Garden


苺味のアッシュ


参加者


GM.ひぃらり
PL.千穂/シド・レスポール
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GM:ではでは、「苺味のアッシュTP」始めさせていただきます!
よろしくお願いいたします!
シド:よろしくお願いしまっす
GM:【嘘だらけの真実】
GM:…シドさんは気が付くと大きな屋敷の前に一人立っています。
周囲は暗い森に囲まれ、空は黒深く星が瞬いている。
GM:【現在時刻は深夜に近い】
【自分はこの屋敷に所用があって訪ねてきた】
シド:「ここであってんのかな。もしもーし・・・」 こんこん、と屋敷の扉をたたくよ
GM:扉をノックすれば、暫くして扉が内側から開かれる。
扉の隙間からは金の髪に赤い瞳の少女が顔を覗かせる。
エイミー:「こんばんは、シド。良い夜ね」
GM:【彼女を自分は知っている】
【彼女の名前はエイミー・アッシュベリー】
【エイミーは10歳の少女】
【エイミーと自分はとても親しい】
【エイミーは本が大好き】
【自分の用とは、親愛なるエイミーに寝物語を聞かせてあげることだ】
シド:「よう、エイミー。いい子にしてたか?」 にこっと笑ってこたえます
エイミー:「あら、私が悪い子だったことなんて、一秒も無くてよ」
「寒いでしょう、中に入ってちょうだい」
そう言って、エイミーは屋敷の中へとあなたを招き入れます。
シド:「さんきゅ。ああ、たしかにさみーや・・・お邪魔するぜ」 てこてこ中へ入ろう
GM:屋敷内は明かりも点けておらず、暗いまま。
エイミーは傍らに置いてあった火が灯った燭台を手に持ち、階段を登って行く。
エイミー:「今日はね、地下室で面白そうな本を見つけたの」
「だから、その本を読んでもらいたいの、いいかしら?」
シド:「へー、地下室でか。なんだろうな、いいぜ。読んでやるよ」 楽しそうに応じます
GM:屋敷は静まりかえっており、あなた達が出す音以外は何も聞こえません。
GM:【エイミー以外に屋敷には誰一人として存在しない】
【エイミーの父と弟は戦争に行ったっきり帰ってこない】
【エイミーは二人が帰るまでこの家で一人待ち続けている】
GM:階段を上った先には3つの部屋がある。
GM:【右の部屋はエイミーの父親の部屋】
【左の部屋はエイミーの兄の部屋】
【奥の部屋はエイミーの部屋】
GM:エイミーはまっすぐ自分の部屋へと向かいます。
シド:エイミーの後へついていき、部屋へ向かいます。
GM:エイミーの部屋は少し広く、女の子の部屋にしては少々殺風景だ。
アピールしているのは小さなうさぎのぬいぐるみくらいだろう。
部屋の壁を埋めるような本棚、本棚、本棚。
部屋の主が本好きな様子がよく伺える。
シド:『エイミーの部屋にあるうさぎのぬいぐるみはシドがあげたもの』
エイミー:「この間はありがとう。私、ぬいぐるみをもらったのは初めてだったの」
「名前はキャメルにしたわ。少しにんじんの色に似ていると思って」
エイミーはうさぎのぬいぐるみをひとなでして、ベッドに腰掛けます。
シド:「へえ、かわいいな。キャメル、か。そりゃよかった、俺も嬉しいよ」 
エイミー:エイミーが差し出した本は二冊。
「勇ある者の本」と題された、灰がかった本。
「魔足る者の本」と題された、黒く煤けた本。

「今日は、このどちらかの本を読んでもらいたいの」
「面白そうじゃなかったら、地下室に新しい本を探しに行くのでもいいけれど」
「あそこ、くらいから。一人じゃ怖いのよね」
シド:「ふーん。なるほどな・・・。俺、こっちのほうが好きかも」 と、「勇ある者の本」を選ぶよ〜
シド:『ぬいぐるみは正確にはシドの母がエイミーに、と贈ったもの』
『母は病にふせっており、屋敷を覗くことはできないが、エイミーを自分の娘のように愛している』
『エイミーの父の部屋には天使の絵があり、シドはその絵をとても気に入っている』
シド:『天使の絵のモデルは、エイミーの死んだ妹、らしい。彼女は流行病で死んだ。シドの母も病もまた、同じ病である』
シド:『絵のモデルはその姉妹である』
エイミー:「そう、シドに聞かなければと思っていたの」
「お母様の具合は、どう?お元気にしていらっしゃるのかしら」
エイミーは心配そうな顔であなたへたずねます。
シド:「ああ、母さんのことか。・・・そうだな、大丈夫だよ。エイミーに会いたいって、ずっと言ってる」 眉を下げて笑います
エイミー:【エイミーの母はエイミーが生まれてすぐ病気で亡くなった】
【エイミーは自身の母の顔を肖像画でしか見たことがない】
【エイミーはシドの母親を自分の母親でもあるかのように慕っている】
エイミー:「そう…私も会いたいわ。とっても。薔薇が咲いたら、必ず一番に見せに行くからね」
シド:『エイミーの兄、妹、シド、エイミーで幼いころ屋敷の庭でよく遊んでいた』
シド:「ああ。母さんにもそう伝えておくよ」
GM:エイミーは一つ頷くと、ベッドにごろりと横になります。
「今日もお話、お願いするわ。小さなねずみの吟遊詩人さん」
ふふ、と笑って、シドさんが読み聞かせてくれるお話を今か今かと待っています。
シド:「うん。わかったよ、ちょっと待ってな」 目を細めて微笑むと、本をぱらぱらとめくります。
GM:本の表紙をめくり、文字を目で追い、あなたは声に出してその物語を語り始めます…。
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【王の都】
GM:【王の都】
GM:目の前に広がるのは、青い空、白い雲、広がる城下町。
賑わい、道を行き交う人々の顔は暗く、地面に視線を落としている。
自分もそう、暗く澱んだ空気をまとっているに違いない。
なぜなら…明日は…。
GM:【あなたは小国の王の子である】
【小国は凶悪な怪物の脅威に晒されている】
【怪物は一月に一度生贄を国に要求する】
【生贄を怪物に捧げる日は明日に迫っている】
【今度の生贄は、あなたの大切な者である】
シド:『王宮には、重大な裏切り行為を行った人物がいた』
『その人物の告発とともに、見せしめとして生贄に捧げる、
 ということを、父である王には秘密裏にして、部下とともに進めていた』
GM:あなたが浮かない顔の「演技」のまま廊下を歩いていると
あなたの信用できる部下が向かい側から歩いてきます。
すれ違いざまの一瞬に、あなたの手に受け渡されたのは、ひとつの鍵。
シド:『その鍵は、生贄に捧げようとしている"裏切り者"が捕らわれている牢の鍵』
『シドの大切な者は、シドではなく"裏切り者"を愛していた』
シド:『シドは大切な者の身を案じ、"裏切り者"と引き離そうとしていた』
『"裏切り者"を支持するものも、王宮内には一定数いる』
シド:鍵を持って、牢に向かいます。
GM:城の地下。秘密の通路。
王の一族以外は誰も知りえない隠された部屋。
長く暗い螺旋階段を降りて、あなたは牢へと改造したその部屋へ向かいます。
牢を警備している兵士は、あなたの息がかかったもの。
あなたが合図をすれば頷き、牢の扉の前から動きました。
シド:「・・・あいつに伝えてやる。何か言い残したい事はあるか」 と、牢の中の人物へ声をかけます。
GM:裏切り者はシドさんを一瞥すると、余裕ある笑みで意味深に笑うばかり。
何も喋ろうとはしません。
シド:『"裏切り者"にはまだ隠していることがある』
『敵国に関する重要な情報か、あるいは他の協力者の情報』
シド:「・・・そうか。俺も命乞いなんて聞きたくはないからな」
 その態度に目を細めて頷き、裏切り者に対しこう投げかけます。
「もう一度聞く、お前が知っているのは、本当にこれだけだな?」
GM:「…ああ、そうさ。俺が知っていることは全部、話してやったさ。はっはっは!」
裏切り者は高らかに笑う。
その様はすべてを諦めたようにも、諦めていないようにも、見てとれた。
シド:「・・・そうか、ならいい。その答えだけで十分だ」
 それだけ言うと、兵士に声をかけ、その場から立ち去ります。
 そして、去り際に、兵士に対しこう告げます。
「"あの女"も国賊として刑にかける。・・・これ以上情報が出ないのなら、見せしめにするまでだ」
シド:『大切な者は、既に吐ける情報は全て吐いている』
GM:兵士は一瞬だけ言葉につまります。
「……本当に、よろしいのですか?」
シド:「ああ、構うな。・・・反逆の種は、全て俺が断つ」
GM:「…承知」
兵士は頷き、敬礼を返します。
「生贄「入れ替え」の手筈は順調に進んでおります。予定通り行えそうです」
GM:【生贄入れ替えは明日の早朝に行う】
【生贄は生きたまま棺桶に入れられ、怪物の住む洞窟へと運ばれる】
【棺桶に生贄が入れられる直前に、生贄自体を入れ替えてしまう計画になっている】
シド:「・・・ああ」 頷きます。 
シド:『入れ替えは、部下の一人、信頼を置いている人物が執り行い、手筈を整えて行う』
シド:「いよいよ、明日か。『俺はここでその時を待つことになるだろう』」
シド:では部屋にもどろうかね
GM:あなたは牢を離れ、自室へと足を進めます。
城の廊下を歩けば、自身がただ信じるもの、この国を象徴する旗がずらりと掲げられている。
シド:『城塞国家 シリウス
生贄をささげる儀式は、ここを訪れた旅人が引き連れてきた
魔物によりかけられた、100年前からの呪い。
ゆえに、それから一切、外部の者の侵入を拒否している。
厚い城壁に、城にかけられた幕により、国の内部の様子はうかがいしれない。
「光り輝くもの」を意味する星の名前が国名になっている。
これは、城の中心部にある星光を集めて光る柱に由来しており、
この国の権威の象徴だった。
星の力をあつめ、それを利用する「星光学」という独自の技術が発達していた。
それも今や魔物の手にわたり、国の周辺の空は常に暗雲がたちこめている。
戴冠式には柱と同じ材質の剣を後継者に渡すことが儀式としておこなわれる。
国の標語は「裏切りは死と同義だ 忠実な心はすべての者の義務だ」
というもので、統制を第一とする、閉塞的な国である。』
シド:『旗には輝く星の光とつるぎが描かれている』
GM:あなたは、この国旗を幼い頃から毎日眺め、育ってきた。
シド:旗を見つめ、なにか誓いをするようにす、と瞼を閉じます。
シド:葛藤がないわけではないようで、自分の中で渦巻く感情を、整理するようにも見えたかもしれません
GM:陽光が差し、あなたを優しく照らす。
あの空に浮かぶ熱く輝く大きな球も、また星の光なのだ。
シド:「星の導きがあらんことを」 否、導くのは自分の力と意志だ。 陽光に目を細め、瞳を揺らします
GM:【たったひとしずくの涙】
GM:陽は直に沈み、闇が訪れ、また陽が昇る。
自室でひとり瞳をとじ、あなたはただその時が来るのを待っていた。
…「今日」が、来る。
自室の窓の外を白い鳩が三羽空へと飛び立っていくのがみえた。
生贄の入れ替えが無事行われたという、部下からの合図だ。
シド:「『裏切りは死と同義だ。忠実な心はすべての者の義務だ』
 そう、おまえも学んできただろう、この国で生きてきたのなら」
シド:「王の涙を受けて死ねることに感謝しろ。
 『王の心は慈悲に満ちている』何人たりともそれを侵すことは許さない」
シド:「言い残すことが何もないのなら、死んでも口をつぐんでいろ。
 お前が口を開くことは、この国の恥だと思え。
 反逆の種がいずれ芽吹こうとも、残らず焼き尽くしてやる。

 ──さあ、お別れだ」

入れ替えた生贄が、捧げられる時間に合わせて、別れの言葉を言います。
GM:放たれた鳥は空へと帰っていく。
定められた、開け放たれた檻に住み続けるあなたを置き去りにして。
愛する君も、裏切りの彼が望んでいたものは何か。
別れを告げられたのはどちらなのか。
…星を見るあなたには、

~fin~
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【嘘だらけの真実】
GM:あなたの声が「終わり」を告げると、エイミーが小さく呟く。
「…「王子」は、そのあと幸せになれたのかしら」
シド:「さあな・・・あんまり幸せになれそうなやつじゃあねーきがするけど」
シド:「結構難しい話だったな」 頭使って疲れたーって顔。
GM:「ええ、難しかったけれどとても素敵なお話だったわ」
「つまらないお話なんて、ないけれど」
エイミーはふわ、と小さくあくびをします。
どうやら、いい具合に眠気が訪れたようです。
シド:「眠れそうか?」 笑みをうかべながら聞きます
GM:「ええ、お話をありがとう。シド」
エイミーはうさぎのぬいぐるみを抱きかかえ、ごそごそとベッドに潜ります。
シド:「おう。ゆっくり眠るんだぜ、エイミー」 頭をポンポンなでよう
エイミー:「おやすみなさい」
まぶたをとじ、小さな少女は微笑みます。
「また、明日」
シド:「ああ、また明日」 穏やかな声でいうよ!
GM:「また、明日」
エイミーのその言葉を聞くと、
シドさんはまるで夢から覚めたかのように自室でハッと目を覚まします。
少し、ぼうっとしていたのだろうか。
窓の外は闇が深い、もうそろそろ寝ないといけない。
ふと、振った頭にじわりとにじむように、何かが突然浮かんでくる。
…………この、記憶は。
GM:「苺味のアッシュTP」セッション終了です!!お疲れ!!!!!
シド:ああああああああ
シド:おつかれさまでしたあああああああああああああああ
GM:落ちてたのかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
シド:超ッッッ楽しかった
GM:楽しかった……
GM:シドさんかっこいい………
シド:うん落ちてた
GM:さて…報酬ですが……
シド: 
シド:父と兄の部屋に行けなかった
GM:お話読み始めたらほぼ探索はできない(
シド:わーいありがとう楽しかった
シド:報酬なんだろ
GM:シドさんは「自身の立場」に関する偽りの記憶を入手します。
この記憶は「本来自分が持っていたものとは異なる」記憶です。
GM:GM報酬はSP+50でーーーーっすFooooooooooooo
三回まで重複可能にしよ。
シド:へーなんだろ考えよ
シド:自身の立場・・・!
シド:これってどうやって決まるの?RP内容?>記憶
GM:RP内容だね。
シド:沖本さんにやっとSPの恵みが
GM:本によって決めてもいいかな〜って思ったけどRP内容の方が面白そうだなって
GM:ほんとそれな
シド:これ回してみたみあるわ・・・
シド:なるほどね
GM:回してもいいのよ……そんなにまとめることないしやろうと思えばぱぱっと提出できそう
シド:すっげたのしかったログ読み替え祖
シド:そよちゃんのとかもみてみたい
GM:がんばろ(シナリオまとめ
GM:みたい!!!!!
GM:次からは持ち物なしにしようかな。
父兄の部屋いってもあれやで設定追加の為のアイテム置き場くらいだぜ。
ここのアイテムは持ち帰ることもできないし。
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