Garden


Idler Tailor


参加者


GM.たなか
PL.ひよにし屋/睦人
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GM:それでは、チャプターシナリオ『Idler Tailor』を始めます。
よろしくお願いいたします!
睦人:よろしくお願いします!
GM:さて、睦人ちゃんは今、拠点近くの森を歩いています。
朝日が草葉にきらきらと降って、清々しいですね。
睦人:たまにはこういう日も良い。
一人で緑に囲まれながら考え事をすると心地よい。
睦人:1d100=2 からくり箱
DiceBot : (1D100=2) → 47 → 失敗
睦人:(首を振る)
GM:(首を横に振る
GM:からくり箱とにらめっこしつつ歩いている最中、ふと、
地面に何かきらきらと、光を反射するものが落ちていることに気付きます。
睦人:「……?」何だろう、拾ってみよう。
GM:それは、鏡でできた小さな小さな鍵でした。
そして、睦人ちゃんがそれを拾い上げた瞬間、地面がぱくり、口を開けました。
睦人:「え」
GM:あなたは穴の中へ真っ逆さまに落ちていきます。ひゅーるるる〜〜〜
睦人:アーーー
GM:あーーー
GM:穴は深く深く、長く長く、落ちていってもあなたはちっとも穴の底へは辿り着けない。
GM:もしかして、果てがないのだろうか?
なんて疑問を抱きかけた頃、穴の底から突然、ぶわっと、無数の白い薔薇の花弁が舞い、貴方の身体を包み込みます。
GM:空へと高く登っていく無数の花弁を眺めながら、あなたはやがて、眠りに落ちました。
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【ようこそアリス】
GM:あなたは紅茶の馨しい香りでふと、目を覚まします。
???:「やあ、…いらっしゃい、お客さん。…遠いところから…よく来たね」
睦人:「……」ゆっくりと起き上がる、誰だろう。声の主を注視します。
GM:貴方に話しかけてきたのは、ここの主人なのでしょう。
……随分と美しいひとだ、と思うかもしれません。
何せ彼の顔は整いすぎて、“全く記憶に残らない”のですから。
……貴方は彼が胸に差している白い薔薇の形しか覚えることは出来ないでしょう。
GM:SANチェックはないです。
睦人:「初めまして」何だ、この人。
???:「ふふ、初めまして、……僕が君を……呼んだんだ。
僕は君に……服を作ってあげようと……思って。
対価は……支払ってもらうけど、お金では、ないから、……安心して」
GM:青年は妙にゆったりとした、穏やかな口調でそう告げました。
睦人:「無一文の身としてはありがたいけれど、後から恐ろしい対価を請求してくるのなら遠慮するよ」
詐欺には会いたくない。
GM:詐欺くそwww
GM:睦人ちゃんがそう口にしたとき、ふと、あなたは気がつきます。
......失われていた筈の記憶が、全て蘇っているではありませんか。
???:「ふふ、……最後に、話すよ。怖いものじゃないし、
……どうしても、いやだったらね。最後に……断っても、いいんだ」
睦人:「……」
睦人:「……はあ」物好きか、裏でもあるんだろうか。
???:「僕の店は……オーダーメイドなんだ。君が……欲しい服を、作ってあげるよ。さあ、……どんな、服がいい?」
GM:青年はそう言うと、分厚いカタログを持って部屋の隅にある丸テーブルへあなたを誘います。
睦人:警戒はしているけども、大人しく座ろう。
???:「じゃあ、……まずは、型を決めよう」
GM:青年は睦人ちゃんの様子を気に止めるでもなく、
カタログをぱらぱらとめくり、ジャケットやベストの型などを指し示しながら、何を作ってほしいか尋ねてきました。
???:「ああ、あと、好きなものを、聞いてもいいかな......?
服の、……モチーフに……なるようなもの。何でも……いいよ。それから、……色も」
睦人:「型……」ふむ、とそれを目で追いながら考える。
「好きなもの、モチーフと色……」順番に答えよう。
睦人:「一先ず、動きやすい方が良い。これでも、動き回る方なんだ。
それから学生服がいい。ブレザー以外の……セーラーか学ラン、ちょっと古めかしいものでも」
でも、スカートが好きだな。
「好きなものやモチーフは……」羊羹は流石に、そういう話をしていないと思うから。(冷静)
「夕方の時間や、読書が好きだ。マフラーも好き。シンプルでもオシャレなのが好きだよ。
色は、赤紫やラベンダー、そして白。でも、紫系の服を着るのは嫌だな」目立ちそう。
???:「そう、分かった。学生服……夕方、……赤紫、ラベンダー……白……
……じゃあ、僕は服を……仕立ててくるよ。出来上がったら……呼ぶから。少し、……のんびり、していて。紅茶も、……好きに、淹れていいからね」
GM:言うと青年はカタログを閉じ、奥の扉へ引っ込んでいきました。
睦人:周囲を幻視してみようかな。
GM:周囲へ幻視。
GM:奥の扉の近くに、暗めの青に塗られた木製の棚があるのが分かります。
棚は三段に分かれていて、上と下には戸がついています。
真ん中の段に幾つか茶葉の缶が並べられていますね。
睦人:上の棚を開けてみよう
GM:▼鍵が かかっている
GM:良く見たら、先ほど森で手に入れた小さな鏡の鍵が使えそうだとういうことに気付くでしょう。
睦人:「……」プライバシーを侵害するかもしれないから止めておこう。
下の段は開けられそう?
GM:下の段も鍵かかってるの。同じ鍵で開けられそうではありますが
睦人:どっちもプライバシーだ(察し)
GM:きみの手元に鍵があるということは
GM:そういうことだ(目をそらしながら
睦人:( ˘ω˘ )
GM:( ˘ω˘ )
睦人:上から開けます。
睦人:戻ってこなさそうだったら。
GM:開けたーーーーーッ!!
GM:大丈夫そうですね。そして上の棚には何も入っていませんでした。
睦人:何で鍵かけてたんだろ……という顔をしながら鍵をかけ直しました。
下も開けます!
GM:かけなおしました。
そして下の扉。あけてみると、中には、封が切られた封筒が数枚入っています。
赤い封筒と白い封筒だ。
GM:不思議と「開けるならどれか一つにしよう」とためらってしまうでしょう。
睦人:椅子に座り直して、持って行った白い封筒を開けます。
どうせ怒られるなら開き直ってしまおう。
GM:白い封筒。中には白い便箋が入っていますね。黒い文字で、こんなことが書かれていました。

私がいなければ、怖いと言う。
私がいなければ、楽しくないと言う。
私がいなければ、何も分からないと言う。

暗くても私はそこに居るし、
勿論明るくても私はそこに居る。

無くても私は居るけれど、
それは本当に有ると言えるのだろうか。
私は私を見ることなんてしないから、分からないわ。

あなたのそのまんまるいものがなければ
私は見えないのかもしれないし、
無くても私は見えるのかもしれない。
まぁ、人それぞれよね。

ぎょ…き…ね…きゃく…かん…
私、仲良しな友達、多いのよ。
頭だけ教えてあげるわ。

さて、私って何だか、分かった?
睦人:思っていたのと違ったけれど……そうだな、友達とやらは漢字の一文字目なのかな。
睦人:「魚雷、嫌い、狙い、きゃくらい……違うな」
睦人:「漁港、気候、ねこう……全部同じ字だと思うことが間違いかな」
睦人:「光だとは思うのだけれど」ぎょ、きゃく、が絞りやすい漢字で……
睦人:ね……ね……
GM:【ようこそアリス】
???:「やあ。遅くなったね」
GM:やがて店主が、仕立てた服を持って現れました。
GM:【醒める残映の文学少女セット】

反照の装い:
夕暮れのような赤紫に染まるセーラー襟のワンピース。
襟には白いラインが2本添えられている。
添えられた淡い紫色のリボンがグラデーションするように、
白いワンピースへ影を落とす。
少し褪せたような素材感と色合いが、どこか古めかしい雰囲気を出している。
シンプルながらこだわられたデザインのようで、
これが意外と動きやすい。

夕さりつ方のかげぼうし:
白いニーハイソックスと臙脂色のシューズのセット。
取り外しできるセーラー襟がついており、
足首を覆えばブーティのようにも見えるだろう。
ヒールはさして高くない。

九重の天へ向かうは、誰そ彼:
眩しさすら覚えるほどに白い、ポンチョ型のコート。
ボタン合わせの部分が折り返されており、そこから黄昏の空が覗くだろう。
裏地に黄昏を携えているのだ。
このコートを着ていると、自然、白い衣装にほんのりと赤が差す。

「ある日の暮方の事である」:
淡い紫から赤紫へとグラデーションする、薄手のショール。
首に巻いてマフラーのように使うことができるだろう。
よくよく見てみると、薄く白い枠組みが、
まるで原稿用紙のように浮き出ており、また、
そこに「羅生門」の一説が美しい文字で書かれているのが読み取れる。

残映:
コートを留めておくための、金色のチェーン。
2連になっている。
睦人:「……あ」熱中していた。
睦人:「……」
睦人:「可愛い……」
どどんとふ:「GM」がログインしました。
???:「どうかな、……気に入ってもらえた?」
睦人:「うん、とても。素敵だ」
睦人:あんなに疎ましく思っていたのも忘れてしまうほどに。
???:「ふふ、よかった、……さて。……対価を支払ってもらうと、言ったね」
???:「僕が欲しいのは、……君の、……“記憶”だ」
???:「何でもいい、どれか一つ。嫌だったら、……断ってもいいよ」
GM:代償として支払う記憶は、この企画の中で思い出すことは出来ません。
未だ思い出していないものでも、既に思い出したものでも構いません。
後者の場合、記憶スキルと関係のあるものであれば、該当スキルは使用できなくなります。
また、その記憶が大切なものであればあるほど、衣装の持つ効果は強力になります。
睦人:「記憶……」
「……」
それなら、手放し難いものを。
けれど、私が持っていては駄目だと思うようなものを。
「……、お母さん、の、……が」
「……『母からの愛』」
それは、兄の人生を辿ってみて、初めて知ったものだった。
ううん、母の姿すら、本来は知り得ないものだったのに。
母は優しくしてくれた。
母は温かく笑ってくれた。
こんな、本来なら手放した私に、
本来なら、もう、死んじゃって会えなかった人が、
……私を愛してくれた。

けれど、これは欲張りが過ぎるから。
???:「……いいの? とても、大切なものなんじゃ、……ない?」
睦人:「いい。本当なら私は捨てられていたんだ、……十分だ」
優しかった思い出を、手放そう。
睦人:「これも」白い封筒を差し出す。「答えは"光"、……ではないとしても、私はそう思えたよ」
???:「分かった。じゃあ、『それ』を貰うよ、……ふふ、うれしいなあ……僕も、“生まれていたなら”、……」
「……その封筒、……見たんだね、ふふ。……光、……そう、光、……封筒の問題は……僕の、作ったものでは……ないんだ。だから、……あの子に僕から、聞いておくよ」
睦人:「……、君は」
睦人:「……ううん、大事にして」良い記憶だよ、そう言って笑った。
???:「大切なものを……有り難う。気を付けておかえり、……さよう、なら」
GM:店主は貴方に衣装を渡すと、
胸元に挿していた薔薇を引き抜き、ふっと、息を吹きかけました。
GM:途端、白薔薇の甘い香りが強く貴方を包み込み、
来た時と同じように、貴方は眠りに落ちます。
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:……やがて、夢が覚めると。
貴方は見知らぬ衣装に身を包み、拠点近くの森の中に、倒れていました。
何かひどく大切なものを、失ったような、……奇妙な喪失感に、どこか心を揺らしながら。
GM:シナリオクリアです!!お疲れ様でしたああああああああああああああああああああ
睦人:お疲れ様でした!!!!!!!!!!!!!
GM:▼PL報酬
「探索者専用の衣装」
GM:です!!!!!!!!!!
睦人:Fooooooooooooooooooooooooooooooooooo
GM:お衣装!!!考えるの!!!!楽しかった!!!!です!!!!!!!!!!(顔を覆う
GM:泣いてない!!!!!!!!!!!!!!!
睦人:ハッハ(肩ぽん)
GM:では自由解散だよ!!!!!ありがとうございました!!!!!!!(´;ω;`)
睦人:ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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