Garden


秘密の箱


参加者


GM.ひぃらり
PL.アオネギ/禅
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GM:それでは、「秘密の箱」セッションをはじめさせていただきます。
よろしくお願いします!
禅:よろしくお願いします!
GM:さて、禅くん。
あなたは拠点の自室にて、ごろごろーっと休息をしていますね。
今日はハイネも艮くんもお出かけのようです。
あたたかな日差しの下でうとうとしながらベッドの枕に頭を乗せたとき、何かが手に当たる。
手に当たったのは見慣れない「鍵」。
ハイネや艮くんの鍵でもないと、あなたはわかるでしょう。
はて、誰のものなのか、何時の間にこんなところにあったのか。
不思議に思います。
ご自由にロールをどうぞ!
禅:「どこの鍵かなぁ?」と首を傾げながら鍵を見ます。鍵に注視で!
GM:鍵は少し大きめで、15cmほどの大きさをしていますね。
色は銀色で、材質もそのまま銀でできているようです。
よく見ても、やはりどこの鍵だかわかりません。
この塔の施設はカードキーですからね。
禅:ベッドから起き上がり部屋に鍵があるものがないか見渡します!
GM:お部屋にも見当たりませんね。
禅:うおーではお外にでることはできますか
GM:出れますよー!
禅:ではではどこの鍵なのか知りたい!とわくわくしながら部屋の外に出ます!
GM:鍵を手に、禅くんは塔のあちこちで扉に試します。
しかし、やはりどこの扉とも鍵はあいませんでした。
そのうち疲れてしまった禅くんはお部屋に戻るでしょう。
GM:やがてハイネや艮くんが帰ってきて、一緒に晩御飯を食べて、お風呂に入り…
直にベッドで禅くんは眠りにつきます。すやすや…
禅:すやぁ
GM:…夢の中。
禅くんの前に、見知らぬ扉がたたずんでいます。
手には昼間見つけた鍵が握られている。
禅:「あれぇ?」と目の前の扉を見ます。扉に注視!
GM:白い綺麗な扉です。
不思議と、この鍵はあの扉のものだ、と禅くんにはわかるでしょう。
禅:「みつけた〜!♪」と喜んで鍵を扉に差しちゃいます!
GM:鍵はあっていたようで、扉は開きますね。
ギィィ・・・
禅:「おおおぉ!」とはしゃぎながら扉の中をのぞきます。
GM:扉の中は真っ暗だ…。
中に入っていきますか?
禅:入りますー
GM:一歩その中へ入ると…、なんということでしょう。
床がない。
バランスを崩して、そのまま禅くんはひゅーっと闇の中に落ちていくこととなります。
GM:──急に呼びだしたりしてごめんね・・・君に教えてほしいことがあるんだ──
GM:そんな声が、闇の中に響いたような気がします。
GM:【Inside Heart】
GM:…禅くんが次に目を覚ますと、ふかふかの椅子に座っており、膝にはポップコーンがのっている。
周囲を見渡すと、同じような椅子がずらっと並んでおり、目の前には大きな映画のスクリーンがあります。
どうやらここは、映画館のようですね。
禅:「映画館…?」きょとんとした後ポップコーンをもって立ち上がり、スクリーンを見ます
GM:ポップコーンにはバターがたっぷりかかっていておいしそうだ。
じーっと眺めていると、スクリーンの幕があがり、映像が映し出されます。
GM:映し出されたのは、サーカスの舞台で活躍するライオン。
ライオンは人気者でした。
観客からの歓声を一身に浴び、彼は輝いていました。
GM:しかし、ある日ライオンはえさを与えられず、お腹がすいて、ひどく気が立っていました。
その日のショーで、ライオンは人を噛んでしまい、檻に入れられてしまいます。
GM:檻の中でぐったりしていると、支配人がやってきます。
いわく、3日後には自分は銃で殺されてしまうのだと、ライオンは知りました。
ライオンは夢を見ます。
草原を自由に駆けている自分の夢です。
GM:……………ライオンの姿は、次第にあなたの姿に変わっていきます。
禅:ハッと怖くなり、目を背けて椅子に座ります。
禅:ポップコーンの箱を握り占めてもう一度スクリーンを見ます
GM:草原をかけるライオンの代わりに、あなたが、草原をかけまわっている。
しかし、カメラアングルのせいか、顔だけがよく見えない。
あなたが一瞬アップになったかと思うと…画面はいきなり暗くなり、あなたの周りも真っ暗になります。
GM:…そして、気づけば四角い白い部屋に一人取り残されていました。
手にしていたポップコーンもなくなっています。
禅:「あれれ?」と部屋を見渡します
GM:周囲をみれば、禅くんの目の前にライオンのぬいぐるみが4つあることに気付きます。
それぞれ、「よろこび」「いかり」「かなしみ」「たのしみ」と札が首に下がっています。
GM:そして、どこからともなく声が響いてくることに気付きます。
…この場には自分以外誰もいないはずなのに。

「その子たちを、君が正しいと思うところに返してあげて。
そして、きみがどうしても取り戻したいものだけ、持っておいで」
「ちゃんと置いてあげられたら、道を教えてあげる」
GM:それだけ言うと声は途切れてしまいますが、
目の前に、<サーカスの舞台>、<鉄の檻>、<青い草原>のセットがあらわれます。
ぬいぐるみをそれぞれのセットに置くことができsoudeす。
GM:ごじったぁあ
禅:だいじょうぶよww
禅:禅はぬいぐるみを四つ抱えてセットの前まで行きます。
GM:てくてく。
禅:たのしみのライオンをサーカスの舞台に
禅:いかりとかなしみを鉄の檻に
GM:禅くんは「たのしみ」のライオンを<サーカスの舞台>へ置きました。
すると、声が響いてきます。
「君はその子が、大勢の前で指をさされたり、笑い物になっても、その子はそこにいることを望むと思うかな?」
「君は<たのしみ>を、そこに置いていくかい?  
違うのなら、ほかの人形を選んでおいで。それでよければ、そこに置いてお行き」
GM:一つのセットには二つのぬいぐるみは入りそうにありませんね。
ぎゅうぎゅうになって弾き出されてしまいます。
禅:「そっか・・・」しょぼんともういちどぬいぐるみを全部自分のところに持って帰ります
GM:ぬいぐるみは4つ手元に戻ってきますね。
禅:サーカスの舞台にかなしみをおきます
GM:今度は声は響いてきませんね。
君がそう選ぶのなら、それでいいのでしょう。
禅:いかりを鉄の檻にいれます
GM:「いかり」のライオンを<鉄の檻>へ置きました。
「君は、その子が一生、<いかり>を背負って、一人きりになってしまっても、いい?」
「君は<いかり>を、そこに置いていくかい?  違うのなら、ほかの人形を選んでおいで。それでよければ、そこに置いてお行き」
禅:「うーん…でも鉄の中に入れられてうれしいわけないもん…(′・ω・)」
禅:ぬいぐるみをそのままにしてあと二つを手に取ります
禅:青い草原にたのしみを置きます
GM:「たのしみ」 のライオンを青い草原へ置きました。
声は言います。
「君は、その子が、<たのしみ>を抱いて、自分の手を離れて、自由になって行くことを、望む?」
「君は<たのしみ>を、そこに置いていくかい?  
違うのなら、ほかの人形を選んでおいで。それでよければ、そこに置いてお行き」
禅:「うん、これでいいよ!」とらいおんのぬいぐるみを撫でます
GM:ライオンのぬいぐるみはふわふわだ!
「ふむ・・・君は「よろこび」を最後に自分の手に残したんだね。
本当にそれでいいと思うなら、そのままそれを持っておいで。 
今から、道案内をしてあげる」
GM:声がそういうと、扉が現れます。
扉には鍵がかかっていないようで、そのまま開けることができそうです。
禅:今更なんだけど、置かないって選択ってできました?
GM:置かないと扉は現れないかな!
禅:了解です!じゃぁ大丈夫なのでこのまま禅は扉を開けます
GM:扉を開けて、その先へ向かいます。
扉の向こうは、暗闇がひろがっており、一つ目のコウモリが、道案内するように先へ飛んで行きます。
GM:コウモリを追いかけていくと、
次第に暗闇の中にぼんやりと、
<サーカスの舞台>に立つあなたがみえてきます。
GM:「きみがあそこに置いたのは、ほかの人にもっと"見てほしい" "知ってほしい"と思っている気持ちだよ。
君は<かなしみ>をそこに置いたね。
舞台に立っている君は、<かなしみ>に溢れて、涙を流しているね。
かなしい、むねがつらい、なみだがとまらない。
君はこの気持ちをずっと知ってほしかったみたいだ。
観客の人たちは、涙を流して悲しむ君を見て、
同情し、同じように涙を零したかもしれないね」
GM:「・・・教えてほしいな。君は、どんなときに、<かなしみ>を感じる?」
禅:「・・・きらいっていわれたとき・・・とひとりぼっちになっちゃったとき・・・」と悲しそうに答えます
GM:「ありがとう。君の話を聞いていると、なんだか僕も寂しくなるよ」 
声は言葉通り、憂いさを帯びた調子で、悲しいという気持ちを表しています。
GM:「じゃあ、次だね」
GM:声がそう言って、コウモリが先へ案内すると、
今度は檻に入り、怖い目で檻の外を睨みつけているあなたの姿が見えてきます。
GM:「きみがあそこに置いたのは、"隠しておきたい"、あるいは"感じることに罪悪感のある気持ち"だよ。
君は<いかり>をそこに置いたね。
檻にいれられた君は<いかり>に震えている。
閉じ込められている理由を知っていても、
それを理解していても、この憎しみが消えることはない。
しかし、君は安堵している。
ああ、この<いかり>を、誰も知ることはないだろう。
周りの人たちは君の姿に怯え、みな近寄ろうとはしなかった。
君の<いかり>はそうやって隠されているみたいだね。
・・・教えてほしいな、君はどんな時に<かなしみ>を感じるかな?」
GM:>いかり
禅:「・・・・・・・おれのだいすきな人を傷つけられたら・・・」
禅:と今度はちょこっと笑いながらぬいぐるみを抱きしめて答えます。
GM:「檻に入っている君はとても怖そうで、その怒りは、周り全てを壊してしまいそうだ。
…もしかしたら、その中には君のだいすきな人も。…何てね」
GM:「さて、次だね」
GM:続いて見えてくるのは、青い草原を駆けるあなたの姿。
草原を自由に走るあなたは、体全体で楽しみを示しています。
GM:「きみがあそこに置いたのは、"君にとって叶わない願いである気持ち"だ。
君は<たのしみ>をそこに置いたね。
青い草原の君は、歌って、足を弾ませ、<たのしみ>を体いっぱいに表している。
君は、そんな自分の姿に、あこがれ、胸を焦がしているんだ。
同時に、この気持ちを、心のどこかで叶わない願いだと感じているようだね。
この楽しさを自分の心で感じることができたら。
君はその<たのしみ>を、いつか手にできることを夢に見ているんだよ。
・・・教えてほしいな、君はどんな時に<たのしみ>を感じるかな?」
禅:「大好きな人とあそんでるとき」とぎゅーとぬいぐるみをだきしめて答えます
GM:「なるほど。・・・それが聞けて安心したよ。そのたのしみは、いつまでも大事に抱いてほしいな」 
声は禅くんを見守るようにそう言いますね。
GM:「これで、最後だよ」
GM:「君は最後に「よろこび」をここまで持って来たね。  
それは、最初に言ったとおり、君が"取り戻したい"と願うものだ。
──僕は心を食べる悪魔。 
・・・君の心について教えてくれたお礼に、その気持ちを僕から手渡してあげる」
GM:「その人形をこの箱に入れておいき。そして、最後に君が持っている鍵で鍵をかけるんだ」
GM:あなたの目の前には小さな箱があらわれます。
鍵をかける穴がついていますね。
あなたの手には、ここに来るときの扉で使った鍵が握られています。
GM:「それは、"秘密の箱"。
どうして君が<最後の人形>をのこしたかは、答えなくていい。
 
──君にだけ、その秘密は明け渡される」
禅:ぬいぐるみをもう一度だけぎゅーとして箱に入れて鍵をかけます
GM:箱に鍵をかけると、カチャリ、という音とともに、空間に割れ目が走り、ぼろぼろと崩れていきます。
闇の中へ、落ちていく感覚。
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:…そして再び目を覚ませば、そこはいつもの、拠点のベットの上。
左右にはハイネと艮くん。二人に挟まれて起きる、いつもの朝だ。
不思議な夢を見た気がする。
……けれど、そこでの出来事はすべて忘れてしまった。
代わりに、手放し難い<よろこび>の記憶だけが、あなたの頭には残っていた……
GM:お疲れ様です!!!「秘密の箱」クリアです!!
禅:おおおお疲れ様です!!!!
GM:▽クリア報酬
スキルポイント50pt
自身の「喜び」に関する記憶の一部

です!!!
GM:禅くんかわいかったぁぁぁ
禅:わーい!結構むずかしかった!起きてすぐたぶん二人にぎゅーってする
GM:ぎゅうううううう
GM:BBS報告しておくね!(*゚▽゚*)おつかれおつかれ〜!!
禅:ぎゅううううううう
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