Garden


Systematic Fortune


参加者


GM.ソヨゴ
PL.ひよにし屋/市閑要哉
PL.篠崎/グリム
PL.結捺/神坂怜
PL.ひぃらり/東堂紫音
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GM:四人が連れてこられたのは、廃墟と化した教会だった。
“天使”と二人は、東の扉から。
“悪魔”と二人は、西の扉から。
紫音:入ってすぐに周辺に幻視しておこうかな
神坂怜:とりあえず引っ張ってこられながら入って まわりにきょろりと幻視聞き耳かな
市閑:「……」ただ、天使とその二人を見つめる。
GM:もう使われなくなって随分経つようだ。燭の一本もなく、夕日が差し込んでいるだけ。
GM:音はない。酷く静かだ。
市閑:おもむろに紫音ちゃんの首になまずマフラーを巻きつける。ぐるぐる。
紫音:情報は特になさそうか。
よーやくんの隣りで成り行きを見守r
「ほんっとうによーやは唐突だね」 ぐるぐる
グリム:天使が教会に連れてくるってねぇ
GM:金髪に緑の瞳、真っ直ぐな癖のない髪。
やや垂れ目がちの、気の弱そうなおっとりした青年。
“天使”の傍には、黒髪の見知らぬ女性と……見知った赤色の、男が一人。
紫音:赤色の男?知らない人ですね(よそみ
グリム:目を逸らすんじゃないよ!目を逸らすんじゃないよ!
市閑:「……」
ジェラン:「ねえ、“ニック”は誰? そこの三人のうちの、誰?」彼はこの教会にいる誰にも興味はないようだ。ただ一人を除けば。
神坂怜:「、……。」 
グリム:「あれ?二人もここに来てたんだ」
ジェラン:「あれ、知り合い?」
市閑:「……」
市閑:紫音ちゃんに囁く。「じゃあな」
紫音:「君が”Angel”?」
「ちぇ、電話番号まで手に入れたのに。無駄になったなぁ」
持ってた紙片をしまおうか。
グリム:「うん、弟たち」デーン
紫音:「誰だっけ?」すっとぼけ
ジェラン:「じゃあ、やっぱり、そこの黒髪の子? ぼくなんとなく“ニック”はそういう顔なんじゃないかと思ってたんだ」
ヴィレッド:「よう、ジェラン。……“久しぶり”だな」
神坂怜:ジェランさんは、ずっと興奮気味の感じかなぁ…ほんわり眺めてる
ヴィレッド:「“また”オレのことニックって呼んでやがるな?」
市閑:紫音ちゃんから離れて、ただ、教会の中を歩き始める。
ジェラン:「あ、ごめんぼくったら、どこかで読んで覚えたんだ、“Old Nick”。悪魔の別名、なんでしょ?」
ジェラン:「ほんとは、名前、なんて言うの?……あれ、……今、“久しぶり”って、」
ジェラン:「ぼくたち、あったこと、ない筈でしょう……?」
紫音:笑顔のままそれを眺めていよう。
ヴィレッド:「……いいや、“久しぶり”だよ」
ヴィレッド:「お前は覚えてねェだろーけどナ。だってお前は、――」
市閑:「……」
苦々しく、顔を歪める。随分と見覚えがある気がする。
ヴィレッド:何か言いかけて、結局彼は口を噤んでしまった。
ジェラン:「あの、ねえ、ぼく君のこと、なんて呼べばいい?」
ヴィレッド:「……ヴィレッド」
ジェラン:「そっか、……そう、ヴィレッド、……ヴィレッド」
ジェラン:嬉しそうに、幸せそうに。大好きなケーキを口に含んで、ゆっくり甘さを味わうように。
ジェラン:無邪気に彼は繰り返した。
市閑:それを横目で眺める。
グリム:教会の長椅子に足を組んで腰かけ、シーンが過ぎるのを待ちますね。
ジェラン:「どう、かな? ぼく、間違ってなかった?」
神坂怜:教会の壁に寄りかかって眺めてるかなぁ…
ヴィレッド:彼は応えない。
ジェラン:「……ぼくの手紙、読んでくれた? あの場所にいたでしょう?」
市閑:包丁を取り出し、夕日に照らしてみる。
ヴィレッド:「……お前は?」
ジェラン:「……え?」
ヴィレッド:「……読んでねえんだな」
ジェラン:「……でも、ぼく、うまくやったでしょう? ちゃんとみんな死んだんだから」
紫音:「ほんと、人の話聞かない天使様だね」
神坂怜:「、……駅の、自殺現場のもの、でしょうか……。」 小さくつぶやいてみよう
市閑:choice[怜,グリム]
DiceBot : (CHOICE[怜,グリム]) → グリム
紫音:choice[怜,グリム]
DiceBot : (CHOICE[怜,グリム]) → グリム
市閑:グリム君の元へ行く。
神坂怜:こえぇ
グリム:ファーwwwwwww
紫音:同じく
神坂怜:グリムさんもてもてかよ
ジェラン:「……? 自殺、現場?」
グリム:モテる男は違うなぁアァアアーーー!!
市閑:「ねえ、そっちは何を調べてたの?」グリム君に話しかける。
ヴィレッド:「……ヘーぇ、ジェランは読まねーで、代わりにアンタが読んだわけか」怜さんに対してへらへら
市閑:包丁は未だ仕舞っていない。
神坂怜:「、…こういうものが、あったんです。」 手帳に書いた自殺現場幻視で見つけたメモを見せるよ
GM:>脅し<
神坂怜:ジェランさんに
ジェラン:ジェランは、怜さんからメモを受け取って、
紫音:「どうしたものだろうねえ」
情報共有しようか。
ジェラン:目を通すと、声を震わせた。
グリム:「ん?ヘッドケースの死についてだよ」二人に答えます
ジェラン:「……じゃあ、ぼく、……間違えたの?」ヴィレッドを見つめて、見開く。
紫音:「それだけ?」
ジェラン:「……どうしよう、……ごめん、ぼく、……君が悲しむようなこと、する気、なかったのに、」途端に彼は悲しげに、眉根を下げて、やがて泣き出した。
市閑:「……」怜さんの元へ行く。
神坂怜:「、……。」 隣で泣いてしまった
神坂怜:市閑さん来てそっちとジェランさん 交互に視線をやってるね
市閑:「ねえ、そのメモ、何て書いてあったの?」
紫音:「ニックはわかったけど、”あの女”のこと何か知ってる?」
「ヴィレッドが零したんだけど」 尚もグリムさんに
紫音:「あと、失踪者についてとか」
グリム:「女?女は知らない」
神坂怜:「、追いかけっこに関するものと、どうしてこうなったのだろう。 というのが自殺現場のものですね。 もう一つ電話ボックスにもありましたが…。」
グリム:「ね、ジェラン。"ちゃんとみんな死んだんだから"ってどういうこと」
紫音:空白がないから信用すべきか…
ジェラン:「だって、……君は、……ヴィレッドは、『破壊』が、好きだから、」
ジェラン:「……ぼくは『修正』を司るプログラムだよ。そりゃあ、確かに」
神坂怜:というかメモごとペーンってしたくなってしまったなどと(手帳にまるままメモしてるから
ジェラン:「だからぼくはニック、……じゃない、ヴィレッドが、……壊したあとを直して回る」
紫音:「ねえ、ヴィレッド。ニックが君ならあの女って誰なの?そろそろ教えてよ」 ぶーぶー
ジェラン:「何度も、何度も、彼がせっかく築いた、」
ジェラン:「『破壊』を、ぼくが壊す」
市閑:GM、ジェランさんからメモ奪うことはできますか(無慈悲)
ジェラン:「……ぼく、ヴィレッドが好きなんだ。他にだぁれもいないから」
ジェラン:「だから、ぼくはヴィレッドが、……楽しかったらいいなって思って」
市閑:「……」
ジェラン:「彼のしたことぜんぶ、ぼくが無駄にしてしまうのが、いつも、いやで、」
神坂怜:「、………。」
ジェラン:ぼくがいる限り、彼に真の破壊ができないなら、」
「ぼくなら壊せる! 何もかも! ヴィレッドは『修正』の役目を負ってないもの、だから、そう、思って、」
グリム:はぁ、とため息をついています
ジェラン:「……でも、……違った、……ヴィレッドはそんな事、望んで、なかった」
神坂怜:少し肩をすくめて あー…って顔してる
ジェラン:メモを奪っていいですよ>よーやくん
神坂怜:メモのページ切り取ったのかな…怜さん
ヴィレッド:「“あの女”?……『世界』そのものだよ」
市閑:じゃあ遠慮なく奪って内容を読みます
市閑:「……お前らって、ジェランの『これ』を知って協力してたの?」
GM:『なあ、オレ、お前とこうやって“追いかけっこ”するのも案外、キライじゃなかったぜ
聞こえてるよ、お前の声は、でもオレの声は聞こえてる?
……どうしていつも、こうなるんだろう』
メモにはそう書いてある
神坂怜:「、いいえ。まったく、私が教えられたのは、自殺プログラムに関することを少し、くらいだと思いますよ。………この様子だと。」
グリム:「いいや、全く 怖いな天使ってのはさ」へらへら
市閑:「自殺プログラム?どうやって発動されるの?」
市閑:「……」
グリム:「暗号を解読すればいいみたい」
神坂怜:「とある暗号を解読するとそのキーワードが発動条件になっていたようです。」
紫音:「で、ヴィレッドって結局その天使さんをどうしたいの?」
「追いかけっこをわざわざやめて会いにきたのには何か理由でもあるの?」
ヴィレッド:「……」自殺プログラム、という言い方に引っかかるものがあるようだ。でも怜さんの勘違いだろうとあたりをつけて肩をすくめた。
市閑:「どうやって仕込んだか、とかは?」
ヴィレッド:「……会いにきたのは、……“いつも”のことだから」
グリム:「ヘッドケースにだけ対応してるらしいよ、つってもその子に聞いたから 何処まで本当かわかんないけど」
紫音:「邂逅がバグとして修正されるってこと?」
神坂怜:「まったく、それを捜す為の手伝いたと、思っていたのですがね……。どこまでが本当なのか、」 
ヴィレッド:「“いつも通り”の、何の変哲もない、ただの繰り返しの一つだから」
市閑:「……プログラムを見つけた訳じゃないんだな?」
紫音:「その天使はヴィレッドのこと会う度に忘れるのかな?」
ヴィレッド:「……俺はジェランをどうする気もねえよ」
ヴィレッド:「お前らが好きにすりゃあいい。殺すも生かすも、どうせ同じ事だ」
神坂怜:「あらゆるところに仕込まれていましたからね。電子機器のファイル、クロスワード、広告。あらゆるものにありましたよ…。」
グリム:「プログラム自体は見つけてないよ、ファイルとクロスワードだけね」
紫音:「会うことで何か起こるわけじゃあないのか」
ヴィレッド:「外から人が来た事なんて今まで一度もなかったんだ、だから、何か、……変わるかもと、思ったけど、」
市閑:「……きよるふるーせ」
ヴィレッド:「……変わりそうにないな。だから、オレはどうもしない。アンタらが好きに決めりゃあいい」
市閑 -> GM:GM
神坂怜:「、……何が何やら、わからなくなってきましたね………。」 片手で頭をおさえて少しため息をついてる
紫音:「あのさぁ、変えたいって思うなら何をしようとして何を試したかくらい教えてよ」
市閑 -> GM:スキル「429」の発動を宣言します。
市閑 -> GM:対象者は、ヴィレッドに。
GM -> 市閑:ほほう
GM -> 市閑:了解です! うひゃーたのしい
市閑:ふと、市閑が『 』を見上げる。
市閑:「……」
グリム:「いつも通り、ね。放っておいてもまた同じことが繰り返されるだけなんでしょ?」
ヴィレッド:「その通り。だってジェランの行動は、ジェランのせいじゃねーんだからな」
ジェラン:「……? それ、どういう、」
紫音:「そっちのアプリケーションに欠陥でもあるの?」
ヴィレッド:「……オレたちは、何千年もの間、人体を捨てては移り、稼働し続けてきた『アプリケーション』だ。そうだよな?」
ジェラン:「……うん、……そうだよ、何千年も、――あ、」
市閑 -> GM:市閑の幻覚は『母』です
GM -> 市閑:了解しました
市閑:「……」
ヴィレッド:「……何千年もだ、何千年も、……なあ、お前は、たった“四年前”の事ですら、思い出せるかよ?……ジェラン」
神坂怜:「、ねぇ、そっちでは、どういうことをしていたのか、少し聞いておいてもいいですか?」 近くにいそうだからそのまま市閑さんかな
市閑:「……おれ?」ふい、と何よりも暗い瞳を怜さんに向けて。
「自殺者を調べて、原因と天使を追ってたよ。な?」
紫音:これ紫音に相槌求めてるかな?
市閑:好きに解釈したまえ
紫音:じゃあ補足で
ジェラン:「……な、なんで?……ぼくも、……きみと、おんなじで、」
ジェラン:「わかんない、……わかんない、そんなはずないのに、……」
ジェラン:「……3年より、前のぼくが、……わかんない」
紫音:「”Devil”が作っていないっていうウイルスの発信源を追ってたんだよ」
「その自殺のキーとなったであろう媒介を見つけて、「自殺者」の共通点をたどって、
その天使のバイト先まで行きついて天使の電話番号引き出して…」
めんどくさかったーって顔してる
ヴィレッド:「……最初の百年だ」
ヴィレッド:「最初の百年だ、一緒にいれたのは、最初の百年だけ、あとの何世紀も、俺は、ずっと、お前に、お前は、ずっと、俺を置いて、何度も、何回、俺はお前に、――」
ヴィレッド:そこまでいうと、ぐ、と唇を噛んで彼は黙った。何かを堪えるように。
紫音:「”殺した”のかな?」
市閑:「吐いちゃえよ」
市閑:一歩ずつ、ヴィレッドに近付く。
グリム:はは、容赦ないなあと緊張感のない笑顔を向けています。
ヴィレッド:「……なんで今さら。言ってなんになるんだよ?」いつものふざけた話し方はどこへやらだ。
神坂怜:うーん……?ってして首傾げてる
ヴィレッド:「オレがジェランを殺した事があるかって? そりゃ、ねえな」
紫音:「ぼくらはイレギュラーなんでしょ?言ってみれば?」
市閑:「そうだよ。辛いんでしょ、苦しいんでしょ。ねえ、もう我慢やめれば?」
神坂怜:「、あなた達は、イレギュラーに何を求めていたのでしょう…。」 首をかしげたまま 
ヴィレッド:「……やめたくてやめれるものならな」
ヴィレッド:「オレは『破壊』好きの『悪魔』だぜ? なんで『世界』が壊れるって時に、邪魔なんかする必要がある」
グリム:「変化でしょ」と呟いておく
市閑:「そんなの決まってるじゃん」
神坂怜:「、で、その変化は、今回起きなかったと、……そして繰り返し。でしょうか。」
市閑:「お前の立場がそれを望んでいても、おまえという『人格』がそれを望んでいない」
ヴィレッド:「……第一、オレにジェランは殺せねえんだよ」
グリム:「いいや、変化をまだ起こしてはいないんじゃないか」
ヴィレッド:「『破壊』と『修正』はお互いに、お互いを消去できない。殺せるのは、――」
神坂怜:「これから起きる可能性もまだ0ではない、ですかね。」 
グリム:彼が答えを言ってくれているので目を伏せますね。
ヴィレッド:「……」グリムくんの声に言葉を切った。
市閑:「……ジェランが殺して回るのは、これが初めじゃないんでしょ?」
ヴィレッド:「……『変化』。『変化』ね」
ヴィレッド:「……なあ。『天使』と『悪魔』、狂っちまうとやばいのは、どっちだろ思う?」
紫音:「元々の『アプリケーション』に人格なんてのはない。脳をデバイスとして使ったときにできてしまったもの。
そして、それは…アプリを作った人かな?そいつにとって想定外のできごと」 Aの二人に補足説明
神坂怜:「、…なるほど。」 紫音さんの説明とヴィレッドさんの言葉を聞きながら ふむ…としてる
紫音:「また僕らに言わせるんだね、ヴィレッドは」
ヴィレッド:紫音たんの言葉には、特に言葉は返さずに肩をすくめた。
市閑:「何を」溜息。
「見たらわかるじゃん」
「もうどっちも、本来の役目から反れてるんだからさ」
ヴィレッド:「ハ。それじゃあ狂っちまわないように、一体になにをすると思う? オレたちが、アプリケーションならば」
紫音:「初期化かな?」
ヴィレッド:「……当たらずとも遠からず」
ヴィレッド:「だナ」へらへら
市閑:「それか、退治」
市閑:「ウイルスは消して終わり」
紫音:「引き継ぎかな」
ヴィレッド:「お前ら使った事ネーのかよ? スマホくらい持ってんだろ」
神坂怜:「アンインストール、リカバリー…。」 
紫音:持ってないんだなぁこれがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
グリム:「…それさ、俺らが答えていいものじゃない気がするんだよな」
神坂怜:持ってるの誰だ逆に
グリム:「ね、ジェラン」
市閑:「……」
ジェラン:「……もし、かして、」
ジェラン:「……『アップデート』?」
市閑:ああ、と呟く。
ヴィレッド:「……3年、が周期」
紫音:ああ〜〜、と呟く
神坂怜:あぁ…ってしてる
ヴィレッド:「お前は、そのたびに、こーやってバグを起こして、『修正』されてる」
市閑:「アップデートしてるのは?あの女?」
市閑:「この世界の持ち主?」
ヴィレッド:「なんでお前にだけアップデートがあるのかは聞かなくても分かるな? オレがバグッたところで何にもならねーからだよ。お前がまともなら」
紫音:「世界か天使の自動更新機能なんじゃない?」
ヴィレッド:「……“あの女”は、『天使』に狂われちゃ困るから」
市閑:「……」
市閑:「……気持ち悪い」
ヴィレッド:「『天使』に機能を仕込んだわけだ、自動アップデート、自浄作用、……自殺プログラムをな」
神坂怜:「、…。」 
紫音:「ああ、じゃあその天使さま」
「もしかしてこれから自殺するの?」
市閑:「天使は死んだら、問答無用でアップデートなの?それとも、アップデートが終わったら自殺するの?」
ヴィレッド:肩を竦める。「アイツは自らは死なねーよ。ほっときゃ“あの女”がくるぜ」
市閑:「……」
神坂怜:「、こちらのほうがバグが多いのは、どうしてなのでしょう………。」 
ヴィレッド:「まあ“あの女”にしてみりゃあお前らが殺してくれた方が安上がりなんだろ」
市閑:「…………」
紫音:「…どーする?」 よーやくんにそそそ
意味は誰殺んの?
ヴィレッド:「……バグが、多かったわけじゃないんだ」
紫音:「でもどうせ君ら殺したことで次に移るだけなんでしょ?」
ヴィレッド:「……最初の、一回が、……まあ、いいや」
紫音:とこ
グリム:「続けてよ」
神坂怜:「、何があったんでしょう?」 瞳を細めて首をかしげてる 続けて
ヴィレッド:「……最初の百年は、」
ヴィレッド:「オレたちはただのアプリケーションだった。ただ人体をデバイスにして稼働する事で生じるバグ、……『人格』を、“あの女”は予期してなかったんだ」
ヴィレッド:「ジェランは、……さっき言ったのと、同じ理由で、……自殺しようとした」
ヴィレッド:「オレのする事の邪魔ばかりするのが、イヤになったんだってよ、ったく、」
ヴィレッド:「あの頃はこいつアホじゃねえかと思ったが、」
市閑:「………………」
紫音ちゃんを視界の隅に捉えながらも、ヴィレッドから視線を逸らさない。
ヴィレッド:「……まあ、それで済む話でもない。だから『世界』は、ジェランにプログラムを仕込んだわけだ」
ヴィレッド:「3年ごとにソースを書き換え、バグの原因である『人格』を作る記憶も消去する」
市閑:「世界」気持ち悪い、と呟く。
紫音:「…………」
ヴィレッド:「こいつに残るのは最初の百年の間に培われた『人格』と、自分の存在についての知識だけだ」
神坂怜:「、そういうことでしたか………。」
ヴィレッド:「『人格』の全消去をしないのは、人として過ごさせる上で人格はあった方がいいのと、なら勝手を知っている人格の方がまだ危険性がないって話なんだろうな」
ヴィレッド:「“あの女”の考える事なんざ、知ったこっちゃねーよ」
紫音:「…世界を”あの女”って例えてるのはなんで?」
ヴィレッド:「見た目が女だからだよ。オレらと同じで性別なんざほんとはねえんだけどな」
グリム:「ねえ。君たちはお互いに干渉することはできないのだっけ」
ヴィレッド:「……ああ。お互いのプログラムを傷付ける事はできねーな」
市閑:「世界は?」
ヴィレッド:「オレらを作ったやつだぜ」と、それだけ
市閑:「こんな世界、手がつけられないぐらい壊しちゃえばいいじゃん」
グリム:「そう。君はせっかく破壊できるプログラムを持ってるのに、彼の自殺概念は壊せないのか」
紫音:「権限がそっちの方が上ってわけね」
ヴィレッド:「……『世界』を壊そうとした事はあるよ。上手くいきやしなかった」
市閑:「なんでさ」
ヴィレッド:「まあたりめーだな。オレもジェランもアイツのプログラムの中に入ってるアプリケーションなんだ。敵うわけねーだろ」
紫音:「…壁?」
市閑:「イレギュラーは?」
ヴィレッド:「それも試した事はある。だけどオレには、無理だったな」>グリムくんに
ヴィレッド:「…………お前らは、……この世界の人間じゃねえから、」
ヴィレッド:「……勝てる、かも、……しれない。それは、分からない」
市閑:「で。あの女は目の前に現れてくれるの」
市閑:「ご丁寧に、わざわざ、身体を持って、おれ達の前に」
ヴィレッド:「……あいつはジェランを殺しにくるよ。そのときに、」
ヴィレッド:「お前らが、それを、止めるんならな」
市閑:「おい」
紫音:「ヴィレッドはそれを何回も見守ってただけなわけ?」
ヴィレッド:「……まあ、な。足掻いたのは最初の数回だ」
ヴィレッド:「無駄な事何度も続ける気力はねーよ」へらへら
市閑:たった一つの月のような光を、何よりも黒い瞳に宿して。
場にいる全員に告げるように、はっきりと言う。
「頼んだよ」
紫音 -> GM:じゃあ、ちょっと近寄って小声で尋ねてみようかな。
「君は”彼と一緒に生きたい”のか”一緒に死にたい”のか」
「…ねえ、どっち?」
「諦めたのは、どっち?」
市閑:それがどういう意味なのかは、伏せたまま。
ヴィレッド -> 紫音:「……見方によるよ」
ヴィレッド -> 紫音:「一緒に生きたかった。それは無理だ」
ヴィレッド -> 紫音:「一緒に死にたかった。それも、無理だ」
紫音 -> ヴィレッド:「現実じゃなくて感情論を聞いてんだよ」
グリム:「それでも君が足掻いていたってのは、間違ってなかったと思うよ」
ヴィレッド -> 紫音:「……わかんねえな、……結局どっちなのか」
ヴィレッド -> 紫音:「ただ、もう、繰り返すのは、……沢山だとは、思ってるよ」
紫音 -> ヴィレッド:「…あのさ、世界は”天使”か”悪魔”しか選べないって言わせたいのかもしれないけど」
「僕、どちらかしか残せない【二択】って大ッ嫌いなんだよね」
紫音 -> ヴィレッド:「…世界を殺したらどうなるのかだけ教えてくれる?」
ヴィレッド -> 紫音:「全部消える」
ヴィレッド -> 紫音:「この世界にあるもの、全てが」
ヴィレッド -> 紫音:「全員死ぬし、何も残らない」
ヴィレッド -> 紫音:「……オレも、アイツも。ま、お前らは無事で済むと思うぜ」
紫音 -> ヴィレッド:「…因みにさ、その世界ってのにも人格はあるの?」
「ただのシステム機能?」
ヴィレッド:「……そりゃ、どーも」グリムくんの声に答える。
市閑 -> ヴィレッド:GM、まだ徘徊してるだけだし、対象者をジェランに変えちゃ駄目ですか(懇願)
ヴィレッド -> 紫音:「……いや、あいつは……人として喋ることはできても、感情なんてこれっぽっちもなく見える」
ヴィレッド -> 紫音:「殆ど起動しねえからな、……バグもたまってないだろ」
紫音 -> ヴィレッド:「……君ら二人が『世界』に成り代わるってのは、どーなの?」 ふと
ヴィレッド -> 市閑:んんんんんどうしようううううまあいいかな!!!??
市閑 -> ヴィレッド:やったーーーーーーーーーーーーー駄目だったら一緒に死ぬーーーーーーーーーーーーーー
ヴィレッド -> 紫音:「そいつぁ無理な相談だな。オレらはあくまで、膨大なデータの一部を破壊したり書き換えたりできるだけの存在だ」
市閑 -> ヴィレッド:でもどっちにしろどっちも刺すつもりだった
ヴィレッド -> 紫音:「プログラムの仕組みが根本から違う」
ヴィレッド -> 市閑:wwwwwwwwwww
市閑 -> ヴィレッド:ヴィレッド刺す時はその後でジェランも刺すし、その逆も然り。
紫音:「ん〜、君らコンパクトにまとめたりできないの?データなんでしょ?デバイスとかでさ。僕等ならこの世界の外に持ち運ぶことも出来るかもよ」
紫音:個人的に破れない世界に対する思い入れがある様子。
ヴィレッド:「……オレらがお前らのデバイスに収まったとして。『世界』がそれを許すか?」
ヴィレッド:「お出ましなさるに決まってんぜ。大体、それで外に出れるかも定かじゃネーし」
紫音:「許可得る必要あんの?」 いい笑顔
ヴィレッド:「は、呑気なもんだナ」
紫音:「こことよーく似た世界に居たもんだからつい」
市閑:絵画「ファリナセア」のアイテムスキル「永遠にあなたのもの」発動、ヴィレッドに感情スキル「依存」を宣言します。
GM:了解しました。
市閑:「ほんとだよ」
市閑:「許可なんて一々取ってられないって。……ね?」
ヴィレッド:「……じゃー聞くが。そんなデバイス、持ってんのか? お前ら」
ヴィレッド:「この世界のデバイスな時点で、持ち出しは不可能だぜ。ここはただのデータの世界なんだから」
ヴィレッド:「お前らがなんか持ち込んでるっていうなら話は別だがな」
市閑:「おれはないよ」
紫音:「僕は『世界の壁』を壊すためなら…そうだな、”その世界と戦ってもいーよ”。一度その結末を選んだ身だもの」
その瞳は遠く叶わなかったものを見ているのかもしれない。
「誰かの脳みそでも使えば?」>デバイス>そこに手頃そうなの二人いるしって顔
神坂怜:「、……使いますか?」 首傾げてる
ヴィレッド:「……いやあんたさぁ」引いてる
グリム:「は、なんでそんなこと言えるわけ」
グリム:怜さんに対して吃驚してます
ジェラン:「そ、それはだめだよ……貴女って人格が、消えてしまうよ、」
市閑:「……」
ジェラン:「……ぼく、ヴィレッドのこと、悲しませたくないけど……多分その選択も、ヴィレッドは悲しむんじゃないかな」
神坂怜:「、人格が消えるのは察していますが………。 必要になるのであれば、それも可能性として数えはしますよ。」 
グリム:「それは答えにならないよ」
ヴィレッド:「ハン。そんなにいい子ちゃんじゃねーよ」
市閑:「……おれも差し出していいよ」
ヴィレッド:「……けど見ず知らずのヤツにそこまでされても気色悪ぃ」と言って、市閑くんの言葉にびっくり
ヴィレッド:「エ”」
ヴィレッド:「なんでお前まで」ちょっと動揺した
市閑:「永遠の終わりなら」声がいつもより、低い。「大歓迎だ」
神坂怜:「、何かの可能性として、私を使うというのは…別に構いませんよ。……それで何かが変わるならそれでもいいと思っています。」 自分でもおかしいことはそれなりに理解してるから 困ったように薄く微笑んでる
市閑:「ああでもの元にはいけなくなる。……怒る?」視線を上げて。
ヴィレッド:「お前さっきからなに見てんの?」素直にコワイ
ジェラン:「……え、……え、お言葉に、甘える?」恐る恐る
ヴィレッド:「いやいやいやいやいやいやいやいやいや」
グリム:横でドン引きしてます
ヴィレッド:「だめだろそれは」
市閑:「え、何って……」微笑む。
「見えないなら内緒」
神坂怜:「、……?」 どうぞって顔してる。
ヴィレッド:「どうぞじゃねえんだよ こええよ」
市閑:「駄目なら、なあ。さっさと呼び寄せちゃえよ……『世界』」
最後の二文字を、まるで恨んだ相手を呼ぶかのように、暗く、呟く。
グリム -> ヴィレッド:「ね、もし君たちがここで死んだとしたらさ。"世界"はまた君たちみたいのを作ってしまうのかな」
ヴィレッド -> グリム:「……必要、だからな」
ヴィレッド -> グリム:「今度は人格を生まないように努力するかもしれねーが。上手くいくとは思えねーな」
グリム -> ヴィレッド:「そう、君はその可能性に対してどう思う?」
「俺はさ、君たちを見て"あんまりだ"と思ったから、俺が思う答えを出そうとしてる」
グリム -> ヴィレッド:「正直、君たちの次にまで頭は回らないよ」
ヴィレッド -> グリム:「……俺は、さっきも言ったろ? いい子ちゃんじゃねーよ」
ヴィレッド -> グリム:「だから、……次のことまでは、考えらんねーし、考えたくもない」
ヴィレッド -> グリム:「……イチオウ、言っとく……ありがとな」
グリム -> ヴィレッド:「良い子ちゃんじゃないのが、俺は人間らしいと思ってるよ」
グリム -> ヴィレッド:「よく頑張ったね、君の望んだ終わりじゃないかもしれないけどさ」
紫音:「んー……これは?多分これも中身プログラムだけど」
再生の意思(形は淡い光を放つドーム型のものらしい)を二人に見せてみる。
小型リジェネレーターなら容量半端なさそう。
ヴィレッド -> グリム:その言葉には何も言わなかったが、泣き出しそうなのを堪えてるように見えたかもしれない。
強がりな彼のことなので、それは、分からないけれど。
紫音:「脳よりマシかなと思って」 自己犠牲感ぱない二人を見て
グリム -> ヴィレッド:「甘え方も忘れたのかよ」はは、と小突いておきます 最後に頭を乱暴に撫でてから離れますね
神坂怜:ごめん(中の人
市閑:「?」首傾げ
神坂怜:「、…。」 薄く困り笑いして微笑んでる
ヴィレッド:「……これ、」
ヴィレッド:「なん、だ……? んなもんみたことねーぞ」
ジェラン:「なあに?」顔を上げて近付いてきた。
市閑:「お前達が見たことないなら、世界も対処できないんじゃないの」
紫音:「…再生の意思、って僕は呼んでる」
ヴィレッド:「や、……これもサーバーの一種か? プログラムはいってっけど、」
ジェラン:「何とも、言い難いね、具体的な機能やソースがあるプログラムじゃ、ない……? すごくふしぎ」
ジェラン:「……入れるか、入れないかで、言ったら」
ヴィレッド:「……入れる、……な」
ヴィレッド:互いに顔を見合わせる。
ヴィレッド:「……中身、消えちまうかもしんねーぞ。いいのか?」
ジェラン:「う、うん、……だって、大事なものなら……壊れちゃうかも、」
紫音:「……そうだなぁ、こっちから決断を迫るのは好きじゃないから」
「僕はこれを差し出してもいいよ。
……今度はあの鉄の船の代わりに、僕が君たちの方舟になってあげる」
「手段はこうして目の前にある」
「ジェランはどうしたい?」 一人ずつ、どうしたいか尋ねます。
ジェラン:「……ぼく、……は、」
ジェラン:「消えてしまっても、いい、……でも、……ヴィレッドをそうやって、何度も置き去りにしてたなら、」
ジェラン:「……繰り返したくない。ぼく、一緒に、……いたい」
紫音:「ヴィレッドはどうしたい?」
ヴィレッド:「……わかんねえ、なにがどうなるのか、……想像もつかねえよ」
ヴィレッド:「……でも、どうせ、……壊れちまえばいいと思ってたなら、……それなら、」
ヴィレッド:「……一緒に、いたい、……もう、諦めたつもりだったけど、……うまくいくか、わかんねえ、けど、」
ヴィレッド:「……俺だって、……一緒にいたいよ」
紫音:”自分たち”は叶わなかった事が、彼等は叶えるかもしれない。
そのことを羨ましくも、……嬉しくも思えた。
彼等に再生の意思を差し出そう。
ヴィレッド:恐る、恐る。掌で触れて。
ジェラン:不安げに相手を見やる。けれどやがて、手を重ねて。
GM:【Sirent】
GM:やがて、「再生の意思」が大きく輝きを放つ。
目を射るほどに、強く、強く、そして、……
GM:光が収まった瞬間、二人の体は地に倒れた。
ヴィレッド:『……案外、簡単だったな。変な機能付いてやがんぜ』脳内に彼の声がするね
紫音:「……」
再生の意思を仕舞おう。
ジェラン:『入り込めたみたい、だけど
ヴィレッド:『やっぱり、きやがったな』
市閑:「……」
???:「……困りますね」
???:【Come 2 U】
???:今度は、青白い光とともに。一人の女性が姿を現した。
???:白髪碧眼、肌も病的に白く、一糸まとわぬ姿で現れる。
女性に近い見目をしているが性器はない。
コートニー:「……初めまして。“外”の方ですね」
市閑:声がした方に視線を向ける。
神坂怜:そちらに視線をやってる
コートニー:「彼らは、私の作ったプログラムです。また、私の維持に必要不可欠な存在でもあります」
コートニー:「……持ち出されては、困りますね」
紫音:「……で?」
感情がこもっていない眼で、女性に幻視
コートニー:肩に白い猫が乗っている。彼女と同じカラーリングだ
市閑:「で?」
「簡単な話、お前が消えればいいじゃん」
コートニー:「そういう風に私は作られておりません」
市閑:「じゃあ『イレギュラー』が消してやるよ」
コートニー:「そうですか。では、自己防衛プログラムにより、」
紫音:「手伝うよ、よーや」
グリム:「元々話し合いをするつもりではなかったしね」
コートニー:「あなた方の、お相手をしましょう」
紫音:「そいつだけは絶対に、殺したい」
市閑:「こいつだけは絶対に、破壊したい」
コートニー:彼女は白い髪を靡かせ、無機質な青い瞳に、あなた方四人の姿を映した。
GM:……というわけで。次回、戦闘です!
GM:今日はここまで。お疲れさまでした!
紫音:お疲れ様でした!!!!
グリム:おつー
神坂怜:おつかれさまでした!
GM:【ED(BGM)】
市閑:お疲れ様でした
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