Garden


水晶の瞳


参加者


GM.ひよにし屋
PL.篠崎/グリム
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GM:それでは「水晶の瞳」を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
グリム:よろしくお願いします!
GM:【水晶の瞳】
GM:……微睡みの中、意識は甘い薔薇の香りに揺れて……
GM:あなたは、何処か見覚えのあるモノクロームの雑踏を掻き分けて歩いています。
目的地はあなた自身にも分かりはせず、何故自分がここにいるのかも、判然としません。
持っているのは、貴方が忘れたはずの薄ぼんやりとした記憶。
鮮明ではないにしろ、今は貴方の中にある……。
GM:RPどうぞ。
グリム:ため息をひとつ零してから群衆をかき分けどこか知れずとも一歩踏み出します。
何故だか頭は鮮明に働いている。糸がピンと張り詰められている感覚。
GM:聞き覚えのある言語ながら、他愛のない会話が耳を掠めて、
人混みの中を歩く貴方の目に入ったのは……
胸に一輪の白薔薇を挿した人物でした。
フードを被った、彼とも彼女ともつかぬその人物は貴方を手招きます。
GM:その人物を貴方が認識すると、ふっと色の無い雑踏からさあっと音が失せます。
静止した世界で、女とも男とも判別し難い声が、ひどくこの空間に響き渡るようでした。
GM:「……こころを覗いてみませんか」
「ここは貴方の心のなかに築かれた迷宮です。……覗き込めばおのずと道は見えましょう」
「あなたの無意識へ、触れるたびに出ましょう」
「占い、そう……そう捉えてくださって結構ですから」
グリム:「…拒否権なんか初めから無いくせによく言うよね」ふ、と笑って応じます。
GM:笑みを浮かべ、占い師はタロットを混ぜていきます。
GM:「1から22までの数字で、好きなものを選んでください」
グリム:「11」
GM:一枚のタロットカードを取り出して真ん中に置くと、それを囲うように六枚のタロットカードを配置しました。
GM:占い師は一枚ずつ、あなたに結果を教えていきます。
GM:1.【隠者】逆位置
あなたの過去を表しています。
何か、悲観的になるような出来事があったのではないでしょうか。
結果、あなたは閉鎖的に物事を行う、
或いは思うようになってしまったのではないでしょうか。
グリム:「はは、実はそうなんだよ」頬杖をついて、今めくったカードをトントンと叩きます。
「逆に言ってしまえば開放的に物事を思う人なんて存在しえない気もするけどね」目を伏せてヘラヘラと笑いかけますね。
GM:「私もそう思いますよ」
GM:2.【月】正位置
あなたの現在を表しています。
夜闇の中で静寂を纏う月のように、
明るく、しかし真意の読めない存在として、欺瞞的に生きてはいませんか。
安定しているようで、その内はどうなっているのでしょう。
グリム:「あはっ、君がそれ言っちゃうの」次にめくられたカードを見て目を細めます。
「ふーん、」と言ったきり、特にアクションは起こしません。
GM:3.【皇帝】正位置
あなたの未来を表しています。
責任を伴う状況に立たされる時が来るのかもしれません。
安定はあなたの味方になってくれます。
道を踏み外さなければ、達成、成就を得ることができるでしょう。
GM:3.【皇帝】正位置
あなたの未来を表しています。
責任を伴う状況に立たされる時が来るのかもしれません。
安定はあなたの味方になってくれます。
道を踏み外さなければ、達成、成就を得ることができるでしょう。
グリム:「…まっぴらごめんだな。皇帝ってのはどこの歴史書を見ても哀れとしか思えないよ、何かの象徴って息苦しいだけ。君もそう思うだろ?」
明日の予定が断られたような些細な出来事、何でもない声色で語ります。
GM:「そうですね」 同じく、何てことのないように。
GM:4.【世界】正位置
あなたに対策を示すカードです。
既に分かっていることかもしれませんが、
完全さ、統合を握れば、世界を意のままにすることもできるでしょう。
けれど、時に、あなた自身が他者を理解することも必要となります。
グリム:「意のままにできるって、それほど退屈なことはないだろうけどね」
GM:5.【悪魔】正位置
あなたの周囲の状況を表しています。
縛られる、あるいは制限されるような場所にいたりしませんか。
そこで、元より堕落的に過ごしてはいませんか。
裏切り、破天荒……あまり良くない要素が集っているかもしれませんね。
グリム:「どっかで読んだけどね。魔界も魔界なりの道徳や規律に基づいて行動しているって、現実よりまともかもしれない」
「…ま、残念ながらフィクションはフィクションでしかないんだけどさ」
GM:「現実とは、残酷なものです」
GM:占い師は淡々とした動きで次のカードを捲る。
GM:6.【塔】逆位置
このカードはあなた自身を表しています。
あなたは何か、突然のアクシデントか不幸によって、
大きな変動を体験したのではありませんか。
それは、あなたが望んで得たものではなかったのかもしれません。
グリム:へらへらと津語彙のいい笑顔を浮かべながら、むしろ望むものだけを得られた人間って居ないだろと一瞥しています。
占いなんてのは金持ちの道楽だもんな、しょうがないか。
GM:占い師は最後の一枚、貴方が最初に選んだカードを捲りました。
GM:7.【審判】正位置
このカードは、あなたの迷宮の最終結果です。
あなたには、復活、覚醒、解放が待ち受けています。
今は縛られているかもしれませんが、それもいずれは終わるでしょう。
このカードは変化も示しており、
あなたの単調的な人生に、何かしらの変化も訪れるのでしょう。
グリム:「占いなんてのは信用していないけど、そうだとしたら楽しみだなぁ」椅子に寄りかかりオーバーにアクションします
内心変化なんてのは求めていないので複雑でしょう。
GM:「……」
「良ければ一枚、記念に頂いてください」
「あなたに幸あらんことを」
グリム:「ああ、構わないよ」適当に一枚抜きますね
グリム:「The Hanged Man、吊るし人ね」ピラピラと絵を見せます
GM:ふ、と占い師は笑い、
GM:目深に被ったフードをはらりと落とす。
GM:赤い髪の下で、白い色があなたを射抜く。
GM:「鈍くなっているくせに、退屈なことを」
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【停止】
GM:あなたはいつものように、ベッドの上で目を覚ます。
GM:何も覚えていない……いや、「退屈」だと感じた過去が蘇っている。
GM:その手の中には、薔薇のタロットカードが一枚あった。
グリム:酷く退屈な夢を見た気がする、何だったろうか、タロットカードを見つめてから目を閉じる。ああ、もう朝が来た。望んでいないのにな。
GM:日常は残酷に、いつもの時を迎える。
GM:「水晶の瞳」シナリオクリアです、おめでとうございます!
グリム:お疲れさん!
GM:お疲れ
GM:報酬は
グリム:何かな
GM:・スキルポイント50pt
・自身の「退屈」に関する記憶
GM:*このアイテムは他者への貸出・譲渡はできない。
[ROSE:White Symphony]
消耗品。7回のみ使用可能。
タロットのようなカード。
美しい長髪の女性と白薔薇の園が描かれている。

セッション開始時に宣言する事。
自身が水晶の瞳の中で引いたカード7枚からchoiceダイスを振る。
選ばれたカードの効果をシナリオ中1回だけ使用する事が出来る。
GM:以上!
グリム:WAO
グリム:カードをドローが出来るってわけか
グリム:俺も今日からデュエリストだ!!!
GM:俺のターン!!!!!!!!
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