Garden


Systematic Fortune


参加者


GM.ソヨゴ
PL.るふらか/ススキ
PL.黒天使/神風迅雷
PL.夕紀乃/ノア
PL.千穂/シド・レスポール
--------------------

GM:----------
GM:前回はジェランの家にきて、話を聞いているところでしたね。
ノア:「マメだねぇ」ひょこっと二人の会話に交じりにきました。気配まだ戻してないですこいつ。
ノア:新聞の切り抜きに幻視を。
GM:先ほどの情報以上のことは得られませんね。
ノア:ふむ。
ノア:「……これ、全部ここ数日の、ってことー?」新聞の切り抜きをじっと見ている。
ジェラン:「うん、そう。ここ2、3週間かな……」
ノア:大体の事件の件数って分かりますかね。
GM:4、5件かな
ノア:んー……確かに1つの町で起きていると考えるとちょっと多いかな……? そして何かの作為によるものとは決めつけれない微妙なライン感。
ノア:まあ作為かどうかはまだ不明だけども。
ノア:「……確かにちょっと多いねぇ……こんなことって今までにもあったのかい?」
ジェラン:「今までにはなかったことだよ」
ジェラン:「……突然、……こうなって」
ノア:「自殺自体が珍しいのかい?」この町の自殺者平均数などわからぬ……。
ノア:んー、とまじめに考えている様子。
ジェラン:「うん。確かにイーストサイドは治安の悪い地域だけど、自殺よりよほど傷害事件の方が多いくらいだよ」
シド:「そういやさ」 ぱっと思い出したようにジェランくんに。 
「お前、なんか普通の人間と違うのか?さっき、ビルの前で俺に声かけたとき、なんかいいかけたろ。『だって僕は・・・』ってさ。
 あと、俺達のことも、なんでか気づいた、みたいに言ってたしさ」
ジェラン:「ふえ!? えっ、あの、べつに、そんな」わたわた
ジェラン:「大したことじゃないの、……気にしないで」
ノア:「あぁ、そういえばなんか気になるみたいなこと言ってたねぇ……」
ノア:「確かに大したことないことなのかもしれないけれど、僕らにとってはすごく大きな情報になるかもしれない。……教えてもらえないかな?」だめ?ってへにゃりと。
これで説得ふれませんかね。
GM:-30でやってみてもいいですよん
ノア:あ、結構おかたい。
ノア:1D100<=50 やるだけ試し。
DiceBot : (1D100<=50) → 29 → 成功
ノア:>成功<
ジェラン:「ううう……じゃ、じゃあね……」
ジェラン:「二人とも、あの鳥がどんな風に見える?」
GM:ジェランはそういって青い小鳥を指差す
ノア:「ん? ああ、あれ? 変わったデザインだよねぇ、何かのプログラムかい?」家具のデザインを褒めるようなトーンでさらっと。
ジェラン:「わ……へえ、見えるんだ……」
シド:「? 、・・・なんか・・・コードみたいなのに見えたけどな」
ジェラン:「じゃ、じゃあ、……やっぱり君たちは、“ここの人たち”じゃ、ないのかな……」
ノア:「うん、そうだよー?」やっぱりさらっと肯定。「隣のネズミさんも言ってたでしょー? “気づいたらここにいた”ってさ」にぃっ。
ジェラン:「あの、ね……この世界は、君たちの世界がどんなか、知らないけれど……電脳空間なんだ」
シド:「ふうん、そうなのか」 こくこく
ジェラン:「でも、大概の人はそんなことには気付いてない。自分たちがデータの中にいて、データの集合体に過ぎない、……なんてことは」
ノア:「あー……やっぱり?」電脳空間という言葉にははーんってしてる。
ジェラン:「生身はずっと眠ってる。けど、この世界で死んでしまったら、もちろん、外でも死んでしまうよ……君たちには、コードが見えたんだよね?」
ノア:「あの鳥のことならね。僕は専門職とはちょっと違うけど何かのコードなんだろうってことは分かるよぉ」
ジェラン:「ここに普通にいる人たちなら、見える筈、……ないから」
ノア:「なるほどね。……君もここの住民ってわけではないのかい?」
ジェラン:「今目に見えて、ぼくたちが触れている電脳空間……ここを、ぼくたちは“表象世界”と呼んでる」
ジェラン:「へ!? あ、えっと、……あ、……うんと……それは……」動揺
シド:「見えるはずない・・・か」 ふむふむ 
ノア:動揺されちゃった。
ジェラン:「この世界の、ひと、なんだけど、……えっと、……」
ノア:「この世界のひと、だけど……?」首をかしげる。[話術]のせれますか?
ジェラン:「あ、……うーん、……なんていうか……ぼくも君たちと同じで、色んなものが視えるから……」
ジェラン:「……それだけだよ」
シド:「霊感みたいなもんだと思えばいいのかな」 ふーんって感じで聞いてる
ジェラン:「とにかく、ぼくたちは今、巨大な有機コンピューターが作り上げたシステムと、そのソースを含めた全てのデータが保存されたサーバーの中に、いる、ってこと……ぼくたちの、意識は、ね」
ノア:「たまたま見えるようになっちゃった、とかー? まぁ、君がそういうなら信じるとするよぉ」さっきの応答への返事。
ノア:「ふぅん……ここに来た時の状況を考えればわりと納得はできるけどねぇ」ごーぐる。
シド:「そうだな・・・そういやそうだ」うんうん。
ノア:「どちらにしろしばらく君にお世話になる感じかなー? この空間から出るあてもいまだに分かってないし……」はー、と息を吐く。ちょっと申し訳なさそう。
「………………あ。」忘れてました。
「そういえば名乗ってなかったねぇ。僕はノアって言うんだ」ぺこり。すごく今さらである。
シド:「そういや俺も名乗ってなかったな、俺はシドっていうよ」
ジェラン:「ノアくん、……あ、ぼくは、……ジェランっていうの、よろしく」
ジェラン:「シドくんも、よろしくね」
ノア:「よろしくー?」ようやく名前知れた……ようやく……ようやく……(震え
ノア:にぱーっとしてる。
ジェラン:「……それじゃ、ぼくご飯買ってくるから、……お留守番、お願いしていい?」
ジェラン:そう言うと、ジェランは家を出て行きました。
GM:今二人がいる場所はダイニングですね。
ノア:「了解ー、ありがとぉ」見送り。
ノア:すでに自分の家かというツッコミをくらいそうな程度にはくつろぎモード入りかけてる。
ノア:探索もしたいけどまずは共有じゃ。
ノア:「自殺、ねぇ……」思うところがあるので少し真面目な顔で、新聞の切り抜きに左手で手を伸ばそうとして、傷の痛みに顔をしかめます。
ノア:「っ、」ずきっと。
シド:「・・・、おい。大丈夫か?」 心配します
ノア:「……う、」3ダメ結構大きい。隠していた衣服をよけよけ。血に染まった手ぬぐいさんが見える。
ノア:[気配操作]を一度完全に解除します。余裕がないってことにしたい。
ジェラン:了解しました
ノア:「もうちょいちゃんと手当しておけばよかったかなぁ」はは、と笑う。
シド:「ビルで何かあったのか、その怪我」
ノア:お部屋の中に手当道具とかありませんかね……。きょろり。なければあきらめる。
GM:ダイニングにはないですね
GM:他の部屋にあるかどうかは分かりません
ノア:ほむほむ。
ノア:じゃああとで探索してみよう。
ノア:「何かしかなかったよぉ。……なんて説明すればいいのかなー」切り抜きにぺた、と触る。
GM:すると……それは……
GM:>>ただの紙です<<
ノア:びっくりしたwwwwwwwwwwwwwww
ノア:紙だったー。
ノア:「あのビルの自殺者のPCを見つけて、不審なファイルを見つけた。ファイル名は『kiyolfullrse』。パスワードがかかってたけど、なんとか開けれた。……開けれちゃった」
ノア:「ファイルを開けた途端、異常なまでに頭が痛んだ。思考なんて全部吹っ飛ぶような、ね」
ノア:「気づけば、この通り」左手をひら、とさせる。「自分のナイフで切りつけたらしいよぉ」
ノア:「……あとに感じたのは“何かに接続された”感覚。そして、ここが電脳空間という話」
ノア:「まるで自殺を促すためのプログラムのようじゃないかい?」
ノア:「あくまで推測だけどねー」と言ってひとまず言葉を置きます。わりと痛いの。3/10って大きいの。
シド:「・・・なるほどな」 顔をしかめます 「この一連の事件もそのプログラムが原因、ってこともありえるんだな」
ノア:「ただし違和感はある。なんせ僕の“自殺したくなった”時間は短かった。……あのファイルを開いて、自殺場所である屋上に行くまでの時間があったとは少し考えにくい」
ノア:「個人差、もしくは専用のプログラムだから僕には効果が薄かったか、たまたまあのときだけ短かったのか」
ノア:「……こればかりは結論は出せない。まぁ、そういう可能性もあるってことだけは頭に入れといた方がいいかもねぇ」
ノア:ひとまず共有しておきたい範囲は話したので、救急道具とかないかなーと思いながら探索したいです。
GM:ダイニング、バスルームの他に、部屋が二部屋ありますが、
片方はベッドだけがおいてありますね。二人用のゲストルームのようです
ノア:ふむふむ。
ノア:「手当道具あったら借りたいんだけどあるかなぁ……」遠い目。気配操作全解除してるしちょっと顔色悪いかもしれないな。冷や汗とか。
GM:バスルームにはあるかもね、救急箱。
シド:「ん・・・たしかにな、でも手近に道具がなかったから、屋上までいったのかもしれないし・・・なんともいえねえな、そこは」
ノア:「あー、自殺行動さえ起こせば解除されるって線もあるか……」仮定が増えた。
ノア:そんなこんななことを話しつつバスルーム行きます。手当道具がほしい(まがお
GM:はい。バスルームですね。洗面所と浴室があります。
タオルなどはどれも真新しく、何をみても3年以上前のものはなさそうです。
洗面所の戸棚の下を開ければ、救急箱がありましたね
ノア:「……この世界の住人とは言ってたけど、この町に来たの自体は最近っぽいねぇ」ふむ、としている。ひとまずバスルーム内全体に幻視を。
ノア:きょろきょろ。「おー」真新しい感じのってちょっと心躍るよね。
GM:特に新しい情報はなさそうです。
ノア:じゃあ救急箱持ってダイニングに移動しよう……バスルームでそのまま手当てするのも変だしな……。
ノア:ところで[応急手当]持ってないのですが多少の回復はできたりしませんか……しませんか……(震え
GM:物理程度の回復ならよしとしましょう
ノア:わあい。
シド:「・・・だな。どれも真新しいっつーか」
シド:「手当できそうか・」
ノア:「んー、手首だからねぇ……」手ぬぐいを外し、キッチンの水道で軽く血を流してからテーピングで傷口を固定、ガーゼと絆創膏で血が止まる程度の弱さで圧迫したうえで包帯ぐーるぐーる。
ノア:包帯ぐるぐるだけシドさんにお願いしよう。片手だとまきづらい。
ノア:1D3 というわけで回復しましょ。
DiceBot : (1D3) → 2
ノア:ほどほど。
ノア:多少痛むけど血はちゃんと止めれたかな!
GM:よかったよかった
GM:特に他のお部屋みないなら、ジェランが帰ってくるよ
ノア:「よし、っと」ふぅ、と息を吐く。顔色も少し休めばよくなりそう。でも他の部屋もさくっとだけ見に行きたいな。
ノア:あ、帰ってきちゃうかしら。
GM:お。ではどこをみよう
ノア:わーい探索
ノア:まずキッチン見よう。見れるのかな。
シド:ぐるぐるしました
ノア:「ありがとう、シド」へにゃ、っと。
GM:みれるよ! よく整頓されている。けど、冷蔵庫は割と空っぽ、戸棚にあるサプリメントとかが目立つね
ノア:一応幻視でぐるぐる見つつ、サプリメントじーっ。
ノア:「……まさかこれで食事済ましてたりしないよね?」線が細い印象が。
GM:あんまり普段食事とかしないのかも。あらゆる栄養素が揃っている
ノア:「……(˘・ω・˘)」心配。
ノア:「自炊しない派だと信じようかな……」心配の念が浮かびつつ、冷蔵庫の中も見つつ。
ノア:移動するのを兼ねて救急箱をバスルームに戻しに行きます。いそいそ。
ノア:戸棚に幻視しても特に何もないかなー<バスルーム
GM:バスルームには特にめぼしいものは見当たりませんな。
ノア:じゃあ救急箱戻して出ます〜。「あー……この傷だとお風呂入るとき気をつけないとまずいかな……」遠い目。ゆったりお風呂はいりたーい。
GM:さらに移動するなら宣言どうぞ
ノア:で、ゲストルームを見……ようとして間違えてもう片方の部屋を覗いちゃう。ひょこっ。
GM:そこはジェランの書斎のようです。鍵は開いているようだ!
ノア:書斎(うずっ
ノア:「あれ?」ゲストルームと思って開けたらそこは書斎でした。つまり本がイッパーイ?
GM:書斎と言っても個人部屋ね。
GM:ジェランが普段使っているお部屋
ノア:個人部屋かー。
ノア:中にぐるっと幻視します。お部屋の中にぐるー……。ついでに聞き耳。
GM:『No.1』『No.2』『No.3』とそれぞれ書かれた
まっ白な日記帳が三冊、見つかる。
鍵が掛けられているけれど、鍵開けで開きそうね。鍵を壊すこともできるかな
ノア:oh
GM:日記帳の表には、「Gelan」と名がある。ジェランの綴りかな
ノア:気になるけど……日記……日記……。
ノア:(ちらっとノアさんを見る
GM:これ以上探索しないのであればジェランを帰宅させるよん。どうする?
日記はみますかみませんか
ノア:一応確認なのですが……開けた後に施錠し直すことは可能ですか……?(日記
GM:できるよん
ノア:一回鍵開けできたら直すのに判定はいらない感じかな。
GM:OKです
ノア:んじゃ、鍵開けしてみようと思います。さすがに壊そうとはこの人してくれない(中の人との競合の結果
ノア:『No.1』に鍵開けします。
ノア:(シドさん今どこにいるんだろうなーの顔)
GM:ダイスをどうぞ!
ノア:1D100<=30 よいしょっ
DiceBot : (1D100<=30) → 77 → 失敗
ノア:知ってた。
ノア:「………………」そっと目をそらした。
GM:ざんねんだったね……
ノア:いいもん、『No.2』に鍵開けするもん……
GM:んーじゃあ、どれか一つで成功したら全部開いたことにしてあげよう
ノア:ナンダッテ
GM:ダイスどうぞ!
ノア:ではNo.2へ
ノア:1D100<=30 鍵開けぱーと2
DiceBot : (1D100<=30) → 83 → 失敗
ノア:出目あがってるやん
GM:これは……
ノア:めげないしょげない No.3にラストカギアケします……。
GM:ふぁいおつ!
ノア:1D100<=30 泣いちゃダメ(鍵開けぱーと3
DiceBot : (1D100<=30) → 37 → 失敗
GM:あおしい
ノア:orz
GM:残念……あかなかった……
ノア:ノアさんはあきらめた▼
ノア:「さすがに壊すのは……ちょっとねぇ……」
GM:さて、これ以上したいこととかなければジェランが帰ってきますよ
ノア:というわけでおとなしく出る〜。あとゲストルームだっけ。そっちさくっと見て終わろう。
GM:一回も使ったことがないみたい。ベッドだけがおいてありますね
ノア:ごめんなさいこれで最後ですからああああああ(探索症
GM:大丈夫それくらい細かくやった方がいい(たぶん
ノア:一応部屋の中に幻視と聞き耳ぐーるぐーる。
ノア:たぶん。
GM:聞き耳すると街の喧騒が聞こえるかな
ノア:ふむふむ。もしかして窓から町が見えたりとか?
ノア:ちらっ
GM:街並が見えますね。近未来都市、といった感じ。場所は東京っぽいけど、はっきりとは言えない
ノア:「……トーキョーっぽい」懐かしいと感じた。
ノア:一通り見て回った……はず。たぶん。
ノア:では手当したところをいそいそと衣服で隠してダイニングに戻ります。
ノア:あとはまたーりしてます。椅子とかあるならそこに座ってちょっと抜けた血のぶんぼやっとしながら休憩。
ある程度落ち着いたらジェランさんが帰ってくる前に[気配操作]を通常装着状態(気配はあるけど意識とかがごまかされる)にします。
ジェラン:「ただいま……」
GM:ジェランが帰ってきましたね。
ノア:「ん、おかえりぃ」ほえーとしてる。
GM:お弁当を買ってきてくれたみたいです。彼に聞きたいことなどがなければ、このまま一緒にご飯を食べ、各自お風呂に入って就寝となります
ノア:「わーいっ、お腹すいてたんだぁ、ありがとう!」ごはーんっ!
ノア:ご飯食べながら質問タイムできるかしら。
GM:できますよん
ノア:じゃあそんな感じにしようかな……? まったりまったり。
シド:「おかえり」 ごはんごはん
ノア:手を洗いに行って、それから皆でご飯かな?
ノア:(その辺ちゃんとしてるっぽいノアさん)
ノア:自分の分のお弁当もらおう。いそいそ。
ジェラン:もぐもぐもぐもぐ
ノア:「いただきまーす」もきゅもきゅ。
ノア:なんとなくジェランさんを改めて幻視してみたりしようかなって。なんとなく。
ジェラン:金髪碧眼であることが分かりますよ。ちなみに、幻視しない限り緑のおめめに見えます
ノア:ほほー?
ノア:そうなのか。
ノア:ほえーとしつつもぐもぐ。そして質問。
ノア:「そういえばさ、ジェランくんみたいに“視える”人って他にもいるのー?」むぐむぐ。
ジェラン:「うんいるよ。あのね、“ニック”っていう、……あっ」
ジェラン:「えと……あの……忘れて」
ノア:「……えーと……聞いちゃまずかった?」こて、と首をかしげる。
ジェラン:「まずいっていうか、……あの、……まあ、他にも一人だけ、いるよ、……それだけ」
ノア:「んー……まぁ、何かわけがあるならひとまず聞かなかったことにするよぉ。でも、他にも人はいるんだねぇ」ちょっと安心した顔。
ノア:「君の話を聞いてると、周りと違うものが視えるってことだろうから……人がいるなら安心、かなーって」僕の勝手なんだけどさ、と付け加えつつ。
ジェラン:「……うん、そう、……“ニック”のおかげで、……寂しくないんだ」
ジェラン:「ぼくは、あの子の役に立ちたくて、……ぼくと彼の他に、この世界のことを知っているひとなんて誰も、いないから」
ノア:「ん、よかった」ほわ、とした。「そっかぁ……その人とジェランくらいしかああいうの視えてないんだねぇ。あぁ、だからもしかして僕たちが気にかかったの?」小鳥見つつ。
ジェラン:「あ、うん……そう、……この世界のひとじゃなくて、外部からのアクセスかもって」
ノア:「なるほどねぇ。まぁ、たぶん外部からのアクセスであってると思うよぉ。あんまり覚えてないけど、変な機械を使ってここに来たような感覚があるからさ」たぶん。
ジェラン:「ふぅん……こんなこともあるんだなあ……」
ノア:「何の目的で僕らをこの世界に入れたのか知らないけど、断りくらいほしいよぉ」もきゅもきゅ。
ジェラン:「ううん、ごめんね……ぼくにも“彼女”の考えてることは……あっ」
ジェラン:「わ、忘れて」
ノア:「彼女?」きょとん。
ジェラン:「あ、うん、えっと、……『世界』のことを、そう呼んでるだけ……」
ノア:「表象世界のことー?」もきゅもきゅ。
ジェラン:「ううん、じゃなくて、『深奥世界』」
ジェラン:「っていうか、まあ、……『表象世界』でも間違ってないのか……」
ノア:「深奥?」知らない単語が。「表象世界のさらに奥、とか?」ぽえーとしてる。
ジェラン:「深奥世界は、ぼくたちみたいのが活ど、……うっ」
ジェラン:「わ、わす……うう……」
GM:説得振ってもいいですよ(小声
ノア:説得振ります。軽くRPをはさんでからな!
ノア:「……あの、さ。誰にも話さないって約束するから、教えてもらえないかな?」だめー?
ノア:説得!
GM:そのまま振ってもいいよ!
ノア:1D100<=80 説得
DiceBot : (1D100<=80) → 10 → 成功
ノア:本気かな。
GM:>>10<<
GM:じゃあちょっとおまけしよう……
ジェラン:「うう……あの、……君たちは、自殺のことどれくらい知ってる?」
ノア:その出目かぎあけで出してほしかったです(震え
ノア:「自殺? この世界で起きてる“自殺”についてー?」であってるかなって首をかしげる。
ジェラン:「そう、……列車のとか、ビルのとか」
ノア:「んー……そうだな、ビルのに関しては屋上が自殺場所って伝え聞いたくらいだけど……列車のは、なんか様子が変だなって思ったよぉ?」んー?としている。
「まるで何かに操られたみたいに」なんてね、と付け加えつつ。どこまでこたえるのが正解かなーってしてる。
ノア:(そんな自分の傷見せてこれこれーなんてやれるキャラじゃなかった)
ジェラン:「……そう、……そこまで知ってるなら、」
ジェラン:「……もう、話そっか」
ノア:「?」真剣な顔。
ジェラン:「この世界は、サーバーに保存されたプログラムだと、言ったよね」
ノア:こくりとうなずく。
ジェラン:「でも、……この世界は本当に、複雑で緻密で、現実世界と、遜色ないほどでしょう?」
ジェラン:「簡潔に言えば、“サーバーが足りない”んだ。だから、」
ジェラン:「……特定の、人たちの“脳内”に……一部のソースを保管してある」
ジェラン:「彼らのことを、『ヘッドケース』と呼ぶ。大抵の人は、自分が『ヘッドケース』だなんて気付いてもいないんだけどね」
ジェラン:「……リナ・プラスター……今日、ホームで飛び込み自殺した彼女」
ジェラン:「彼女はその脳内に、『ファイアーウォール』のソースの一部を保存している、『ヘッドケース』だった」
ジェラン:「『ヘッドケース』が、データの引き継ぎを行う前に死ぬなんて本来有り得ないんだ、……だって、わかるでしょ? そんなことしたら、大事なデータが破損してしまう」
ジェラン:「だから彼らの自殺の原因として、有り得るのは……ウイルスの混入だけ」
ジェラン:「でも、普通のウイルスじゃダメだ、……『ファイアーウォール』に阻まれる筈」
「それを超えるウイルスを製造できるのは、」
ジェラン:「……『Devil』以外に、いない」
ノア:「……んー……専門用語らしいのがいくつかあったねぇ。質問しても構わないかい?」真剣な目。ちょっとだけノア自身が想定できる最悪のケースが頭をかすめた。
ジェラン:「うん、……いいよ」
ノア:「ヘッドケースと呼ばれる人たちの脳内に……そうだな、いわゆる圧縮ファイルみたいなものが存在する、みたいなとらえ方でいいのかな? サーバーが足りないゆえに、一部のソースを、容量を食わない形にして、ヘッドケースの脳内に収めてある。そんな感じかな」
ジェラン:「大体、あってる」
ノア:「もし間違ってたら教えてね」くす、と笑う。
「で、そのソースはヘッドケースごとにばらばらなのかな? そしてリナ・プラスターはファイアーウォールのソースを所持していた」
ジェラン:「あってるよ」
ノア:「ファイアーウォールというとウイルスを拒む、プログラムとしても一般的なあれかな。……もしかして、この世界のファイアーウォールそのもの? もしくはその一部?」
ジェラン:「うん、普通のPCにあるのと同じだと思ってくれていい、……『世界』に保存された各人物へのウイルス侵入を防ぐものなんだ」
ジェラン:「さすがに、一人のヘッドケースにソースを集中させたりはしないよ。そこまでの容量もないしね」
ノア:「世界……さっき言ってた『深奥世界』のことかな」ふむ。「まぁ、それもそうか」容量には納得。
「で、ヘッドケースが死ぬときは本来、そのソースの引き継ぎが事前に執り行われると」
ジェラン:「そういうこと。でも、今回は……」
ノア:「それが執り行われる前に、ヘッドケースが自殺した」ふむ。
ジェラン:「この数日中の自殺、ぜんぶ、被害者は『ヘッドケース』なんだ」
ジェラン:「この世界にも、他者へのウイルス侵入事件は時々起こる。でも、全くの健康人が、突然自殺するほど強力なウイルスを、ファイアーウォールが防がない筈がない」
ノア:「リナ・プラスターという『ファイアーウォール』のソース所持者が死ぬなんてありえないと」そういうことかい?と。
ジェラン:「『ファイアーウォール』を超えられるウイルスを生成できるのは、……破壊アプリケーションだけだ。つまり、……それが『Devil』」
ノア:「Devil、ねぇ……。それは組織か何かかい?」
ジェラン:「この世界には、プログラムが生成したアプリケーションが二つ存在して、
片方、……『Angel』は世界の統治、及びウイルスやバグの削除を担い、
『Devil』は世界の破壊、及びウイルスの作成・バグの保護を担う。だから、単体だよ」
ジェラン:「アプリケーションは基本『深奥世界』で活動していて、
『表象世界』、あるいは『世界』外の人体そのもの、…君らが現実と言っている方だね。そっちに干渉することはできない」
「でも、……アプリケーション、だから。それぞれを起動する『表象世界』内のデバイス、……スマホ、コンピューター、なんでもいいんだけど、……それらを通じて、『表象世界』に関わることはできるんだ」
ジェラン:「あ、……勘違いしないでほしいんだけど、『Devil』はあくまで、必要な存在なんだよ」
ジェラン:「破壊なくして変化はない。変化なくして進化はない。『Devil』はプログラム内の進化のために破壊を行うアプリケーションで、だから悪者じゃない。便宜上、悪魔なんて名前がついてはいるけど……」
ジェラン:「だから今回のウイルスも、『Devil』がつくった更新のための破壊だと思うんだ、……それが、完全な破壊になる前に、修正するのが『Angel』の仕事」
ノア:「……まぁ、分かりやすい名前ではあるよね。管理もしやすそうだし」うん。Devilの名前についての感想。
ジェラン:「アプリケーションたちは、人体をデバイスとして、『表象世界』に直接現れることもあるんだ」
ジェラン:「今回のヘッドケースたちの自殺は、放っておくと大惨事になりかねない。だから、……どちらのアプリケーションも、もう人体を起動してると思うよ」
ノア:「人体、かぁ……」ひとまず聞いた情報を噛み噛みして飲み込んでる最中です。聞きたいことがいっぱいだぞ……。
GM:さて、そろそろ時間なのでここらで一旦締めましょうか。
GM:質問ロールは次回ということで!
ノア:「(あれ? Angel……Devil……なんか、見覚え……)」んー?
ノア:「(あ)」
GM:それでは今回のセッションはこれにて終了、お疲れさまでした!!
GM:--------
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