Garden


しーくれっと


参加者


GM.ひよにし屋
PL.ソヨゴ/蔵未 孝一
PL.ひぃらり/東堂 紫音
--------------------

蔵未:1d10 着け羽による敏捷アップ
蔵未:1d10
DiceBot : (1D10) → 8
紫音:1d3 白薔薇のイヤーカフ使用回数
DiceBot : (1D3) → 1
蔵未:敏捷11になりました
>>徒歩じゃない<<
紫音:1d3 夜空の傘使用回数
DiceBot : (1D3) → 2
蔵未:1d3 白のイヤーカフによる耐久魔耐アップ
DiceBot : (1D3) → 1
蔵未:蔵未は紫音たんに感情スキル「愛情」を装備
紫音:蔵未さんに対して「保護」を装着。 「応急手当_物理」を選択。
紫音:嘘です。愛情向けます。
蔵未:>>ごめん<<
紫音:>>いいのよ<<
蔵未:では固有スキル「白雪姫の息子」発動します。
蔵未:1d10 HPアップ
DiceBot : (1D10) → 2
蔵未:HP33になりました。
蔵未:1d5 愛情,紫音たんの耐久アップ
DiceBot : (1D5) → 4
紫音:1d5 愛情_蔵未さんの魔耐アップ
DiceBot : (1D5) → 2
紫音:ちょっと恥ずかしかったのかもしれない
蔵未:反抗期だから
紫音:せやな
GM:それでは「しーくれっと」セッションをはじめさせていただきます。よろしくお願いします!
蔵未:よろしくお願いします!!
紫音:よろしくお願いいたします!
GM:【secret】
GM:目を覚ますと、貴方は一人で廊下に寝ていた。
真っ直ぐ先へ伸びる、無機質な長い廊下。
眠っていたからか、意識はあまりはっきりとしていない。
GM:ふと、思うだろう。
自身は自身の世界で、現実で、『あんなこと』をしていたのに、
どうして突然ここに移動したのだろう、と。
GM:思い出そうとすると、森の香りを感じた気がした。
GM:――元の世界での記憶を『全て』思い出した代わりに、
箱庭の記憶は『全て』忘れてしまっている。
蔵未:「……なんだ、……どういうことだ?」辺りをとりあえず注視。
蔵未:「確か科学科が実験をしくって、……それで、……んん、」
飛ばされる直前の記憶で止まっている。そのあとなにがあったんだ?
GM:蔵未さん→「注視」
全てが赤に染まっている。果てに扉が一つあるぐらいだ。
紫音:「……………」
眉をしかめて立ち上がる。ひとまずは、周囲に幻視を。
GM:紫音さん→「注視」
全てが紫に染まっている。果てに扉が一つあるぐらいだ。
蔵未:「気味悪ぃな」銃に手をかけながら、その扉へ。聞き耳して警戒をしつつ、あけようかな
GM:閉まっている▼
紫音:壁に触ってみて特に異変とかないのであれば、注意深く警戒しながら扉へ。扉を開けよう。
GM:やはり こちらも 閉まっている▼
GM:聞き耳→何も聞こえませんね。防音でしょうか。
紫音:こんこんと扉をノックしてみる。
GM:壁に異変はなさそうだ。
ノックの音だけが静かに響いた。
蔵未:「よく考えりゃ、人家か? ここ」でも他に行く宛てねえしなあ……
GM:さて、二人は記憶を、ふとした時に思い出すだろう。
じっくり、少しずつ、頭の中に蘇るだろう。

以後、思い出すタイミングや内容は探索者に委ねます。
まずは、『箱庭の森』に関することを思い出して見てください。
蔵未:「ん―誰か、話せる相手はいねえのか、」
……と、呟いたその時。自分が妙な塔の屋上で、記憶を失い目を覚ました時のことを思い出す。
望遠鏡と、……機械と、……そうだあそこでは扉と喋れたっけ。
蔵未:「……俺なにしてんの?」素朴な疑問
紫音:鬱蒼と茂った森を思い出すかな、誰かと何回もその場所を歩いたような…
「…………」
それ以上は思い出せずに不機嫌なまま、心はひどく荒れたまま。
自分がどうしてこんなところにいるのか。疑問は尽きない。
GM:疑問に思っていると、後ろに気配がして、探索者は振り返るだろう。
GM:貴方の大切な相手が、こちらを見ている。
自身の世界で、現実で、大切だと思った相手が、そこにいる。
匂いも、感触も、そのままだ。
蔵未:「!」咄嗟に銃を構えて向ける。が、……
蔵未:choice[マリア,沢霧]
DiceBot : (CHOICE[マリア,沢霧]) → 沢霧
蔵未:「……んだよ、……お前かよ」姿を認めて銃をしまった。
GM:各自、大切な相手の容姿描写をお願いします。
紫音:「…っ」
武器を構えて振り向く。
振り向いて、息を止めた。
「…………………何で」
赤い髪、翠の眼、20代後半ほどの男。
その人は、あの時と変わらない姿のまま自分を困った顔で見つめている。
「…何でいるの、椿」
だって、貴方は、僕の目の前で死んだでしょう。
何で"生きて"いるの。
GM -> 紫音:その相手は、探索者に伝えてくるだろう。
全員が建物から出るには、誰でも良いから一人殺さないといけないらしい。
そして、扉の向こうに、自分と貴方に敵意を向けてくる相手がいるらしい、と。
詳しい事は大切な相手にも分からないようだ。
紫音:「ちょ、ちょっと、待ってよ…、何が、何だか」 困惑を隠せない様子。
蔵未:シルクの様に柔らかで、艶やかな、白銀の髪。北方の森の奥、泉に映る葉叢の色に似た、深緑の瞳。
長い睫毛の目立つその美貌は、見慣れた筈の今でも時折背筋が凍る。
だが戦友は相も変わらず美しさに見合わぬ軽薄さで、調子良く笑っている。
GM -> 蔵未:その相手は、探索者に伝えてくるだろう。
全員が建物から出るには、誰でも良いから一人殺さないといけないらしい。
そして、扉の向こうに、自分と貴方に敵意を向けてくる相手がいるらしい、と。
詳しい事は大切な相手にも分からないようだ。
GM:扉の開く、音がした。
蔵未:「……」再び銃を構えて、扉の向こうへ。
紫音:きっと椿に手を引かれるがまま扉を潜る。
変わらないままのテンションに引きづられるままに。
蔵未:「(そういや、なんで俺軍服着てないんだ?)」
GM:それでは、全員扉を潜ったでしょう。
蔵未:「(……ま、いいか、……そういう任務なんだろ)」
GM:無機質的な、水の流れを感じる。
人工的な、風の音が聞こえる。
静かにそびえ立つ木々や、模倣的な草花に囲まれ、
白い煉瓦道が奥へと続いている。
GM:恐らく室内庭園だろう。
白い部屋に、造られた美しさが広がっている。
煉瓦道は中央に続いており、大きな白い鳥籠が備え付けられていた。
GM:入口と道は人数分しかない。
探索者は、別の入口に誰かいると認識するだろう。
どんな人物かは、近づかなければ分からない。
GM -> 蔵未:いる、と 沢霧が警戒する。
蔵未:ひとまず注視。聞き耳も立てよう
GM -> 紫音:いる、と椿が警戒する。
GM:「注視」→それなりに広い室内庭園だ。窓がない為、空は見えない。
壁の所々に絵が飾られている。
紫音:茫然自失。周囲に何も気が回らない。
誰かがその顔を見れば、まるで今にも泣きそうなようにも見えるだろう。
GM:「聞き耳」→作られたような、水や風の音がする。
蔵未:無言のまま彼の言葉を確認し、銃を構える手は下ろさない。
壁に飾られた絵を見てみよう。
GM:「注視」→絵
印刷したように見える、油絵だ。
蔵未:「……これ、本物か」
GM -> 蔵未:星見の塔の絵を発見するだろう。
GM -> 紫音:椿は大丈夫かと、紫音に問いかけてくる。
蔵未:その瞬間、頭によぎる映像、声。
……俺はあの塔で、集団生活してたのか、……誰か、俺を、……慕ってくれていた人が……
蔵未:「……」混乱はなるべく表に出さずに、鳥籠も注視してみよう
紫音:「大丈夫じゃないよ、大丈夫じゃない、…何で、何で」
何事かをぶつぶつと呟きながらもその手を離せない。
なぜだろう、彼の顔を見ることがたまらなく怖い。
GM:鳥籠→
大きな白い鳥籠だ。中に机や椅子があるように見える。
庭園の中央にあり、各道に繋がっている。
蔵未:「やっぱ、……空き家ってワケじゃなさそうだな」
鳥籠は開きますか?
GM:開きますね!
蔵未:お。では開いて中を調べてみよう。
GM -> 紫音:紫音を誘うように、椿は鳥籠へ向かう。
GM:鳥籠の中には白い机と、2人分の椅子が設置されている。
机には、何か物も置いてあるようだ。
蔵未:まず机を注視、何があるのか確認します。依然銃は手放さず。
紫音:誘われるがままに鳥籠へ近づこう。
目の前の人物が本当に”椿”なのか、疑いを持つ。
蒼色の眼は曇り、次第に澱んでいく。
GM:「注視」→机
紙とペン、メニュー表、黒いベルが置いてある。
それぞれ人数分用意されており、紙はメモのようになっている。
GM -> 蔵未:【Menu】
Cake ビターチョコレート・バター・イチゴのショート
Drink ストレートティー・ミルクティー・コーヒー・メロンソーダ
蔵未:「……カフェか何かやってんのか? ここ」
GM -> 蔵未:沢霧は不思議そうに首をかしげている。
蔵未:沢霧にも見るように促すかな。
蔵未:「ベル鳴らしゃ飛んでくんのかね」
蔵未:試しに黒いベル鳴らしてみるか
GM:と。
GM:椿が鳥籠の扉を開き、
GM:探索者達は対面しただろう。
蔵未:対面した瞬間、銃を向けて「動くな」とだけ言います。
紫音:銃にだけ反応しよう。
それを持っているであろう"人"にまで注意が向かない。
恐怖の元のそれに体が強張り、椿の後ろで動けなくなる。
蔵未さんからは紫音が言われた通りにしているように見えるだろう。
蔵未:空いた片手はナイフへ伸びる。……なんだ? 片方ガキじゃねえか
蔵未:「……お前ら、誰だ。ここにいる理由はなんだ」
先ほど沢霧が聞いた話自体怪しく感じているので、まずは様子見。
GM:椿の方は困ったように紫音を気にしている。
紫音:「…………………」
固まったまま動くことができない。
少しでも動けば、また、あの時のように、撃たれて、今度は、今度こそ、自分が、
蔵未:「……黙り込んでたら分かんねえだろ……今はお前らが、本当に俺達と敵対してるのか確認したいだけだ」
ちなみに、黒いベル鳴らしてもとくに何も起こりませんでしたか?
紫音:小さく震えているその様は無力な子供そのものでしょう。
目にはあからさまな恐怖と戸惑い、疑念と混乱が見え隠れしている。
GM:黒いベルですね。
メイド:「呼びましたか」
メイド:鳥籠の外に、メイドが立っている。
蔵未:「誰かさんの趣味悪ぃ遊びかもしんねえからな。……そうビビんなよ」
“敵意を持っている相手”にはとても見えないので少し当惑している。
蔵未:「ああ、……え? あ、このベルか」拍子抜けしたように。
依然二人を警戒しつつもメイドに尋ねる。
蔵未:「あなたは、この屋敷の?……何がどうなってるんだ、説明してくれ。いきなりここで目が覚めた、連れてきたのはあなたの主人か何かか?」
メイド:「ここは『彼』が作った憩いの場で、私、私が、管理を任されています。貴方達が連れてこられたのは、そういう運命だからでしょう」
蔵未:「『彼』?……名前は」
メイド:「それは申し上げられません」
蔵未:「……屋敷から出るためには、誰か一人、殺せ、と言われている」
蔵未:「それはアンタでもいーんだよな?」
メイド:「誰でも構いません。目に映る存在の、誰でも」
蔵未:「……俺が殺さなくてもいいんだな?」
メイド:「勿論です」
蔵未:「……沢霧、頼んだ」
紫音:「、あ、まって、待ってよ」
「何が、どうなって、るの。待ってよ」
紫音:「ちゃんと、教えてよ、分からないままに、しないで」
蔵未:「は? どーしたガキ」
蔵未:「どうでもいいだろこっから出れたら、俺はガキ殺す趣味はねえし、その親殺す趣味もねえよ」
「ここへ連れてきた『彼』とやらにそのまま責任取らせるんならこいつ殺すのが一番楽だろ」
蔵未:沢霧の反応教えてもらっていいですか?
紫音:「……………、貴方は、”生きてる”、の?」
分からない、と何度も呟いている。
紫音:「どうでもいいわけないでしょ!!」
GM:沢霧は静かに首を振る。何故だろう、実行できないみたいだ。
蔵未:「……」訝しむ。こいつが俺の知ってる沢霧なら、人を殺すのに一秒の躊躇もない筈だ
蔵未:「……ちょっと、待て、……お前、誰だ」
蔵未:今度は沢霧に銃を向けよう。全員をすぐに撃てる位置まで下がる。
紫音:「死んだ、死んだのに。椿は、死んだ、だから、ここに立てるはずが、そんなわけがない。
でも、生きてる、あったかい、生きてるよ。
誰、なの、ねえ、この椿は誰なの、分からない」
蔵未:「気味悪ぃ、どうなってんだ? お前沢霧じゃねーだろ」
「あいつが人撃つのに躊躇なんかするかよ。言った瞬間に撃って当然だ、何だ、どうなってる?」
GM:沢霧は銃へ意識を向ける。何かを言いたいけれど、言えないかのよう。
GM:椿は少し悲しそうに紫音へ手を伸ばそうとする。
紫音:「…僕は、死んだの?だから、居るの?ねえ、椿、ねえ、教えてよ。ここはどこなの」
椿の手を強く握り、揺らして答えを問う。
だが、やはり顔は見れない。
蔵未:最初から違和感は、あるにはあった。沢霧が“記憶の中の”ままだというのが、まずおかしい。
アイツは常に俺の記憶を上回って美しい筈だ。性格に記憶できた試しなんかないんだからな
蔵未:>正確に
GM -> 紫音:死んだのは自分だけだと、悲しそうに呟く声が聞こえただろう。
蔵未:「……オイ、そこのガキ」紫音たんに声をかけよう。
「……お前の隣にいるヤツは、本物か? もし俺と境遇が同じなら、……二人して嵌められてんのかもしんねーぞ」
紫音:「………………………」
「…………」
「……」
…ようやく、顔を上げ、椿の顔を見上げる。
そこには記憶の中のまま変わらないその人。
"悲しそう"に自分を見ていた。
"悲しそう"に自分を見ていた。
"悲しそう"に自分を見ていた。
「……………………………………誰、お前」
彼の手を、離す。
メイド:「勿論」「貴方、貴方が、大切な方を殺しても構いません」
メイド:「どうしますか」
紫音:「違う」
蔵未:「……ああ、やっぱり違う」
紫音:「こいつ、椿じゃない」
「椿は、そんな顔で僕を見ない、見るはずがない」
だって、貴方は最期まで、笑って死んだ。
「”偽物”、だ」
蔵未:「こいつは沢霧じゃない」
数mmの人情も持たない男。うずたかく積もったプライドの上に自己を隠して生きている男。
アイツが、“俺以外の”誰かを殺すのに躊躇う筈はない。
アイツが、“俺以外の”誰かに従う筈もない。
「“偽物”だ」
紫音:「”死人は蘇らない”」
蔵未:「“お前は、俺しか、見てない”」
紫音:明確な憎しみをもって、目の前の"椿"を殺害します。
蔵未:銃口を沢霧に向け、引き金を引く。
誰だか知らんが、悪ぃな、あばよ。
紫音:糸を伸ばし、偽物を引き裂く。
この糸は、貴方と繋がる為のものなんかじゃない。
GM:攻撃を受け、椿と沢霧は――その「幻影」は、姿を消した。
GM:【帰宅】
メイド:「おめでとうございます、見事殺害を実行しました。
貴方達を『星見の塔 』へお帰しします」
蔵未:「……はあ、どうも、……ところで、」もう箱庭での記憶取り戻したかな。?
「あそこのメニュー表にあったケーキは食えんのか?」
メイド:「勿論です」
記憶はまだのようだ。
蔵未:「……おいガキ」紫音たんに呼びかける。
「ケーキ出してもらって帰るか? よく分かんねえけど、行き先は一緒らしい」
蔵未:子供はケーキ好きだろうというド安直な考え
紫音:「………」
メイドと蔵未さんにそのまま殺意を向けようかな。
「…お前達が、僕をこんな眼にあわせたの」
「お前達は、誰。何」
蔵未:「……ちょっと待てよ、今の見ただろ」
「俺は巻き込まれた側だっつの、……とはいえ、」再び銃に手を伸ばしつつ。
「それは、俺も気になってるとこだな」
メイド:「……ええ」
紫音:「……どこに、帰れっていうの。もう、帰る場所なんか、ないのに」
メイド:「私、私は、メイドですよ?」首を傾げ。
紫音:「そんなので誤魔化せると思っているなら、随分と頭の悪い使用人だね」
蔵未:自分にとっての沢霧が彼女にとってのあの赤髪なら、彼女のショックは大きいものだろう、といくらか慮っている様子。
帰る場所のことは思い出しているから納得はしているものの、紫音たんのことはまだ思い出してない。
蔵未:「……まあ、俺はあーいうのは平気な方だが……戦友をこの手で殺すのが気分いいかと言われりゃノーだ」
「不愉快なゲームしておいて、何の説明もなしで逃げんのか?」
メイド:「……」
露莉:「露莉、露莉や、このゲームの正体を知って、どうするんですか?」
露莉:「貴方達はそれで満足するのでしょうか」
蔵未:「多少はスッキリするだろうな。どうするかは知ってから考えることだ」
紫音:「このままじゃ気が済まない」
蔵未:「俺はぶっちゃけどうでもいいけど殺すってんならノる」
露莉:「そうですね。言ってしまえば、『彼』が滑稽な光景を望んでいるからでしょうか」
露莉:「滑稽で、面白い、悲劇を」
紫音:「…『彼』?」
紫音:「……滑稽?面白い?」
紫音:「…………ふざけるなよ」
蔵未:黙って聞いてる。クソガキの暇つぶしかあ、って顔
露莉:「ええ、とても素敵な光景でしたよ?」
露莉:「お気に召したでしょうか」
蔵未:「……そういやガキ、お前名前なんてーの?」
「俺は蔵未。冷蔵庫の蔵に未来の未で、蔵未」
紫音:「………聞いて何になるの、墓石に名前でも刻んでくれるの?…っは、最高だね」
「…………………、…」
「…東堂紫音、紫に、音で、紫音」
蔵未:「シオン?……紫、音、……あれ、」
「…………、あ」
蔵未:塔での日々が蘇る。小さく、細い、頼りない体躯に、たくさんのものを背負って立つ子。
甘えたがりで、気丈で、寂しがり屋で、強がりで、愛おしく頼もしい、“家族”のような。
……俺は、誰に銃を向けていた?
……いや、“向けさせられて”いた?
蔵未:顔つきが変わる。表情には出ないけれど、瞳を覗けば恐らく怒りがある。
目を合わせている筈の、紫音たんには分かるかもしれない。
少なくとも、先ほどまでの「どうでもいい」といった態度からは明らかに急変しただろう。
紫音:「……………あ、っ」
聞き覚えがない名前に、。いや、"覚え"がある。
見知らぬ世界の事。
それだけじゃない、遊園地のような場所でも、小さなバーでも、
自分は彼に会っていたじゃないか。
大事な、僕はこの人が幸せでいられればと、そう願った“家族”のような。
紫音:眼から彼に対する澱みと殺意が消え、一瞬の呆け、そのあとみるみる"不味った"という表情に変わっていく。
自分は一体何を言ってしまった?この人に?
蔵未:「……ああ、そうだな、……『ふざけるなよ』」
やがて露莉ちゃんに目を向けよう。
露莉:「ふざけてなどいませんよ」
紫音:「……………あの、あ、蔵未さん…………ごめ、ん」
蔵未:「中二病の人間観察気取りか? おう、好きにしろ、ご立派な趣味ですこと、あぐらかいて人見下ろして、神様にでもなった気分で、『滑稽で面白い悲劇』? はは、まあ素敵! なんて楽しそう!……だがな」
「俺は俺で好きにさせてもらうよ。なんにせよお前はこのゲームの仕掛人には違いないんだろ」
蔵未:紫音たんに対しては何も言わずに頭を撫でた。お前が悪いんじゃないよ、と。
紫音:「………」 ちょっと泣きそうな顔で頭を預ける。
露莉:「ええ、露莉、露莉が、今回のゲームの仕掛け人です」
「……やめるなら今の内ですよ?」
紫音:「………」
思考は多少冷静に戻る。
その口ぶりに、まだ何かあるのか、と勘ぐってしまうだろう。
露莉:気付いたらしく、続ける。
「露莉、露莉を殺さなくても、貴方達は帰れますから」
紫音:「もうそういう問題じゃないんだよ」 絶対殺してやる
蔵未:「……」ここはこいつのフィールドだしな、って顔。
「……ははあ、一丁前に牽制か。そうだな? どうやらあんたはこの世界の主らしいからな、分が悪い」
「……だが、……もう少しここで遊んでから帰ったっていいだろ?」
露莉:「あまり露莉は、戦闘に乗り気ではありません」
露莉:「ええ、望むのなら」
蔵未:「どーも。まあ君にだって損は無いだろ、せっかく君が綺麗に作った箱庭なんだしな?」
蔵未:GM、天啓使っていいですか!
紫音:私も天啓したい!
蔵未:露莉ちゃんを殺す、あるいはこの世界を壊す方法があるなら手がかり欲しい
紫音:ほjぃい
GM:どうぞ!
蔵未:1d100<=50 殺意
DiceBot : (1D100<=50) → 15 → 成功
蔵未:殺意強い
紫音:1d100<=50 殺意
DiceBot : (1D100<=50) → 19 → 成功
紫音:殺意高い
GM:>>殺意の圧倒的勝利<<
蔵未:ファンブラー二人が成功……さついつよ……
紫音:シカタナイネ
殺意の神:(聞こえ……ますか……貴方達の脳内に直接話しかけています……)
蔵未:「(!?)」
紫音:くっそwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
蔵未:「(聞こえます!!!!!!!!!!)」
紫音:「(!?!?)」
殺意の神:(此処を探索しても破壊はできない……彼女を許すな……彼女はぶっちゃけあまり強くない……)
紫音:ぶっちゃけやがった
蔵未:「物理行使ですね」
紫音:「安心した」
蔵未:「Yes,sir!!!!!!!!!!!!!」
蔵未:「殺るぞ!!!!!!!!!!!!!」
殺意の神:【黒の魔女】
紫音:「Yes,mam!!!!!!!!!!!!!」
露莉:「……望むのならば」
露莉:ふう、とため息を一つ。
「お相手いたしましょう」
露莉:紫音ちゃん→蔵未さん→露莉の順で戦闘が行われます。
露莉:1ターンめ。紫音ちゃんからどうぞ!
紫音:容赦なく気圧低下撃ちます。
紫音:1d50 魔適
DiceBot : (1D50) → 45
蔵未:>>殺意強い<<
露莉:シークレットダイス
露莉:はい
紫音:>>嬲り殺しをお求めのようだ<<
露莉:露莉の圧倒的敗北です。
紫音:んんんんんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
紫音:「蔵未さん、あとは任せた」
「嬲り殺しコースで」
紫音:手番終了!
露莉:露莉は気絶しました。
GM:蔵未さんのターン!
蔵未:「よし、任せとけ」
蔵未:【3分クッキング】
GM:くそwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
紫音:もうだめだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
蔵未:固有スキル「鬼神」発動します、加えて記憶スキル「毒林檎の呪い」も発動
蔵未:2d2 連続攻撃回数
DiceBot : (2D2) → 4[2,2] → 4
紫音:くっそwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GM:安定の殺意の高さ!!!!!!!!!!!!!!
蔵未:1d5 露莉ちゃんから蔵未へのダメージボーナス(一応
DiceBot : (1D5) → 5
蔵未:攻撃_武器にて初恋の使用を宣言、銃術併用、追撃プラスで全弾露莉ちゃんへ!!
GM:どうぞ!(良い笑顔)
蔵未:1d25+25+4+1d6 一発目
DiceBot : (1D25+25+4+1D6) → 4[4]+25+4+3[3] → 36
蔵未:1d25+25+4+1d6 二発目
DiceBot : (1D25+25+4+1D6) → 25[25]+25+4+3[3] → 57
蔵未:1d25+25+4+1d6 三発目
DiceBot : (1D25+25+4+1D6) → 2[2]+25+4+3[3] → 34
蔵未:1d25+25+4+1d6 四発目
DiceBot : (1D25+25+4+1D6) → 14[14]+25+4+6[6] → 49
蔵未:1d25+25+4+1d6 五発目
DiceBot : (1D25+25+4+1D6) → 14[14]+25+4+4[4] → 47
紫音:ジャッジメント使用。4発目と5発目の1d25を最大値に。
GM:245のダメージです
蔵未:「よし逝け」
紫音:「ざまあみろ」
GM:避ける術、無し!!!!!!!!!!!
GM:肉片とすら呼べるか怪しい状況になりました。
GM:【Apricot】
GM:ふと、探索者達は気付くだろう。
壁に飾ってある拠点の絵が、淡い光をまとっていることを。
紫音:肉片踏んでよう。ぐちゃぐちゃ。
GM:>>遠慮ない<<
蔵未:「はーーースッキリした」ほくほく
紫音:「えいえい」 踏み踏み
蔵未:「おいおい、服汚れるぞ?」
紫音:「はぁい」
蔵未:「ってか絵が光ってんな」今気付いた
「帰れそうな感じする」
紫音:何か『彼』への手がかりとか落としてないかな。
一応幻視しとこ。
くっそメイド服剥ぎ取ってからやればよかった。
蔵未:黒いベル鳴らして遊んでいよう。お菓子食べさせてやればよかったなー
GM:幻視すると、どこかの劇場の絵に、魔女と青年の影が描かれていることに気付きました。
GM:ベルはただ音が鳴るばかり。
紫音:あ、幻視>肉片ですすみませぬ
GM:www
GM:肉片?ぐちゃぐちゃです。
紫音:メイド服は
GM:ぐちゃぐちゃです。
紫音:チッ
GM:アンズの花のピアスは落ちてるかもね。
蔵未:おお
紫音:どこかにメイド服が入ってそうなクローゼットありますか?
GM:残念ながらないです。
蔵未:杏の花のピアス拾っとこうか
紫音:そのピアスしかもって帰れるものないじゃん…
ついでにメニュー表と黒いベルもってもう帰ろうぜ…
GM:……と。
紫音:お
蔵未:紫音たんにあげよう
黒いベルは持っとこう
蔵未:お
GM:肉片から退き、ピアス拾ったタイミングで、肉片は燃えて灰の山になる。
GM:ベルですか
紫音:お
蔵未:ベルとメニュー表
蔵未:お
GM:*魔女のハンドベル
振ると「ソ」の音が鳴る、黒いリボンを結んだハンドベル。
セッション中に鳴らすと、一度だけ自身の魔適値が2d3増える。
また、詠唱を1d3ターン省略することができる。
紫音:なにそれかわいい
蔵未:おおおおおおおおお持つべき人俺じゃねえええええええええええ
紫音:wwwwwwwwwww
蔵未:うれしいけどおおおおおおおおおおおおお
GM:メニュー?
【Menu】
Cake ビターチョコレート・バター・イチゴのショート
Drink ストレートティー・ミルクティー・コーヒー・メロンソーダ
って書いてあるだけのメニュー。
紫音:灰はもって帰れますか?がさごそ。
GM:何かに入れたら持って帰れそうだ。
紫音:袋なんかないよぉ…ちくしょう…
GM:紫音さんが灰をがさごそしていると、杖が出てきた。
紫音:杖…あのメイドの武器かな…
持って帰ります…
紫音:>>使わせてない<<
蔵未:>>死体漁るとアイテムが出る<<
GM:せやな
GM:*リヴァイアさんの杖
固定値+4 火属性
柄に碧い蛇が彫られた、シンプルな杖。
火属性の魔法スキルを使用する際、詠唱ターンを1d3ターン省略できる。
また、水属性の魔法ダメージを受けた場合、1d10減少できる。
紫音:なにこれほしい
紫音:灰は…
紫音:灰かぶり的な何か…
紫音:袋がない…
蔵未:ピアスはただのピアスなのかな(どちらにせよ紫音たんにあげる
紫音:ピアスわぁい
蔵未:服のポケットに入れて持って帰れませんか(灰
GM:紙折って箱でも作ってしまえばどうだろう
GM:ポケットでもイイヨ
紫音:灰だらけになっちゃうよぉ
紫音:それだ
蔵未:なるほろ メニュー折って袋を二つ
紫音:メモ用紙の紙折って記念に持って帰ろう
蔵未:戦利品じゃあ
GM:ピアスはただのピアスだね。どっかの誰かがちょっとひいきしてくれるかもしrウッアタマガ
紫音:戦利品じゃあ
蔵未:ktkr
紫音:ウッ
蔵未:「ふう……あらかた取れそうなもんは取ったか……? あとは勝手に帰らせてくれんだろ、あそこ座って待ってようぜ」
紫音:「ん」 すわろすわろ
蔵未:鳥籠の中の椅子に座る
紫音:座る
GM:椅子は二人分あった。
GM:……。
GM:何も起こらない▼
紫音:デスヨネー
蔵未:>>椅子だった<<
GM:絵は光り続けている。
紫音:次第に飽きてさっきの光る拠点の絵の方いってみよう。
蔵未:じゃあついてこう
紫音:帰れと言われている気がする。
蔵未:そうだね(そうだね)
GM:探索者達が絵に近付き、触れてみると、その視界は白に染まった。
GM:………
GM:……
GM:…
GM:森だ。白い空の下、果てのない森が広がっている。
優しい風が吹き、足元を撫でていく。
GM:探索者達は直感的に理解するだろう。
相手と別れ、一人で森を歩かなければいけないことを。
けれど、また後で会えるだろうということも。
GM:箱庭に来る前の記憶が消え、来てからの記憶が蘇る。
今はその境目にいて、両方の記憶が存在していたりなかったりするだろう。
GM:挟間は探索者達を待ってくれている。
蔵未:「うぐ、」記憶の揺れに目眩を覚える。けれど、……また会えるなら。
「んじゃ、……また、あとでな。紫音」
蔵未:歩き出しながら聞き耳してみよう
紫音:「…うん、また、後でね。蔵未さん」
別れて歩き出す。こっちも聞き耳してみよう。
GM:二人分の足音と、心地良い風の音が聞こえる。
GM:歩いていると、風が二人を包みこんだ。
GM:………
GM:……
GM:…
GM:箱庭での記憶しかない日常が戻ってくる。
後日、探索者達は顔を合わせ、共に時を過ごしただろう。
蔵未:「これ……なんなのかなあ」黒いベルちりちり鳴らして首を傾げる。
……なんか、最近沢霧とどっかで会ったような……気が、しなくもないけど。多分夢だな。
紫音:それが"いつも通り"ならば、特筆するようなこともない。
ただ少しの幸せを感じて、また頭を彼に預ける事だろう。
GM:お帰りなさい。
GM:【stop】
GM:「しーくれっと」シナリオクリアです!おめでとうございます!
紫音:お疲れ様でしたああああああああああああああああああああああああああああ
紫音:楽しかった!!!!!!!!!
GM:いえええええええええええいいいいいいいいお疲れ様です
蔵未:たのしかったああああああああああああああああああああああ
蔵未:おつかれさまでした(ほくほく
紫音:同士討ちならなくてよかった……本当によかった……
GM:エンディングの説明じゃ
GM:<エンディング:Apricot>
GM:正体に気付いた上で、メイドを倒す。
どんなことにも意味がある。
陰謀を打ち破り、見事勝利した真実のエンド。
紫音:おっ
蔵未:いえええい
GM:報酬は
GM:エンドA/自身の『当たり前だった事』に関する記憶
蔵未:ふおおおおおおお
紫音:んっっっっ
GM:あとこれ
GM:参加報酬 *白のハンドベル
振ると「ラ」の音が鳴るハンドベル。
セッション中に鳴らすと、一度だけ自身か同行者一人の魔耐値を1d3増やせる。
紫音:可愛いかよ
蔵未:軍人業完璧に思い出せるな
ハンドベルやったー! ちりんちりん
紫音:ちりんちりん
紫音:黒と白のハンドベルを両手に持ってかき鳴らす蔵未さんやばいかわいい
蔵未:「安売りでーーーーーーーーーす!!!!!!!!!!!」ちりんちりんちりん
GM:杖と魔女ベルは希少報酬です。持ってけ泥棒!
GM:くそwwwwwwwwwwwwwwww
紫音:マジかYO
紫音:えっベルもwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
蔵未:黒ベルさん希少なのか
GM:誰も持っていかないと思っていたのにふいた
紫音:どうしましょ
蔵未:希少って一セッションに一個だけやんな……どうしよう……
紫音:だって可愛いじゃん黒いベル…普通にフレーバーアイテムだと思った…
蔵未:アーニーで来たときに回収してっていいならそうする()
紫音:wwwwwww
紫音:杖の方が回数制限ないから便利そうな気はする
GM:イイヨ
蔵未:ヤッタ!!! じゃあ今度アーニーで来て残ってたら持って帰るぅ
蔵未:ちりんちりん!!!!!
蔵未:アーニーと一緒に来てくれる人探さねば
紫音:あんなとこに稀少置いてあるならもっと探索すれば何か見つかりそうだよな…
まだ稀少数あるのかしら
紫音:因みに灰は何かありますか
蔵未:遺灰
紫音:遺灰
GM:まったくもって考えてなかったから、効果付けるべきか悩んでいる
紫音:んっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
紫音:無理にwwwwwwwwwwwwwwwつけんでもwwwwwwwwwwwwwwwwっうぃいよwwwwwwwwwwwww
蔵未:甲子園の土的なノリで持ち帰ったからね!!!!!!!
紫音:目晦ましくらいには使えるだろ。
紫音:それな>甲子園の土
GM:*魔女の遺灰(消耗品)
使った相手に1d3ターン「暗闇」の効果を与える。
蔵未:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
紫音:何それ強いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
蔵未:効果wwwwwwwwwwwwwwついたwwwwwwwwwwwwwwwwwww
紫音:くっそwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
紫音:相手は「回避」等反応可能って追記しとけばあとは使えるな(確信
GM:了解です(シナリオページ開きながら)
紫音:んんんwwwwwwwwwww
紫音:ではではお疲れっした!ヾ(´ω`*ヾ)
蔵未:おつかれさまでしたー!! うひょひょひょひょ
GM:BBS立てたら報告お願いします!各自解散!
GM:お疲れ様でした〜
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