Garden


序章_Justice


参加者


GM.佐久間いずみ/レリエリウス=リブラ=ジェオメトリア
PL.成樹 笹/ナキ・ハウラ・カペル
PL.とりどめコモ/デューツィア・フィニス・アルニラム
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名もなきTRPG野郎:クルクルクルクルスチャッ
GM:[ 序章_Justice ] の進行役をつとめさせて頂きます佐久間和泉です。
まずはGARDENの雰囲気を掴んで頂くために頑張りたいと思いますので、お二方よろしくお願いします。
因みに、オマケ程度にGMの新規キャラクターである[ レリエリウス ]も同伴しますので3人進行となります。
それでははじめて参りましょう〜。
ナキ:宜しくお願いします!
デューツィア:よろしくお願いしますー!
GM:【♪ - 旅はここから】
GM:君たちはいつの間にか眠りに落ちていたらしい。
澄んだ空気の中で心地の良い微睡みからそろそろ意識が戻る頃、いい夢は見れただろうか?
レリエリウス:「うーんあと3分いや3時間……」
ナキ:「ふぁぁぁ……うん?朝?」
ナキ:「……朝ご飯のにおいがしない……まだかな」スヤァ
GM:ごろごろと寝返りをうつなら爽やかな青い匂いの草の上、おひさまの光が眩しいけれど気持ちいい。
欠伸を漏らして意識がはっきりしてくると、なんだかおかしな気がしてくる。昨日は何処で眠ったっけ?
どどんとふ:「デューツィア」がログインしました。
デューツィア:「…む、朝か」
むくりと起き上がり着替えを探して枕元であるはずの場所をまさぐっている。
GM:枕元であるはずの場所は草がわさわさしている。すごくわさわさしている。
デューツィア:「…?…?」
自分は昨夜、野営でもしたのかと思うが、そんな記憶はないし、そもそもどこで寝たのか思い出せない。はてこれは。
レリエリウス:「酔い潰れでもしたかな俺……ここ何処よ……」陽の光を鬱陶しそうに睨みつけながら、ようやく身を起こす青年。
ナキ:「朝御飯……まだかなあ……」ゴロゴロ
GM:そう、そもそも何処で寝たのか思い出せないし、それ以前に目を覚ます前自分が何をやっていたのかも思い出せない。
朝ごはんが当たり前に用意されている、そんな保証があったかどうかも思い出せないし、よく考えたらこのままじゃ餓死するかもしれない。
ナキ:「ハッ・・・飢える」
デューツィア:ひとまず立ち上がって周りを確認する。
GM:自分が何者であったのかすら思い出せず、かろうじて思い出せるのは自分の名前と、大体の年齢と、好きなものと……。
よかった、自己紹介くらいは出来そうな情報は覚えている。それに、自分のものと思しき荷袋も置いてあるし、装飾具や武具も持っている。
ナキ:周囲をぼんやり見て知らない人がいるなー……あれ、そもそも自分に知ってる人がいたかどうか、頭をめぐらせてます。
デューツィア:(何やら可笑しなことになっているな)
とは確認しつつも、黙々と自分の荷物を拾って仕舞います。
GM:はい、周囲を確認すると自分以外に人間が居ますね。
察するに皆同じような状況で目覚めた様子で、此処が何処か尋ねても意味はなさそうだ。
自分が知っている人、知っている人……おかしいな、誰も思い出せない。多分この人達のことは知らない。
レリエリウス:「あー……ねえねえお嬢さん方も不可思議ゲンショーに巻き込まれたカンジッスかね」荷袋に当面の衣類があることを確認してから、彼女らに声をかけた。
ナキ:「奇遇ですね、そんな感じっぽいですね、お兄さんとお姉さんもですかー?」
レリエリウス:「自分の名前くらいしか思い出せない状況ッスわ……いやー奇遇だなー」後半は何処か遠い目をしていた。
デューツィア:「……」
瞬き一つせずにゆっくり他の二人を観察して、青年からの問いかけには「どうやらそうらしい」とだけ短く返します。
ナキ:「自分の名前覚えてたら自己紹介くらいはできますよ!」
レリエリウス:「あ、じゃあ自己紹介しとこうか。これもなンかの縁だろうしさ……俺はレリエリウス、長ェーしレリとかで良いよん」
ナキ:「レリエリウスさんですか!はじめまして、ナキ・ハウラ・カペルといいます。ここどこでしょうねほんと」
デューツィア:自己紹介、と聞いてようやくお二方の方に向き直り、礼をする。
「デューツィア・アルニラム。好きに呼んでくれ」
ナキ:「デューツィアさんですか、よろしくおねがいします!」
レリエリウス:「よし、ナキちゃんとー、デューツィア……デューちゃんでイイ?っつーことでヨロシクヨロシク」気軽に握手を求めてくる様子。
ナキ:「あ、どうもどうも、よろしくおねがいしますー」握手に応じます。
ナキ:「ところで何か食べ物もってませんか」腹の音がグルルルルルルル
デューツィア:差し出された手と身のこなしに、いくら観察しても別段怪しい点が見られないのでゆっくりと握手を返す。
「よろしく頼む」
GM:さて君たちが自己紹介を終えて一息ついたかな?といったところで周囲を改めて確認すると、ここはちょっとした広場のようだ。
地面には丈の短い緑色の草が均一に生えており、見渡してみれば周りは森に囲まれているようで、10mも歩けば森の中に入れるだろう。
デューツィア:今何か食べ物持っているのだろうか…?
レリエリウス:「いやごめん特に何も持ってないわ」スゲエ腹の音だなと思いつつ。
デューツィア:「腹が減っているなら、偵察がてら森にでも行って来るか。何か採れるだろう」
GM:食べ物なんかの類はポケットをあさったり荷袋を漁っても残念ながら見当たりません。強いていうならからっぽの水袋を発見しました。
ナキ:「そうですかあああ……」絶望の顔をレリエリウスさんへ向けてます。
ナキ:「ハッ、そうですね!森で何か果物とかイノシシとかあるかもしれませんね!熊も食べれます!!」フンスフンス!!
GM:更に森のほうへ目を凝らしてみるなら、遠くのほうに天へ大きくそびえる大樹をみとめることが出来た。
そこから視線を落としてみると、大樹の方向へと、踏み固められた小さな土の道が続いている様子。
レリエリウス:「待ってイノシシとかクマ食うの?倒すの?倒しちゃうの?マジで?」
デューツィア:(…人間か、獣か。少なくとも生物はいる環境か)
デューツィア:「ああ、猪は良い」
ナキさんへ大いに同意の頷きを返す。
ナキ:「あ、私は倒せないので遭遇したらよろしくおねがいします」
デューツィア:「任せておけ」
レリエリウス:「姐さんパネェ」
ナキ:「頼もしいですねデューツィアさん!!」
ナキ:お肉〜お肉〜〜とルンタッタしながら森へ向かいます。
レリエリウス:「ちょっとまってマジで森行くのマジなの?ねえ一応道あるよねえ」
デューツィア:あ、森の中に大樹への道が続いているのかと思ってたけど違うのかな?
レリエリウス:「せめて獣の気配がないか探るとかさあ、獣道探すくらいしねーと迷うって!やべえって!」
ナキ:私もそう思ってましたが違いますかね?
GM:森の向こうに大樹は見えますが、小さな道を行くか、森の中へ進むかへの選択肢がポップアップしてる状態ですね。
デューツィア:おおなるほど。
ナキ:ありがとうございます!
GM:小さな道は大樹へ続いているみたいです。勿論肉のために森に分け入っても良い。
ナキ:「駄目ですか……」レリエリウスさんを見ながら悲しそうな顔をして森を指差し腹の音をグウウウウウウと鳴らしてます。
デューツィア:「ふむ、それもそうだな」
なかなか用心深いな、と印象を抱きつつレリさんに示された小道に目を向けます。
レリエリウス:「……記憶喪失状態でまずハンティングって言う発想がお兄さんスゲエと思うマジで……」
レリエリウス:「まあ実際飢え死ぬのもゴメンだし、警戒しながら森を進むんだったらイイけどさあ」
デューツィア:「何が出てくるかわからない上、自分一人では無い以上、安全を確保すべきではないか。ナキ」
ここで少し黙り、
「材料が手に入り次第、食事はすぐ作ると約束しよう」
ナキ:「デューツィアさん……!」ときめきました
レリエリウス:「うんまあ熊とかイノシシなら良いけど、これでレイスとか食えない魔物出てきても困るよね」
デューツィア:何故ときめかれたのか不思議に思いつつ、てくてくと大樹への小道に歩を進めます。
ナキ:その後ろについていきます。
レリエリウス:よっしゃあ、と内心めちゃくちゃ安心しつつ同じく大樹への小道へと進みます。
ナキ:食事を作ってくれる人に悪い人はいないとときめきました。
デューツィア:ええ子や!!wwwww
GM:そんなこんなで君たちはお腹をぐうぐう鳴らしながら土の小道を歩いていると、小屋が見える。
よくよく近づいて見てみると、小屋というか、元小屋というか、ようはぼろぼろなのだ。表札と思しき看板を見つけられるが、風化していて読む事は出来ない。
ナキ:「おや、小屋ですね」
GM:ぼろぼろの元小屋はすっかり風化していて、屋根は崩れ落ちオマケにその木材が入り口を塞いでしまっているものだから、中に入れそうもない。
レリエリウス:「ずいぶん長くほっとかれた小屋みたいだねェ」
ナキ:「食べ物は無さそうですね……」
レリエリウス:「せえやな」
デューツィア:(建造物。…人間か、あるいは人間と同等の知恵を持つ生物がいると見ていいな)
デューツィア:GM。小屋の中や周辺に危険がないか聞き耳を行いたいです!
GM:はい、聞き耳を行えば獣の気配も人間の気配もないと確信出来ます。とても静かで、風の音ひとつ聞こえません。
GM:強いていうならナキさんのお腹がぐうと鳴るのが聞こえたかもしれない。
ナキ:グウウウウウウウウウウウウ
デューツィア:(…早く食事を振る舞ってやらねばな)
ナキ:優しい……!!
デューツィア:おなかが減ってる人は放っておけない!!!!
デューツィア:「どうやら危険は無いようだ」
どうする?と後ろの二人を振り返る。
レリエリウス:特に空腹そうではないものの、陽の光にうんざりしているのか顔が蒼い。もともと色が白すぎるだけかもしれないが。
ナキ:「先に行きましょうか」
レリエリウス:「うーんまあ表の入り口はこの通り塞がっちゃってるし、こういう建物は勝手口とかありそうだけど、中にあるのはガラクタぐらいじゃねーかな」
デューツィア:「小屋の中を調べたいところだが、こうも塞がれていてはな…」
と言いつつ、看板の文字がなんとか読めないか【注視】を行いたいですGM!
GM:看板に対しての注視は、さっぱり分からない。
強いて言うなら、この風化は虫食いなどではなく、時間経過によるものではないかな?と感じた。
デューツィア:(……)
看板の解読を諦めて、先に進むというナキさんにこくりと頷き返す。
GM:小屋の隣にはおそらく、たぶん、きっと、昔は畑だったんだろうと思わしき耕地がある。
しかしまあ、今やその耕地に茂っているのは名前も知らないような雑草だけで、長いこと手入れされていないようだ。
レリエリウス:「この先になんかあると良いんだけどねェ〜」
ナキ:「何もないと私が飢えてしまいます」ギュルウルルルルルルルル
デューツィア:その中から食べられそうな物を毒見しつつ引っこ抜きます。
レリエリウス:「既に飢えてるよね?めちゃくちゃ飢えてるよね?」
GM:煮れば苦い草汁くらいにはなるかもしれないが、非常に不味そうな青臭さが鼻につく。
デューツィア:「美味い食事のために、もう少し腹を減らしておくといい」
表情一つ変えずに雑草を咀嚼しつつ、歩き出す。
ナキ:(駄目だったか……)その後についていきます。
レリエリウス:(吐き出さないんだ……)続く小道をぽてぽて歩きます。
GM:さてさて朽ち果てた小屋では何も見つけられなかった一行が諦めずに小道を進んでいると……。
大樹はもうだいぶ近くに見えるようになっていて、もう少し進めばたどり着くことができそうだった。だがしかし。
今はそれどころじゃあなく、目の前に広がる広い土地に色とりどりにたわわに実る果実の甘い香りが鼻腔をくすぐっている。
お腹がすいているなら多分もうそれしか見えない。めちゃくちゃ美味しそうだ。
デューツィア:先んじて、とびつきそうなナキさんをしっかり羽交い絞めする。
デューツィア:「待て」
ナキ:躊躇無くもぎ取ろうと……したらはがいじめされました
レリエリウス:「とりあえず毒がないかどうか調べような」
ナキ:「くっ」
デューツィア:判定は注視かな?匂い嗅いだり。
レリエリウス:(いや腹いっぱい食って死ねたら本望です!とか言い出しそうなキャラしてるけどさこのこ……)
GM:はい、では注視を行ったものとしましょう。
デューツィア:くんくんと、果実を嗅ぐ。
GM:林檎や梨、葡萄などに似た、そうですね、おおよそ想像できる毒のない甘い果実が均一に植えられています。
こういうのあれや、果樹園っていうんや!とピコーンしたかもしれない。
特に食べても害はなさそうで、たんまり食べれば充分お腹を満たすことは出来そうだと思えるね。
GM:さてちょっと不思議だなあと思うことがあるとすれば、虫や鳥の姿がまったく見えない事くらいだろうか。
デューツィア:(……)
デューツィア:啄みもしてない、ということかな?
GM:啄まれている形跡もなければ、虫食いのあとひとつすらない。
デューツィア:「…手入れをしている何者かがいるな」
そう結論づける。ナキさんの拘束は痛くないまでも緩めない。
ナキ:「くっ、はなしてください……今、今目の前に、目の前に食べ物が……」
レリエリウス:「まあパッと見人間見当たンねーし数個くらい失敬してもこんだけ実ってんだからイイんじゃね」
レリエリウス:「ナキちゃんがそろそろ飢えて凶暴化しそうだし」
ナキ:「真の私が解き放たれるかもしれませんね……」
ナキ:「まあそんなもの知りませんけど」
レリエリウス:「せやな俺ら記憶喪失やからな」
ナキ:「でも可能性はあります……ワンチャンあるかもしれません……今私が食べないと私がどうかなってしまうかもしれませんかもしれません」
レリエリウス:「第三形態とかになられたら困るし食わせたげてよデューちゃん……」
デューツィア:「手入れしているモノがいるということは、この果実には所有者がいるということだ。」
「ナキよ、盗人になりたいなら止めはしないが…、この辺りを探索してからでも遅くはないのではないか?」
ゆっくりと羽交い絞めを解いて目を見つめる。
デューツィア:「そうだな、本当に死にそうになればいくらでも食べると良い。始末はともにつけよう」
ナキ:「ばれなきゃ大丈夫です!!もし見つかった時は逃げればいいんです逃げれば」
ナキ:「いざとなったら私を捨てて逃げてください……大丈夫、私も逃げます」
レリエリウス:「農薬のニオイもしねーし、鳥よけも見当たんねーし、完全な有機栽培でここまで虫食いナシの果実が出来るもんかねぇ」一人考えこみながら、樹木のひとつを見て首を傾げている。
デューツィア:「逃げられる自信があるなら、良いだろう」
こくりと頷くが、レリさんの言葉を聞き少々考えた後におもむろに実を一つもいで勢いよく齧る。
レリエリウス:「……デューちゃん逃げ足自信あるんスか」
デューツィア:「いいや。身も守る手段はあるがね」
ごくりと飲み込んで、自身や周囲に異常が無いか観察する。
レリエリウス:「お、おう」
GM:果実は甘くてとても美味しい。齧ると糖度の高い果汁がじゅわわとこぼれるほどに溢れて、瑞々しい。
毒や罠といった気配はなく、身体に異常も見当たらないので、安全な食物といえるだろう。周囲は相変わらず静かだ。
ナキ:デューちゃんに何の変化も見られないのを見てナキも果実もぎ取って齧ります。mgmg
GM:ナキちゃんの身長だとジャンプしないと届かなかったけどもげました。
デューツィア:「…限りなく安全である、と言える、が…」
首を傾げたレリさんを見やる。
ナキ:ジャンプしてブチッとして着地するころには齧ってました。
デューツィア:「限りなく、不審である、とも言える」
レリエリウス:「ああ、いや、管理人がいなくても、鳥や虫がいなきゃ一応は成り立つかもしれねーなって一瞬思っただけだぜ」
レリエリウス:「まあ見たところ雑草も茂ってねーし、そもそも植え方が均一だから作ったヤツは居るんだろーけどさ……」
ナキ:「ああああああああおいしい!!!!!おいしい!!!!このみずみずしさ、蜜がたっぷりつまったようで頬をとろかしそうな甘さ!!生きててよかった!!!!!!!!!」大興奮
レリエリウス:「あっうん満足するまで食いな……」
ナキ:「ほんと……モグモグ……不思議な……モグところですね……モグモグ」
デューツィア:「鳥や虫が存在しないなら、それはそれで重大な発見だ。私たちの知る生態系とこの場のそれがまったく異なる可能性がある」
いずれにせよ、警戒は続けるべきだな。と一人頷いて実をもう4・5個もいで鞄にしまいます。ジャムにする。
レリエリウス:「食うか喋るかどっちかにせーや」
ナキ:「どうしてモグ……こんな所モグに……私たちがいるのモグ……か……ゴクン」
デューツィア:「喉に詰まるぞ」
レリエリウス:「気管支に入ってむせんぞ」
ナキ:「大丈夫でs……ヴォフッ!!!!!!!!!!!!!」むせた
レリエリウス:言わんこっちゃねえという顔をしながら背中トントン。
デューツィア:おなじく力加減に気を付けて、トントン。
ナキ:「ゴホッゴホッ……ありがとうございます」
デューツィア:「水があれば良かったのだがな」
空の水袋を見やりつつ、次は水の確保か…と思案する。
レリエリウス:デューちゃんの呟きを耳にして、周囲に注視。
ナキ:「そうですね、水は大事ですね」
GM:小さな水路が果樹に沿って掘られているのを見つける事ができたようだ。
存在を認知して耳を澄ませばさらさらと小気味のよい水音が聞こえてきて、水路を覗きこむと綺麗な水が流れている。
デューツィア:あたりを見回すレリさんを不思議そうに見上げる。
レリエリウス:「水ならあるっぽい」
レリエリウス:水路を指さして、少し水をすくって透明度を確認し、口にする。
デューツィア:「如何だ?」
GM:まったく害はないようで、硬水か軟水かまではわからないが[おいしいみず]のようだ。
デューツィア:おいしいみず!!!!!!
ナキ:3個目くらいの果物をもぐもぐしながら覗き込む。
レリエリウス:「うん、飲める。野営に慣れてないなら煮沸したほうがいいかもしんねーけど」
ナキ:(二人とも頼りになるなー)mgmgmgmgmg
デューツィア:「そうだな」
ナキさんの方を見やるが、火種になりそうなものはあるのだろうか?
デューツィア:おなか壊したらいけないし!
レリエリウス:「燃やすもんさえあれば俺ジッポ持ってっけど」
レリエリウス:「小屋にもどって小屋だったモン剥ぎとって燃やすか?」
ナキ:「あ、それなら私とってきますよ」
デューツィア:それを聞き、勢いよく腕部の布を引きちぎり細かくはぎ取って、よく乾いているのを確認して
「火種にしろ」と差し出す。
レリエリウス:「ちょっと何してんの何やってン女の子がそんなんしたらアカンて」
ナキ:少し驚きつつも「破ったものは仕方ないですし火種にしましょう」
レリエリウス:「やだデューちゃん肌キレーだねっていうか可愛いよねああうん今のはちょっと狼狽して出た言葉だから気にしないで」
デューツィア:「替えはある。気にするな」
スッと替えを取り出して装着!
レリエリウス:「マジレスすると森林部が多い場所で手足部分の布を破るのは手足に細かい傷作りやすくなって感染症のリスクあがっからやめな」
デューツィア:「詳しいな。医者か?」
レリエリウス:「医者ー……ではねーと思うなあ……多分……」
レリエリウス:自分の身体をまじまじと見る。こんな不健康そうな医者がいたら俺ぜってーかかりたくねえ。
レリエリウス:「ただ野営慣れはしてた、……気がする」
デューツィア:「いずれにせよ、そういった知識があるのは大いに助かる。私には自衛、野営、その他の知識はあるが、医療や治療の知識は無いようだ」
レリエリウス:「とりあえず着替えがあるからっつってその布燃やすのはナシね。後で縫うからさー」
レリエリウス:「つーことで小屋から剥ぎ取りして燃すぞおめーらー」
ナキ:「毎日家を焼こうぜ」
デューツィア:「ああ、ありがとう」
素直に頷いて、破った服を仕舞い込む。緒に木材取りに行こう!
ナキ:5個目くらいの果物をモリモリしながら。
GM:ナキちゃんが6個目の果物を食べ終える頃、小屋から無事に板を剥ぎとって戻ってきた一行。
レリエリウスのジッポライターで火をつけて、野営用の金属鍋で水を煮沸し、それぞれ水嚢に詰めたりした、ということでいいかな。
デューツィア:「食べ過ぎないようにな」
水もしっかり袋に貯めておく。
デューツィア:オッケーです!ひとごこちついたかな?
ナキ:6個目になってた……それで問題ありません!
GM:ひとごこちつきました。
小屋へ向かって板を剥ぎ取りして果樹園に戻ってきて火をつけて水を煮沸してる時間があればそりゃあもう一つくらい食べれますよ。
デューツィア:ちゃっかり自分も実をモグモグ。
GM:ということで改めて周囲を見回す一行ですが、水路を辿って森へ入れそうだな、という事がわかります。
そして相変わらず土の小道は続いていて、おいしいたべものを前にすっかり忘却の彼方だった大樹も目前といった具合。
レリエリウス:果実は食べずに水だけちびちび飲んでます。
デューツィア:腹ごなしに軽く身体を動かしつつ、道の方を見やる。
ナキ:「レリエリウスさんほんとにそれだけでいいんです?もっと食べましょうよ」
レリエリウス:「いやなんかナキちゃんがめっちゃ食ってんの見てたらおなかいっぱいンなったわ」
デューツィア:「食が細いのか?」
ナキ:「私の胃袋がいつレリエリウスさんのおなかに入ったんでしょうね」
レリエリウス:「ていうかここ一体にたちこめる甘いニオイで割りと胸焼けするレベル」
ナキ:「弱い」
デューツィア:「だいぶ弱いな」
レリエリウス:「異論はない」
レリエリウス:荷袋から薬剤を見つけた様子でごそごそと漁っている。幸いにもそれらの判別はつくようで、白湯でそれらを飲むと一息ついた。
レリエリウス:「んじゃ進もーかねー」
ナキ:「そうですね」
デューツィア:フム、とその様子を観察しつつ少し考えて
「食事を作ることができれば、貴殿にも食事を取ってもらおう」
デューツィア:てくてく進むよ!
レリエリウス:「……なるべくヘルシーなのでよろしく」この子イイお嫁さんになるわ、という文字が顔に書いてある。
デューツィア:「精進食の類になるが、よろしいか」
顔に書いてある文字は身長的に見えなかった。
レリエリウス:「普段なんかこう、スープだけで生きてきた気がするからモーマンタイ」
GM:さて土の小道を逸れることなく歩き進んできた一行は大樹の前にたどり着く事が出来た。
予想はしていたものの、それを越えるほどに大きく、遥か天空にまでそびえる大樹は圧倒的だ。
ナキ:「はぁー、でかいですねー」
デューツィア:周囲に危険が無いか聞き耳したいですGM!
GM:大樹の周囲は幾らか開けており、地面には黄金色の瑞々しい葉が幾重にもかさなって、まるでじゅうたんのようだ。
心なしかふかふかしていて、横になると気持ちよさそうである。そして大樹の根本には大きなうろを見つけることができた。
内部には巨大な風穴が広がっており、何処かへ通じているようでもある。
GM:聞き耳をたててみると、大樹の外はあいも変わらず静かなのだが……。
大樹の風穴の方からだろうか、人の声が聴こえてきて、わいわいと何事か楽しそうに歓談しているようだった。
そして漂ってくるのは美味しそうな……美味しそうな料理の香りだぞこれは胡椒とかにんにくが効いていそうなヤツ!!
デューツィア:先んじてナキさんを羽交い絞めする。
デューツィア:「待て」
ナキ:「美味しそうな匂い・・・!!!ハッ」気づいたら羽交い絞めされてました。
レリエリウス:(もはやイヌの躾だよなこれ)
デューツィア:「人間を気配を感じているが、貴殿等はどうだ?」
レリエリウス:「ああうんばっちり人の声するなァ」
レリエリウス:「あと焼きたてのパンのニオイと、おそらくはにんにくで香りづけした野菜炒めとじゃがいものスープのニオイ」
ナキ:「進むしかないじゃないですか」
ナキ:「何を躊躇う事があるんです?」
ナキ:「そこに料理があるんですよ!!!!!!!!!!」
レリエリウス:「いや向こうの人間が友好的とは限らんちゅーか」
レリエリウス:「そもそもオークとかそういう感じのサムシングだったら戦闘じゃねーか」
レリエリウス:「そこに料理があれば ころしてでも うばいとる! の心意気っつうならとめねーけど」
デューツィア:「興味深くはある…が、警戒するに越したことは無い。慎重に行こう」
レリさんに深く頷きつつ、羽交い絞めのままナキさんをひょいと俵担ぎにして風穴の方へ歩き出す。
ナキ:「ああああ」暴れて落とされたら痛いから担がれるまま声だけ垂れ流してます。
GM:さて大樹の中に足を踏み入れれば……
内部には住居のような建造物、入り口上部には大きな看板がぶらさげられており、そこには掠れた一文が記されている。
――「大樹の星」
きみたちの使う言葉は違うかもしれないが、皆その文字を認識し理解することが出来る。たいじゅのほし、と読むようだった。
やがてきみたちが入ってきたのに気づいた人々が、警戒とは裏腹に人間の姿形と友好的な態度を以って出迎えてくれる。
食事時なのか、仲の良い者たちでそれぞれグループを作って食事を取る人間を多くみてとれる。
ざっと数えて40人くらいはいるのではないだろうか。きみたちは予感するだろう。
きっと彼らも君たちと同じ「大事な記憶をなくしたひとびと」で、彼らと暫くのあいだ生活を共にするのだろう、と……。
デューツィア:「……」
ゆっくりと、衝撃が無いようにナキさんを降ろし、周囲の人間と会話、雰囲気を注意深く観察している。
ナキ:「あ、デューツィアさんありがとうございます。ハッ、食事!!」食事をしている方の席に駆け寄ります。
レリエリウス:「うわひとちょーいっぱいいるな……」意外だ、という顔で頬をぽりぽりとかきながら、人々へ挨拶へと向かった。
GM:【♪ - 風のこえ、時のうた】
GM:[ 序章_Justice ]お疲れ様でございました。
デューツィア:わーーーお疲れ様でした!!
ナキ:おつかれさまでしたー!!
デューツィア:この世界とても平和なのかな???
GM:40人以上の善陣営の人々がいる場所に無事に到着しました。
これからはここで寝食し、たまに現れる不思議なダンジョン(異世界)に飛んでいっては記憶を取り戻すために奮闘します。
ナキ:このあとナキは料理を頂くも自分の胃袋のキャパシティーが記憶にないので盛大に吐いて倒れときます。(
デューツィア:介抱します。
レリエリウス:このあとレリエリウスはニオイにやられて速攻ベッドを貸して貰って胸焼けで死んだ。
ナキ:ありがとうございます、ぐたっ……
ナキ:>>二人死んだ<<
デューツィア:レリさんにも水と食べられる薄味の軽食持っていこうね…
デューツィア:とりあえず心身の保証ができる場所と人間がいて良かった、と思っている。
GM:わあ病院食だ嬉しいな。
と、言う事でですね、このシナリオで所持している物品が参加PCが自分の世界から持ち込んだ唯一の持ち物となります。
皆野営セットは持っているだろうのと、レリエリウスの場合はジッポライターに煙草、それからトランプとソーイングセットを持っているね。
GM:野営セットに入ってないんじゃないかな?と思うものを持っていたい!という場合はここで申告しておいてね。
ナキ:小指に指輪がはまっていて、ペンダントを持ってた……っていうのはいいでしょうか!
GM:主催さんに申告してある物品なら大丈夫でしょう。
デューツィア:ウーン。武器類以外なら、衣服一式の替えと、武器の手入れ道具と、エプロン。
ナキ:ありがとうございます!
GM:では、クリア報酬を配布したいと思います。
ナキ:わーパチパチパチ
デューツィア:ぱちぱちぱちぱち
GM:シナリオをクリアすると報酬としてステータスを上昇させるポイントをもらえたり
汎用スキルを装着するのに必要なポイントをもらえたり、記憶を取り戻せたり
そこから記憶スキルを使えるようになったり、固有スキルを強化できたり……
デューツィア:おお〜
GM:今回はステータスを上昇させるポイントを5ポイントもらえるよ。
どのステータスに振っても構わないし、分割して複数のステータスに振り分けても構いません。
ナキ:おおー、ありがとうございます!
レリエリウス:俺の場合だと魔適正に5ポイント全フリ安定だわな。
デューツィア:やったーうれしい!
デューツィア:魔耐…かな(真顔)
デューツィア:このステータス修正はBBSなりで報告すればよろしいのかしら?
ナキ:魔適に3、魔耐に2くらいかなあ
GM:持ち込んだ物品や、シナリオで得た報酬なんかはBBSで報告しましょう。
尚、一人ひとりがスレを立てると見づらいので、GMが親スレッドを立てるのでそこにレスして行く形です。
ナキ:はあい、わかりました!
GM:今親スレッドを作っちゃうから待っててね。
デューツィア:はーーい
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