんな」
店主:なんな
神風:今気づいた誤字に
神風:「…驚き過ぎてかんじまった」
神風:「まあ緑茶やらあんこやらは日本でしかくわないもんなぁ」
神風:とりあえず砂糖菓子をぽりぽり食べますね
店主:「好きなだけ珈琲にいれてくれ」
「食べるのかい……」思わずツッコミ
神風:「え?わりと角砂糖とかかじったりしないか?頭使ったときとかに」
神風:「おじさん手術するまえとかは落ち着くためと頭使うからよくかじってんだよ」
店主:「私はそういう時キャラメルを食べるかな」
神風:「あー。キャラメルうまいよなぁ。あの触感がなかなかいい」
神風:「……」角砂糖かじりすぎたのでコーヒーを飲み始める
店主:店主は少々笑って、テーブルから離れていきました。
神風:「…なあ、バルテ坊。お前さんほしいものとかあるのか?セナがいってたが」
バルテレミー:「せっかちですね、まぁ、そう言わずに。もう少しお話しましょうか」
紅茶を飲んで一息。
「あなたのことを全然知らないんです、俺にも話して頂けませんか?あなたのことを」
「趣味とか、好きなこととか、色々なことを」
神風:「おう。それでいいなら」
神風:「…んー、そうだなぁ」
神風:「おじさん、こうみえて医者なんだよ。趣味はそうだなぁ。…サバイバル?」
バルテレミー:「野宿ですか?」
神風:「んー、というよりもなんていうんだろうな。知らない場所を見に行くのが好きなんだよ」
神風:「不思議な文化や独特の街並みとかな」
神風:「まあそれでいたい目をみることもあるが」苦笑い
神風:「サバイバルしてたときの思い出を忘れちまってるから、そのときのことは語れないな…。わるいな」
神風:「…あ、あと漬物つけるの得意だわおじさん」
バルテレミー:「そうなんですか…いつもの場所とは違う景色が見られる、というのはいい経験になりそうですね」
神風:「ああ。…覚えてないのが残念だがな。今住んでるところはすごいぞ。なんていったって、黄金色に輝く葉をつけた、天まで届きそうなほどの大樹があるんだ」
バルテレミー:「へぇ………大樹、え、樹に、住んでいるんですか?」 頭の中はターザンのアレ
神風:「いろいろ変わった同居人(であってるかはわからんが)もいるぞ。うさぎに畑が故郷みたいなやつに3mも身長があるやつだっている」
神風:「というよりもなんていうんだろうな。木の中に住める空洞があるっていえばいいのかな」
神風:「あ、こうだな。大樹の中が街みたいになってんだよ」
バルテレミー:「随分と愉快なところに住んでいるんですね。外見から…普通の、ビルとか、そういう場所に住んでいるのかと思いました」
神風:「ははは、なんでかしらんがいつのまにか外で野宿してたうえに記憶おいてきてしまったみたいでな」
神風:「んで、たまたまあった奴らと一緒に誰かいないか探してたら、そこにたどり着いて、今住んでんだ」
バルテレミー:「記憶……を、それはまた、大変な境遇ですね。そして、前向きな人だ」
くすくすと笑って、うなずく。
神風:「記憶なんてな、脳みそがちょっとでも傷ついたらなくなっちまう繊細なもんだ。だがな、また新しいものをみつけて、今度は忘れないようにすればいい」
神風:「…ときには、忘れていたほうがいいこともあるがな」伏し目
バルテレミー:「確かに。脳がなくなっていないのであれば、また「初めて」を体験することができる。
そう思えば、世界はとても楽しいものに見えるでしょうね」
神風:「…だがな、忘れていたくないことを忘れていたと気づいてしまうことは、きついものだってあるさ」
神風:「人によっては、思い出したくて躍起になることもあるしな」
バルテレミー:「…何か、悲しいことでも?」
神風:「…人に聞かせるようなことでもないさ」
バルテレミー:「なら、あなたの心にだけ秘めておきましょう」
神風:「……ありがとうな。優しいなお前」わしわしとバルテレミーくんの頭をなでます。
バルテレミー:バルテレミーは好きなようにさせていますね、抵抗する様子もなく目を閉じて微笑んでいます。
バルテレミー:さて、と息をこぼし、バルテレミーは珈琲のカップにてを添えながら金色の眼であなたを真っ直ぐに見つめます。
「あなたは、俺の欲しいものを聞きたがっていましたね」
神風:「?、…ああ」
バルテレミー:「俺が欲しいものは、『偽り』です」
「『欺く』、『惑わす』、『暫しの戯れ』。言い方は様々でしょう」
「俺は、貴方に問います」
「『さて、今まで俺と貴方が交わした会話の中で、偽りはどれだけあったでしょうか』」
人を惑わす金の瞳は、ただただ優しさだけを。
「偽りを全て見破って下さったら、俺は貴方の人形となり得ましょう」
神風:「…偽り、か」
神風:今までの言動の中で変な目の動きとかなかったか思い出しながら精神分析してみたいですが可能ですか?
GM:その瞳は凪のように穏やかだ。
彼の心は何もわからないでしょう。
神風:「…そうだなぁ。おじさんはお人よしだから全部うそだとは思いたくねえ。と答えたいが」
神風:紅茶飲んでる形跡とかあります?
GM:紅茶ですか、いくらか飲んでいますね。
神風:ふむ
神風:「…全てが偽り」
神風:「俺はこう答えるよ」
バルテレミー:「それはどうして?」
神風:「たとえば、お前がさっきいったコーヒーのほうが好き。お前はもしかしたら苦いのが嫌いかもしれないだろ?おじさんはわからないからこう思ってみる」
神風:「次に俺の記憶について。お前さんが好奇心旺盛じゃないとは限らない」
神風:「こういう風に、すべて逆なんじゃないか?と俺は考えてみる」
神風:「俺はお前さんの何一つを知らない。だからこう考えてみる」
神風:「店主については本人に聞けば嫌がるかどうかなんてわかるから今は置いておく」
神風:「…どんなもんでも、みんなどこか偽って生きてんだ」
神風:「偽らずに生きられる生き物なんていねえよ」
神風:「記憶、性格、態度、好み。どれかしら、みんな偽るもんだ。唯一偽れないもの、それは己か?いや、己の見目すらいじれる時代にもなってる」
神風:「生き物なんてな、しょせん脳をいじくり倒せば、別の何かに偽れるんだ」
神風:「…だから俺はこう答える。お前はすべてを偽っていると。問題すら偽りかもしれないからな。間違えていたらそれを正しくすることだってできちまう」
神風:「…結局、何が正しいかどうかなんて、自分次第なのさ」
バルテレミー:ふむ、とバルテレミーは自分の紅茶のカップを傾けて肩をすくめます。
「……まぁ、ヒントに気づけたなら良しとするか。セナも狡いよ、珈琲にしておけば良かったのに」
「正解だよ。…といっても、自分でもそれが本当に嘘かどうか、俺にはもうわからないんだけどな」
くしゃり、と笑って口調や表情をがらりと変えた彼は肩が凝ったな、と伸びをする。
神風:「……じゃあ、俺からも一つ問題だ」
神風:「俺は本当に、医者でしょうか?」
バルテレミー:「一応医者なんじゃねえの、真似事くらいできるんだろ」
神風:「…そうだな。お前がいうならそう思うだろう」
神風:「じゃあ次に、こういう話をきいたらどう思う?」
神風:「あの医者は自分の息子を殺した殺人鬼だ」
神風:「あの医者はたった一人すら救えないもどきだ」
神風:「こういうことを聞いて、お前は医者だと思うか?もちろん、真実として仮定してくれていい」
バルテレミー:「医者の誓いなんて俺にはわからねえよ。知識があって、最低限の技術があって、それが俺にとっての『医者』だな」
「仕事をちゃんとするかどうかはまた別問題だな。資格をとってりゃ、世間体の皆様から見れば、そいつは『医者』だ」
「それとも概念の話か?心がともわなきゃダメだとか、医者は全てを救うとか」
「医者だって人を殺すだろう。何をそんなに意地はってるんだ?」
「未だに一人も救えないっていうなら、俺から見ればアンタはただの半人前な『医者』ってだけだな」
神風:「…ははは、そう答えるか」
神風:「じゃあ、答えはバツだ。おじさん実は医者のふりをした軍人なんだよ。手術なんてまっぴらできねえ」
神風:「…っていえば、この問題の答えは簡単に偽れる。もちろんおじさん本物の医者だから本当は正解だ。おめでとう」
バルテレミー:「はは、頭に包帯でも巻いとけ」 
おかしそうに笑っている。
神風:「…けっきょく、何が正しいか、何が偽りかは、その偽りを考えた本人しだいさ」
バルテレミー:「だから最初に言ったろ?『年の功』にはかなわねーってさ。
あんま虐めないでくれよ、俺のは所詮真似っ子なんだから」
くく、と笑ってバルテレミーは席を立つ。
「で、どうすんの。俺を持ってくのか?置いてくのか?」
神風:「…持っていきたいと思ってるよ。俺は」
バルテレミー:「持ってくって言い切れよ、そこは」
神風:「俺はわりと偽ってるほうだからな。俺の偽りを全部解明してみるか?軽い暇つぶしにはなんだろ」
バルテレミー:「へ−、それは楽しみだ」
神風:「店主がいってたじゃねえか。お前がほしいものをやれば、それがお前の価値になるって」
神風:「何がほしいか。お前がもらったと思わなければ、持っていけないってことだろ?店主がうそつく必要はねえしな」
バルテレミー:「あーー、そうだったっけ。じゃ、精々俺を高くしてくれ」
「ちょっとは期待してるよ」
ひらひらと後ろ手をふって、セナの元へ向かう。
神風:「…生意気坊主め」にたりと笑った後に席を立つ
GM:バルテレミーから少し遅れて、神風さんが店主の元へ行くと店主はどこか安心したように微笑みます。
店主:「…その子に決めたんだね」
神風:「…ああ」
店主:「生意気な子だったろう?ヒントは役にたったかい?」
くすくすと笑って、店主は神風さんを手招きます。
神風:「最高に生意気だな。俺の息子にぴったりだ」にかっ
神風:「いや?わかんなかったから適当いってみた」からからと快活に笑います
バルテレミー:「うわ、マジか。くっそもっとカマかけとけば良かった」
店主:向かった場所はたくさんの衣装がかけられた一スペース。
「好きな『包み紙』を選んでお行き。新しいものの方が、その子も喜ぶだろう」
神風:「おう。いったろ?俺といれば軽い暇つぶしにはなるって」
神風:「ああ。ありがとよ」店主さんに笑いかけながら
神風:「おじさんだまそうたってそうはいかねえぞー。年の功は強いってお前が行ったんだからな」けらけらけら
バルテレミー:「うっせ、調子にのりやがって。たぬきめ」
神風:「はっはっは、たぬきって言われるのは初めてだな」
神風:「ちなみにな、お前を選んだ理由はお前の目の色が好きだったからなんだよな」
バルテレミー:「へぇ、結構なご趣味で」
神風:「いい趣味してんだろ?」どやぁ
バルテレミー:はいはい、とてをふっています。
神風:「じゃあいくか。生意気坊主」軽々とバルテレミーくんをもちあげて俵抱きします
バルテレミー:「あっこらてめ」
めっちゃ蹴ってきます。くそぉびくともしねえ。
神風:「はっはっはっは」そのまま包み紙を選び始めます
店主:そのやりとりに笑みをこぼして、店主はあなたに伝えます。
「人形をカスタマイズしたくなったら、またきなさい。今度は金銭的価値のあるものと引換になるけれど」
「髪、眼、洋服、装飾品…君の好みのままに合わせることもできる。
ただし、人形の心だけは変えられないから嫌われないように注意することだ」
神風:「…りょーかい」
神風:「お前黄色好きか?」バルテレミーくんにききます
バルテレミー:「あ?まぁまぁかな。アンタの好きな色でいーよ」
神風:「よし、じゃあ黄色な」
バルテレミー:「お、おう」
神風:「へっへ、おじさん黄色好きなんだ。黒と黄色でなんかいいのねえかなぁ」
バルテレミー:「お、おう」
神風:「(…偽りがほしいなら、そうしてやるよ)」
神風:「(お前の前では、俺を偽ってみようじゃねえか)」
バルテレミー:やべえこれころされるやつや
神風:快活な笑顔を見せながら服を選びます。お父さんオーラ全開
神風:た、たぶん殺しません…(震え声
神風:「お、これなんかいいんじゃないか?」黒と黄色のシックなスーツを選びながら
店主:店主は神風さんが選んだ服を見て、ふむ、と一度頷き了承します。
神風:「おじさんのセンスも捨てたもんじゃねえだろ?」
バルテレミー:「はいはい、つーかおろせよ」
神風:「やなこったーーーーーーー」いじわるそうな顔
バルテレミー:「うわーーーーーーーーーーうぜーーーーーーーーーーーーーー」
店主:店主は店の外に繋がる扉へと、神風さんと担がれたままのバルテレミーを導きます。
「それでは、またのご来店を心待ちにしているよ。賑やかな客人」
帽子をとり、胸に。
礼はせずに緩く微笑んで、店主はあなたを見送ります。
選ばれなかった人形達も並び、頭をたれて、あなたを送る。
神風:「…あいよー」店主をちらりと見ながら、そのまま外へと出ます
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:店の扉を開け、外に出るとそこは見慣れたあなたの部屋。
片腕には、大事そうに抱かれた金色の眼の美しい人形が、そっけなさそうな眼であなたをじっと見つめていた。
GM:玩具屋「恢籠」お人形を見事お買い上げ成功です!!!!!お疲れ様でした!!!!!
神風:おつかれさまでした!!!!!!!!!!!!!
神風:まさか目の色が黄色だったから選んでみたら持ち帰れるとは…(真顔
GM:こいつ割りと難しい条件設定したけどロール的に合ってるからOKにしました!!!!!!!!
神風:まじっすか…
神風:GMのやさしさがみにしみた……
GM:おじさんマゾかよ
神風:「マゾではないかなーーーーーー」
GM:くっwwwwwwwwwwwwwwww
神風:「荒療治が一番治りやすいと思ったんだ。医者の俺がいうんだぞ」
GM:ではではBBS報告しておきます〜!!おやすみなしゃい!!
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